まとめ買い内訳と紹介

 みなさんは月に何回くらい本屋に行きますか? 僕は最近一月に数回程度しか本屋に寄らなくなりました。昔は毎日のように入り浸ってたんですけどねえ。本屋への興味が薄れたというより、ネットやゲームそのほか部屋で時間をつぶせるものが増えすぎたのが原因かな。でもネット通販は捜しても見つからないときくらいしか利用しません。手に取らないと、ほら、オーラがさ?
 
 しかしたまにしか寄らないと行っても、ネットに繋がってる限り欲しいモノは無尽蔵にストックされていくわけで……必然的に本屋行ったら毎回のようにまとめ買いに。迷うことなくかごに入れるものの数が多すぎます! これじゃ手にとってオーラ感じてる暇なんてないよ!
 
 今日は簡単な作品紹介もかねて、今年に入って何回目かあんまり数えたくないまとめ買いの内訳を晒します。まあなんというか、お前ホントに影響されやすいよなーと笑って下さい。


 まずは漫画から。

Landreaall(10)

Landreaall 10 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

Landreaall 10 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

 説明不要、いいから読め! って言いたいんだけど、まだまだそれを言えるほどには知名度高くないみたいですね。本格ファンタジーで世界観めちゃ緻密っすよ! 出てくるキャラみんなかっこかわいくて、軽く何十人もキャラいるのに脇役までバンバン掘り下げてきますよ! 伏線の張られ方も半端じゃないっすよ! こんな完璧超人みたいな人がなんでまだ売れてないんだ。

おおきく振りかぶって(8)

おおきく振りかぶって(8) (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって(8) (アフタヌーンKC)

 いやー、今回の巻はおいしかったですねえ。熱い熱い。アニメの出来が思いの外いいので、おお振りをまだ知らない人は試しにアニメを視聴してみてはいかが?

ネギま!(18)

魔法先生ネギま!(18) (講談社コミックス)

魔法先生ネギま!(18) (講談社コミックス)

 「ネギま!」はまとめ読み向きのような気がします。どうも1巻ぶんだけ読むと連載読んでるのと同じ感覚で読んでしまう。それでも面白いんだけど、話の広がりを意識しながら一気に10巻くらいまとめ読みしたときの快感はとんでもねーです。気になるところがあったら何巻か遡って確認したりしながら、時間かけて詳細に読み込むんですよ。僕は1〜14巻まではまとめ買いした*1んですが、あのときのまとめ読みの強烈な快感が忘れられません。

ユーベルブラッド(5)

Ubel Blatt 5 (ヤングガンガンコミックス)

Ubel Blatt 5 (ヤングガンガンコミックス)

 こういう暗ーいファンタジーっていいですねえ。でもどう間違ってもウケそうにないんだけど、連載大丈夫なんでしょうか?

喰霊(4)

喰霊 4 (角川コミックス・エース 160-4)

喰霊 4 (角川コミックス・エース 160-4)

 うんうん、相変わらずのB級退魔アクションっぷりがたいへんよろしい。現代風な部分と昔ながらの退魔モノの部分がうまいこと融合している感じ。舞台が海だと、船上での戦いなのに女性陣はなんの説明も無く水着*2! でも言い訳はしない! というあたり男らしくて素晴らしい。

フリクリ(上)(講談社BOX)

フリクリ (上) (講談社BOX)

フリクリ (上) (講談社BOX)

 これ、前から読んでみたいと思ってたんですよね。丁度良かった。

破壊魔定光 全12巻

破壊魔定光 第12巻 (ヤングジャンプコミックス)

破壊魔定光 第12巻 (ヤングジャンプコミックス)

 さて、今回の目玉の大人買いが来ましたよ。全12巻まとめ買いしてやった! してやったよ! いやー、僕この漫画大好きなんですよね。↑の喰霊と同じで、どうしようも無くB級の匂いが漂うんだけど、それがたまらなく好き。SFにもアクションにもラブコメにも萌えにも寄り切らない中途半端さが大好き。というかこの人ちょっと感覚おかしいよね。いきなり想像を斜め上に飛び越えるような展開をはじめるから油断ができない。完結したら絶対まとめ買いしてやろうと思ってたんだけど、ようやく実現できましたよ。


 
 お次は小説、こっちは12巻まとめ買いみたいな暴挙をしてないから少ないよ。てか積ん読が溜まりまくってるんだよ! うがー!! 「人類は衰退しました」は四件回っても見つからなかったよ……ロミオファン自重しろ。

Dクラッカーズ 富士見ファンタジア版(1〜2)

Dクラッカーズ〈1〉接触‐touch (富士見ファンタジア文庫)

Dクラッカーズ〈1〉接触‐touch (富士見ファンタジア文庫)

 これはどっちかというとネットでの評判が高い作品なので、知ってる人も多いんじゃないかな。ちょうど旧富士ミス版の1〜3巻*3だけ手元に無かったので、購入。ラストの美しさが褒められてるのをよく見るけど、Dクラの真骨頂はやっぱ3〜4巻*4の疾走感だと思うんですよ。どん底まで落としてから見事なクライマックスにつなげたラストも確かに良かったけど、前半の問答無用にグイグイ読ませて熱くさせるスピード感にはかなわないと個人的には思ってます。まあ、1〜2巻の途中くらいまで頑張って読まないといけないけど、それ以降は読むのを止めるタイミングが無くなるからね。

デュアン・サーク2(9)

 深沢さんだし当然売れてはいるんだろうけど、デュアンってどれくらい読まれてるんでしょうね。あまり評判聞かない気がする。僕は今ライトノベルで一番面白いファンタジーって言ったら、いくらベタすぎるって言われようが文句なしにこれを押しますよ。子供の頃に読んだロードスみたいな昔ながらの和製ファンタジーが、数倍面白くなって帰ってきたようなもんです。ほんと、昔の自分に読ませてあげたい。いまより数倍狂喜しただろうに。

All You Need Is Kill

All You Need Is Kill (スーパーダッシュ文庫)

All You Need Is Kill (スーパーダッシュ文庫)

 うん、綺麗にまとまった話ですね。もはや定番と言ってもいい時間ループものですが、良いものは何番煎じだろうが良いのです。ライトノベルでこれだけの話を一巻できっちりまとめて書ける人ってかなり貴重な気がする。さすがにネットでも圧倒的に評判がいいだけのことはあるね。ちなみにこれより前に買った「スラムオンライン」は絶賛積ん読中なのは内緒だっ!

新本格魔法少女りすか(3)

新本格魔法少女りすか3 (講談社ノベルス)

新本格魔法少女りすか3 (講談社ノベルス)

 積ん読

夢みる宝石

夢みる宝石 (ハヤカワ文庫SF)

夢みる宝石 (ハヤカワ文庫SF)

 積ん読

"文学少女"と繋がれた愚者/穢名の天使

“文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫)

“文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫)

 積ん読


 えー、みなさんお気づきになったかと思いますが、このように小説と漫画の気になったものをばんばんまとめ買いすると、時間のかかる小説がどんどん積ん読に回っていくわけですね。いや、もちろん読みたいから買ったんだし、読むんですよ? 諦めてないよ? いやー、読むの楽しみだなあ(笑)。

*1:それまでも連載で飛び飛びに読んでたけど

*2:もちろん男性陣は普通の格好!

*3:ファンタジア版は2巻にまとめてあります

*4:ファンタジア版だと2〜3巻