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さくら進学クリニック 「進学コラム」


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 2018年千葉県公立高校入試は、前期2月13・14日、後期3月1日です

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2016-04-26 434.得点開示情報〜内申分布〜

こんにちは、さくらです。

前回はみなさんから送っていただいた得点開示の情報から合格最低点を探ってみました。

今回は内申の得点分布から内申点と合否との相関を探っていきたいと思います。


高校受験のためにと中学校の成績アップに日々努力している中学生は少なくないでしょう。

(もちろん日々努力することはよいことですが)

しかし、千葉県の公立高入試は内申135点+学力検査500点という内申比率の低い入試になっています。

内申点と合否の相関を知ることは、受験生が学校の勉強にどの程度力を入れるべきなのかの指針になるでしょう。


ところで、合格最低点はデータ数が少なくても運がよければかなり正確に見つけられます。

しかし分布を探るとなるとデータ数が物をいいます。

データが多ければ多いほど情報の信頼性は高く、少ないほど情報の信頼性は低くなります。


集まったデータ数は最も多い県船橋・前期でも22件です、これは受験者数644名の4%にも満たない数です。

この程度のデータ数では信頼性の高い情報を得ることは正直難しいでしょう。

無理を承知の上で情報を取り出そうとしていますので、今回のコラムは参考程度にご覧になってください。


今回見ていくのは情報数が10件を超えている、県千葉、県船橋、東葛飾、薬園台および佐倉の前期選抜結果です。

後期選抜は情報数が少ないだけでなく、不合格の情報が非常に少ないため見送りました。

は合格者、は不合格者のそれぞれ1名を表します。


内申点は中1〜中3の9教科の合計値で「5段階×9教科×3学年=135点満点」ですが、

算式1(調査書の評定の3年間合計+95−中学校評定合計平均値)で修正後のものを使用しています。

そのため135点を超えることがあります。



《県立千葉》  情報数12件(合格6件、不合格6件)


【内申点と合否】

130〜134  不 不

125〜129  合 合 合 不 不

120〜124  合 合

115〜119  

110〜114  

105〜109  

100〜104  

 95〜 99  


県千葉の前期では「内申点を順位付けしない」としているので、予想通り内申点と合否の関係はバラバラです。

130点を上回っていても不合格者がいる反面、100点に満たない合格者までいるところが「実力主義の入試」を感じさせます。


上のデータを見るだけでも県千葉・前期は内申を合否判定に使っていないだろうと感じますが、

さらに、「学力検査のみ」と「内申点+学力検査」での得点と合否の関係を比べてみたいと思います。

相関がわかりやすいように実際の数字を得点順に並べていきます、合格は赤数字、不合格は青数字で表しています。


【学力検査】  【内申点+学力検査】

  458         586

  449         572

  446         570

  444         569

  443         568

  439         560

  436         558

  436         555

  434         553

  424         552

  423         547

  418         543


学力検査のみでは439点と436点を境にきれいに合否が分かれますが、内申と学力検査の合計では合否はきれいに分かれません。

これらを見ても、やはり県千葉の前期では学力検査のみで合否を判定していると考えられます。

県千葉・前期は今後も「内申は低いが試験には自信がある生徒」の救世主となるでしょう。



《県立船橋》  情報数22件(合格11件、不合格11件)


【内申点と合否】

130〜134  合 合 合 合

125〜129  合 合 合 合 合 不 不 不 不 不

120〜124  合 合

115〜119  不 不 不

110〜114  不 不


県船橋の前期では内申点が半分(67.5点満点)になることもあり県千葉に近い相関を予想していました。

分布を見ると130点台でも不合格が出ていますから、配点どおり学力検査勝負の入試だと言ってよいでしょう。

しかし120点未満の合格者はなく、内申が低いと合格が難しいこともわかります。

たとえ半分でも内申点を加味するということは内申のハンデは無視できないということでしょう。



《東葛飾》  情報数16件(合格9件、不合格7件)


【内申点と合否】

135〜139  

130〜134   不 不 不

125〜129  合 合 合 合 合

120〜124  不 不

115〜119  合 合

110〜114  


東葛飾は内申点を圧縮しないので内申点と合否との相関は強めなのではと思いましたが、このデータを見る限りそうでもないようです。

135点以上(実際の得点は135点)でも不合格になっていることに衝撃を受けます。

逆に110点台前半でも合格が出ているので、内申にハンデがあるなら東葛飾より県船橋ということでもないようです。



《薬園台・佐倉》  情報数18件(合格12件、不合格6件)

薬園台と佐倉はほぼ同レベルで選抜・評価方法もほぼ同じ(内申135点+入試500点)ため、まとめて内申分布を出してみました。

薬園台の合格が、不合格が、佐倉の合格が、不合格がです。


【内申点と合否】

135〜139  

130〜134   薬 薬

125〜129  佐 佐 薬 薬 薬

120〜124  佐 佐 薬 薬

115〜119  

110〜114  薬 薬


薬園台・佐倉でも内申点の高低に関係なく不合格が出ています。

しかし2番手校でも内申点の分布は1番手校とほとんど変わりませんね。



以上5校の内申点を見てきましたが、共通してわかることは「合否を左右するのは内申点ではない」ということです。

どんなに高い内申点を持っていても安心ではないことがわかるでしょう。

公立高入試では学力検査でしっかり点数を取らなければ合格はできないのです。


中3生は内申点135点のうち90点分(中1と中2の分)がすでに確定しています。

残る45点のために定期テスト対策に力を入れすぎるのは得策ではありません。

何よりも優先すべきは 入試得点力=受験勉強 だということを認識しておきましょう。

(ただしオール4を切ると私立安全校の選択に制限が出るので注意しましょう)


公立上位校志望なのにまだ学校中心の勉強をしている人は、今すぐ受験勉強中心に変えましょう。

受験勉強と言われても何をしたらよいかわからない人はさくらweb進学塾でも指示をしています、ぜひ参考にしてください。



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