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萌え理論ブログ

2006-06-15 六月後半は緩やかな更新になります

萌魔導士アキバトロン(15)

「ウチ、この学園で寝泊りしてるねん」

志朗はやきそばを食べながらロンからそんな話を聞かされた。なんでも、この広い学園には仮眠室やシャワー室もあるし、飯は自前でまかなえるから、寮代わりに暮らしているというのだ。柑野は酸っぱい紅ショウガをかじって質問した。

「服はどうしてんだ?」

「ロッカーに着替えがあるからな。入学するとき制服と体操着を何枚も買っといたんや」

なぜそんなことを聞く。しかし、夜の学園に一人でブルマ姿とかで寝ているのだろうか。橘はグレープ味の炭酸飲料を飲んでから、質問した。

「志朗がさ、一人暮らしをしているんだよ」

「へぇ〜。うらやましいこっちゃな」

なぜそんなことを言う。

「夜に女の子一人っきりじゃ危なくない?」

「いちおう警備されてるから安全やと思うけど……」

「まあ男の子と一つ屋根の下の方が危険かもね」

「アバンチュールちゅうやつやな。ご厄介になるかもしれへん」

橘とロンはさらりと言う。コメントしづらい。

「テンプテーションかよ。だめだぜ、志朗には萌がいるからな!」

「彼女なん?」

志朗は炭酸を噴きそうになった。

「ただの幼馴染だよ」

「恋人を兼ねることもできるわな」

「そんなんじゃない」

「なんや食わず嫌いか」

「酸っぱいぶどうだね」

なんだこいつらは。食べ終わった志朗がこの場を退散しようとする丁度そのときに、メイド服姿の萌が来た。


   (続)

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