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シマの遠吠え

2018-12-12

PMC DB1 Gold

 現在サブで使っているスピーカーは、何度も紹介しているTADモニター(TAD PRO TSM-2201-LR)である。レコーディングのプロモニターは他にもあり、有名なのはYAMAHA NS-10Mだろう。そもそも、TSM-2201-LRはNS-10Mに変わるモニターを目的としていた。それにしは、NS-10Mの乾いた硬質な音は全く好きになれない。

 さて、隣町のショップにはPMC DB1 Goldが置かれている。価格も同等だし、同じコンセプトの存在として気になっていた。どんな音なんだろう・・

ということで、聴かせてもらうが、環境が違いすぎて判断できない。そこで、同じように並べられたKEF LS50と比較すれば傾向が掴めよう。KEF LS50も同じプロモニター、これは試聴経験がある。(2012-07-18 KEF LS50参照)

 DB1 Goldはかなり小さい。しかし実に充実した低音が出てくる。ATLという計算された帯域吸音処理の音響迷路によるものだろうが、量感で誤魔化さず解像力があって力強い。それでいて詰まった感じも無く、抜けがいい。全体的にメリハリが効いている割に高域は落ち着いて聴こえる。

 対してLS50の方は、帯域バランスは同等だがフワリとした柔らかさがある。輪郭を強調しない傾向だ。若干能率が下がって聴こえるのはデータ通り。以前、懇意のショップで聴いた印象と変わらず、重心は低い。

ともに山積みセッティングなので、音像の再現性評価できない。そこはモニターなので悪かろうはずもなかろう。

 TADも含めて、PMC,KEFさらにYAMAHAと、こんなにモニターの音が違ってもいいのだろうか。今回、PMCの音には大変感心した。これならTADの後釜に据えてみたくなる。あの大きさで充実した音は素晴らしい。ググると Goldは限定生産のようだ。悩ませるじゃないか。

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2018-12-10

アコリバ SPC-AV その4

 アコリバのSPC-AVはFALと最高にマッチングがいい。今回、それが決定的になった。

 FALにバイワイヤーはメリットが感じられないため、サエクのSPC−350をジャンパー線に使ってきた。SPC-AVと同じPC−Triple C素材なので、今まで何の違和感もなく使ってきたところである。

 この頃、高域に単調な響きというか色が乗っているのが気になりだした。大音量になると顕著で、原因が掴めないでいた。ショートピンに制振材を貼ったりしたのは、その悪あがきだ。そこで、試しにジャンパー線を外すことにしたのである。

「SPC-AV その2」でも予告しておいたが、SPC-AVでSP端子を貫通してみよう。SPC-AVは単線なのでこれがやり易い。しかしそれだけでは面白くないので、オリジナル手法を加えたのが3枚目の画像だ。そして、その試聴結果は驚異的だった。

 一聴して、音がハッキリ大きく聴こえてくる。懸案だった高域の単調な響きは消え去り、気が付かなかった細かな音が聞こえてきた。音場感はひと回り以上に広大となり、大変音抜けがスムーズだ。そして、信じがたいことに低音の力と厚みがグッと急上昇、それでいてまったく緩んでいない。これはトーンコントロールのバスレベルをアップしても絶対こうはならない。もはや全域であらゆる要素が改善してしまって、興奮のあまり手当り次第ソフトを聴きだす始末。わずか0.9个良麓紊単線がこの音を伝送しているとは誰も思うまい。

 このパワフルな大変化は、まるでアンプが巨大化したかのようだ。

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これまでの状態。

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SPC-AVを長めに剥いて貫通させる。

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結線していないバナナプラグを刺して置く。これには3つの狙いがある。.乾爛ャップの無い中空構造のSP端子は叩くと盛大に鳴く。プラグを刺すことで、響きが治まるのだ。貫通した銅線を上から押さえ付けて安定した接触を図る。よって、バナナはBFAタイプではできない。C羔になった端子から埃の侵入を防ぐ。

2018-12-06

オーディオショップの改装

 隣町のオーディオショップが改装した。

 改装に至った理由も耳にしているので、致し方ない事であるが様子を見に行って愕然とした。フロアがかなり縮小している・・

 家電を扱っていた1階にフロアを移したのだから、これも仕方ないのだろう。完全にオーディオ専門店として生まれ変われば良かったのに・・と一趣味人サイドからは期待した。しかし長年の町の電気屋といった側面も根付いた顧客があろう。その結果、中途半端な印象を拭えない。

 オーディオショップは隠れた遊び場的な雰囲気があると、心がウキウキしてくる。だから巨大なビルに贅沢なフロアを構えてリッチな装いをしなくても、小さな間口を潜り抜けて、ゴチャゴチャした店内で宝探しをするような店が多くある。そうした風情は是が非でも残してもらいたい。

 個人的には、試聴フロアはそれほど広くなくてもいい。網目のパーテーションで仕切って、個室感を出してほしい。試聴会では困るだろうけど・・そして、アクセサリーを気軽に試す小ぶりな試聴システムのブースがあるといい。一番望むのは、山積み倉庫やガレージのような風情でいいので、多くの中古品を物色できるようにしてもらいたいと思う。

 まだまだ商品は入れるはずだ。今後の変化に期待しよう。

2018-12-02

ショートピン その3

 アコリバのショートピンには、特殊制振シートとクオーツレゾネーターQR8が付属してくる。しかし、それは後になってのことだ。

 オイラがRCA用のショートピンを買った頃は、何もオマケは無かった。それが今では8個で8千円以上もする煙水晶製のQR8が付いて、価格据え置きというから頭にくるではないか。(`ε´)

 最近、中古で買ったXLR用のBSIP-2Qは、特殊制振シートとQR8が付いていた。これをショートピンのお尻に貼ると音が変わるという。ホントだろうか?

 試してみたいが、中途半端にやってもどうせ分からないだろう。ここは、RCA用も含めて全部にやってみたいが、追加で8千円以上もするQR8を後から買うのは癪に障る。しかし、特殊制振シートの方はfo.Qだと分かっているので、スタビライザーDS-25Mの余りを使って切り貼りしてみる。これで、全てのショートピンに特殊制振シートを貼ったことになり、さっそく試聴してみよう。

 う〜ん・・分からん(-ω- ?) 噂によると、fo.Qでは効きすぎるので、振動をバランスよく制御するQR8に評価が高いらしいが・・先入観を加味してもさっぱり違いが分からないぞ。しょせん、オマケとはそんなものだ。BSIP-2Qを2セット買ったときに付いてきたQR8は、別の所で試してみるとしよう。

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2018-11-27

オートグラフ・ミニ

 オートグラフについては年代の違いで魅力が変わるのを体験し、とりわけレッドモニターの音には痺れたものだった。オイラにとって、そのミニチュアという存在は認められなかった。

 一般家庭に置けるようにGRFのような商品が出てくるのはいい。オートグラフ・ミニはどう見てもタンノイ趣味人が記念に持つホビーだ。ホビーならそれらしく内部構造もそのまま作れと言いたい。そんなミニが中古で新品同様の出物となっていたので、どんな音がするのか聴いてみることにした。

 聴き慣れたFALコーナーで音出ししてみると、まともな音がする。パイオニアのデジアンより球がよさそうなので、アンプをトライオードの300Bシングルにしてみると、厚みのある落ち着き払った音に変身。それでも中域が張り気味なので、ここは座卓でベストポジションになるくらい下げて設置してみる。

 これは大正解!低音がバランスよくアップして、アンプが温まるとタンノイらしい「いぶし銀」の中高域が魅力を発揮しだした。これは紛れもなく、タンノイの立派な一人であって玩具ではなかったのだ。これほど小さな箱でありながら、鳴りがいいのはその材質と形状によるものだろう。

 6月に新作のGRモデルが発売され、価格はさらにアップした。職人の手作りなので安価ではない。このオリジナル・ミニは新品にしか見えない極上品なので、欲しくても手が出なかった人には一足早いクリスマスプレゼントだ。

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