モテと非モテの思考の違い(性的な意味で)

kurimax 御性交目的なのになんで写真で判断するんだろ。すっごくいいかもしれないじゃないか。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/hashigotan/20080104/p1

id:kurimax氏の着眼点が鋭く、さすがだと感心した。たとえネタだとしても、非モテが思い浮かばないようなネタである。凡庸な非モテなら、むしろ性交目的「だから」写真で判断したいと思うところだ。認知の評価関数が違う。

いや…美人と性交したいと思うのは自然かもしれない。だが、したいと思う欲望と実際にしたときの快感を混同してはいけない。顔で選ぶというのは、例えば美人が彼女で自慢できるとか、記号的な営みだが、性交は身体的な営みだろう。

非モテは経験不足だから過大評価してしまうが、性交中における顔が占める評価ウェイトは、実はさほど大きくないのではないか。たとえば、部屋が暗ければ無関係になる。それは、国と国が戦争状態に突入したときに、文化の成熟度だとか他のパラメータがあまり関係なくなり、軍事力で正面からぶつかり合う、といったイメージに近い。

…だが「いや、そうはいっても顔は大事派」との抗争が勃発しそうな予感がする。それだけではなく、「愛だよ、愛派」「コンセントの接触部分が問題だよ派」「ビューティを紡ぎ奏でるよ派」など、色々な派閥が出てきそうだ。そのときはまた後で樹形図にまとめればよい。

なお、kurimax氏が言わんとすることは、男に見る眼がなかったという意味あいだと解釈しているので、これは不謹慎だとは全く思わない。むしろ、もっと探せば良い男とめぐり会えるという、ポジティブな発言だと思う。それに、そもそも写真で判断したとは限らない。最初から顔は一切関係ないという紳士かもしれないではないか。(追記:後で判明したが、写真はあまり関係なかったらしい)

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*1:ちなみに、タイトルについては、「モテ」というより「ヤリ」との対比ではないか、という疑問も浮かぶ。ただ「モテかつ非ヤリ」はありそうでも、「非モテかつヤリ」はあまり実現してなさそうなので、大過ないかと現状では考えている