GOSICKs(2) ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車― 桜庭一樹
GOSICKs(2) ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車― (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 桜庭一樹,武田日向
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/05/10
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 56回
- この商品を含むブログ (110件) を見る
一弥は周りから見るとやはり、からかったり、いじめたりしたくなるような人なのだなあ、とか。
読んでいて思ったのですが、この巻では特に、男の子(男性も含め)が女の子(女性も含む)のために動く時って、大体その意図は女の子に伝わらないような不器用な方法であって、そういった方法で好意を示す男の子がナイーブに描かれていますね。一弥はもともとそうだし、二、四、六話の人もそうです。逆に女の子は、そういった思いに気づかなかったり、誰かに後で言われたりするっていう感じになってます。
桜庭一樹さんらしいななんて思ったりして楽しかったです。