第一回はてなスター萌理賞
概要
「クリスマス」という単語を入れて、はてなブックマークコメントを使って、全角100字の制限内で物語を創作してください。「クリスマス」という単語さえ入っていれば、物語の展開は自由ですが、そこはかとなく「萌え」を意識しましょう。
詳細
- 要項
はてなユーザなら誰でも参加できます。投稿期限は丸一日程度を見ており、特に予告なく締め切ります。結果はこのページを再利用して報告します。ブックマークのタグやはてなスターの引用文は評価の対象に含めません。100字のコメントが全てです。
結果
- ☆☆☆
クリスマス、バレンタイン、誕生日。最近どれもちっとも面白くない。「お母さん、アイは?」「友達の所じゃないかしら」「妹の癖に生意気だね」私はケーキを頬張った。いつまでも一緒、は私の我侭なんだろうか。
- ☆☆
クリスマスにかけられた魔法。いつも素直になれないわたしでも、今日なら少し、変われる気がする。赤くなる頬を寒さのせいにして、とっておきのプレゼント。なのにあいつは唇を拭い、「熱でもあるの?」って。バカ。
- ☆
サンタが来たので今日がクリスマスだと知った。サンタは女の子を連れてて「こんにちは」と言うと後ろに隠れちゃったけど、僕に水中眼鏡を渡して「一緒に行こうね」とにっこり。涙がでた。僕、まだ生きれるんだ。
選考
100字だと読めば分かるので解説不要ですね。ただ最後の作品ですが、いったいどこに行くのか、なぜ「生きれる」のか、たった100字なのに謎が謎を呼びます。お話の全体像が見えたら、これが一番面白そうなんですが、でも何なのか分からない。非常に気になる作品です。
開催してみて、記事の日付が古いのが混乱を招くかもしれないのと、ブックマークが分散すると注目されない(やはりこの記事のブクマでやった方が良かったかも)、と感じました。さて、三作品集まって一応賞の形になりました。投稿して頂いた方も読者の方も、ありがとうございました。