備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

ホルトソウ(ユーフォルビア・ラチリス)の謎とルゴサとフレンチローズ。

代替エネルギー」の話が出ることも多いこの頃。
実は、わが家のベランダには「石油」が採れる植物があったりします。
ホルトソウのことなんでありますが。ユーフォルビアeuphorbia属の不思議な姿の植物です。
Euphorbiaの仲間には、あのポインセチアなどがあります。
ホルトソウをポキリと折ると、茎から白いアルカロイド(ユーフォリン)を含んだ液が出ますが、
これは皮膚に付くとかぶれるので注意・・・

実家ではなぜかホルトソウを「ムカデに刺された所に効く」として植えていました。
使い方は、患部だけピンポイントで茎から出た液を塗るというもの。
当然正常な皮膚につけるとまずいのですが、
ムカデに刺されて腫れた箇所は速攻腫れが引くという話でした。
ちなみに例のアルカロイドが効いているのかは謎です。
あと、ホルトソウの根から出る汁もモグラが嫌うので、モグラ除けにもなるらしいとのこと。


実は、しゅみえんこと「趣味の園芸」135頁にたまたまホルトソウの写真が掲載されていました。
栽培しておられた方が名前がわからないと質問されていたのですが、
本に毒性についての解説が無かったのが少々残念ではあります。
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http://images.google.com/images?q=%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%BD%E3%82%A6&hl=en&safe=off&ie=UTF-8&oe=UTF-8&um=1&sa=N&tab=wi


さて、「趣味の園芸」の5月号にはルゴサ(ハマナス)とフレンチローズ関連の記事も。
ルゴサ系園芸種、やはり暖地ではハダニに弱い品種があると36頁に記載が。
経験では、「フラウダグマーハスラップ」「スノーペイブメント」が、
乾燥する夏のベランダで覿面ハダニにやられます(涙)
赤系の品種の「ハンザ」「ロズレ・ド・ライ」は何とか生き残りました。
ルゴサの場合、ハダニは葉の裏だけでなく、棘の多い茎を棲み家にされるので難儀。
茎がツルンとした品種よりその点では不利な印象です。
茎に棘の少ないルゴサの「テレーズ・ブニュエ」で検証してみたいものです。
それにしても、ハマナスの仲間は成長はゆっくりめなので、
どっさり実を収穫するまでには年数がかかりそうです。
で・・・
フランスのバラ、やっぱり特集来ました☆
今年からフレンチローズの愛好者が確実に増えそうな予感。


加古川に用事で行った帰りに、須磨離宮公園に行った所、
あの広い場所でたった1つだけ咲きかけのバラを発見。
赤いHTで品種は不明。

こんなに広いのにたった1つとは・・・


帰宅すると、フランシス(フランソワ)さんがこれまた1つだけ咲いていました。