こんにちは、さくらです。
2日と5日に願書受付をした公立前期選抜の志願状況が発表されています。
さっそく上位校(普通科)の志願者数と志願倍率を見てみましょう。
( )内は(昨年比増減、昨年、一昨年)の数字です。
県千葉 432名 (−42名、474名、471名) 3.00倍 (3.29倍、3.27倍)
県船橋 672名 (+19名、653名、649名) 3.50倍 (3.40倍、3.38倍)
東葛飾 590名 (+103名、487名、536名) 3.07倍 (2.54倍、2.79倍)
千葉東 701名 (+83名、618名、635名) 3.25倍 (2.86倍、2.94倍)
佐倉 453名 (−14名、467名、453名) 2.70倍 (2.78倍、2.70倍)
薬園台 353名 (−98名、451名、406名) 2.10倍 (2.68倍、2.42倍)
市千葉 414名 (−64名、478名、362名) 2.46倍 (2.85倍、2.15倍)
前々回のコラムで書いたとおり1番手校と2番手校で明暗が分かれています。
1番手校は4校すべてで志願倍率が3倍を超えました。
県千葉はジャスト3倍なので、当日の欠席で実質倍率は3倍を切るでしょう。
千葉東は前期・後期の入試制度になって初めて3倍を超えました。
県船橋と千葉東は1クラス定員増になっているにもかかわらず、倍率1位と2位です。
東葛飾は志願者3ケタ増ですが倍率は3倍を少し超えた程度で、県船橋や千葉東に比べたら・・・です。
(それでも東葛飾としては高めですが)
2番手校では佐倉の志願率が想像していたよりずっと高かったため(何と99.6%!)、2番手校で唯一2.5倍を超えています。
薬園台は志願者が少なかった2014年(390名)を下回る水準です。
全体定員280名で志願者353名ですから、計算上は73名しか不合格にならないことになります。
(もっとも、後期には他からそれなりに動いてくると思われます)
普通科以外では
県船橋・理数 72名、3.00倍 (昨年は78名、3.25倍)
佐倉・理数 67名、2.23倍 (52名、1.73倍)
市千葉・理数 79名、2.63倍 (80名、2.67倍)
木更津・理数 38名、0.95倍 (37名、1.23倍)
理数科は前期募集枠が県船橋60%、佐倉・市千葉75%、木更津100%です。
木更津・理数は昨年比わずかに+1名で厳しい状況が続いています。
今年は前期定員を100%にしたため定員割れになっています。
進学重視の総合学科になって3回目の入試を迎える小金は544名、2.83倍(昨年は567名、2.95倍)です。
人気だけなら、もはや県柏を追い抜いたと言っていいでしょう。
公立前期選抜まで残り1週間です。
受験生の皆さんは倍率など気にすることなく、最後の最後まで合格に向け努力を続けてください。