違っているという安心感
コンビニとアウトレットとシャッター商店街という
日本における街の画一化が進んでいる。
このままどこも同じ街になってしまうのかなという
心配があったにもかかわらず
今日もまた街は日本全国津々浦々で個性大爆発なのである。
旅が好きなので旅行に出かけると
ついコーヒーのご当地缶を探してしまう。
そして個性のとんがったヤツを見つけると
ついうれしくなってしまうのだ。
自分の知らない世界があるということは
少なくとも自分と違う価値観を持っている人間が
存在するという証明になっていて
それは価値観の相違によって
自分の価値観の再認識を出来る安心感につながってくれるのだ。
東方遊行録
18切符を購入したので九州で梶原師匠とお絵描き+ドライブで楽しもうかと電話するも
梶原師匠の都合が着かないので再検討。
するとどうやら出発日にコミケットが開催されているようなので東京へ行く事に決定。
東海道線をのんびり(唄マイク真木)と東へ。
お昼に新橋駅に到着。
ゆりかもめに乗り換えてビッグサイトへ。
途中「死を待つだけの組み木じゃ」とカクさんに言われたゴーイングメリー号を見たり
太平洋戦争を強運で乗り越えた奇跡の船宗谷を見たりしながらも会場へ到着。
どれみのサークルさんに挨拶しつつ本を購入。
どうやらどこも本番は来月の「おジャホイ3」の様らしい雰囲気。
とりあえず行きたい場所を回ってカタログを見直すも
これといって購入に踏み切れそうに無いところばかりなので
2、3日目は不参加と決定して新橋へ帰る。
2、3日目はコミケット不参加で浮いた金と時間で
都内のゲーセンを歴訪しつつうまいものツアーに。
相変わらず「一蘭」の味に満足したり
スターブレードが連付で置いてあるゲーセンを見つけたり
渋谷駅前でスコールのような雨に遭遇したり
湘南新宿ラインから見える沿線の原っぱに爽やかさを感じたり
池袋の回し寿司「若貴」のネタの豊富さに満足だったりと
色々体験した後昔暮らしていた巣鴨の銭湯に浸かって
「またいつか東京で暮らしたいなぁ」と思いをめぐらし
その翌日の始発で東京を後にするのであった。
【今回の結論】
・宿泊は銭湯+ネットカフェで格安になる。
・現地調達できるモノはなるべくそうする。(荷物は軽くする)
・何か遊び+食ってばっかし(でも満足だからいいや)
教える人
教師ドラマ「女王の教室」には
荒唐無稽なストーリー展開とか演出に大映ドラマの香りがする。
きっと時代が時代なら主演は伊藤かずえでナレーションは来宮良子となったんではと。
教師という輩との付き合いから遠ざかって久しいが
何気に通った学校が人より少し多かったので
色々と付き合う内に教師の良い悪いが少なからず解ったような。
高校時代自分にとって良い教師は大学合格の「その後」を示してくれた現代文の教師で。
悪い教師は受験マシーンを育成する事に躍起になっていた英語の教師だった。
おかげで現役時代英語の教師の選んだ学校は中退したが
現代文の教師を思い直して大学の国文学科に入学したら無事卒業したのである。
思うに教師とは多少脱線しようとも授業を消化しつつ
先達として「今のその先」を教えてくれる人間であって欲しいのだ。
生徒は今を生きているもののそこで生きることに精一杯になりすぎて
時として「今のその先」が見えなくなってしまうことがある。
そんな時に今のその先を伝えてくれる者が必要なのだ。
余談だが小山田いくの漫画作品にはそんな「今のその先」を伝えてくれる教師が必ずいる。
作品的には古いかもしれないが「今のその先」を伝えてくれる教師に恵まれなかった
あるいは恵まれていないという人はぜひ御一読を希望したい。
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暑中見舞いをサクッと完成。
マウス限界説は本当だーね。