キラ☆キラ きらりエンド2追記

きらりエンド2について書いた文章はこちら


今、きらりエンド1について書いてるんですが*1読み返すと、きらりエンド2の凶悪さを強く実感します。


きらりが

「理屈ではわかるんだけど、でも気になるの。本当に腹が立つの」

と言っているんですが、そういうことを思ってしまいます。


きらりエンド1の

「いい大人になったみんながね、若いときのことを思い出しながら、一緒に演奏するの」

っていう、五十歳になったときにでもいいから叶ったらいいという、彼女のささやかで、でも叶わなかった望みが、こちらではとてもあっさりと叶っていたり。


これは深読みかもしれないですが、ハッピーサイクルマニアが八木原さんのレーベルから出されたときらりエンド2では言っているのに対し、きらりエンド1では、彼は行方知れずとなっています。
なんか、鹿之助やきらりのことを考えると*2そうとは思えないのに、みんな上手く行って、とても幸せそうに見える。
この感じが、それこそ、バカにされているような気がするんですよね。


バッドには見えないし、だからといって、ハッピーだなんて呼びたくない。ひどく複雑な読後感です。
これが全部僕の勘違いだったら、それはとても幸せなんですけどねえ。

*1:現在進行形。今日中に終わるのかなあ、これ

*2:もちろんきらりの父親も