AppleInsider: Apple による iMac オーバーホールは今夏中旬から下旬に

Apple's iMac overhaul tracking for mid-to-late summer

Published: Monday, June 18, 2007 01:00 PM EST

Apple Inc. が待望の iPhone を市場の表舞台に送り出した後の数週間に、同社は Mac ビジネスに再び照準を合わせて、再デザインした iMac のペアを新学期の購入シーズンに間に合うように送り込んでくる見込みだ。

同社の次世代コンシューマデスクトップ計画に詳しい人々によると、Apple は 7 月下旬から 8 月中旬のある時期に新システムを披露しようとしているらしい。これは、高等教育関係者や一般的な新学期の購入シーズンからの売り上げ獲得に適した時期でもある。また先の人々によると、Mac メーカーは同じ時期に同社の Mac ファンのためにちょっとしたサプライズを用意しているとも付け加えている。

3 月に AppleInsider がスクープしたように、Apple のエンジニアらは、大幅なデザイン変更を施した 20- および 24-inch iMac の開発に邁進してきた。これら新モデルは現行製品よりもスリムで洗練されたものにあるという。このプロジェクトが今夏終盤に明らかになると、Apple の主力オールインワンデスクトップに施された、この 3 年で初めての大幅なデザインオーバーホールとなる。

今回のイメージチェンジで消えるのは 17-inch iMac モデルだ、とプロジェクトに詳しい人々は語っている。同モデルは冷遇されており、最終的には同社が打ち切った 12-inch PowerBook や間もなく同様の処遇が見込まれる Mac mini と同じ運命を辿ることになる。

インターネット界は今月初め、Apple が (先週の) ディベロッパーカンファレンスを利用して、「ブラッシュメタル」に身を包んだ新しい iMac を発表するのではないかとの根拠のない噂で盛り上がっていた。 AppleInsider はしかし、同社は同カンファレンスを Mac OS X Leopard やサードパーティによる iPhone 開発、そのソフトウェア戦略に費やすはずだとして、噂とは異なる見解を表明していた。

Apple の現行 iMac ラインは比較的入手しやすい状況が続いており、在庫が逼迫するまでには数週間の時間があると見られる。同社は引き続き現行モデルの新規注文を受け付けているものの、供給路における指標からは小規模注文に限られているようだ。

Apple が前回 iMac ラインをアプデートしたのは 9 月のことで、各モデルに Core 2 Duo モバイルプロセッサを搭載すると共に、24-inch モデルをファミリーに加えている。