半七捕り物帳

◇学生の頃から、読書は登校通勤にも持ち運び容易な文庫に限る、と決めているのですが(値段が一番の理由ですが)ipadを使うようになってから、青空文庫で興味のある電子書籍を順次読んでおります。
◇乱読する上に、本の扱いが酷いので開き癖がついたりふやけた本が山ほどあるのですが、電子書籍だと当然そうならず、便利なのですがちょっと寂しい気もします(読みかけの本を開いたまま伏せて置いてあるフォルムが大好き)。また、機能を知らないだけかも知れないのですが、数冊の本を同時進行で読む事もしばしばあるので、しおりを挟んだり開いて伏せた本が並ぶのですが、電子書籍だと一冊ずつしか開けず、次はこっちと開くと読んでいた場所を探さないといけないのが面倒で、結局一冊ずつ読む事になるので本数冊と電子書籍一作を平行させると言う訳のわからない状況になっております。
◇そんな青空文庫、青空ミセラス君を使って岡本綺堂さんの半七捕り物帳を再読破中です。紙の本で発行された全集で全部読んだのですが、手元に置くにはお金がかかってしまうので、何回も読み直すのに便利です(平行読み出来ないけれど)。後はタイトルを日本語に出来れば完璧なのですが・・・。目の前の箱か、手元の板で、方法を見つけねば。