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さくら進学クリニック 「進学コラム」


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 2019年千葉県公立高校入試は、前期2月12・13日、後期2月28日です

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2018-06-28 504.県内私立高の日程 その1

高校入試説明会のお知らせ

さくら進学クリニックでは保護者の方を対象に高校入試説明会を開催します。

千葉県の上位高校入試について、私さくらが解説します。

日時 7月16日(月)海の日 15時から(100〜120分間の予定です)

場所 さくら進学塾 (船橋駅北口徒歩2分)

参加費 500円

詳しい内容や申し込み方法は>>こちらをご覧ください 。

504.県内私立高の日程 その1

こんにちは、さくらです。

県内私立高校の募集要項がホームページに少しずつ掲載され始めています。


県内私立高校の入試日程は昨年までと変わらないようです。

前期選抜  1月17日から

後期選抜  2月 5日から


市川


前期  1月17日(1日目)  一般 55名 

後期  2月 5日(1日目)  一般 30名


市川は前期一般は5教科です、単願も今年から5教科になります。

後期と帰国は変わらず3教科です。

日程に変更はありませんが、後期から前期に定員を5名動かしています。

ただし、実際には5名は誤差の範囲といってよいでしょう



日本大学習志野


前期  1月17日(1日目)  B入試(併願一般) 170名 

後期  2月 7日(3日目)  一般 20名


日程に変更はありませんが、定員は前期で10名、後期で20名減っています。

いよいよ日習も後期を減らしてきました、私立も一本化に向かっているのでしょうか。



成田


前期  1月17日(1日目)  一般 110名  特進α 40名 (ともに専願の定員を含む)


日程に変更はありませんが、一般の定員が10名減っています。

成田は後期選抜を行いません。

特進α、一般、とも専願と併願があり、出願時に選択する形式です。(特進αから一般へのスライド合格ありです)



新たに判明した学校が出てきましたら、また報告したいと思います。


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2018-05-27 503.県立船橋高校の大学進学状況

こんにちは、さくらです。

県立船橋高校は千葉県の公立高校では県千葉に次ぐ難関校であり、倍率上位常連の人気校です。

その県船橋からどんな大学に進学しているのか、それを探っていくのが今回のコラムの目的です。


県船橋の公式ホームページには大学合格者数だけでなく進学者数も掲載されています。

多くの高校が公表している大学合格者数は「のべ」の合格者数です。

例えば1人で早稲田大の政治経済学部、法学部、商学部に合格すると「早稲田大3名」とカウントされます。

これでは学校で何番くらいにいれば早稲田大に進学できるのか知ることはできません。


県船橋のように進学者数を公表してくれれば、実際の進学状況を正確につかむことができます。

(県船橋以外では、県柏(ここの進路情報は素晴らしいです)、薬園台、船橋東、国府台、小金でも公表しています)

県船橋では過去3年間のデータを公表しているので、3年間の進学者数から進学状況を探っていきたいと思います。

数字はすべて県船橋高校の公式ホームページによります。


ここでは現役と既卒(浪人)を合計した数字を扱います。

現役と既卒をどう評価するかは人によりさまざまだと思います。

今回は「県船橋からどんな大学に進学しているのか」という点に的を絞りたいので、現浪込みで話を進めていきます。


ところで、今回のコラムの目的は「中学生に将来の展望を語ること」にあります。

高校や大学を序列化することが目的ではありませんので、このコラムに対するコメントは節度のあるものを望みます。

(趣旨に反すると判断したコメントは私の判断で削除いたします)



◎どこの大学に多く進学しているのか


まずは進学者数の多い大学を見ていきましょう。

県船橋で進学者数の多い上位10大学をあげてみます。(現浪込みの数字です)


2018年  大学進学者数379名、現役255名、既卒124名

千葉大       50名(合格者数57名)

早稲田大     40名(113名)

筑波大       26名(26名)

東京理科大   18名(129名)

明治大       18名(110名)

東京工業大   15名(15名)

東京大       14名(14名)

東北大       14名(15名)

慶應義塾大   13名(47名)

法政大        9名(71名)


2017年  大学進学者数345名、現役245名、既卒100名

千葉大       44名(合格者数47名)

早稲田大     32名(92名)

東京理科大   28名(125名)

筑波大       21名(23名)

東北大       20名(20名)

明治大       14名(97名)

北海道大     11名(12名)

一橋大       10名(10名)

東京外語大    8名(10名)

中央大        8名(45名)


2016年  大学進学者数320名、現役227名、既卒93名

千葉大       42名(合格者数48名)

早稲田大     27名(79名)

筑波大       23名(24名)

明治大       20名(87名)

東北大       14名(14名)

慶應義塾大    14名(31名)

東京工業大    11名(10名)

横浜国立大     9名(9名)

東京大        8名(8名)

大阪大        7名(7名)

一橋大        7名(7名)

北海道大      7名(8名)


国立では千葉大や筑波大に、私立は早稲田大や東京理科大・明治大に多く進学していることがわかります。


県船橋は「地元国立大や上位私立大に多く進学する高校」だといってよいでしょう。



◎超難関大への進学状況はどうか


東京大、一橋大、東京工業大といった国立の超難関大への進学数はどうでしょうか。


東京大  2018年   14名

       2017年   7名

       2016年   8名 


一橋大  2018年   8名

       2017年  10名

       2016年   7名


東京工業大  2018年   15名

          2017年   7名

          2016年  10名


3大学合計  2018年   37名

         2017年   24名

         2016年   25名


東大14名は公立高校としては立派だといってよいでしょう、2012年まで2〜4名が普通だった高校とは思えない実績です。

(最近10年間の東大合格者数は、09年2名、10年2名、11年3名、12年4名、13年9名、14年10名、15年13名です)

「頑張れば超難関大にも行ける高校」になった印象を受けます。


ただし、国公立大医学部(防衛医大を含む)の合格者数は、16年5名、17年10名、18年10名と決して多いとはいえません。

地元の千葉大医学部には18年は1名が進学していますが、県千葉7名、市川3名、東邦3名に比べるとまだまだです。

医学部への対策は今後の課題だといえるでしょう。


県船橋は理数科含めて9クラス編成ですから、超難関大に進学するには「クラスで3・4番」までにいなければ難しそうです。

(県船橋の通常の定員は8クラスですが、現在は臨時定員増で全学年9クラスになっています)

旧帝大や、国公立大医学部への進学者を考慮しても、「クラスで7・8番以内」を維持している必要があるでしょう。


県内では難関校といわれる県船橋でも超難関大に進学するのは容易ではないということです。

まわりと同じような高校生活を送っていては、とても達成できそうもありません。


県船橋からも超難関大を目指せるようになってきましたが、相当な努力は覚悟しましょう。



◎国公立大への進学状況はどうか


景気が厳しい中「大学は国公立に」という希望は多いと思います。

国公立大(防衛大学校など準大学を含む)への進学者数、進学率と、5名以上の進学者のいる大学を見てみましょう。


2018年  国公立大進学者200名、国公立進学率53%(大学進学者数379名)

千葉大      50名(合格者数57名)

筑波大      26名(26名)

東京工業大   15名(15名)

東北大      14名(15名)

東京大      14名(14名)

一橋大       8名(8名)

京都大       7名(7名)

北海道大      7名(7名)

大阪大       6名(6名)

埼玉大       5名(5名)


2017年  国公立大進学者187名、国公立進学率54%(大学進学者数345名)

千葉大      44名(合格者数47名)

筑波大      21名(23名)

東北大      20名(20名)

北海道大     11名(12名)

一橋大      10名(10名)

東京外語大     8名(10名)

東京大        7名(7名)

東京工業大     7名(7名)

京都大        6名(6名)

信州大        5名(6名)

神戸大        5名(5名)

東京学芸大     5名(5名)


2016年  国公立大進学者183名、国公立進学率57%(大学進学者数320名)

千葉大      42名(合格者数48名)

筑波大      23名(24名)

東北大      14名(14名)

東京工業大    10名(11名)

横浜国立大    9名(9名)

東京大       8名(8名)

一橋大       7名(7名)

大阪大       7名(7名)

北海道大      7名(8名)

東京外語大     6名(7名)

電気通信大     5名(5名)


進学先を見ると千葉大・筑波大など地元国立大の他に、前出の超難関大や旧帝大など難関大が多く入っています。

「国公立ならどこでも」というより、「頑張って勉強して行きたい国立大に」という意志を感じます。


最近10年間の国公立大進学率(大学進学者のうち国公立大の割合)の変遷を見てみると、

09年41%、10年45%、11年42%、12年50%、13年53%、14年52%、15年54%、と2012年を境に上がっているのがわかります。

大学進学者の半数以上が国公立であることは、公立高校として立派な実績だといってよいと思います。


国公立進学率が上がっているということは、「早いうちに私立専願に走らない」指導が徹底されてきたということでしょう。

(私立専願が必ずしもいけないとはいいませんが)


県船橋に進学すると「国立大に進もう」という雰囲気があるのは間違いないでしょう。



◎県船橋志望の受験生へ


ここまで県船橋の進学状況を見てきて「県船橋は難関大学を目指せる高校になってきた」ことがわかります。

しかし同時に、県船橋から「難関大学への進学は甘くない」ということもわかると思います。

現役で国公立大や早慶など上位私立大に進学するためには、少なくとも上位50%に入っている必要があるでしょう。


県船橋を目指している受験生は「合格したら勉強はひと休み」などと思ってはいけません。

高校入学後もしっかり勉強して上位をキープする必要があることを頭に入れておきましょう。

(県船橋だけでなく県千葉でも東葛飾でも千葉東でも同じです)


上位50%に入るということは、高校受験では「前期選抜での合格を目指そう」ということです。

合格することだけを目標にせず、上位50%に入ることを意識して強い意志を持って頑張ってください。

(もちろん「前期がだめでも後期がある」という気持ちも必要です)



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たぬたぬたぬたぬ 2018/06/24 18:57 サンデー毎日2018/6/24号にて、2018年の各高校の現役進学者数のデータが掲載されていました。
これを掲載されている千葉県内の35高校について、段階ごとに現役進学者率(=集計対象大学への2018年現役進学者数÷2018年卒業生数)を集計し各上位を抜粋しました。
なお、( )内は、(当該集計段階現役進学者率、当該集計段階現役進学者数)です。

・これを見ると、東大+京大+一橋+東工という、いわゆる「東京一工」への現役進学については、渋幕や県千葉などが確かに強い。でも2割にも満たない。一方で2番手・3番手からでも行けないわけではない(集計1)。

・東京一工に早慶を加えての現役進学者率となると、市川や秀英などの私立高校が一気に強みを帯びる。公立御三家でも東京一工+早慶への現役進学者は15%〜20%となる(集計2)。

・東北大などの旧帝や筑波、上智・理科大を加えると、県船や東葛ががぜん現役進学率が高まり3割を超える。東邦や芝柏なども2割前後はこの範疇に進む(集計3)。

・すべての国公立とマーチ・関関同立を加える(≒学歴フィルターにかかりづらい範囲)と、トップは県船となり、卒業生の6割が現役でこの範囲に進む。半分以上がこの範囲に進む高校は8校で、公立では県船、東葛、佐倉、千葉東、県千葉の5校。なお、東邦や芝柏だと、評判のいい系列大学や私立の医科・薬科に進む場合もあろうことから、この集計ではやや低めの感あり。
公立の2番手・3番手でもこの範疇に3割ぐらいが現役で進学している。逆にいえば、卒業時に上位3割ぐらいまでにいないと、それなりの大学への現役進学は難しいってこと。一方で、渋幕や県千葉は、県船・東葛・市川・秀英などに抜かれて、この集計では5割ほど。より上位に限った集計に比べ順位を落としている。つまり、旧帝一工未満の国公立やマーチあたりでは妥協できずに多くが浪人を覚悟しているのでろうと想像される(海外進学率は分からないけど…)。県千葉行くには、妥協できない校風であることを覚悟しておいたほうがいいのだろう(集計4)。


【集計1:東大+京大+一橋+東工】
渋谷幕張 (15.7%、59人)
県千葉 (9.1%、29人)★
県船橋 (7.7%、28人)★
市川 (5.6%、23人)
東葛飾 (4.7%、15人)★
東邦大東邦 (3.9%、14人)
昭和秀英 (2.6%、8人)
佐倉 (1.9%、6人)★
芝工大柏 (1.8%、5人)
稲毛 (1.3%、4人)★
千葉東 (1.1%、4人)★
国府台女子 (0.9%、3人)
佐原 (0.9%、3人)★
専大松戸 (0.9%、4人)
志学館 (0.7%、2人)
長生 (0.6%、2人)★
薬園台 (0.6%、2人)★
市千葉 (0.3%、1人)★
県柏 (0.3%、1人)★
木更津 (0.3%、1人)★
小金 (0.3%、1人)★
八千代 (0.3%、1人)★

【集計2:東京一工+早慶】
渋谷幕張 (32.7%、123人)
市川 (22.6%、93人)
昭和秀英 (22.1%、67人)
県千葉 (21.4%、68人)★
県船橋 (19.0%、69人)★
東葛飾 (16.1%、51人)★
東邦大東邦 (11.5%、41人)
薬園台 (10.6%、34人)★
芝工大柏 (9.9%、28人)
佐倉 (9.4%、30人)★
稲毛 (7.8%、25人)★
千葉東 (7.4%、27人)★
専大松戸 (5.9%、26人)
国府台女子 (5.7%、18人)
県柏 (5.0%、16人)★
船橋東 (5.0%、16人)★
市千葉 (4.4%、14人)★
長生 (4.4%、14人)★
小金 (4.3%、14人)★
日大習志野 (4.0%、17人)
暁星国際 (4.0%、5人)
木更津 (3.4%、11人)★
日出学園 (3.0%、4人)
志学館 (2.9%、8人)
成田 (2.7%、9人)

【集計3:旧帝一工神筑+早慶上理】
渋谷幕張 (40.2%、151人)
県船橋 (35.3%、128人)★
市川 (32.8%、135人)
東葛飾 (31.5%、100人)★
昭和秀英 (31.4%、95人)
県千葉 (29.6%、94人)★
東邦大東邦 (21.8%、78人)
芝工大柏 (19.7%、56人)
佐倉 (19.1%、61人)★
千葉東 (15.6%、57人)★
薬園台 (15.3%、49人)★
専大松戸 (14.5%、64人)
稲毛 (14.1%、45人)★
暁星国際 (13.6%、17人)
県柏 (12.9%、41人)★
国府台女子 (11.0%、35人)
長生 (9.4%、30人)★
小金 (9.2%、30人)★
日大習志野 (9.2%、39人)
船橋東 (9.1%、29人)★
市千葉 (8.8%、28人)★
麗澤 (8.3%、21人)
志学館 (6.9%、19人)
木更津 (6.2%、20人)★
成田 (6.1%、20人)

【集計4:国公立+早慶上理・GMARCH・関関同立】
県船橋 (61.4%、223人)★
昭和秀英 (58.1%、176人)
東葛飾 (57.7%、183人)★
市川 (55.3%、228人)
佐倉 (55.3%、177人)★
県千葉 (51.9%、165人)★
千葉東 (51.2%、187人)★
渋谷幕張 (50.5%、190人)
稲毛 (47.3%、151人)★
薬園台 (43.1%、138人)★
市千葉 (42.8%、136人)★
芝工大柏 (42.6%、121人)
小金 (42.2%、137人)★
長生 (40.9%、130人)★
専大松戸 (38.5%、170人)
佐原 (38.3%、124人)★
船橋東 (38.2%、122人)★
県柏 (37.6%、120人)★
東邦大東邦 (36.9%、132人)
日大習志野 (34.5%、146人)
麗澤 (32.5%、82人)
木更津 (30.4%、98人)★
成田 (30.1%、99人)
暁星国際 (29.6%、37人)
八千代 (29.2%、104人)★

注)★は公立高校

さくらさくら 2018/06/26 13:55 たぬたぬさん、コメントありがとうございます。
すごい大作でコメントというより投稿ですね。

コラムの中でも書きましたが、このコラムの目的は「中学生に将来の展望を語ること」にあります。
私は進学コラムでは「中学生目線でできるだけ情報を噛み砕いて伝えること」を心がけています。
受験生本人に正しく伝わらなければ、情報を発信する意味がないからです。

たぬたぬさんの投稿は情報としては素晴らしいのですが、当コラムにおける私の考えとは相違があるように感じます。
この進学コラムは私の個人的なブログです、せっかくの大作ですので削除などはしませんが、次に書き込みをしていただくときは当コラムの趣旨を汲んだ形のものをお願いいたします。

2018-05-17 トピックス 公立高校入試の結果

こんにちは、さくらです。

千葉県教育員会のホームページに「平成30年度千葉県公立高等学校入学者選抜学力検査の結果」が掲載されています。

これには公立入試の「平均点」「設問ごとの正答率・無回答率」「得点分布グラフ」などが掲載されています。


過去3年間と平均点を比較してみると


《前期選抜》

         国語   社会   数学   理科   英語   5教科 

2015年   48.5   58.1   46.9   57.1   55.9   266.5

2016年   57.0   56.6   47.4   46.3   50.3   257.5

2017年   60.8   53.8   51.4   56.4   53.7   276.1

2018年   63.2   52.9   58.5   60.0   59.7   294.3


《後期選抜》

         国語   社会   数学   理科   英語   5教科 

2015年   55.9   64.2   57.1   62.4   54.5   294.2

2016年   56.7   62.1   57.9   51.0   60.9   288.7

2017年   67.2   61.6   58.8   61.6   57.7   306.9

2018年   55.7   56.0   62.0   67.5   49.7   290.9


前期は昨年より5教科平均点が18.2点も上がり、300点に王手をかけた(?)状況です。

昨年も18.6点上がりましたから、この2年で40点近い急上昇です。

これは入試一本化に向けた動きと考えてよいのでしょうね。


得点分布グラフを見ると、450点以上の得点者が2%くらい存在しています。

得点開示報告でもわかっていましたが、御三家など最上位層では高得点勝負のミスの許されない厳しい入試だったでしょう。


後期は5教科平均点が16.0点下がっています。

2013年からの「前期は難しめ、後期は易しめ」という流れが初めて破られました。

専門学科が前期で100%確保できるようになり、後期受験者の実力が底上げされているという実感でもあるのでしょうか。

そうだとしたら、この傾向は続くのかもしれません。(と言っても残り2年ですが)


平均が下がった後期でも450点以上の得点者が1%ほど存在しています。

多少問題が難しくなっても、しっかり勉強してきた生徒はちゃんと得点しているということでしょう。


いずれまた、正答率や得点分布の分析もまとめてみたいと思います。


さくら進学塾のホームページにも「今春の公立高入試結果」というコラムを書きました。

やっぱり半分くらい営業が入っていますが、塾に興味がなくても参考になる点があると思います。



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nn 2018/05/21 10:50 いつも貴重な情報ありがとうございます。今年の問題の出題内容で何か傾向の変化があったのでしょうか?また、来年以降の内容の傾向として何かコメントいただければ幸いです。

さくらさくら 2018/05/22 04:16 nさん、コメントありがとうございます。
傾向の変化とは「前期より後期のほうが問題が難しめになった」ということです。
教科別にはこれから判断です。(コラムに書くのは受験生が過去問に取り組む秋ごろになると思います)

個人的には、これは入試一本化に向けた県教委の試行錯誤だと考えています。
したがって、来年以降も続くかどうかは疑問です。(コラムでは続くのかもしれませんなんて書いてますが)
現中3生と中2生は制度の過渡期で「いろいろなことがあるかもしれない」と思っていたほうがよいでしょう。

2018-05-07 502.今年の問題は易しかったのか

こんにちは、さくらです。


今年の公立入試問題は前期は易しく、後期は難しくなったといわれています。

今月下旬には県から平均点が発表されると思いますが、ひと足早く、上位校の合格点を昨年と比較することで検証してみたいと思います。


前々回のコラムに掲載した合格最低点を昨年(2017年)のものと比較します。

判明した合格最低点には幅があることが多いため、正確な比較が難しい高校もあります。

「○○点以下」は不合格の報告がなかった高校で、合格者の最低得点を記載しています。



『前期選抜』


県千葉  17年(3.22倍) 450点 → 18年(2.92倍) 451〜457点  +1〜+7点

県船橋  17年(3.34倍) 490〜491点 → 18年(3.45倍) 510.5〜511点  +19.5〜+21点

東葛飾  17年(2.49倍) 545点 → 18年(3.04倍) 563点  +18点

千葉東  17年(2.80倍) 465.2点〜476.4点 → 18年(3.18倍) 481.4点〜483.6点  +5〜+18.4点

佐倉    17年(2.78倍) 524点 → 18年(2.68倍) 539〜547点  +15〜+23点

薬園台  17年(2.67倍) 521点〜525点 → 18年(2.09倍) 512点〜522点  −13〜+1点


前期では多くの高校で10点台後半〜20点くらい合格点が上がっています、問題が易しくなったのは間違いなさそうです。

昨年の前期平均点が276.1点でしたから、今年は300点まではいかなくても290点は超えそうです。

試験後の県のコメントが、どの教科も「平均点は少し上がると思われる(正確な表現は忘れましたが)」だったので、易しくなったのは県の狙いだったのでしょう。


そんな中で薬園台は唯一のマイナスとなっています。

倍率急落の影響で、今年はかなり受かりやすくなったことがわかります。


また、県千葉も上がり幅が小さく、昨年より受かりやすかったことがわかります。

内申が130点の生徒の場合、県船橋の学力検査の合格点は511−130×0.5=446点ですから、

内申点次第では、県千葉と県船橋はそれほど大きな差がなかったといえます。(それだけ県船橋が難しかったともいえます)



『後期選抜』


県千葉  17年(2.24倍) 580点〜582点 → 18年(1.82倍) 567点以下  −15〜−13点

県船橋  17年(2.25倍) 564点 → 18年(2.35倍) 556点〜560点  −8〜−4点

東葛飾  17年(1.87倍) 552点以下 → 18年(2.52倍) 529点〜555点  −23〜+3点

千葉東  17年(1.84倍) 549点 → 18年(2.01倍) 544点以下  −5点

佐倉    17年(2.10倍) 549点 → 18年(1.80倍) 517点〜533点  −32〜−16点

薬園台  17年(2.67倍) 521点〜525点 → 18年(1.45倍) 481点〜517点  −44〜−4点


後期は合格最低点が特定できていなかったり、幅が大きかったりしているため、高校による差が大きくなっています。

そこを思い切って推測すると、昨年よりだいたい10点前後は合格点が低くなっていると考えられます。

昨年の後期は平均点が大幅に上がりましたが(16年288.7点→17年306.9点)、一気に一昨年のレベルまで戻ったわけではなさそうです。

10点前後だと2015年(平均294.2点)と同じくらいでしょうか。



今年の公立入試を振り返ると、

前期は問題が易しくなったため、上位校では実力の出しにくいミスの許されない入試になったといえます。

大手塾の上位クラスで私立向けの訓練を多くしていた人は実力の出しどころがなく、ケアレスミスで不合格という人もいたのではないでしょうか。

手前味噌ですが、さくらweb進学塾を見て、Tel帳で公立向けの訓練をガンガンしていた人はミスは出にくかったと思われます。


後期はやや難しめの問題で実力差の出る入試だったでしょう。

前期でミスが出て思いがけず足元をすくわれた実力者たちも、おおむね合格を手にできたのではないでしょうか。

(前期の不合格で弱気になってしまい、実力がありながら後期は志望を下げてしまった人もいるかもしれませんが)


昨年は後期の問題が易しかったので、後期は実力があまり高くなくてもミスが出なければ高得点が可能でした。

五分五分以下の合格可能性でも、あきらめずに挑戦した生徒の中には合格を手にした人もいたのではないかと思われます。


しかし今年は後期で実力が必要になったため、挑戦組の合格は難しくなったといえるかもしれません。

前期は問題が易しかったですが、前期は倍率が高いので挑戦組はそう簡単に合格ラインを越えることはできなかったはずです。

そう考えると、今年は実力不足の挑戦組の合格が減り、高校側にとっては質の高い生徒が多く獲得できたかもしれません。


受験生側から見れば、今年の前期のように問題が易しくケアレスミスで合否が決まるような入試はやりにくいでしょう。

来年以降も同じような傾向が続く(といっても前期・後期はあと2年ですが)なら、上位校志望の受験生は勉強の仕方を考える必要がありそうです。



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2018-04-29 501.得点開示情報〜得点分布〜

こんにちは、さくらです。

前回はみなさんから送っていただいた得点開示の情報から合格最低点を探ってみました。

今回は内申点や学力検査の得点分布から合否との相関を探っていきたいと思います。


高校受験のためにと学校の成績アップに日々努力している中学生は少なくないでしょう。

(もちろん日々努力することはよいことです)

しかし、千葉県の公立高入試は内申135点+学力検査500点という内申比率の低い入試になっています。

内申点と合否の相関を知ることは、受験生が学校の勉強にどの程度力を入れるべきなのかの指針になるでしょう。


ところで、合格最低点はデータ数が少なくても運がよければかなり正確に見つけられます。

しかし分布を探るとなるとデータ数が物をいいます。

データが多ければ多いほど情報の信頼性は高く、少ないほど情報の信頼性は低くなります。


今年集まったデータ数は最も多い県船橋・前期でも38件です、これは受験者663名のわずか6%弱です。

この程度のデータ数では信頼性の高い情報を得ることは難しいと思います。

無理は承知の上で情報を取り出そうとしていますので、今回のコラムは参考程度にご覧になってください。

特に合格者の学力検査最低得点や最低内申点は、実際と大きく違っている可能性がありますのでご注意下さい。



今回見ていくのは情報数が多めだった、県船橋、東葛飾、佐倉の前期選抜です。

後期選抜は不合格の報告が非常に少なく、合否の分布がほとんどわからないので見送りました。


ところで、今年は情報提供が県船橋に集中しており、県船橋以外の学校は正直言ってデータ数が厳しいです。

(県船橋向けの塾を営んでいる身としては、「県船橋情報ならさくら」というイメージはありがたいですが)

ただ、見るのが県船橋のみでは、分布から読めるのは県船橋の特徴になってしまいます。

多少厳しくても複数校見ることによって、公立上位校入試の全体像が見えるのではないでしょうか。


は合格者、は不合格者のそれぞれ1名を表します。

内申点は1年〜3年の9教科の合計値「5段階×9教科×3学年=135点満点」で、算式1で修正前の素点を掲載しています。

(データの信頼性は修正後のほうが高いのですが、開示するまでわからないデータでは受験生の参考にならないのではと考えました)

学力検査の得点はボーダーラインから遠い得点はカットしています。

合格最低点は前回のコラムに掲載したものです。



県立船橋 前期  情報数38件(合格16件、不合格22件)

実質倍率3.45倍 合格最低点は510.5点か511点(内申135点×0.5+学力検査500点)


【内申点】 合格者の最低内申点 114点 (後期の最低内申点は 118点)

130〜135  合 合 合 不 不 不 不

125〜129  合 合 合 合 合 合 合 不 不 不 不 不 不 不

120〜124  合 合 合 不 不 不 不 不 不 不

115〜119  合 合 不 不 不

110〜114  


【学力検査】 合格者の学力検査最低得点 448点 (不合格者の学力検査最高得点 452点)

460〜464  合 合 合 合 合 合

455〜459  合 合

450〜454  合 合 合 合

445〜449   不 不 不 不 不

440〜444  不 不 不 不 不 不 不 不

435〜439  不 不


県船橋は合格も不合格もかなりの数が集まりましたので、かなり実態を現しているデータだといえるでしょう。

内申比率が低いこともあり、内申点はほとんど合否に関係していないように見えます。

学力検査の得点がそのまま合否に現れている感じです、配点どおり学力検査勝負の入試だといえるでしょう。



東葛飾 前期  情報数15件(合格9件、不合格6件)

実質倍率3.04倍 合格最低点は563点 (内申135点+学力検査500点)


【内申点】 合格者の最低内申点 120点 (後期の最低内申点は 109点)

130〜135  

125〜129  合 合 合 不 不 不

120〜124  合 合 合 合 合

115〜119  不 不


【学力検査】 合格者の学力検査最低得点 437点 (不合格者の学力検査最高得点 448点)

455〜459  合 合 合

450〜454  合 合

445〜449  

440〜444  

435〜439  合 合 不 不

430〜434  

425〜429  


データ数が少なく、しかも不合格が少ないので傾向が見えにくいです。

(倍率がほぼ3倍ですから、合否が1:2に近いとより実態が見えてくるでしょう)

120点台後半の内申点でも不合格が複数いるのに対して、学力検査の方は430点台後半で合否がほぼ分かれます。

内申点を圧縮しない東葛飾でも、合否は内申点より学力検査で決まるといってよいでしょう。



佐倉 前期  情報数11件(合格4件、不合格7件)

実質倍率2.68倍 合格最低点は539点〜547点の間(内申135点+学力検査500点)


【内申点】合格者の最低内申点 109点 (後期の最低内申点は 113点)

130〜135  

125〜129  不 不

120〜124  

115〜119  不 不

110〜114  合 合

105〜109  


【学力検査】 合格者の学力検査最低得点 420点 (不合格者の学力検査最高得点 412点)

435〜439  

430〜434  

425〜429

420〜424  

425〜429

420〜424  

415〜419

410〜414  不 不

405〜409  


佐倉もデータ数は少ないですが、合否の人数バランスはほぼ実態通りです。

ただ、このデータの内申点との相関の無さはちょっとどうかと思います。

学力検査のほうは410点台後半でバッサリですね。



3校の選抜結果を見てきましたが、共通してわかることは「合否を左右するのは学力検査の得点」であることです。

どんなに高い内申点を持っていても安心ではないことがわかるでしょう。

公立上位校入試では学力検査でしっかり点数を取らなければ合格はできないのです。


3年生は内申点135点のうち90点分(1・2年生の分)がすでに確定しています。

残る45点のために定期テスト対策に力を入れすぎるのは得策ではありません。

学力検査には500点も残っているのですから、優先すべきは入試得点力=受験勉強だということをしっかり認識しておきましょう。

(ただしオール4を切ると私立安全校の選択に制限が出るので注意しましょう)


公立上位校志望なのにまだ学校中心の勉強をしている人は、今すぐ受験勉強中心に変えましょう。

受験勉強と言われても何をしたらよいかわからない人はさくらweb進学塾でも指示をしています、ぜひ参考にしてください。



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