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さくら進学クリニック 「進学コラム」


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2017-04-24 468.得点開示情報〜得点分布〜

こんにちは、さくらです。

前回はみなさんから送っていただいた得点開示の情報から合格最低点を探ってみました。

今回は学力検査や内申点の得点分布から合否との相関を探っていきたいと思います。


高校受験のためにと学校の成績アップに日々努力している中学生は少なくないでしょう。

(もちろん日々努力することはよいことです)

しかし、千葉県の公立高入試は内申135点+学力検査500点という内申比率の低い入試になっています。

内申点と合否の相関を知ることは、受験生が学校の勉強にどの程度力を入れるべきなのかの指針になるでしょう。


ところで、合格最低点はデータ数が少なくても運がよければかなり正確に見つけられます。

しかし分布を探るとなるとデータ数が物をいいます。

データが多ければ多いほど情報の信頼性は高く、少ないほど情報の信頼性は低くなります。


集まったデータ数は最も多い県船橋・前期でも26件です、これは受験者641名のわずか4%程度です。

この程度のデータ数では信頼性の高い情報を得ることは難しいです。

無理を承知の上で情報を取り出そうとしていますので、今回のコラムは参考の参考程度にご覧になってください。

(特に合格者の学力検査最低得点や最低内申点は実際と大きく違っている可能性がありますのでご注意下さい)


今回見ていくのは情報数が多めだった、県千葉、県船橋、東葛飾、佐倉・薬園台の前期選抜と県船橋の後期選抜です。

は合格者、は不合格者のそれぞれ1名を表します。


内申点は1年〜3年の9教科の合計値「5段階×9教科×3学年=135点満点」で、算式1で修正前の素点を掲載しています。

(データの信頼性は修正後のほうが高いのですが、開示するまでわからないデータでは受験生の参考にならないのではと考えました)

学力検査の得点はボーダーラインの前後のみ掲載しています。

合格最低点は前回のコラムに掲載したものです。



《 前期選抜 》


県立千葉  情報数16件(合格5件、不合格11件)

実質倍率3.22倍 合格最低点は450点 (配点 学力検査500点のみ)


【内申点】 合格者の最低内申点 123点 (後期の最低内申点は118点)

130〜135  合 合 不 不 不

125〜129   不 不 不

120〜124  合 合 不 不 不 不

115〜119  不 不


県千葉は前回ボーダー付近の学力検査の得点を載せましたので、内申点の分布のみ掲載します。

内申を点数化しないだけあって、内申と合否の関係はバラバラで130点以上でも不合格が複数出ています。



県立船橋  情報数26件(合格5件、不合格21件)

実質倍率3.34倍 合格最低点は490点〜491点の間 (内申135点×0.5+学力検査500点)


【学力検査】 合格者の学力検査最低得点 425点(不合格者の学力検査最高得点 429点)

435〜439  

430〜434  

425〜429   不 不 不

420〜424  不 不 不 不 不 不 不 不

415〜419  


【内申点】 合格者の最低内申点 120点 (後期の最低内申点は115点)

130〜135  合 合 不 不 不 不 不

125〜129  不 不 不 不

120〜124  合 合 合 不 不 不 不

115〜119  不 不 不 不 不 不

110〜114  不 不


県船橋は合格数がかなり少なく、ややバランスの悪いデータになっています。

内申比率が低いこともあり、学力検査の得点がそのまま合否に現れている感じです。

配点どおり学力検査勝負の入試だといえるでしょう。



東葛飾  情報数16件(合格9件、不合格7件)

実質倍率2.49倍 合格最低点は545点 (内申135点+学力検査500点)


【学力検査】 合格者の学力検査最低得点 414点(不合格者の学力検査最高得点 414点)

420〜424  合 合 合

415〜419

410〜414   不 不 不 

405〜409  

400〜404  


【内申点】 合格者の最低内申点 122点 (後期の最低内申点は110点)

130〜135  

125〜129  合 合 合 合 合 不 不

120〜124  合 合 合 不 不

115〜119  

110〜114  


東葛飾は内申点を圧縮しないので内申の影響があるのではと思いましたが、学力検査の得点が合否に現れている感じです。

この程度の情報数では十分に傾向を出せないのかもしれません。



佐倉・薬園台  情報数29件(合格16件、不合格13件)

佐倉と薬園台はほぼ同レベルで選抜・評価方法もほぼ同じ(内申135点+入試500点)ため、まとめて出してみました。

実質倍率は佐倉2.78倍、薬園台2.67倍

合格最低点は佐倉524点、薬園台521点〜525点の間(内申135点+学力検査500点)


佐倉の合格が、不合格が、薬園台の合格が、不合格がです。


【学力検査】 合格者の学力検査最低得点 佐倉392点 薬園台398点

(不合格者の学力検査最高得点 佐倉410点 薬園台405点)

420〜424  佐 佐

415〜419  

410〜414  佐 佐 佐  

405〜409  

400〜404  佐 薬 薬 薬 佐 佐 佐 薬 

395〜399  佐 薬

390〜394   佐 佐

385〜389  佐 薬

380〜384  佐 薬


【内申点】合格者の最低内申点 佐倉99点 薬園台110点 (後期の最低内申点は佐倉109点 薬園台105点)

130〜135  佐 佐 佐 佐 佐 薬

125〜129  佐 佐 薬 佐 佐

120〜124  佐 佐 佐 薬 薬 佐 佐 佐 薬

115〜119  佐 薬

110〜114  

105〜109  佐 薬 薬

100〜104  

 95〜 99  


佐倉・薬園台は学力検査でも内申点でも「もつれている」感じが出ています。

1番手校と違って「内申点を持っている人」と「持っていない人」の差が大きいのかもしれません。

(135点近い生徒もいれば、110点に満たない生徒もいるので)

それでも、120点台後半以上の内申があっても安心ではないのは1番手校と同じです。



《 後期選抜 》


県立船橋  情報数18件(合格10件、不合格8件)

実質倍率2.25倍 合格最低点は564点 (内申135点+学力検査500点)


【学力検査】 合格者の学力検査最低得点 432点(不合格者の学力検査最高得点 444点)

450〜455  合 合

445〜449  合 合

440〜444  合 合 不 不

435〜439   不 不

430〜434  

425〜429

420〜424  


【内申点】 合格者の最低内申点 115点

130〜135  合 合 合 合

125〜129  合 合

120〜124  合 合 不 不

115〜119  合 合 不 不 不

110〜114  


県船橋・後期は合格と不合格の人数バランスがよく、前期より傾向が読みやすいデータになっていると思います。

佐倉・薬園台の前期と同様に「もつれている」感じが出ています。

前期で優秀な生徒が抜けているからなのか(優秀な生徒は内申点も学力検査も上位でスカッと通ってしまうので)、

今年の後期の問題が思いのほか易しかったため番狂わせが起きやすかったのか、現段階では何とも言えません。

(いつか原因が判明するわけではないので、いつまでも何とも言えないと思いますが・・・(笑))

やはり内申点が満点近くあっても不合格が出ているので、内申が高くても安心はできません。



5校の選抜結果を見てきましたが、共通してわかることは「合否を左右するのは学力検査の得点」であることです。

どんなに高い内申点を持っていても安心ではないことがわかるでしょう。

公立高入試では学力検査でしっかり点数を取らなければ合格はできないのです。


3年生は内申点135点のうち90点分(1・2年生の分)がすでに確定しています。

残る45点のために定期テスト対策に力を入れすぎるのは得策ではありません。(学力検査には500点も残っているのですから)

何よりも優先すべきは 入試得点力 = 受験勉強 だということを、しっかり認識しておきましょう。

(ただしオール4を切ると私立安全校の選択に制限が出るので注意しましょう)


公立上位校志望なのにまだ学校中心の勉強をしている人は、今すぐ受験勉強中心に変えましょう。

受験勉強と言われても何をしたらよいかわからない人はさくらweb進学塾でも指示をしています、ぜひ参考にしてください。



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