はてなコピー戦略
はてダ
株式会社はてな最強化計画 - ココロ社 ♪ほのぼの四次元ブログ♪
それでは弱体化してしまいます。もし「はてな」を削ってしまうと、月間数億PV分の認知機会を失いますから確実に損するでしょう。「FC2ブログ」「Yahoo! ブログ」「livedoor Blog」という日本三大ブログ*1が「組織名+ブログ(Blog)」を採用していることからも、「はてな+サービス名」は妥当なネーミング戦略だと考え、完全に支持します。ちなみに、このブログも「萌え理論+Blog」です。
もし改名するなら「はてなブログ」でしょう。なぜなら、ブログを開設したい人は、「ダイアリー」より「ブログ」で検索するだろうからです。しかも、「○○+ブログ」と別の検索にも関係してきます。ただし、「アルファブロガー」なんかよりも、「芸能人ブログ」の方が圧倒的に検索されています。
GoogleでもYahooでも、今現在「ブログ」で検索すると、上記の日本三大ブログが最初のページに出てきます*2。「blog」でも出てきます*3。はてなは、めくってもめくっても出てきません。SEO力が活きません。
はてダのタイトル・トップページにも「ブログ」という単語を使っているので、実質的にブログだと運営も認めているように思われますが、引用部のタイトルは、「ダイアリー」なのか「ブログ」なのか曖昧です。ただ、日本のブログサービスではてなは古参なので、「ダイアリー」という名称にこだわりがあるかもしれません。
はてブ
はてなブックマークは共有ブックマークが作る情報空間「ソーシャルブックマーク」 です。
それから、前々から思っていた*4のですが、はてブのトップページのコピーも、非常にくどい言い回しですよね。たった42文字の中で「ブックマーク」が三回も繰り返され、6×3=18字、すなわち全体の四割以上を「ブックマーク」の単語に費やしています。これがコードであれば、共通部分を関数化しろとか何とかうるさいのに。
「はてなブックマーク」は情報を共有するソーシャルサービスです。
「はてなブックマーク」はWebサイトの情報やコメントを共有するソーシャルサービスです。
シンプルなものとほぼ同字数なものと、リライト案を書いてみました。後者は、メタデータを付加したURLリスト、というはてブの実体を分かりやすく言い換えました。もし「情報空間」というのが重要なコンセプトなのであれば、隣にある本のイラストは空間の印象が弱いでしょう。
しおり(ブックマーク)を挟んだ本が集まって本棚、さらに本棚が集まった図書館のイメージはありそうです*5。図書館は「ソーシャル」な場所だし、「情報空間」といっても間違いではないでしょう。この比喩は、無料なこと、検索できること、など多くの共通点があります。ただし、コメントの交流は、図書館にしては声が大きいかもしれません。