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シマの遠吠え

2017-10-11

メッセンジャー

 同名映画がいくつかあるが、本作は2017年公開のC級SF作品だ。

 近未来舞台で、宇宙からの信号の謎を追ってたった一人旅に出る。これがすべての作品である。これでコメント終わりでもいいのだが、ちょっと頑張ってみる。

 俳優は無名、大道具もチャチ、まさに金のないところから名作を掘り出すかと借りてみたが大ハズレである。設定としてハードSFを基盤としているから、突拍子もない夢物語にはならない覚悟はあった。地味に終わるのも予想していた。しかしこれは一番ありきたりな展開とラストであって、それをアイデア勝負のC級レベルでやってどうするってんだ。

 終始、宇宙の孤独を感じるので退屈感は倍増される。それでも映像は見やすく美しいので、オーパーツ集めのくだりはラストの期待を込めてジッと観てきた。だから、どんな結末を持ってくるのかと期待するなという方がオカシイだろう。酷すぎる脚本だ。 そもそもハードSFの中で、この計画はあり得ない。たった一人で任せるプロジェクトでないことは誰もが突っ込むとこだ。似たようなSFは多かれど、こんなマヌケな設定は1960年代SFで終わりにしなければいけない。

 しかも作中の不思議な出来事はすべてほったらかしのままで、最後に主人公は地球に残した義務と責任もほったらかしにするのである。それを作者は引用文まで持ち出して肯定して終わるのだからあきれてモノが言えない。時間の無駄使いがお好きな方はどうぞ。

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