ペットボトル自動給水器を試作しました。

休日を利用して、前から作ろうと思っていたサイフォンの原理を利用したペットボトル自動給水器を試作しました。ウェブを検索すると、原理も含めて詳しく説明したページがたくさんあるので、作って見たくなったのです。今回は、ペットボトルを逆さにせずに、水槽の蓋の上に置いて使えるものを作ってみました。使ったものは、以下のものです。

  1. 水槽用エアホース
  2. プラジョイント
  3. アクリルパイプ(内径φ7mm、外径φ10mm)
  4. 防水シール(セメダイン バスコークN)
  5. ゼリー状接着剤

です。アクリルパイプは呼び水用のパイプとして使います。既にいろんな方がブログで書いてますが、径の細いエアホースを呼び水用に使用した場合は、ホース内に水槽から吸い上げられた水が抜けずに残ってしまいダメダメです。

最初にペットボトルの蓋に穴を開けて、プラジョイントを2つ差し込みます。プラジョイントはゼリー状接着剤で固定した後、念のためバスコークでシールしました。

次に、アクリルパイプにもプラジョイントを接着します。反対側は、水の表面張力で空気が入らないことへの対策のために斜めにカットします。

あとはホースを適当な長さに切ってセットアップします。水位を調整しやすいように、呼び水用のアクリルパイプは輪ゴムで固定しました。

動作確認を浴室で行った様子を動画に取り、YouTubeにアップしました。

動作が分かりやすいように水には色をつけてあります。また、給水用ホースは水没させておく必要がありますが、今回は自動給水の様子を見やすくするため水没させていません。
水位が上がり呼び水用のアクリルパイプ先端が液面に水没すると、空気の進入が止まり給水が止まります。この状態で水を容器からくみ出して水位が下がると、呼び水用アクリルパイプの内に吸い上げられていた水が抜けてパイプ内に空気が進入し、給水が再開します。
暫く動作確認を行い水漏れ等が無いことを確認できたら、お盆の長期外出前にはエビ水槽にセットしてみようと思います。