「WiMAX 内蔵パソコン体験イベント」レポート

概要


(※クリックで写真拡大)
▲有楽町駅前に設けられた特設ステージ。取材陣が詰めかけていた。

 2010年11月19日、東京・有楽町の駅前広場にて、インテルUQコミュニケーションズは、「WiMAX 内蔵パソコン体験イベント」のオープニングステージを開催した。

 同イベントは、「WiMAX」への理解を促進する「いつでもどこでもパソコンプロジェクト」の一環として催された。「WiMAX」とは、通信規格の名称。公衆無線LANより広いエリアをカバーするため、外出時にもWebを利用できる。

 この日は、トークセッションと体験イベントの両方が開かれた。PCに触れる体験イベントの方は、26〜28日に東京・新宿でも開かれる。その詳細は、上記の公式サイトをチェックして頂きたい。ここでは、初日のみとなるステージでのトークセッションの模様をお伝えしよう。

トークセッション詳細


▲左写真、左から宗像氏、久保さん、野坂氏。

 トークセッションでは、インテル株式会社副社長・宗像義恵氏、UQコミュニケーションズ株式会社社長・野坂章雄氏、フリーアナウンサー久保純子さんが登壇した。

 エンドユーザを代表する立場の久保さんは、仕事で使うPCを買い換えたいという話をした。すると、宗像氏は、WiMAX(モジュール)とCore i5(プロセッサ)を搭載したパソコンを推奨。

 また、野坂氏は、「インテルさんは(PCから電波を送受信する)ピッチャー役、UQは(その電波を基地局でインターネットに接続する)キャッチャー役」「(両社は)夫婦のような関係」と発言。両社の緊密な関係を強調した。

 WiMAX搭載PCで実際にネットに接続する場面では、ノートPCでスタンバイから復帰するとすぐに通信が確保された。久保さんは「3秒でネットにつながりました」と驚く。

 両氏はさらに、「いつでも、どこでも、つながる」「設定、配線、工事いらず」「家の中でも、外でも、海外でも」と、プロバイダとの別途契約の必要がなく、海外でもローミングサービスを行うなどの、WiMAXのポイントを分かりやすく説明。

 久保さんは「次を買うなら、Core i5WiMAXを搭載したモデルですね」とコメントで上手くまとめた後、トークセッションは無事終了した。

PC体験イベント詳細


▲一般の人が触れられるようになっている体験スペース。

 筆者も体験コーナーで実機に触れてみた。PCを立ち上げた後は、特に操作をしなくても、バックグラウンドで自動的に接続してくれる。「開けたら、すぐつながる」という謳い文句通り。

 WiMAX 内蔵パソコンを仕事で活用する状況を想定すると、移動・外出が多く、かつ、連絡や情報取得が必要な営業系の職種に向いているだろうか。やや特殊だが、私の場合には、ゲームイベントの取材に利用したい。

 通信可能エリアや月額費用など様々な面で、手頃になってきたWiMAX。このエントリをきっかけに、興味を持たれた方は、ぜひ公式サイトをチェックして頂きたい。



▲会場周辺では、トランクにモニタを載せた宣伝カーや、「ヒューマノイド」のコスプレをしたキャンペーンガールなど、多彩なアトラクションが展開されていた。

[PR by ブログタイムズ]