マスタード博物館とボーヌの朝市

2010年10月9日(土)

 朝チェックアウトする時にフロントの人にいつも一番小さな部屋は満室なのか聞いてみた。一番小さな部屋で38ユーロ。すごく安い。駅前にあってこの値段。今日は空いてないが明日は空いてるとの事。せっかくなのでもう1泊一番小さな部屋に泊まる事にした。

 そしてマスタード博物館へ出かけていった。途中ノートルダムの前の広場から何やらテントらしきものが見られる。マルシェだ!!わーいボーヌでマルシェを堪能しらたらディジョンのマルシェは見なくてもまあ、いっか。ボーヌは観光客用のマルシェだから高いと言ってたがそんなことはない。お腹が空いたのでソーセージとチキンを購入。チキン2個って言ったのに3個入ってた。ソーセージも美味しかった。味が濃いかったので途中クロワッサンとジュースを買った。マスタード博物館の後でまた来よう。マスタード博物館に時間が開館30分前に着いた。門が開いていたので椅子に座って今朝買った朝食を食べてると昨日の黒猫が私めがけてまっしぐらに駆け寄ってきた。な、なんだ?もしかしてこの食べ物を狙ってる?そう思ってチキンの骨をあげてみた。そしたらものすごい勢いでバリバリ音を言わしながら食べだした。

  

すごくお腹がっ減ってたのか?もう一本あげてみた。またすごい勢いで音を鳴らしながら食べた。3本もの骨を平らげてしまった。そうするうちにマスタード博物館の人が来て観光客が集まりだした。口にチキンの食べかすをつけた猫が私に背中をなすりつけてじゃれだしたので「こら慣れるな。」と言ってゴミを捨てに言ってる間にいなくなってしまった。あれは骨をくれてありがとうと言ったのかもっとくれと言ったのか。もうどこにもいなくなってしまってた。

 開館までもうしばらく待ってると女の子と目が合った。お互い会釈して女の子が話しかけてきた。日本人だった。長崎から来てるトモコちゃん、若い女の子だ。彼女も一人旅をしてるらしい。時間になって係りの人が来てツアーが始まった。私たちが日本人だと確認するとちょっとまってねと言ってフランスで説明たあと、ゆっくりと私たちだけのために英語で説明してくれた。1割くらいしか分からなかったがすごく丁寧だ。

  

      

 中に入ってマスタード作りも体験できた。マスタードシードを鉢の中に入れビネガーと塩でこする。みんな良い大人だが楽しそうだ。種がすり鉢ですられてだんだんマスタードになってくる。

  

  
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 次はマスタードができるまでの歴史をDVDで見せてくれた。これは日本語があったのでヘッドフォンを聞きながらなのでよくわかった。その後マスタードを作る昔の機械の展示場に登ってそこも日本語ガイドつきなのでよく分かった。マスタードを使用したレシピもあった。

  

  

 トモコちゃんがDVDでシェフがマスタードソースを作ってるのを熱心に見ていた。私も途中から見たが、多分エシャロットとマッシュルームをスュエして白ワインで煮詰めマスタードを入れて漉して料理にかけてたような。。
トモコちゃんも料理をやってるのでこういうところは面白いらしい。帰りにみんなお土産のミニディジョンマスタードと粒マスタードをもらって帰った。
ハニー入りのマスタードに興味があったのでそれを購入。
そしてマスタード博物館を後にした。

 帰りがけに朝市を通ったら朝より数が断然増えてる。人も増えて賑わっている。こんなに小さな町でこんなに沢山の人でが・・。

  

  

  

  

  

  
トモコちゃんも楽しそう。せっかく会えたのだが私はこれからディジョンに行くし、トモコちゃんはボーヌでワイナリーツアーに参加。二人とも携帯持ってないから予定が分からなくてここでお別れ。一緒にご飯食べたかったんだけどね。朝市をもう少し堪能する事に。とても楽しいし、活気に満ちてる!色々な種類のきのこや野菜類など。ネクタリンや葡萄も人盛り4ユーロと安い。屋内にも市場が出てかなり大規模だ。マスタード専門店もあってどれも見ていてかわいい。マスタードも購入した。インフォメーションもあったので安い宿を聞いたら親切に教えてくれた。予約して欲しいと言ったら電話をかけてくれたのだが、先方が出なくて自分で行って言うしかないと言われた。
 教えてもらった通りいくとあった。でも誰もいない。トイレを借りて2回へ上がる。そしたら部屋の中で一人のおばあさんが椅子に腰掛けていた。
声をかけると下だと言ったのでもう一度降りると誰もいない。

 また2階に上がって奥に行こうとしたらさっきのおばあさんが大声で怒鳴りだしたのでで慌てて外に出た。あの人はいっ誰なんだろう?

もう一度マルシェに戻ってフルーツを買いディジョンに行く事に。
あの町に行くのはちょっとためらわれたが、もう一度あのバスに乗りたいから行く事にした。

 そしてディジョンに行くバスに乗ってまたブドウ畑を通ってディジョンに向かった。