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中西理の下北沢通信(旧・大阪日記) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2015-01-03 2014年ダンスベストアクト

[]2014年ダンスベストアクト

 2014年ダンスベストアクト*1*2*3 *4 *5 *6掲載することにした。皆さんの今年のベストアクトはどうでしたか。今回もコメントなどを書いてもらえると嬉しい。

2014年ダンスベストアクト

1,北村明子「To Belong / Suwung」表参道青山円形劇場

2,東京ELECTROCK STAIRS「ホシカッタスイロ」@森下スタジオ

3,珍しいキノコ舞踊団金色時間フェスティバル最中。」三軒茶屋世田谷パブリックシアター

4,きたまり+Offsite Dance Project共同プロデュース多田淳之介演出)「RE/PLAY」横浜・坂の上スタジオ

5,横町慶子×白井剛「Liebesträume(リーベストロイメ)〜愛のオブジェ〜」両国ブラックエー

6,藤本隆行「赤をみる」神奈川芸術劇場(KAAT)

7,イデビアン・クルー「図案」世田谷パブリックシアター

8,山崎彬(悪い芝居)「演劇×ダンス京都・元立誠小学校

9,池田扶美代「CROSS GRIPアーキタン

10,福留麻里「川に教わる」横浜・STSPOT

 元レニ・バッソ北村明子カンパニー解散後、アジア圏(特にインドネシア)との交流を通じて次の展開を模索してきた。その中でついにレニ・バッソの延長線上にありながらそこにはなかった動きなどを存分に取り入れた新作「To Belong / Suwung」を製作、上演した。

2015-01-01 あけましておめでとう

[]謹賀新年。今年もよろしくお願いします。

昨年はあまりブログ更新ができなかったので今年こそはもう少し頻繁に更新したいと思います。

演劇ベストアクト2014 http://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/20141231

2014-12-31 2014年演劇ベストアクト

[]2014年演劇ベストアクト

 年末恒例の2014年演劇ベストアクト*1 *2 *3 *4 *5 *6 *7 *8 *9 *10 *11 を掲載することにしたい。さて、皆さんの今年のベストアクトはどうでしたか。今回もコメントなどを書いてもらえると嬉しい。

2014年演劇ベストアクト

1,悪い芝居「スーパーふぃクション」赤坂赤坂RED THEATER)

2,公園「緑子の部屋」(3331 Arts Chiyoda B104)*12

3,Cui?「止まらない子供たちが轢かれてゆく」小竹向原アトリエ春風舎)

4,SPAC「マハーバーラタ ナラ王冒険横浜・KAAT、静岡静岡舞台芸術公園野外劇場

5,維新派透視図」大阪中之島GATEサウスピア

6,ミクニヤナイハラプロジェクト桜の園西巣鴨・にしすがも創造舎)

7,青年団若手公演河村企画(現・青年団リンクホエイ)「スマートコミュニティアンドメンタルヘルスケア小竹向原アトリエ春風舎場)

8,Doosan Art Center+東京デスロック+第12言語演劇スタジオ「가모메 カルメギ」横浜・KAAT)

9,川上未映子×マームジプシー「まえのひ」新宿・風林会館)

10,青年団「変身」横浜・KAAT)

 今年は最近では珍しく豊作な1年。10本に絞り込むのは困難を極めた。アビニョン演劇祭で日本現代演劇としては20年ぶりに招へいされ大きな成果を残したSPAC(宮城聰演出)を今年を象徴する「この1本」に選ぶのが普通であろう。「マハーバーラタ」上演といえばピーター・ブルックによるアビニョンブルボン石切り場での上演がひとつ伝説となっているが、宮城古代インド叙事詩を、平安調の衣装打楽器生演奏で彩る音楽祝祭劇として上演、現地で高い評価を得た。ただ、渡仏前の静岡での公演、凱旋公演となった横浜公演を見てはいるもののこの舞台の演出はブルボン石切り場という場所の力を借りて初めて完成するもので、それゆえ、フランスでの歴史的上演を見ることが出来なかった悔しさを込めて、上位はあえて今後の演劇界を引っ張っていきそうな勢いを感じさせた若手の舞台を選んだ。

 ここ数年関西面白いのはと聞かれると挙げてきた悪い芝居だが、今年(2014年)は「圧倒的な虚業を目指す」と宣言する主人公を登場させた一風変わった音楽劇スーパーふぃクション」で突き抜け、山崎彬(=悪い芝居)は一気にこの世代のトップランナーに躍り出た。この舞台最近現代演劇全体のすう勢からいうとどう位置づけたらいいのか難しい部分もあるため賛否は分かれそうだが、1990年代、一番勢いのあった頃の大人計画ナイロン100℃を思わせる迸るようなエネルギーを感じさせるもので今年の一番の収穫に挙げたい舞台だった。

D

 一方、さらなる次世代の萌芽を感じさせたのが鳥公園西尾佳織)とCui?(綾門優季)であった。いずれも20代とまだ若く、特に綾門は21歳という年齢を聞いてびっくりさせられた。鳥公園西尾佳織はフェスティバルトーキョーで上演した「透明な隣人 〜8 -エイト-によせて〜」では形式と方法論が一致していない感が強かったが「緑子の部屋」は主人公であるはずの緑子が最初は登場せずにそれを語る人物、そこで語られる人物も次第にずれていき、なにがあったか、誰がいたのかという事実関係の基本さえその揺らぎの前に不確定なものとなっていく。西尾本人がその方法論にどこまで確信犯なのかについてやや疑問も残るがチェルフィッチュ「三月の5日間」、東京デスロック「3人いる」などで手掛けてきた演劇における叙述やのあり方をさらにもう一歩推し進めようというような作風で今後の活躍が期待できそうと感じた。

 昨年は自分に課した大きな主題にこれまで多田淳之介前田司郎松井周、岩井秀人ら次々と現代演劇の新たな才能を輩出してきた青年団周辺の全貌を知りたいということがあった。実はこれはまだ道半ばであるが、その中で次の世代を担うアンファンテリブルとして驚くべき才能の出現を感じさせたのが綾門優季(Cui?主宰、青年団演出部)だった。最初にその舞台を見た時点ではまだ22歳、無隣館(青年団による若い演劇人の育成機関)のメンバーでしかなかったのだが、舞台を見て、その水準の高さに驚かされた。「止まらない子供たちが轢かれてゆく」には先行世代のポストゼロ年代作家らにない悪意がある。この悪意は大人計画ともポツドールとも違う。カタストロフィーに向けて走るある学校崩壊の一類型を冷徹な筆致と疾走感に溢れた演出で描き出していく。一人の役者先生子供、親と子供など複数の役柄をハイスピードで演じるのだが、興味深いのはこの舞台空間は3つのゾーンに分けられていて、それぞれが子供先生、親のゾーンに振り分けられていて、そのルールは演出ではなく戯曲執筆段階から設計されている。表現された内容は大きく異なるが、こういう戯曲作成の方法はままごとの柴幸男らのやり方を前提とし、その次の展開をうかがっているように思えた。

 青年団では俳優河村竜也が主宰し山田百次(劇団野の上主宰)が作演出を担当する青年団リンク ホエイの活動も異彩を放った。「スマートコミュニティアンドメンタルヘルスケア」も「止まらない子供たちが轢かれてゆく」同様に学校舞台(こちらは複式学級の中学校)でこちらは一見スタイル群像会話劇であり、平田オリザ現代口語演劇に近い。この舞台はいじめにつながりかねないような集団の同調圧力や教師の偏向教育も描かれていて一見、中学生を描いた芝居にも見えるのだけれど、どう見ても中学生には見えない大人たちが中学生を演じるというのがひとつの仕掛けで、教室という小さな空間で起こる出来事連合赤軍オウム真理教事件などのカルトがどのように生まれるかという世界構造と二重写しになっていく。ホエイでは江戸末期における蝦夷地での津軽藩士の悲劇を津軽方言を生かした会話劇で「珈琲法要」では三重北海道青森ツアー公演も果たした。2月には新作「雲の脂」上演も予定されており、来年青年団を代表する劇団ユニットとして、一層の注目を集めそうだ。

 青年団平田オリザの活動ではももいろクローバーZの主演により小説「幕が上がる」が映画化舞台化されるのが今年の大きな話題となっているが、昨年の公演ではフランス人キャストによるアンドロイド演劇「変身」が興味深かった。

ここ数年アビニョン演劇祭への正式招へいを目指しいろいろ動いていたことは聞いていたので、昨年夏アイドル評論誌「アイドル感染拡大」*13執筆したももクロ論「パフォーマンスとしてのももいろクローバーZ」では以下のように書いた。

 日本舞台芸術の流れを1990年代から振り返ると平田オリザ1990年代に「都市に祝祭はいらない」という著書を出し、80年代以前の演劇が色濃く持っていた祝祭性を否定した。当時若手演劇人としてライバル関係にあった宮城聰静岡舞台芸術センター芸術総監督=当時はク・ナウカ主宰)はインタビューで、平田の論に抗して舞台における祝祭的な空間の復活を論じた。「死が隠蔽されることで、宗教的な場が失われてしまった現代社会において、生命のエッジを感じさせるようなものを具現できる数少ない場所が劇場。だからこそ現代において舞台芸術を行う意味があるのだ」と強調した。90年代半ば以降、平田現代口語演劇現代演劇の主流となっていくにしたがい、宮城の主張はリアリティーを失ったかに見えた。ところが東日本大震災を契機に観客の多くが生と死という根源的な問題と向かい合ったことが関係してか、震災以降、人々は強く「祝祭性」を求めるようになった。(「パフォーマンスとしてのももいろクローバーZ」)

 つまり、アビニョン演劇祭での宮城の成功と昨年夏のももクロライブ「桃神祭」での巨大な祝祭空間の出現により、宮城提唱した「祝祭的パフォーマンス」の時代がやってくるかに思えて、その前提でももクロ論を展開したのだが、まずはこの「変身」で平田の敗北が私の思い込みにすぎないことを感じさせ、さらに今度は映画舞台ももクロと組んで登場するという離れ業に震撼、平田オリザ恐るべしとの感を強くしたのである

 青年団演出部にも所属する多田淳之介が率いる東京デスロック韓国劇団劇場と共同製作した「가모메 カルメギ」も韓国との継続的な交流から生み出された好舞台であった。ただ、韓国では高い評価を得たようだが、残念ながら帝政末期のロシア日本占領期の朝鮮半島に置き換えたこの作品の趣向が現在日本においてどれほどのアクチャリティーを持つかについては疑問を感じざるを得ない部分もあった。

 同じチェーホフの翻案では原作の筋立てをほぼ解体してしまいながらも「桜を伐る」というモチーフを桜を移植したい開発会社と桜を守ろうという運動を進めてる女性、そして桜のある土地を売却してしまいたいという地権者三者三様葛藤を描きだしたミクニヤナイハラプロジェクト桜の園」の方が原発問題や沖縄基地問題にも通底する射程を持ちだけにポスト3・11の日本社会においてはよりビビッドに感じられた。

 維新派大阪の地に10年ぶりに帰ってきて上演した「透視図」は滅びゆく古き良き大阪に対する松本雄吉=内橋和久のコンビが描き出す挽歌を思わせた。SPACの「マハーバーラタ ナラ王冒険」同様これをトップに持ってきてもおかしくない公演ではあったが、昨年維新派「MAREBITO」を1位とした経緯もあり今回はこの順位とした。

マームジプシーは昨年も数多くの公演をこなし健在ぶりを示したのが独り芝居でありながらパンクミュージシャンライブを思わせた川上未映子×マームジプシー「まえのひ」(新宿・風林会館)が圧倒的に素晴らしかった。

2014-10-18 ももクロ論壇第3弾発刊記念「世界が感情を取り戻す その後 『アイ

[]ももクロ論壇第3弾発刊記念イベント世界感情を取り戻す その後『アイドル感染拡大』」in 阿佐ケ谷ロフト

まだまだ予約可能です。現地でしか言えない情報も聞けるかも。f:id:simokitazawa:20140918170311j:image:w360 

http://jitsuzonfuyu.blog111.fc2.com/

●開催日時 10月18日(土) 

11:00入場開始 12:00イベントスタート 15:00終了(ちびっ子祭りLV開始16:00に間に合う、はず!!)

 入場料 予約1,000円 当日券1,500円 (共に飲食代別)

会場:Asagaya/Loft A

出演者

中西理/紀州/くら/すなお/ばるすた/さかもと

特別ゲスト:2&(Saki)、前回に続きあの芸人も緊急参戦!?

※当日『アイドル感染拡大』をお買い上げの方は2&Sakiさんのサイン握手会にご参加いただけます。数に限りがございますのでご了承ください。

【予約方法

 ・予約者名(受付時の予約確認のために必要です)

 ・メールアドレス

 ・予約人数

 ・執筆陣への質問

  これらを書いてこちらのメールアドレスにお送りください。

   hypersoniccooldive@hotmail.co.jp

UST49795430010-00000340727558

2014-10-12 木ノ下歌舞伎「三人吉三」@京都芸術劇場春秋座

[]木ノ下歌舞伎三人吉三」@京都芸術劇場春秋

監監修・補綴|木ノ下裕一

演出美術|杉原邦生

作|河竹黙阿弥

出演|

大村わたる 和尚吉三

大橋一輝 お坊吉三

堀越涼 お嬢吉三

村上誠基 木屋文蔵(文里

熊川ふみ 丁子屋花魁 一重

兵藤公美 文蔵女房 おしづ

塚越健一 八百屋久兵衛

bable 釜屋武兵衛

森田真和 文蔵倅 鉄之助

緑川史絵 丁子屋新造 花琴

大寺亜矢子 丁子屋花魁 吉野

森 一生 おしづ弟 与吉

田中祐気 木屋手代 十三

滝沢めぐみ 伝吉娘 おとせ

武谷公雄 土左衛門伝吉

演出の都合上、配役は変更になる可能性がございます

※文蔵女房 おしづ役で出演を予定していた藤井咲有里は体調不良のため降板いたします。それに伴い、上記の配役に変更いたします。何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます

舞台監督|大鹿展明 照明|中山奈美  音響星野大輔 衣裳|藤谷香子

所作指導|史(Chika) 文芸|関 亜弓 補綴助手稲垣貴俊 演出助手|岩澤哲野、鈴木美波

宣伝美術|外山 央 制作本郷麻衣 製作木ノ下歌舞伎 共同製作KYOTO EXPERIMENT

協力|あやめ十八番、柿喰う客、急な坂スタジオ、キューブ、KUNIO、劇団しようよ、サウンドウィーズ、

青年団台湾岡崎藝術座、DULL-COLORED POP、TEAM>りびどー大戦争、花組芝居

PAPALUWA、範宙遊泳、FAI FAI(快快)、(有)レト

助成平成26年度文化庁劇場音楽堂等活性化事業公益財団法人セゾン文化財団

主催KYOTO EXPERIMENT

 前回の鶴屋南北に続き、やはり全幕上演で木ノ下歌舞伎が挑むのは河竹黙阿弥

2014-10-11 維新派「透視図」@中之島GATEサウスピア特設舞台

[]維新派透視図」@中之島GATEサウスピア特設舞台


土佐堀川堂島川がまじわり

安治川名前かえる一角

維新派劇場>があらわれる―

維新派による10年ぶりの大阪野外公演。



構成演出松本雄吉

音楽|内橋和久

キャスト

岩村吉純 森 正吏 金子仁司 井上和也 福田雄一 仇朗 石本由美 平野 舞 大形梨恵 吉本博子 今井美帆 小倉智恵 桑原杏奈 奈良 郁 松本幸恵 長田紋奈 岡田めい 石原菜々子 伊吹紀子 原田香織 松本はるか 坂井遥香 松永理央

下村 唯 樽谷佳典

一宮梓紗 乾 綾子 岩本苑子 うっぽ 日下七海 坂井初音

重実紗果 園田裕美 たかしまな 鳥居香恵 中田美優 浪打賢吾 難波 有 室谷智子



スタッフ

舞台監督大田和司

照明デザイン:吉本有輝子(真昼)

照明:PAC West

音響デザイン:田鹿 充

音響:SHOUT

SE:佐藤武紀

美術製作:白藤垂人

衣裳:維新派衣裳部

メイク:名村ミサ

宣伝美術東學(188)

写真井上嘉和

ウェブ製作中川裕司(house-A)

屋台ディレクター山本真一 福岡

舞台スタッフ五十嵐大輔 池田 剛 内田欽弥 柏木準人 金城恒次 白藤垂人 羽柴英明 山本真一

制作:山恕W佳奈子 清水

協力:大阪府江之子島文化芸術創造センター[enoco] アートエリアB1 現代古典主義 パフォーマンスユニットモンゴルズシアターカンパニー

井上憲次 岡 博史 木村文典 南田和紀 高岡 茂 富島美奈

百々寿治 王 子穂 谷口あかり 藤原顕太 濱路紗優里 山恕W真理子

維新派透視図』@中之島GATEサウスビア観劇。かつては大阪拠点にして毎年のように公演していたものだが、野外劇場の公演場所の確保が困難になってきたこともあり、ひさびさの大阪公演となった。大阪の野外公演で大阪の街を借景大阪のことを描くとなると「水街」「王国」の連作以来のことかもしれない。

 松本雄吉×内橋和久が滅びゆく、水都大阪に捧げた挽歌か。生演奏による内橋の音楽はこれまでになく哀しく美しい。少年、ヒツジをそれぞれ演じた石原菜々子、坂井遥香は往年の春口、小山のごとき黄金コンビになる予感。必見。

2014-09-30 ももクロ論壇第三弾評論誌『アイドル感染拡大』

[]ももクロ論壇第三弾評論誌『アイドル感染拡大』発売

ももクロ長編論考(3万字)執筆しました。

論考「パフォーマンスとしてのももいろクローバーZ」 中西理 

第1部 ダンスとしてのももいろクローバーZ

第2部 演劇ももいろクローバーZ 変わりゆくももクロパフォーマンス

多田淳之介インタビューPerfumeももクロ

 ■SPEEDPerfumeの衝撃

 ■Perfume震災以降

 ■ももクロの当て書き的振り付け

 ■Perfume振り付けの難しさ

 ■「ももクロの場合はよくも悪くも再現性がない」

 ■身体的負荷とパフォーマンス

 ■パフォーマンス意味が変わる

 ■ドラマが発生するということ

予約はこちらまで→http://jitsuzonfuyu.blog111.fc2.com/blog-entry-2104.html

f:id:simokitazawa:20140918170311j:image:w360

アイドル感染した者は皆アイドルになり、この社会笑顔に包まれる。

200ページ、約22万文字を超える大ボリューム

ももクロをはじめ、東京女子流スマイレージBerryz工房℃-uteさくら学院BABYMETALSPEEDPerfume演劇サイリウムラブライブ!AKB48私立恵比寿中学アリスプロジェクト地下アイドル地方アイドルヴィレッジヴァンガードあまちゃんマキシマムザホルモンなどなどを取り上げた、まさに文化評論の決定版!『アイドル感染拡大』を手に取っていただき誠にありがとうございます

ももクロ評論第3弾をようやく刊行することができました。

アイドル感染した者は皆アイドルになり、この社会笑顔に包まれる。

200ページ、約22万文字を超える大ボリューム

ももクロをはじめ、東京女子流スマイレージBerryz工房℃-uteさくら学院BABYMETALSPEEDPerfume演劇サイリウムラブライブ!AKB48私立恵比寿中学アリスプロジェクト地下アイドル地方アイドルヴィレッジヴァンガードあまちゃんマキシマムザホルモンなどなどを取り上げた、まさに文化評論の決定版!『アイドル感染拡大』を手に取っていただき誠にありがとうございます

ももクロ評論第3弾をようやく刊行することができました。

ももクロとは一体なんなのか」

過去2作の評論誌ではそう問い続けてきたわけですが、ももクロ第11弾シングルタイトルは『泣いてもいいんだよ』というとてもわかりやすいものとなっております。

なぜももクロはここまでわかりやすくなってしまったのでしょうか。

この本を読むことで再び「ももクロってやっぱり訳がわからなくってすごい」となることでしょう。

ももクロ探究する方々にはより理解を深めるための本となり、ももクロを知った気でいる方々には混乱をお届けする本となるはずです。

僕たちが思う「訳がわからない」の9割以上は様々な学問で証明可能であると言われています。つまり「訳がわからない」と言えるような範囲のものはほぼ理解することができるのです。もちろん学術的に解明できるということであり、それを全部把握できる、ということではありません。ですが僕たちが思う「訳がわからない」は言わば思考停止状態に陥っているだけとも言えるのです。

ももクロを見たときに生じる「なんだかわからないけどすごい」という感覚果たしてなんなんでしょう。

ももクロと出会うことで僕たちは「訳がわからない」の旅に出ました。

そして様々なものと出会い経験と知識を獲得し、「訳がわからない」ものの多くがある程度理解可能であることを知りました。

歌声だけでなく表情や身体全体を含めて歌っているから心に突き刺さるんだ、とか。

これまでのももクロ歴史がより彼女たちを際立たせるんだ、とか。

いろいろ自分を納得させるための言葉を獲得したわけです。

このように「訳がわからないもの」をある程度納得することでももクロのことを知ったつもりになっていたのです。

ももクロはやっぱり訳がわからない」というさらに先の地点へと到達するにはより深く感じて、より深く考えなければなりません。

(桃神祭一日目の百田夏菜子と観客とのコールアンドレスポンスで「ももクロはわかんない」という言葉が多くの人達に賞賛されたのは、本誌製作に大きな力を与えてくれた。7月27日追記)

この本はももいろクローバーZについて様々な角度から考察を試みた評論集です。

読み終えて多くの気付きを得て、さらにももクロという混乱に陥っていただけたとしたら、この上ない喜びです。

ももクロ探究の旅はまだまだ果てが見えないのです。

この本は目次を見て気になるページから読み進めていただいて構いませんが、はじめから通して読むことでより深く理解できるように構成をしました。

掲載順も読みやすさを重視し、読者のみなさまが無駄ストレスを感じないように、思考の旅に集中できるように構成しています。

註釈や説明的な言い回しも極力減らしました。ですがももクロについての知識が無い方でも読めるようなものを目指しました。

一緒にももクロを理解し、再び「ももクロって一体なんなんだ」という幸せな混乱に巻き込まれましょう。


ももクロ論壇責任編集 さかもと『アイドル感染拡大』目次

にるそん考2 アイドル戦国時代俯瞰的な分析  

にるそん サイト『にるそん考』

【序文】

ももいろクローバーZ

 1:コンテンツの特徴

  1期:王道アイドル期「斎藤悠弥、黒須克彦ツキダタダシ

  2期:飛び道具期「前山田健一NARASAKI、AKIRASTAR、大隅知宇」

  3期:コラボ期「やくしまるえつこ布袋寅泰、miwa、広瀬香美高見沢俊彦中島みゆき

  4期:ダウンタウン期「武部聡志

 2:戦略の特徴

  ?ベンチャー企業的なフットワーク(1弾から抜粋・改良)

  ?共闘という新しい形でのアイドル文化形成(1弾から抜粋・改良)

 3:ストーリーの特徴

東京女子流

 1:コンテンツの特徴

 2:戦略の特徴

  ?次世代を見据えた育成

  ?リーダー不在

  ?事務所パフォーマンスノウハウ継承

 3:ストーリー

スマイレージ

 1:コンテンツの特徴

  1期メンバー時代

  ・「天上人としての非現実的アイドル像と俗世的なシチュエーションギャップを強調している点」

  ・「過去ハロプロ伝説的楽曲を再アレンジして蘇らせる点」

  2期メンバー時代

  ・つんく的な関西感・コミックグループ感を強調

  ・ミュージカルからコミックソングまで楽曲の幅を広げプログレッシブミュージック感とジェットコースター

 2:戦略の特徴

  ?日本一スカートの短いアイドルという外面的なアイコン

  ?初期段階からアイドルスキル完成型

 3:ストーリーの特徴

  ・ハロプロエッグの天才児たち

  ・AKB帝国を打ち崩す対抗馬としてメディアから圧倒的な期待を受ける

  ・歌唱メンバー、一番人気のメンバーの脱退発表

  ・逆風の中で2期メンバー加入。「浮世離れした正統派アイドル」から「現代的なライブアイドル」への変化

  ・2年ほど冷遇期間。地方のドサ回り積極的に外部関係者アクションを働きかける。ヤッタルチャン大作戦。上原浩治とのつながり。

  ・武道館

Berryz工房℃-ute

 1:音楽

  ・初期モーニング娘の要素を二分し、お互いに補完し合う関係

  ・歌詞と年齢をコンセプトだけでなく、風景の細部まで合わせる

 2:戦略の特徴

  ・コンセプトに寄せるのではなく、メンバーに寄せる

  ・少女達の成長ストーリーの圧倒的蓄積

 3:ストーリー

  ・ハロプロキッズというハロプロ全盛期の極上の上澄み

  ・同期であり対照的な存在

  ・ハロプロというホームでのアイドル性と個性の長期間純粋培養

  ・アイドル戦国時代に伴うハロプロ帝国の領土拡大

  ・武道館公演

さくら学院BABYMETAL)】

 1:音楽

  ?年齢を限定されたグループゆえの焦点の深さ

  ?異ジャンルを取り込む際の本気度合い、気鋭の若手ミュージシャンの登用

 2:戦略の特徴

  ?『発表会』という徹底したコンセプト、握手会をしないことによる80sアイドル的天上人感の醸成

  ?養成所として割り切り卒業生を応援する体制

  ?海外音楽オマージュした海外向けのプロモーション

  ?国内市場を早々に振り切って海外展開を急速に行うフットワークの高さ

 3:ストーリー

  ・大手芸能事務所による「Super Lady養成所」

  ・強制的組織循環、終わりがあるからこその儚さ

  ・活躍する卒業生たち

  ・海外メタルファンからの注目を一気に高める

  ・史上最年少での武道館単独公演

 結び


論考「パフォーマンスとしてのももいろクローバーZ」 中西理 サイト下北沢通信

第1部 ダンスとしてのももいろクローバーZ

多田淳之介インタビュー

 ■SPEEDPerfumeの衝撃

 ■Perfume震災以降

 ■ももクロの当て書き的振り付け

 ■Perfume振り付けの難しさ

 ■「ももクロの場合はよくも悪くも再現性がない」

 ■身体的負荷とパフォーマンス

 ■パフォーマンス意味が変わる

 ■ドラマが発生するということ

第2部 演劇ももいろクローバーZ 変わりゆくももクロパフォーマンス


サイリウム」が表象するものとは何か 吉井紀州 サイト紀州梅のあかしお生活

 ■はじめに

 ■サイリュームと「サイリウム

 ■ペンライトと「サイリウム

 ■「サイリウム」の認識論

 ■「サイリウム」という表象

 ■「サイリウム」を通して解釈する

 ■おわりに


ラブライブ! 〜2.5次元への誘い、紅白への願い〜  くら サイト (音楽CDレビュー(仮))

 ■ラブライブ!とは何か

第1章 ラブライブに影響を与えたもの

 ■ラブライブの当初とAKB48

 ■ももクロサクセスストーリーを持つラブライブ

 ■ラブライブけいおん!

第2章 2次元3次元

 ■声優アイドル

 ■ラブライブの演出

 ■2.5次元世界

第3章 ラブライブ紅白

 ■ラブライブ紅白出場可能性

 ■アニソンの軌跡

 ■叶え!みんなの夢!


百田夏菜子論 仙女下凡の明日 すなお サイト常夏モスクワ

 0 言ひ仰せて何かある

 1 開花した大輪の花

 2 日産『灰ダイ』事件 その道は覇道

 3 CONTRADICTION 不均衡の均衡

 4 『コノウタ』から排除された「みんな」

 5 不易流行

 6 均衡の先へ行く

 7 「小さな巨人百田夏菜子ジレンマ

 8 「普通」のスーパースター

 9 WWWの中心地

 10 真赤な誓い


めんどくさい夏菜子ちゃん推し座談会  

 イカサマ、くら、ごっち、しょうしょう、すなお、いし



比較アイドルグループ論—AKB48ももいろクローバーZ私立恵比寿中学を題材として くら

0章 前書き

 ■何故この3グループなのか

1章 メンバーの増減と目標

 ■メンバーの卒業

 ■なぜこの表現になるのか

 ■表現からみるグループのスタンス

 ■グループと目標

 ■高校の部活で例える3グループ

2章 メンバー

 ■リーダー 〜グループによってこ大きく異なるリーダーの役割〜

 ■センター 〜センターは誰?どう決まる?〜

 ■メンバー同士の先輩・後輩関係 〜上下関係は存在するか?〜

 ■メンバー間の衝突・仲の良さ 〜ケンカを繰り返すAKB、ケンカしたことがないエビ中、仲良しはどちら?〜

 ■AKB総選挙に関する意見

3章 本質とその魅力

 ■グループを代表する人物・言葉

 ■コンセプトを教えてくれる曲

 ■キャッチフレーズ

 ■補足 〜モノノフはわかってくれない〜

終章 後書き

 ■AKB48新陳代謝出来るのか?

 ■パフォーマンスへの回帰ももクロ化するAKB〜

 ■AKB48伝統破壊する島崎遥香

 ■ももクロ最後の壁「続けていくこと」

 ■ライブパフォーマンスと不満

 ■「8人」のエビ中の行く末は?


学生であることの強さ 私立恵比寿中学MV考察 さかもと

 ■ 人間性を捨て去ったももクロ 中学生に留まるエビ中

 ■ 『大人はわかってくれない』というつながり

 ■ 『手をつなごう』という寓意性


「それでは聞いて下さい、ももいろクローバーZでコノウタ」 平成ノブシコブシ徳井健太 サイト平成ノブシコブシ徳井健太の爆撃



「目指す側」から「目指される側」へ

 ももクロ地下アイドル/ご当地アイドル

 ばるすた

第1章 ももクロアリスプロジェクト

 ■腕利き揃いの作家

 ■常設劇場の強み

 ■ももクロを超えるゲリラ戦術 【アリス十番

 ■超個性派集団 【スチームガールズ

 ■OZの物語 【OZ(オズ)】

 ■候補生という刺客 【ぱー研!

 ■不屈の大増殖 【スライムガールズ

 ■死地に飛び込む戦士 【仮面女子

 ■アリスプロジェクトが閉塞していくアイドル界を打開する

第2章 ももクロご当地アイドル

 ■水戸から首都圏へ 【水戸ご当地アイドル(仮)】

 ■福島復興への想い 【Loveit!

 ■いわき市から世界へ 【アイくるガールズ】

 ■ご当地アイドルムーブメントに思う


2&インタビュー ライブアイドルは泣きながら走り続ける  2&公式サイト


劣化した社会にこそ魂が宿る ももいろクローバーZの可能性と不可逆性 さかもと

 ■ 第1章 ももクロ現象とは何か

  ・鵺みたいなもの

  ・高城れに般若心経

  ・大人と子どもが同居する高城れに

  ・高城れには悲しみの記憶と共に踊る

  ・モノノフはDD化する

  ・ファンとの同一性を強調するももクロ運営

  ・再物語化の強化

  ・「ももいろクローバーZとは高城れにの事である

 ■ 第2章 地下アイドルから見るももクロの異常性

  ・ライブアイドルとしてのももクロ

  ・ももクロファンヲタ芸と思わないままヲタ芸を打つ

  ・ピンクレディー的卑猥さ

  ・言い訳できないハロプロ言い訳できるももクロ

  ・ガチ恋が成立し得ないももクロ

  ・「ドルヲタは山頂ではなく高原を開拓すべきである

  ・学生性を捨てたももクロ学生であり続けるエビ中

  ・秋元康という大河

  ・『恋するフォーチュンクッキー』を作れないももクロ

  ・この時代がももクロを作り上げたのか

 ■ 第3章 ももクロインフラになる日

  ・ヴィレヴァンから見る爆発的人気獲得と地方への広まり方

  ・『あまちゃん』とマキシマムザホルモンももクロがなぜ流行るのか

  ・ももクロ宗教ではなく祝祭である

  ・ファン同士が仲良くなるということ  

  ・なぜ布袋寅泰君が代演奏したのか

  ・非血縁社会日本の救済としてのももクロ

2014-09-23 『談ス』@青山円形劇場

[]『談ス』@青山円形劇場

振付・出演:大植真太郎, 森山未來, 平原慎太郎

助成:KONSTNÄRSNAMNDEN

制作:C/Ompany 託児

大植真太郎はネザーランドダンス・シアターなど海外の一流カンパニー経験を積み、現在平原慎太郎らとC/Ompanyで活動するかたわら、クルベリー・バレエ団等に作品提供している。ダイナミックな肢体と自由な発想が楽しい平原慎太郎はNoismを経て、コンドルズなど様々なカンパニーに参加しつつ、個人の創作活動も活発だ。動きも言葉自在に使って見せるのが魅力である森山未來俳優としても有名だが、ダンス経験も半端ではない。インバル・ピントなど世界的な振付家の作品にも出演している。特に昨年はピントの新作「DUST」で中心的な役割を果たした。現在は3人とも、海外拠点にしたり、海外研修中なので、ヨーロッパ各所に集まってはクリエーションしているという。とびきり踊れて、かつ個性溢れる男達の新作が楽しみだ。(乗越たかお作家舞踊評論家

振付・出演:大植真太郎, 森山未來, 平原慎太郎

照明:中山奈美

助成:KONSTNÄRSNAMNDEN

制作:C/Ompany

2014-09-21 山下残「そこに書いてある」@スパイラルホール

[]山下残「そこに書いてある」@スパイラルホール

構成演出振付 山下残

出演 ハン・サンリュル、ホ・ヒョソン、ユン・ボエ、山下残ジェロク・パク、渡辺智江、李周伊、

日本ろう者劇団大橋ひろえ、手話パフォーマーRIMI

会場 スパイラルホール

山下残2002年に初演し2008年3月に再演*1した代表作「そこに書いてある」を今度は韓国ダンサーらをキャストに加えて、6年ぶりに上演した。

 来場者全員に100ページにおよぶ冊子が配布され、観客はそれを1枚1枚めくりながら作品が進行していく。2002年アイホールで上演された「そこに書いてある」を新キャストによりリメイクしたのが、「It is written there」である山下残は「言葉」で構成されるダンステクストを追求し、「言葉」と「ダンス」の新たな関係性を模索してきた。その実験の結果がいずれもアイホールの“Take a chance project”で上演された三部作(「そこに書いてある」「透明人間」「せき」)なのだが、なかでもそうした作風の原点とでもいえそうなのが「そこに書いてある」であった。この作品は冊子(書かれた言葉から動き(=ダンス)が立ち上がっていく、それを過程も含めて見せてしまおうというもので、ダンサー舞台上で冊子のなかに書かれていることを身体を使って表現していく。舞台上に登場した男(山下残)の指示で私たちは分厚い冊子の表紙をめくるが最初のページは右上の隅に小さく「99」の数字が記されただけの白紙だ。もう一枚めくると次は同様に「98」の数字だけが記されている。同じ作業を繰り返し、「95」まで来ると今度は大きな文字で「まもなく開演 We will start soon.」の文字が日本語英語対訳の形で記されており、「94」は再び白紙。しばらく、白紙が続いた後に「90」で「準備OK We are ready.」となり「89」の「開演 START」で舞台は始まる。最初、しばらく「トンネル tunnel」「橋 bridge」「揺れる shake」「倒れる fall down」「船 ship」「大洪水 ship」など単語の羅列が続き、それぞれの場面について例えば「トンネル tunnel」では大きく足を左右に広げたパフォーマーが正面を向いて立って、2本の足の股間によってトンネル状の形を作る、というようにそれぞれの提示された言葉対応する動きないしポーズを舞台上で見せていく。

以上(斜め書きの部分)は実は今回のものではなく、2008年版のレビュー*2をほぼ原文まま引用したものだ。だが、この部分の記述は今回の公演でもほぼそのまま該当する。この作品には実は今回の上演ではいくつか大きな変更がほどこされたが基本的なコンセプトの部分では(続く)

2014-09-20 初音ミク「マジカルミライ 2014」@東京・東京体育館

[]初音ミクマジカルミライ 2014」@東京東京体育館


セットリスト

M0「High-energy Particle」 アーティスト:EVALA

M1カゲロウデイズ」 アーティスト:じん

M2二次元ドリームフィーバー」 アーティスト:PolyphonicBranch

M3心臓デモクラシー」 アーティスト:みきとP

M4「ありふれたせかいせいふく」 アーティストピノキオピー

M5「スキキライ」 アーティスト:HoneyWorks

M6からくりピエロ」 アーティスト:40mP

M7「Weekender Girl」 アーティストkz (livetune) × 八王子P

M8「FREELY TOMORROW」 アーティスト:Mitchie M

M9深海少女」 アーティストゆうゆ

M10「ピアノ×フォルテ×スキャンダル」 アーティストOSTER project

M11「erase or zero」 アーティストクリスタルP

M12「glow」 アーティスト:keeno

M13「Hello, Worker」 アーティストKEI

M14アカツキアライヴァル」 アーティストLast Note.

M15「ワンダーランドと羊の歌」 アーティストハチ

M16Tell Your World」 アーティストlivetune

M17「東京テディベア」 アーティスト:Neru

M18「Last Night, Good NightRe:Dialed)」 アーティストlivetune

M19「キャットフード」 アーティストdoriko

M20「EARTH DAY」 アーティストHarry(はりーP)

M21「ゆめゆめ」 アーティストDECO*27

M22「ODDS&ENDS」 アーティストryo(supercell)

アンコール

M23「Sweet Devil」 アーティスト八王子P

M24「shake it!」 アーティスト:emon

M25「39」 アーティストsasakure.UK×DECO*27

初音ミクライブに参加するのは昨年の横浜アリーナに次いで2回目になる。昨年行ったときには予想してたような曲をあまりやらなかったのとミクのライブは初めてで様子が分からなかったこともあり、とまどいは隠せなかったのだが、今回思ったのはアーティストが違うというだけで、ミクライブと他のアイドルなどのライブ本質的差異はないんじゃないかということだ。

もちろん、そこにあるのは単なる3次元の映像にすぎないことは分かっているのだが、そんなことを言い出せばライブビューイングの映像を前にして感じるライブ臨場感だってこちらは2次元の映像が生み出すイリュージョンにすぎないわけだ。さらにいえばアニメ映画の「アナと雪の女王」の登場人物だって感情移入はできるのだから、生バンド大勢の観客がリアルに生み出すライブ感と組み合わさればそこにリアルに何かいてそれはそこに生きているという感覚がそこで生まれるのは何も不思議なことではない。

D

人が初音ミクの何に引かれるのかということに関して、このライブを通じて感じたことがいくつかある。それは例えば音楽性やイメージ多様性などに関して言えば初音ミク楽曲並びにビジュアルイメージなどが多数の才能が参加したN次創作であることなどが挙げられる。そしてそれは確かに重要な要素ではある。しかし、今回ライブを見てそのなかで感じたのは初音ミクには初音ミクの固有の物語があり、ある種の擬人化された姿に人は引かれるのではないかと感じたのである