ソープに挑んだ真性童貞の末路 上
物心が付いた頃からセックスには興味があった。
妄想が出来る童貞の内が華と言われても、興味の方が勝っていた。
だけども、小学生時代はでしゃばる性格が故に周囲から忌み嫌われ、それを機に中学生時代は不登校。
そして高校生時代においては、不登校の影響で自発的に言葉を発するような事も無く、
学生生活において、女性とコミュニケーションを取る事が無に等しかったのだ。
それから高校を卒業し、引きこもりの俺が完成したのだが、
このような環境下では女性と出会うどころか、会話する機会すら無く、
いつしか俺がセックスをする為には、「風俗」へ行くという選択肢以外、あり得ない事を悟る。
しかし俺には風俗に関する知識がまるで無い。
例を挙げれば、「セックスの有無」「女の子の質」「料金の総額」「性病感染のリスク」といった不安要素だが、
思考がそこに至る前に、「風俗」という未知の空間というだけでも気が引けてしまって、その選択肢を放棄していた。
自分が楽しければそれでいい
最近は作業が思うように進まず、心が重苦しい日々が続いていたので、
現実逃避を行う為に気違い水を飲んだせいか、頭がおかしくなった。
メッセンジャーでは頭の中に浮かんだ「幼女を●●」と言った具合の内容を
矢継ぎ早にポンポンと書き貫き、一人ノリの良い人と相手をさせて貰ったのだが、
当然他の方からは「痛々しい」「大根芝居はもういいから」と軽くあしらわれてしまう次第である。
しかしながら、この相手をしていた方は素面でもキチガイのような感じであったから面白い。
また、スカイプでもid:avrop50に「ネゲットはやめろ」「マイミクにいる女性は全部解除しろ」と進言したのだが、
「ああ…」「そうだね…」と軽くかわされしまう。
そんな調子を二時間程続けていたら急に冷めて頭が正常に戻ったが、他人に数知れない迷惑は掛けたであろう。
それでも心の隙間が埋まったので良し。明日から本気出そう…そうしよう…。