サイ子の徒然

日々の暮らしの中で感じることなど……

「偉大なるしゅら〜」を観た後で

注:まじめなレビューをお望みの方の期待にそえるような内容ではございません。
なぜなら、映画の内容を語るというより、
映画に乗じて自分の好みを語るだけですから。

この映画が「みずたまり県」を舞台にしていることは知っていました。
なぜ、作者がこの地味すぎる県を選んだのかは分かりません。
「水たまり」の大水量が必要だったのか、
あるいは、近隣県ご出身なので、地味すぎる我が県を
聖地巡礼で盛り上げてやろうと思ってくださったのか……。
(私は後者だと思っています:笑)

以前から知っていたにもかかわらず、観ようと思わなかったのは、
ポスターに赤い制服を着た姿が写っていたからです。
気色悪いし(苦笑)。

ところが、おちゃらけの部分はさておき、
それを抜いて観てみたら、
なんと、かなり懐かしい雰囲気ではありませんか!
いや、とんでもなくピンポイントで、当たりかも!
もっとシリアスにやってほしい!
登場人物は高校1年生なんだから、
もっと初々しい少年を出して欲しい。
そうしたら、私、5回でも劇場に足を運ぶ!
DVDも買う!

演技力が必要だったのかもしれないけど、
高校1年生にあの配役は、その時点でウケ狙ってるとしか思えない……。
(渡辺さんの「地味な男前設定」は好みですけど。)

でも、2日で4作品観た人生初の「映画祭り」の中では、
1番気に入った作品でした。