res439 名前:elutoさん 投稿日:2004/ 1/13 23:53 >>434

>同感、全くといっていいほど、そのとおり・・・フウ・・言うこと無いです。


とまで言っていただいて何だけど、あなたが挙げた人たちこそ真っ先にダメ出ししたい対象なんだな。ちゃんとした例として出てくるのが毎度毎度馴れ合いキャスティングするプロデューサーとキムタク張りにワンパターンな芝居をするコネ俳優、プライベートの荒れ様を仕事に持ち込む困った女優じゃマズイな。


しかも愛なんていらねぇよ夏って。悪いけど俺にとっちゃあれはどうしようもない駄作だった。
基本的なところでは同意してもらえても俺とあなたは評価の基準も好みもかなり違うようだよ。バーターの全面否定はしない。視聴率も取れなきゃいけないだろう。ただモノを作る上で最初に来るもんの順番が違うと俺は言いたいんだな。俺は最近のものならDrコトーが良かった。

res440 名前:yeffiさん 投稿日:2004/ 1/14 1:12 >>439

ちょっと横レス

プロデューサーはともかく、龍居由香里さん、という人は、作品によっては悪くはないなぁとこちらは思っています。


と、いうのはいま東京地区では「白い影」の再放送をしていますが、はっきりいってキャスティングは相当な逆境だったように思います。elutoromoさんが言われる「モノを造る時の順番」は整っていなかったでしょう^^;;


それを、脚本の枢要の問題意識を残しながら、生命の破滅と善悪の彼岸と妄執的性という、比較的1970年代の男性的でシンプルといって良い構成を、、ドラマでの配役、時代背景をドラティックに換えた上で、かなり不満な部分もあるとはいえ、それなりに納得はできるストーリー編成にし、決して演技力に優れているとは言えない中居君に「NN病」の患者を作る程の出来に仕上げてしまいました。


この事は、例えば「北条時宗」を見事に空中分解させた井上由美子さんなどと比べると良いほうなのではないかなとこちらは思います。(ただ現在の仕事は知らないので仰るようにひどい事になってるのかもしれませんが^^;)


あと、広末涼子さんについて言えば、私生活で非常に素行の問題があり、麻薬に手を出した上に某有名私立大学をコケにするようなマネをしているので、仰る事はごもっともだと思います。正直こちらもそういう風に見ていたのですが、ここ一〜二年くらいのドラマでちらちらと見る限りでは、かつての透明感を前面に出したイメージ戦略と異なり、確かにある程度は表情の豊かさや演技力のようなものがそれなりについてきてはいるように見受けられはします。勿論「演技派」などと言うのは過大評価だとは思いますけれど^^;;


ドクターコトーはとても良かったと思います。少なからぬ人がミスキャストと思った吉岡君が原作と異なる意味で大ハマリ役でした。純君と違うハマリ役はこのドラマがはっきりいって最初ではないでしょうか。総じてキャスティングに疎漏も無かったし、起承転結が明確でしたし、緩急のつけ具合、それぞれのシーンの移行の仕方も大抵の場合は無理が無く良かった。前評判がそれほど高く無かったのに視聴率20%寸前までいったのは、故があることと思いました。と同時に、視聴率という指標はやはりそれなりに内実が伴う事もあるのだなとも。

res441 名前:elutoさん 投稿日:2004/ 1/14 1:43 >>440

こちらには同意

脚本を担当した龍居由香里は頑張った方。いいホン書くよ。彼女は。白い影はキャスティングと演技は全然なっちゃなかったけれど演出は良かった。井上由美子時宗は脇から色々茶々入れられて台無しにされたがその他ではいいものを書いている。広末涼子はちゃんとやればいい仕事もするのに。仕事をいい加減にするのはそういう時期だからかもしれない。だから判定はやっぱりダメ女優だね。少なくともここ2〜3年はダメだった。

res444 名前:siro 投稿日:2004/ 1/14 23:33 >>439

なるほど

>基本的なところでは同意してもらえても俺とあなたは評価の基準も好みもかなり違うようだよ。

こういうのは人それぞれだからどうしようもないですね。だからこそ製作者は、はっきりとターゲット層を絞るべきであって、万人受けを狙ったりでもしたら、それを有料のコンテンツとして売り出す場合、かなり苦戦してしまうんだと思いますね。


少なくとも僕はいら夏に満足していて、現にDVDBOXも持っていて、他にもそういう人たちがいる。駄作と言っている人は、買わないだけのことですから。自分の好みの映画を見るとか、あるいは本を買う、買わないと、同じようなことだと思います。


CDや、映画とか、小説なんて、かってに自分で好きなものをチョイスして、気に食わないものが市場でじゃんじゃん売れてようが一向に気にしないんですが・・やはりドラマは限られたパイ(枠、予算、キャスト)の奪い合いですから、こんなのがもてはやされるようじゃ、自分の好きなジャンルが圧迫を受けて、淘汰されちまう・・・こう焦る気持ちが、他ジャンルよりおおきいのかもしれません。


小説などは、いくら売れ線で無い路線が危機だ・・・といっても、ドラマよりは小規模ですから、相変わらず売れ線以外のジャンルなどは時代がたってもなくならないようですし、映画だって、ドラマよりは、その傾向ははなはだしくは無いと思います(違う意見を言っておられる方もいますが、私はそう思います)。相対的に、ドラマより、多岐にわたっていて、消費者のチョイスが自由である。そう思います。有料だからこそ、こういった状況になっている。ドラマは無料だからこそ、こういう状態になっていない。ということでしょう。音楽性のみ追求したCDと、うたばん、ヘイヘイへイなどでじゃんじゃん宣伝した売れ線のCD、これらの傾向を比較しても、同じような差があるかと思われます。宣伝枠、番組枠など、無料のモノに依存した媒体は、その、巨大なパイを奪いあうことで、勝負している。有料収入に依存したコンテンツは、他は関係なく、自身の売上そのもので、勝負している。奪いあっているのは、個人の財布の紐のみ。それだって、映画同士で、直接財布の中身を奪い合っているわけではなく、ライバルは、食費、光熱費いろいろとあって、コンテンツ相互との、直接の関連性はうすい。逆に、宣伝枠、マスコミの力関係などは、あっち立てばこっちが落とされるといった、直接的、ゼロサムの関係であり、より直接的で、ライバルコンテンツの浮沈が、自身の浮沈を決定的に左右する。だから、みな、自分の好みとは別に、何が世間でもてはやされているか、他ジャンルより敏感になっている。そういうことかと思います。