牛の乳しぼり体験→豆腐製造見学→牛乳工場見学・大地の会久留米のキャンプ 【その②】

 乳しぼりを体験した男の子が私に駆け寄り「何か温かかった」と
興奮気味。ベテランの元会長さんも「下郷に何回来たかわからない
けど、初めてだったわよ(乳しぼりは)」と感触を確かめるように
指を動かします。
 朝5時20分にキャンプ場を出発して下郷の「鎌城(かまぎ)」
で搾乳体験。受け入れてくださったのは酪農家・伊原忍さんです。
 鎌城の山を下って、次に向かったのが牛乳工場に隣接する惣菜工
場です。月曜日は早朝4時30分頃から作業を始めています。
 大分県産大豆100%の消泡剤も使わない豆腐の製造工程につい
て、横山眞澄部長に説明を受けながら見学しました。
 次は「青空朝食」。惣菜工場の外(敷地内)で朝ごはんを食べま
した。作りたての『寄せ豆腐』にも「美味しい」という声があっち
こっちからあがり、子どもたちも醤油をかけずにたくさん食べてい
ました。日が差してくるとテーブルごと移動して陰に入ったり。
 最後は牛乳工場を松本参事が説明しながらご案内しました。耶馬
溪牛乳を飲みながら説明を聞いていた参加者は「なんだか、なおさ
ら美味しく感じる」と。安全なエサ、毎日集乳などの酪農を知り、
その生乳が工場へ運ばれ、加工されて牛乳ができるまでを見て飲む
牛乳だからでしょうね。ストーリーがわかる!生産者の顔が見える
〝産直〟とは、こういうことなのだと改めて思いました。