30 December 2009
2009 Season Review
Season Review
バトン6勝、ベッテル4勝、バリチェロとウェバー、ハミルトンがそれぞれ2勝、ライコネンが1勝。雨の予選と1周目でアクシデントの相次いだスパで勝ったライコネンを除くと、マシンとサーキット特性、天候で勝負がついてしまう事がほとんどだった。
バトンは前半戦、雨に祟られた中国を除いて非ダブルデッカー勢が追いついてくるまでに勝ち続けた。ベッテルは雨の中国とハミルトンのトラブルで棚ぼた式に勝ち取ったアブダビを除くと、シルバーストーンと鈴鹿という中高速コーナーが連続する空力サーキットのみ。バリチェロのバレンシアとモンツァはハミルトンが1スティントをショートにする代わりにポールを獲るという不可解な戦略のおかげで労せず手に入れた。ウェーバーは、いずれもバリチェロが勝手に自滅した結果。ハミルトンは高速コーナーがないハンガロリンクとシンガポールで圧勝。
シーズンで考えても、ブラウンGPが17戦中8勝していることと、優勝を逃してもベテランパワーで着実に上位入賞を続けた事が今シーズンの圧勝につながった。レッドブル勢はマシン・ドライバー共に安定感がなかったし、他のチームはマシンの競争力でそれ以前の問題だった。
そして、2009年のF1を振り返る上で忘れられないのが、「FOTAによる分裂騒動」と「クラッシュゲート」。前者はFIAがJ.トッド政権に移行した事と、FOTAを構成する自動車メーカーのうち2つが撤退を決めた事で、もうしばらくは起こらないだろう。ただ、FIAと自動車メーカー側が真剣に未来について交渉したことは、F1の透明性やガバナンス、レギュレーションについて将来的にプラスになってくる事だろう。後者については、あまり考えたくない。F1はスポーツとして誠実であるべきということに尽きる。
Driver
今シーズンのドライバーを勝手に順位をつけてみようと思う。
1位はこの人しかいない。17戦中16戦でポイントを獲得する安定感だけでなく、勝負どころの速さと勝負強さが今年のバトンのハイライトだろう。特に印象的なのは、バーレーンでの2周目のハミルトンのオーバーテイクと、ハンガリーでの最終スティントでハードタイヤながらハイペースで飛ばし中嶋一貴の逆転を許さなかったこと。後半戦バリチェロの好調とは裏腹に勝利どころか表彰台すら危うい状況が続いたことには若干疑問を抱かずにはいられないが、それでも着実にポイントを稼ぎ、最終的にチャンピオンになった。終わりよければ全て良しとしておこう。
ワールドチャンピオンとして迎えた2009年シーズンはハミルトンにとって激動のシーズンだったことだろう。シーズン2勝という結果に対して、ライゲート、数回のQ1ノックアウト、母国グランプリ最下位、モンツァの森に消えた表彰台…間違いなくハミルトンにとって厳しいシーズンだった。しかし、彼は決して腐らずに、最低のマシンでもチェッカーまで全力で闘った。ライゲートで結果的に失格になったオーストラリアも予選18位から4位まで順位を上げて見せた。ハンガリーやシンガポール、アブダビのようにマシンに競争力のあるサーキットでは圧倒的なパフォーマンスを見せた。
3.Vettel
5レースでノーポイント。オーストラリアでのクビサとの一件を始め、無駄にポイントを失ったようにしか思えない。速さも勝負強さも文句なしにチャンピオンレベルなのだから…おしい。
4.Barrichello
やはりバトンと比べると今一歩足りない感が否めない。
5.Raikkonen
開発が止まったはずのハンガリー以降でのポイント獲得が素晴らしい。
6.Rosberg
勝たなかった中ではベストのドライバー。
7.Alonso
ハンガリーでホイールが外れなかったらどうなったのかと思う。
8.Weber
予選でも決勝でもベッテルの後塵を拝することが少なくなかった。
9. F.Massa
途中で離脱したため評価が難しいが、前半戦のパフォーマンスを考えるとこのくらいか。
10. G.Fisichella
スパのポールと、レースでのライコネンの一騎打ちで十分。まだ引退するのは早い。
11.Kobayashi
過大評価な気もするが、テストも少ない状況であのパフォーマンスは十分高い。
12. J.Trulli
グロックよりは予選、決勝共に安定している。バーレーンのポールと日本での2位がハイライト。
13. T.Grock
後半がんばっていた印象があるけど、意外と結果がついてない。
14. N.Heidfeld
今年は職人っぷりがよく出ていた。
15. A.Sutil
モンツァとインテルラゴスの予選がベスト。対して、決勝のパフォーマンスは安定感といいイマイチ。
16. R.Kubica
ハイドフェルドと比較すると、今年はパフォーマンスの差が激しかった。
17. H.Kovalainen
今年はシーズン通して精彩がなかった。
18. S.Buemi
速さはそこそこあるけど、荒削り感が否めない。
19. K.Nakajima
フルシーズン参戦したドライバー中では、この順位をつけざるを得ない。。
20. V.Liuzzi
実戦久々のわりにSutilに善戦していたので。
21. S.Bourdais
ブルデーに才能がないとは思い難いのだが、どうしたものか。
22. R.Grosjan
後任の人。以外にも不発だった。
23. N.Piquet
開幕からミスの連発。後任がそれほど活躍しなかったのが唯一の救いか。
24. J.Alguersuari
鈴鹿でマシン2台破壊した人。GP2で経験をつんだほうがいいように思う。まだ若いし。
25. L.Badoer
そもそも緊急事態で時間稼ぎのために出たのだから、結果は問わなくてもよいだろう。
30 October 2009
東京モーターショー
2年に一度のたのしみ、東京モーターショーに行ってきた。
いくつか気になったのをピックアップしてみる。
Lexus LF-A
事前に見た写真では、リアコンビネーション下のメッシュ部分が野暮ったく感じたけど、
サイド全体で見ると意外と違和感を感じなかった。
あとは壁面にワイヤー状のボディとパワートレインが展示されていたけど、
エンジンのクランクセンターの低さが気になった。
ほかにも部品メーカのところに LF-A用の部品が展示されていたりと、存在の大きさがうかがえた。
Mitsubishi i MiEV Cargo
今回 i MiEVだけでなく、EVやハイブリッドの展示が多かった。
三菱ブースの向かいには韓国のEVメーカーが軽自動車クラスのEVを展示していて、「けんか売ってるなぁ…」と思った。
それにしても今回 燃料電池系の展示はあまり見かけなかったのは、
この数年の間に二次電池の性能が大幅に進化したと見るのか、
それとも、プラグイン充電用インフラの普及が現実的になってきたと考えるべきなのか、
とても興味深い。
Honda EVスクーター
EVで一番現実的で、価格次第ですぐに普及しそうだなと思ったのが、Hondaが展示していたスクーター。
スクーターであれば、デメリットである航続距離の問題は出にくいし、ランニングコストの低いEVのメリットも享受できる。
あとは、競争力のある価格を実現できるか。
カーオブザイヤー
歴代カーオブザイヤー展示スペースを見ていたら、CGTVでおなじみの松任谷正隆さんがいらしたので、
普段 CG/CGTVを愛読している旨を伝えて、握手して頂いた。







