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中西理の下北沢通信(旧・大阪日記) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2012-12-31 2012年演劇ベストアクト

[]2012年演劇ベストアクト

 年末恒例の2012年演劇ベストアクト*1 *2 *3 *4 *5 *6 *7 *8 *9掲載することにしたい。*10。さて、皆さんの今年のベストアクトはどうでしたか。今回もコメントなどを書いてもらえると嬉しい。

2012年演劇ベストアクト

1,木ノ下歌舞伎義経千本桜京都芸術劇場春秋座)

2,KUNIO「更地(元立誠小学校

3,青年団「三人姉妹吉祥寺シアター

4,チェルフィッチュ現在地福岡イムズホール

5,渡辺源四郎商店「翔べ!原子力ロボむつ」ザ・スズナリ

6,SPAC「マハーバーラタザ・スズナリ

7,柿喰う客「絶頂マクベス伊丹アイホール

8,マームジプシー「LEM-on/RE:mum-ON!!」(元立誠小学校

9,夕暮れ社弱男ユニット友情のようなもの(元立誠小学校

10,ラッパ屋「おじクロ紀伊国屋ホール

 年頭に藤田貴大(マームジプシー)が岸田戯曲賞を受賞する(矢内原美邦、と同時受賞)など引続きポストゼロ年代の若手作家らの活躍が目立った。なかでも台頭が著しかったのが京都の杉原邦生である。通常はこのベストアクトでは1人1本と決めているが、今回は通し狂言で自らを含め持ち味の違う3人の演出家(杉原、多田淳之介、白神桃子)を起用、プロデューサーとしての手腕が光った木ノ下歌舞伎義経千本桜」、太田省吾代表作をまるで「わが星」のように演出したKUNIO10「更地」の2本を選んだ。「義経千本桜」は3人の若手演出家がそれぞれの個性を発揮して現代に通し狂言をやるとするとどうなるかという歌舞伎上演の新たな可能性を感じさせた。なかでも多田淳之介演出した「渡海屋・大物浦」は出色の出来栄えであった。 

 ロボット演劇集大成となった平田オリザ「三人姉妹」も今年の収穫だった。