シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

DALI EPICON 6

 ダリのエピコン6が中古で懇意のショップに置かれている。ピカピカの極上品だ。
 ダリといえば、数年前にヘリコン400を試聴会で聴いたことがある。そのときは、不似合いなほど高級な太いSPケーブルを這わして失笑を買っていたが、じっくり考えながら音が出てくるような印象だった。エピコン6はその上級階級に居わす貴婦人だと思えばよい。ピアノフィニッシュの深みは貧乏人を寄せ付けないオーラを放っている。店頭ではDENONとアキュに繋いであるので、そのまま聴かせてもらおう。
 う〜む、緩い!柔らかいだけならいいが、中低音に妙なクセが乗って解像度が悪すぎる。オーケストラの重厚な響きがモヤモヤだ。ベタ置きを止めてインシュレーターを噛ませ、なんとか癖はとれた。それでも優しい音調は変わらず、これがダリの個性だろう。ヘリコン400同様に、慎重な音の出方だ。考える前に飛べと言いたいくらいモドカシイ。しかしこのリボンツィーターはタダモノではない。耳を張り付かせても五月蠅くなく、2〜3メートル離れても音圧が変わらない。優しくおっとりした美しい貴婦人を好むならお勧めだ。
 そんな試聴をしていたら、数年ぶりかで「おじさんZ」さんと出くわした。いやいや、懐かしいと談笑。「おじさんZ」さんはディナウディオの「サファイア」をアキュでブリッジ駆動している猛者だ。これで手元に高音質ディスクを数枚持っていたら緊張してしまうが、中古の山口百恵石川さゆりのLPを買おうとしていたからイケテル。(^o^)
オイラも負けてはいられない。先日、中森明菜の中古SACDを見つけたのだ。取られる前に急がないと!