Hatena::ブログ(Diary)

さくら進学クリニック 「進学コラム」


 千葉県北西部の公立上位高校志望の受験生に受験情報に関するアドバイスをお送りするブログです
 受験勉強のやり方など勉強に関するアドバイスは、もうひとつのブログ さくらweb進学塾 に掲載しています
 高校受験Q&A、上位校の入試状況などは さくら進学クリニック にまとめています

 2017年千葉県公立高校入試は、前期2月13・14日、後期3月1日です

 <<コメントについてのお願い>>
 ・コメントはできるだけ最近のコラムにお願いいたします、古いコラムにコメントしていただいても気づかない場合があります
 ・コメント欄はコラムに対するご意見やご質問、受験情報を書き込んでいただくものです
  読者のコミュニケーションの場ではありませんので、掲示板的な書き込みはご遠慮ください
 ・情報は中学校や高校からなど確証のあるものをお願いいたします、うわさ話などの不正確な情報は書き込まないでください
 ・受験勉強のやり方など勉強に関するご相談は さくらweb進学塾 に書き込みをお願いいたします
 ・ネット上に個人情報をさらすことはトラブルの元になります
  ご相談以外で、成績、志望校、部活動などの個人情報を書き込まないようにしてください
 多くの受験生や保護者の方が見ています、他人を不快にしない、役に立つコメントをお願いいたします
 不適切なコメントと判断した場合、削除させていただく場合があります


 公立上位校を目指す進学塾 《さくら進学塾》 では9月より中2クラス [さくら数学塾] を開講しています
 詳しくは さくら進学塾のホームページ をご覧ください

2016-09-26 439.併願パターンの研究<基礎編>

「2017年入試版 千葉県公立上位校受験の手引き」を作りました

6年ぶりに小冊子「千葉県公立上位校受験の手引き」を作りました。

公立・私立の入試システム、公立入試の教科別特徴、公立高校と私立高校の位置づけなど

進学コラムや高校入試説明会の内容に加えてwebでは書きにくいことも盛り込みました。


希望される方には通販でお分けいたします、申し込み方法は>>こちらをご覧ください。

439.併願パターンの研究<基礎編>

こんにちは、さくらです。


まもなく10月、そろそろ中学校の三者面談に向けて志望校を絞り込んでいく時期です。

そこで今回と次回で併願パターンについて考えていきたいと思います。


ここでは、進学コラムの読者に最も多いと思われる「公立上位校が第一志望」である場合について考えます。



◎県内上位校のグループ分け


併願パターンを考えていくための基礎知識として県内上位校のグループ分けについて書いておきます。

(これは私の主観的な分類です、必ずしも一般的なものではありませんので使い方にはご注意下さい)



「私立高校のグループ分け」


県内私立高校は選抜方法によって以下の2つのタイプに分けられます。


学力試験によって合否が決まる学校

渋谷幕張、市川、昭和秀英、専大松戸、芝浦工大柏、日大習志野、成田、麗澤、千葉日大一、国府台女子の10校が該当します。


入試相談によって(中学校の成績で)合否が決まる学校

前出の10校をのぞく県内私立高校の大半が該当します。


中学校では安全校として「入試相談のある学校」を受験するよう指導されるのが普通です。

どんな併願パターンを組んでも、原則としてこのタイプの学校を1校受験することになります。

(中学校の先生との関係を悪化させたくなければ、不本意でも受験した方が賢明でしょう)


入試相談の詳細については、さくら進学クリニックの「高校受験Q&A」を参考にしてください。


前者は上位3校とそれ以外とのレベル差が大きいため、さらにこれを2つに分けます。

つまり、県内私立高校を次の3つのグループに分類することになります。


私立1番手校  渋谷幕張、市川、昭和秀英

私立2番手校  専大松戸、芝浦工大柏、日大習志野、成田、麗澤、千葉日大一、(国府台女子学院)

私立3番手校  上記10校以外の入試相談のある学校


渋谷幕張は1番手校に入れていますが、難易度の高さから公立の併願校としては使いにくくなっています。

国府台女子は前期には入試相談があります、後期のみ2番手校扱いのため( )付きにしています。


以降それぞれ「私立1」「私立2」「私立3」と略します。



「公立高校(第1〜第4学区)のグループ分け」


公立1番手校  県千葉、県船橋、東葛飾、千葉東

公立2番手校  佐倉、薬園台、市立千葉

公立3番手校  県柏、八千代、船橋東、小金など


県柏は難易度では3番手校ですが、常磐線沿線で東葛飾に次ぐ2番手校としての役割も担っています。


公立も以降それぞれ「公立1」「公立2」「公立3」と略します。



◎公立志望校から考える私立併願校


私立併願校は公立志望校がどのレベルであるかによってほぼ決まってきます。


公立志望校が3番手校以下の場合・・・「公立3」+「私立3」

例:小金+流通経済大柏 など。


公立志望校が3番手校以下ならば、私立2は受験しない人が多いでしょう。

私立3は入試相談を通せば合格がほぼ約束されるので複数校受験する必要はありません。

私立2を受けなければ私立は1校のみの受験になり「公立3」+「私立3」という受験パターンになります。


公立3に合格するためには、中学校のクラスで10番以内程度の実力が必要でしょう。

したがって、クラスのおよそ4分の3の生徒は私立を1校しか受験していないと考えられます。

しかも私立3には入試相談があるので、クラスの4分の3は実質的に「私立入試は無いに等しい」状況です。


ただ、公立3番手校レベルの受験生ならば私立2(専松A、芝柏GL、日習)の合格も十分に狙えます。

公立の練習試合という意味でも、私立2を受験するとよい勉強になるでしょう。



公立志望校が2番手校の場合・・・「公立2」+「私立2+私立3」

例:佐倉+成田+千葉英和 など。


公立2と私立3とでは学校のレベル差が大きいので、もしもの場合を考えると私立2を押さえておきたくなります。

私立2を受験した場合でも、安全校として私立3を受験する必要があるでしょう。


したがって「公立2」+「私立2+私立3」という受験パターンになります。



公立志望校が1番手校の場合・・・「公立1」+「私立1+私立2+私立3」

例:県船橋+昭和秀英+専大松戸+八千代松陰 など。


やはり、公立1と私立2とでは学校のレベル差が大きいので私立1を受験したくなります。


そうなると「公立1」+「私立1+私立2+私立3」と私立を3校も受験することになります。

千葉県の高校受験生はレベルが上がるほど私立受験校が増える傾向にあります。

ただし、先に私立1や私立2に受かってしまえば、私立3は棄権することもできます。

(上の例なら専松の発表が1月19日で松陰の試験が20日なので、専松が合格なら松陰は棄権してもよいわけです)


それでも、私立を3校も受験するのは多すぎるのではないかと考える方もいるでしょう。

私立3を削って私立1+私立2だけにするとか、私立1を受けるなら私立2は必要ないのではないかとか・・・。

そこで、公立1番手校志望で私立受験校を削った場合についても考察してみます。



「公立1」+「私立1+私立2」 のパターン


私立3を削って私立1と私立2だけにした場合、中学校の先生に「安全校がない」と言われそうです。

個人的には、先生が難色を示さなければ私立3は削ってもかまわないと思います。

(もちろん私立2に必ず合格できるとは限らないので自己責任になりますが)


実際には、私立3を削って難色を示さない先生は少ないでしょう。

中学校の先生との関係を悪化させてまで私立3を削ることに意義があるとは思えません。

原則として私立3は受験すると思っておいたほうがよいでしょう。



「公立1」+「私立1+私立3」 のパターン


私立1を受けるならば、私立2は必要ないのではないかとも考えられるでしょう。


千葉県の公立1と私立1は不思議な関係になっています。

受験生の志望順位は公立1>私立1なのに、入試難易度は公立1≦私立1なのです。

公立1に合格できる実力があっても、私立1には不合格になることは珍しくありません。

(実際には高校によって難易度に差があるので、公立1、私立1とひとくくりにして話すべきではありませんが)


私立1を不合格になると、私立の合格校は私立3だけということになります。

これでは、公立1が不合格になった場合のことを考えると不安が残るでしょう。


例えば、市川は県船橋や東葛飾よりも明らかに難易度が高くなっています。

県船橋+市川+八千代松陰と受験した場合、私立の合格は八千代松陰のみという状況も十分にあり得ます。

県船橋と八千代松陰ではレベル差が大きすぎるので、県船橋が不合格だった場合を考えると私立2も受験しておいたほうが安心でしょう。



「公立1」+「私立2+私立3」 のパターン


私立1は公立1より受かりにくいにもかかわらず、公立1に合格したら進学することはありません。

市川は県船橋や東葛飾より難易度が高いのに、合格しても公立に受かったら進学しないのです。

それならば、わざわざ受験しなくてもよいのではないかと考える人もいるでしょう。


公立1番手校を志望する受験生にとって、私立を受験することは次の2つの理由があります。

1.公立が不合格だった場合の進学先の確保として(消極的理由)

2.公立入試に向けた練習試合として(積極的理由)


通常考える私立の受験理由は1番でしょう、これは公立志望校に関係なく存在する理由です。

(積極的に受験したいという理由ではないので、私はこれを消極的理由と呼んでいます)


しかし、公立1番手校の受験生に限っていえば2番の理由のほうが重要です。


公立1番手校には優秀な生徒しか受験に来ません。

倍率も高いため、合否は「実力の差」よりも「実力を発揮できたか」で決まります。

(実力が不足している受験生がいたなら、その生徒ははじめから合否の対象外です)

合格の可能性を高めるためには、入試本番で実力を発揮できるための訓練ができているとよいのです。


そこで、私は練習試合として私立1の受験をすすめます。

(練習試合であれば積極的に受験したくなるので、私はこれを積極的理由と呼んでいます)


公立1番手校を受験する生徒であれば、過去問を使った訓練は十分に行うでしょう。

しかし入試本番は緊張していますから、想定しなかったこともたくさん起こります。

覚えているはずのことが出てこなかったり、見たことのない問題にパニックになったり・・・。

入試本番は過去問や模擬試験とはまったく違う緊張感の中で問題を解くことになるのです。


私立1番手校の入試で試験中の緊張状態や時間配分を経験しておけば、公立入試ではずいぶん楽になるでしょう。

しかも、私立1を受けに来た生徒の多くは、公立1の入試にも来るのです。

第1志望校で対戦する相手と、教室で実際に勝負することは最高の練習試合だといえます。


結果は合格でも不合格でもよいのです。


合格すれば進学先を確保できるだけでなく、公立入試の前哨戦に勝ったという自信を持つことができるでしょう。

(何といっても、受験しているメンバーは本番の公立入試とほとんど同じなのですから)


たとえ不合格になったとしても、たくさんの教訓を得ることができるはずです。

試験中こうしておけばよかったとか、事前にこう勉強しておけばよかったとか、公立入試に向けた最高のアドバイスになります。

「失敗は成功のもと」なのです。


また、公立1番手校の入試は高倍率になるため、不合格になる可能性も高くなっています。

県千葉や県船橋の前期では3倍を超えますから、受験生の3人に2人が不合格になる計算です。

公立1番手校の受験生は「前期は不合格になるものだ」と思っておく必要があります。


しかしどんなに想定していても、第1志望校で不合格になれば大きなショックを受けるでしょう。

ショックのあまり勉強が手につかなくなることもあるかもしれません。

前期発表から後期試験まで9日しかありませんから、そんな場合ではないはずなのに・・・です。


私立1番手校で不合格を経験していれば、公立前期不合格のショックも多少はやわらぐでしょう。

「前期不合格は想定の範囲内、後期に向けて気持ちを切り替えて頑張ろう」と思えるはずです。

何事も1度経験しておけば2回目は落ち着いて対応できるものです。

(1回落ちたら次も落ちるんじゃないかと思ってしまうタイプの人は逆効果かもしれませんが)


公立1番手校を志望する受験生にとって、私立1の受験は公立の合格可能性を高めるための大切な練習試合です。

これを削ってしまうことは、第1志望校の合格を遠ざける行為だと思ってよいでしょう。



次回は併願パターンの研究<実践編>です。



ランキングに参加しています。

クリックすると投票していただけます(ランキングの画面が開きます)、よろしくお願いします。

にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(指導・勉強法)へ人気ブログランキングへ

2016-09-09 438.県内私立高の入試日程のまとめ

今年度2回目のオフ会を開きました

9月24日(土)今年度2回目のオフ会を開きました。

参加者3名と小規模での開催になりましたが、聞きたいことがいくらでも聞ける密度の濃いオフ会になったと思います。

今年度のオフ会は今回で終了です。

438.県内私立高の入試日程のまとめ

こんにちは、さくらです。

今朝の新聞に2017年の県内私立高入試日程が掲載されていました。

入試相談のない上位10校(国府台女子を含む)の入試日程や募集定員をまとめておきます。

(定員は原則として併願のものですが、学校により第一志望なども含みます)



[前期選抜] 前期選抜では上位校でも単願や第一志望の制度がある学校が多くあります。


1月17日

市川 (50名)

専修大松戸 (236名) 前期は2日間入試です(2日とも受験も可)

日本大習志野 (180名) 

成田 (140名 専願含む) 

国府台女子学院 (普通科60名) 前期は入試相談があります(併願で5科22以上)

麗澤 (90名) 前期は2日間入試です(2日とも受験も可)、後期選抜はありません

千葉日大一 (130名 自己推薦含む)


1月18日

昭和学院秀英  (90名) 臨時定員増は継続のようです

専修大松戸

芝浦工業大柏 (120名) 後期がなくなったぶん前期の定員が増えています、前期は2日間入試です(2日とも受験も可)

麗澤


1月19日

渋谷教育学園幕張 (55名) 後期がなくなったぶん前期の定員が増えています

芝浦工業大柏



[後期選抜] 後期選抜はすべて一般入試で、単願や第一志望の制度がある学校はわずかです。


2月5日

市川 (35名)

専大松戸 (20名)

成田 (20名 専願含む) 


2月6日

昭和秀英 (20名)

国府台女子 (普通科10名) 後期には入試相談はありませんので試験勝負となります

千葉日大一 (40名)


2月7日

日大習志野 (40名)



2017年は東邦大付属東邦が高校の募集を止め、渋谷幕張と芝浦工大柏が後期選抜を廃止しています。

受験科目でも市川(前期一般のみ)と昭和秀英が5教科に変更するなど変更点の多い年になっています。

追記:芝浦工大柏も5教科と3教科を選んで受験するようになります(5教科のほうが優遇があります)

上位生は募集要項をよく確認して間違えのないよう気をつけてください。


近いうちに併願パターンなども考えてみたいと思います。



ランキングに参加しています。

クリックすると投票していただけます(ランキングの画面が開きます)、よろしくお願いします。

にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(指導・勉強法)へ人気ブログランキングへ

2016-08-18 トピックス 平成29年度公立高校募集定員について

千葉県教育委員会のホームページに「平成29年度千葉県公立高等学校第1学年生徒募集定員について」が掲載されています。

全日制全体で5学級減になっていますが、上位校の定員は28年度と変更はありません。


28年度に定員増となっていた以下の3校は29年度も継続して通常よりも1学級増となります。

県船橋・普 (7学級 → 8学級、26年度から)

千葉東 (8学級 → 9学級、24年度から)

八千代・普 (6学級 → 7学級、26年度から)


千葉東は6年連続の、県船橋は4年連続の学級増です。

理数科を新設する木更津は普通科7学級+理数科1学級になります。


1・2番手校 普通科の募集学級数は以下のようになります。(( )内は普通科以外の学級数)

県千葉 6学級(千葉中から2学級)

県船橋 8学級(理数科1学級)

東葛飾 8学級

千葉東 9学級

佐倉   7学級(理数科1学級)

薬園台 7学級(園芸科1学級)

市千葉 7学級(理数科1学級)

県柏   7学級(理数科1学級)


ランキングに参加しています。

クリックすると投票していただけます(ランキングの画面が開きます)、よろしくお願いします。

にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(指導・勉強法)へ人気ブログランキングへ

2016-08-04 夏休み

こんにちは、さくらです。


夏は学校が休みなので受験情報も小休止です。

受験生のみなさんはこんなとこを見ていないで勉強しましょう。


毎年8月下旬ごろには公立高校の募集定員が発表になります。

それまでしばしお休みします。

さくらweb進学塾は更新していますのでのぞいてみてください。


ランキングに参加しています。

クリックすると投票していただけます(ランキングの画面が開きます)、よろしくお願いします。

にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(指導・勉強法)へ人気ブログランキングへ

ZZ 2016/08/09 21:01 行きたいけど行けない…泣
かなりの猛暑が予想されますがどうかお身体だけには気をつけてください!
(来年も販売してくださるならぜひ行きたいっ!!)

さくらさくら 2016/08/10 21:13 Zさん、コメントありがとうございます。
お気遣いいただき、ありがとうございます。
たぶん来年も作ると思いますので、そのときはよろしくお願いいたします。

ねるねるねるねる 2016/08/14 17:24 ご無沙汰しております。
久しぶりにこちらにお邪魔したら、3日目に参戦とありましたので、子供に買ってきてもらいました。
前回よりずっと面白いです。
塾の分析はまだまだ深くできそうですね。
秋から入試本番まで忙しくなると思いますが、お身体大事にしつつ、迷える受験生とその保護者のための情報発信も頑張ってください。

さくらさくら 2016/08/16 00:53 ねるねるさん、コメントありがとうございます、お久しぶりです。
コミケでお会いしたうちの1人がお子さんだったのですね、なんか感慨深いです。
面白いと言っていだき、ありがとうございます。
今回は実用性だけでなく個人的な趣味も盛っているので、自分でも前回より面白いと思っています。
(塾の話は同業のことなので、あまり深入りしたくはないんですが・・・)

2016-07-12 トピックス 公立高校の検査の内容等について

こんにちは、さくらです。

千葉県教育委員会のホームページに「平成29年度千葉県公立高等学校 「前期選抜」、「後期選抜」等の検査の内容等について」という文書が公開されています。

前期選抜の選抜枠、前期選抜2日目の検査の内容、志願理由書提出の有無、後期選抜に面接等を実施するか、などが記載されています。


普通科は特別な変化は見あたりませんが、28年度から前期選抜枠が100%までになった専門学科では変更する学校があります。

上位校でこれに関係するのは主に理数科です。


1〜4学区の理数科の前期選抜枠は以下のようです

市立千葉  60% → 75%

県立船橋  60% (変更なし)

県立柏   100% (変更なし)

佐倉     75% (変更なし)


普通科と同じ60%に設定していた市立千葉が75%に変更しています。

29年度から理数科が新設される木更津も75%です。

佐倉、木更津、市千葉の3校が75%で横並びということは、75%が2番手校のトレンドなのかもしれません。

(前期30名、後期10名とキリがいいですしね)


面白いところでは、成東が28年に80%から100%に変更したのに、29年は80%に戻しています。

28年は定員40名で受験者が42名いたにもかかわらず、合格者は31名と11名も不合格を出す特異な入試でした。


実は郡部の理数科の入試は近年かなり崩壊しています。

(「理数科=特進クラス」という状況ではなくなってきているのでしょうか)


ここ4年間(28年−27年−26年−25年)の前期の倍率を見ると

長生 1.14倍 1.10倍 1.22倍 1.22倍

佐原 1.06倍 1.66倍 1.31倍 1.53倍

成東 1.35倍 1.34倍 1.03倍 1.07倍

匝瑳 1.03倍 1.00倍 1.03倍 1.00倍


長生は2年続けて定員より少ない合格者しか出していません。

(28年:定員32受験33合格29、27年:定員32受験34合格31)

匝瑳に至っては定員割れが常態化しています。

けっこう頑張っていた佐原も28年は定員割れでした。(定員40受験38合格36)


こういう状況の中で理数科を新設する(させられる)木更津は実は迷惑なんじゃないでしょうかね。


ついでに言えば都市部の理数科は横並びの隔年現象が見られます。


やはりここ4年間(28年−27年−26年−25年)の前期の倍率です

県船橋 2.83倍 3.79倍 2.50倍 3.54倍

市千葉 1.92倍 3.13倍 2.75倍 3.17倍 

県柏   1.59倍 2.63倍 1.91倍 2.72倍


見事に 28年↓ 27年↑ 26年↓ 25年↑ となっているのがわかります。

(ただし、県柏は28年に定員枠を80%→100%に拡大していますから倍率が下がって当然です)


しかし、ここに26年に新設された佐倉が加わると

佐倉  2.10倍 1.47倍 1.44倍 、佐倉だけは 28年↑ 27年↓ です。

(佐倉も定員枠を80%→75%に変更しているんですが、5%差は影響なしと考えてよいでしょう)

 

このままのペースで行くと29年は船橋・市千葉・柏は倍率↑で、佐倉だけ↓になるのかもしれません。

(市千葉は定員枠が拡大されるので倍率は上がらないかもしれませんが)

今回はほとんど理数科のお話でした。



ランキングに参加しています。

クリックすると投票していただけます(ランキングの画面が開きます)、よろしくお願いします。

にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(指導・勉強法)へ人気ブログランキングへ

brain-boxbrain-box 2016/07/15 23:55 専門学科の前期の定員は,80%から100%に拡大しても問題なかったところはそのまま,問題のあったろころは75%に落ち着くのだと思います(理数科に限らず)。

前期を75%にするというよりは,後期を「2桁の人数残しておく」という方が正確なのかも。
定員8名と定員10名では,印象がだいぶ違ってくるとの感覚なのでしょう。

100円より99円や98円をだいぶ安く感じてしまうのと同じ錯覚。

さくらさくら 2016/07/17 22:16 brain-boxさん、コメントありがとうございます。
たしかに定員8名だとすごく狭き門なイメージですね。
これが定員10名になると受かりそうな気がしてきます。
そのあたりの違いを、現場では感じて75%にしたということなのでしょうね。