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2010.02.16

AppleInsider: 消息筋、Adobe Creative Suite 5 for Mac の一瞥を披露

原文: Sources offer peek at Adobe Creative Suite 5 for Mac

By Prince McLean and Kasper Jade

Published: Monday, February 15, 2010 03:20 PM EST

グラフィック、ビデオ、およびウェブデザインのプロフェッショナルに向けた AdobeCreative Suite パッケージ(CS5)の五番目のメジャーリリースでは、ようやく Photoshop for Mac が 64 ビットアプリケーションとなり、同スイートの他のコンポーネントアプリケーションのいくつかでは、コンテンツ開発者が四面楚歌の同社マルチメディアプラットフォームに依存したままとなるよう、Flash を組み込んである。

64 ビット Photoshop CS5

今春の出荷が決定している CS5 for Mac は、業界をリードする Photoshop グラフィックエディターで Apple の 64 ビットオブジェクト指向 Cocoa フレークワークに対応したものとなり、ようやく同製品の Windows 版と肩を並べるまでになった。Windows 版はすでに 2008 年の時点で Creative Suite 4.0(CS4)の一部として 64 ビット化という飛躍を成し遂げていた。 

Adobe は当初 Mac ユーザーに対しても Photoshop の 64 ビット版を CS4 のリリースと共に送り出す計画だったものの、Apple が 64 ビット版 Carbon の 開発を中止するとの決定 を受けて、早くとも CS5 まで待たなければならなくなってしまっていた。

Photoshop のモダンなコードベースとなっている元々の基盤は、Carbon で書かれていた。これは Mac OS X のレガシーで、Mac アプリケーション開発のための 32 ビットフレームワークだ。 Adobe は、Photoshop のインターフェースコードとそれに付随するアプリケーションを Apple の 新しい 64 ビット Cocoa フレームワークに移植するためには、少なくとももう一年必要になるとしていた。64 ビットアプリケーションを送り出すには、同社の Lightroom 製品のために利用された同じモデルを利用するからだ。

そうしたことから、Photoshop CS5 -- コードネームは「White Rabbit」 -- に向けた Adobe の努力のほとんどは、隠された部分の改良となっている、と CS5 for Mac の最新プライベートベータに近しい人々はいう。 カジュアルな Photoshop ユーザーなら、これまでのバージョンとほとんど区別がつかないはずだ、とこうした人々。 替わりに、比較的大きなファイルを扱ったり、3D オブジェクトを操作したり、動画で作業をするデザイナーにとっては、こうした拡張が利いてくるという。

Photoshop 1

Photoshop CS5 内のその他の変更点のほとんどは、3D 機能にフォーカスされているという。 Adobe はまた、画像から物体を簡単に取り除けるようなレタッチ能力を追加してきているという。

Photoshop 2


Adobe 内部でおこなわれたテストでは、この 64 ビットアプリは 32 ビット版よりも平均で 8 〜 12 パーセントほど高速であることが明らかになっている。 64 ビットアプリケーションの主な利点は、32 ビットアプリの 4GB という制限を超えて、大量のメモリーにアクセスできることだ。

Photoshop アプリケーションのシニアプロダクトマネージャである John Nack は、この新しい 64 ビット版は「高解像度写真の大きなコレクションを扱うプロの写真家には最適だ」と 2008 年 4 月のブログ投稿で書いている。 彼は、3.75 ギガピクセルの画像を 32GB RAM を搭載した 4 コアのマシーンで開くと、現在開発中の Photoshop の 64 ビット版では既存のバージョンよりもおよそ 10 倍速いと書いている。

Flash & Dreamweaver CS5

Flash CS5(コードネーム:Viper)と Dreamweaver CS5(コードネーム:Bowie)の両者とも、ActionScript の作成時にユーザーにヒントを示すようなコードが加えられている。これは、他の開発ソフトウェアでははるか昔から利用できた機能だ。

Apple が iPhoneiPod touch、そした新しい iPad でのウェブプラグインランタムである Flash のサポートを拒んだ ことで、Adobe はモバイル開発者らの間で Flash の重要性を確保するために新しい戦略をとってきた。 それは、同社の Flash 開発ツールで ネイティブな iPhone アプリを出力できる というもので、これは既存の Flash 関連の資産やスクリプティングを Apple が iTunes App Store に許可するだろう形でリサイクルするというものだ。 こうしたネイティブ iPhone アプリではデバイスで動作するための Flash ランタイムはいっさい必要ない。

「この機能は、現行のベータ版では動作していない」とこの問題に詳しい人々はAppleInsider に語り、さらに「真剣な開発者なら Flash を使って iPhone アプリケーションを作成するとは考えていない」とも語った。 Adobe は引き続き HTML 5 というボートを乗り過ごし、ウェブ開発者コミュニティーは別の方向を見ているにもかかわらず、ユーザーがさらに Flash に依存するようにという点にだけフォーカスしているかのようだ。」

InDesign CS5

新しい InDesign の CS5 版もまた、パンフレットや雑誌といった印刷デザインを Flash を使った動画やアニメーションで拡張するよう伝統的な印刷業者を促すことで、Flash の露出度を高めようと目論んでいる。 Adobe は、こうしたコンテンツがプロプライエタリーな Flash ファイルとしてウェブに送り出されることを望んでいるとされる。これは、Quark Immedia と呼ばれる製品で QuarkXPress にインタラクティブ機能を加えようとした最大ライバルである Quark を思い起こさせるようなアプローチだ。

新しい InDesign CS5 ドキュメントを作成するにあたってユーザーは、そのドキュメントが印刷用なのかウェブ用なのか尋ねられる。 ところが、このベータソフトェアに詳しい人々によると、「ウェブ用のページレイアウトに関しては Dreamweaver の方が良い仕事をするため、なぜ Adobe が類似の機能を InDesign に加えようとするのか理解しかねる。というのも InDesign にはウェブサイトを管理するにあたって必要な機能がないからだ」と語っている。

Web review と Mini Bridge 機能

Adobe CS5 にはまたそのコンポーネントアプリすべてにわたってレビュー機能が付け加えられており、非 CS5 ユーザーがデザイナーによってなされた仕事をレビューできるようになっている。 このレビュー機能は Adobe の Connect ビジネスの延長で、これは WebEx で用いられているオンラインミーティングに似たものだ。 デザイナーらは、ウェブカンファレンス会議内で他者から自分の作品についてのフィードバックを集めることができる。

Adobe はまたアプリケーション内に「mini-Bridge」を加え、開発者らが使っているアプリケーションから離れることなく配置・編集用のファイルを確認できるようにする。 「それを小さなファイルブラウザーウィンドウだと考えると良い」とこの新しいツールに詳しいある人物は語っている。

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