4.17仁徳天皇陵清掃奉仕活動 活動報告

遅くなりましたが、『4.17仁徳天皇陵清掃奉仕活動』の活動報告を致します。

有志4名で仁徳天皇陵の豪外周にて清掃奉仕活動を実施しました。

仁徳天皇陵の状況】

清掃活動で通じて得た仁徳天皇陵の状況を簡単にまとめました。

①綺麗に美化された状況で景観も概ね良好。

②各所にて煙草の吸殻、空き缶、紙くず、ビニール等のゴミが落ちていたので収集した。

③収集したゴミには鯉釣りに使用されたと思われる爆弾釣り針の仕掛けも一部あった。

④持ち帰ることが出来ない大きなゴミも放置されていた。

⑤豪の水質状況は概ね良好であるが、落ち葉や水草等が水面を大量に覆い、景観、生態への影響が懸念される箇所もあった。

⑥収集したゴミは責任をもって自宅に持ち帰り、分別の上、廃棄した。

上記の状況を宮内庁に電話及びメールで報告しました。


【意見交換】

今回の清掃奉仕活動終了後に仁徳天皇陵ユネスコ世界文化遺産登録の問題点について参加者と喫茶店にて意見交換をしました。

御陵通りという名称がとても良い。古墳通りにならないか心配。

・観光推進事業として天皇陵をユネスコ世界遺産登録しようとしてるが、そもそも観光地としての機能を満たしていないのではないか?JR阪和線の各駅停車しか百舌鳥駅に停車しないし、宿泊施設や観光施設もない。

・閑静で生活しやすい居住環境が観光開発で一変する危険性もあるのではないか?

・etc


【今後の展開として】

これからも堺市仁徳天皇陵反正天皇陵、履中天皇陵の清掃奉仕活動を継続するのは勿論ですが、藤井寺市羽曳野市仲哀天皇陵、応神天皇陵の清掃も予定しております。

また清掃奉仕活動の本願であります「御霊の静安」を末永く願い、ユネスコ世界文化遺産登録への反対を訴えてまいります。

自民党谷垣禎一氏を筆頭とする天皇陵を含む、所謂百舌鳥古市古墳群ユネスコ世界文化遺産登録推進派議員連盟に断固反対の意思を表明します。

天皇陵は古墳ではない。

御歴代〜天皇陛下に受け継がれる祖先祭祀の場であり、数多くの方々が拝礼する聖地であるということを伝えてまいります。

現行の宮内庁による管理にて静安を維持すべきであると思います。

また動植物が生活を営んでいる自然の宝庫でもあります。

人間の勝手で彼らの生活を脅かすことがあってはなりません。

皇室用財産を観光財源にしてお金儲けをしようという行為を黙ってみているわけにはいきません。

宮内庁にも電話にて意見を申し述べております。

少数意見であると思いますが、ここは一歩も譲ることが出来ない一線なのです。

しかしながら、静かに生活したい、動植物が心配だという反対理由でも良いのです。

天皇陵のユネスコ世界文化遺産登録推進事業に反対の方ならば左右保革、思想イデオロギーに関わらず天皇陵の清掃奉仕活動にご参加頂きたいと願っています。

参加者の皆様、お連れ様でした。

ありがとうございました。


自由の翼代表 木島伸一


にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村



政治 ブログランキングへ