萌え理論ブログ sirouto2 Hatena::Blog hatenablog://blog/17680117127102947963 家を買うときに津波と風呂場のどちらが高リスクか? hatenablog://entry/17680117127102948021 2015-04-15T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:11+09:00 概要 東日本大震災の津波による被害は、読者の方にとっても記憶に新しいと思います。三陸海岸にある石碑には、「ここより下に家を建てるな」と刻まれていました。 ですから、今の時代に家を買おうと考えている人は、海岸に近い場所で津波が来るリスクを、もちろん考えておられると思います。 しかし、その一方で風呂場のリスクが軽視されているのではないかと思い、このような記事を書きました。風呂場は津波に匹敵する、あるいはそれ以上の殺人力を持っています。どういうことなのか、以下見ていきましょう。 津波と風呂場のどちらが高リスクか? 交通事故や災害で亡くなる人はどれくらいいる?|公益財団法人 生命保険文化センター (津… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%EC%C6%FC%CB%DC%C2%E7%BF%CC%BA%D2">東日本大震災</a>の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>による被害は、読者の方にとっても記憶に新しいと思います。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%CE%A6%B3%A4%B4%DF">三陸海岸</a>にある石碑には、「ここより下に家を建てるな」と刻まれていました。</p><p> ですから、今の時代に家を買おうと考えている人は、海岸に近い場所で<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>が来るリスクを、もちろん考えておられると思います。</p><p> しかし、その一方で風呂場のリスクが軽視されているのではないかと思い、このような記事を書きました。風呂場は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>に匹敵する、あるいはそれ以上の殺人力を持っています。どういうことなのか、以下見ていきましょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>と風呂場のどちらが高リスクか?</h4> <p><a href="http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/provision/4.html" target="_blank">交通事故や災害で亡くなる人はどれくらいいる?|公益財団法人 生命保険文化センター</a></p> <blockquote> <p>(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>による死者・行方不明者数)<br /> 平成21年 0<br /> 平成22年 0<br /> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%BF%C0%AE23%C7%AF">平成23年</a> 19,201<br /> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%BF%C0%AE24%C7%AF">平成24年</a> 0<br /> 平成25年 0<br /> (<span class="deco" style="font-style:italic;">※筆者注:数字は引用元と同じだが、読者の便宜を考えて、表の書式などは再構成した</span>)</p> </blockquote> <p><a href="http://diamond.jp/articles/-/63009" target="_blank">風呂場で死ぬ人の数は交通事故死の4倍!寒い家が引き起こす高齢者の病</a></p> <blockquote> <p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%FC%C0%B8%CF%AB%C6%AF%BE%CA">厚生労働省</a>の人口動態統計によると、2012年に溺死事故で(中略)1万9000人が亡くなっている。</p> </blockquote> <p><a href="http://www.kagoshima.med.or.jp/people/topic/2010/308.htm" target="_blank">ヒートショックとは(企画:日本医師会)</a></p> <blockquote> <p>入浴中に亡くなる(中略)原因の多くはヒートショックである可能性があります。</p> </blockquote> <p> 上の最初の引用を見てみますと、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>の死者は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%BF%C0%AE23%C7%AF">平成23年</a>(=西暦2011年)に約1万9千人です。甚大な被害ですが、その前後の年はゼロなので、たとえば5年で平均すると約4千人になります。</p><p> いっぽう、次の引用を見ると、風呂場で死ぬ人は年間約1万9千人<a href="#f-4f136fcf" name="fn-4f136fcf" title="次の引用とかなり食い違っているし、推計の部分がかなり多いようです。ただ数字が何割か違っても、この記事の大意は変わらないので、細かい数字にはこだわらないことにします">*1</a>なので、1年だけで<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>とだいたい同数死亡しています。5年で考えると、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>の5倍になります。また、年間の交通事故死者よりも4倍多いです。</p><p> しかしここで読者の方は、こう考えられるかもしれません。それは心臓病の人がたまたま風呂場で死んだだけであって、風呂場で死ななくてもほかで死ぬかもしれない。つまり、風呂場と死亡に因果関係がないのではないかと。</p><p> そこで、3つめの引用を見ると、「ヒートショック」という現象が、多くの場合に原因になっている可能性があり、外部と温度差がある風呂場に特有の事情があるだろうことが分かります。</p><p> ただし、風呂場で亡くなるのは高齢者が多いだろうけれど、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>に巻き込まれたら年齢があまり関係ありません。だから、単純な死者数だけでなく、「寿命短縮効果」のような異なるモノサシを使って測ると、また違った結果になってくるかもしれません。</p><p> しかし、ここでは細かい数字には興味ありません。目的は見えないリスクの「気付き」にあります。リスク論の文脈では風呂場の危険性はわりと言及されますが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>と風呂場のリスクを比較して考える人が、日本人全体で多数派とはとても思えません。よって、問題提起の意味でこの記事を書きました。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>と風呂場のどちらを恐れるべきか?</h4> <p><a href="http://www.yunokuni.com/2013/02/ofuro-barrierfree.html" target="_blank">めざせ!お風呂の温度バリアフリー(ヒートショックのお話):お風呂を楽しむ『湯の国』</a></p> <blockquote> <p>『温度差』が日本の入浴事故の大きな要因であることは、年間の入浴中急死者数のグラフからもよくわかる。平均気温と死者数を比較すると見事なまでに反比例している。</p> </blockquote> <p> 今見てきたように、死者数だけで比較すると、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>より風呂場のほうが高リスクだと言えます。</p><p> だから、資金が限られている前提でこのふたつだけから選べば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>がこない場所に家を建てるよりも、みんなが<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>を避けるから安くなっている海岸近くの土地に建てて、そのかわり脱衣所に暖房を設置するなど費用をかけたほうが得、というケースも想定できなくはないでしょう。</p><p> どのくらい対策するとどのくらいヒートショックの死亡が減るか、という直接の数字は少し探しただけでは見つけられませんでしたが、上記記事のようにそれに近いものはありました。すなわち、平均気温と死者数が反比例しているということは、温度差を解消すればヒートショック死を減らせるだろう、ということを示唆しています。</p><p> もちろん、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>か風呂場かどちらか一方しか、対策が取れないわけではありません。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>が来ないし風呂場も対策されているのが一番です。断っておくと、これはあくまでリスクを<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%AB%A4%A8%A4%EB%B2%BD">見える化</a>するための思考実験であって、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>が来る場所に家を建てることを推奨しているわけではありません。</p><p> さらに言えば、リスク要因はほかにもあるので、このふたつにこだわる必要もありません。ただたとえば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%B6%C8%AF">原発</a>事故による<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%FC%BC%CD%C7%BD">放射能</a>リスクの場合、そもそも死者数が何人なのか、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%E2%C9%F4%C8%EF%C7%F8">内部被曝</a>は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%B0%C9%F4%C8%EF%C7%F8">外部被曝</a>と<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%F2%B9%AF%C8%EF%B3%B2">健康被害</a>が異なるのかどうかなど、不透明な前提がたくさんあるので、取り上げませんでした。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>老後購入派はリスクバランスが変化している</h4> <p><a href="http://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/300/204800.html" target="_blank">「ヒートショック」 6割がリスク高い生活!対策を | NHK生活情報ブログ</a></p> <blockquote> <p>入浴中に心肺停止状態になる人は、70歳以上の高齢者が85%を占めています。</p> </blockquote> <p><br />  持ち家を老後に購入する(予定の)「老後購入派」の場合、若いうちに家を買う人とリスクバランスが異なります。</p><p> 若者も老人も災害で死ぬ確率はそう変わらないでしょうが、老人は病死で死ぬ確率が明らかに高くなります。つまり、ヒートショックによる病死リスク<a href="#f-eb189c2d" name="fn-eb189c2d" title="ヒートショックによって溺死した場合、病死ではなく事故死に分類されたりするので、もし正確に言うのなら「ヒートショック死」とでも表現したほうが良いのかもしれません">*2</a>が相対的に上がっていきます。</p><p> だから老後購入派は、風呂場のヒートショック対策も含めて、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%EA%A5%A2%A5%D5%A5%EA%A1%BC">バリアフリー</a>住宅を建てる動機がより強くなります。逆に、残り人生の期間自体が短いので、災害に遭う確率が若い人より少ないので、災害に対してはノーガード戦法もありえるかもしれません。ただし推奨はしませんが。</p><p> ようするに、高齢者は人生をすでに消費してしまって<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%BA%B2%C1%BD%FE%B5%D1">減価償却</a>済みで、残り人生が短くなるリスクが少なくなっています。さらに分かりやすくすると、極端なケースを想定して、たとえば何かの病気で余命1年とあらかじめ分かっていたら、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>だろうと<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%FC%BC%CD%C7%BD">放射能</a>だろうと、災害リスクなど気にせず、好きなように生きるでしょう。だから、老いた人が若い人より積極的にリスクを取れる場合もあるのです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>高齢だからこそ取れるリスク</h4> <p> これは「死ぬリスク」ではなく「損するリスク」なので、今までの話とは微妙に別方向のことですが、気付きにくいことなので、最後に少し触れておきます。</p><p> よく、家を買う議論の文脈で、「リスクが取れる若いうちに、住宅ローンを組んで家を買うべき」という話を耳にしますね。しかし、前述のように、年寄りだからこそ取れるリスクというのもあると思います。</p><p> たとえば、バブルの頃は高額だったが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C9%D4%CE%C9%BA%C4%B8%A2">不良債権</a>化して今は投げ売りのリゾートマンション、というのがあります。そして、そのリゾートマンションに住む老人が現れている、という話も聞きます。</p><p> なぜ投げ売りになるかといえば、まず単純に不便だからというのが挙げられます。バブルの頃は別荘を持つ余裕があったのでしょうが、今ふだんの生活用に買おうとしても通勤に不便です。</p><p> また、いろいろなリスクがあります。たとえば、管理費が滞納していて負債が溜まっているとか。建物が老朽化して建て替え時期が迫っているのに、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%A4%C1%B6%C0%D1%CE%A9%B6%E2">修繕積立金</a>が不足しているとか。だから買い手がつかないわけです。ババ抜きのババです。</p><p> しかし、高齢者の場合は通勤がいらないし、死ぬまでの逃げ切りで、ババ抜きのババを墓場まで持っていけます。やはりそれを推奨しているわけではありませんが。</p><p> それからまた別の話で、持ち家対借り家の話になりますが、住宅購入派は長生きするほど得で、逆に早死にすると損です。購入派は長生きすることで、購入額(ローン返済額)は変わらないのに対して、家賃を払わなくて済む期間が長くなるから、賃貸派より相対的な得が積み上がっていきます。賃貸派はこの逆で、長生きするほど損です。</p><p> とすると、年を取ってから家を買う老後購入派は、普通の購入派よりもさらに、長生きの得を追求する動機があります。たとえば、タバコを吸わないだとか。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C7%A1%BC%A5%BF%A5%DE%A5%A4%A5%CB%A5%F3%A5%B0">データマイニング</a>の文脈でよく言われる「紙おむつを買った人はビールも買う傾向がある」という意外な関連性の話があります。そのように、老後に家を買おうとすることと、タバコを吸うことの相性の悪さは、パッと分かる自明のことではないので、触れておきました。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20150413/p1" target="_blank">一生賃貸の人は老後の家賃をどうする? ← 第三の選択肢、老後購入派がある! - 萌え理論ブログ</a></li> </ul> </div> <div class="section"> <h4>関連書籍</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845112744/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51-HmsiuEPL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="津波からの生還 東日本大震災・石巻地方100人の証言" title="津波からの生還 東日本大震災・石巻地方100人の証言"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845112744/ama0b5-22/">津波からの生還 東日本大震災・石巻地方100人の証言</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%CE%A6">三陸</a><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B2%CF%CB%CC%BF%B7%CA%F3%BC%D2">河北新報社</a>「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%D0%B4%AC">石巻</a>かほく」編集局</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%DC%CA%F3%BC%D2">旬報社</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2012/07/25</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本(ソフトカバー)</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 1人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 3回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4845112744/ama0b5-22" 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上記記事のようになります。なぜそうなるのか、くわしく見ていきましょう。 若ければ若いほど老後のことを考える必要がある 孫は祖父より1億円損をする 世代会計が示す格差・日本 (朝日新書)作者: 島澤諭,山下努出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/04/10メディア: 新書購入: 2人 クリック: 36回この商品を含… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p><a href="http://www.asahi.com/articles/ASH496V8ZH49UDCB01R.html">&#x751F;&#x6D3B;&#x8CBB;&#x306F;&#x6708;&#xFF13;&#x4E07;&#x2015;&#xFF15;&#x4E07;&#x5186;&#x3000;&#x81EA;&#x4F5C;&#x306E;&#x5C0F;&#x5C4B;&#x3067;&#x66AE;&#x3089;&#x3059;&#x82E5;&#x8005;&#x305F;&#x3061;&#xFF1A;&#x671D;&#x65E5;&#x65B0;&#x805E;&#x30C7;&#x30B8;&#x30BF;&#x30EB;</a></p><p> 老後資金はいくら必要でしょうか? 先に結論を言ってしまうと、最低限でも約2千万円は必要です。一般人がイメージできる、ふつうの生活をしようとする場合の話です。</p><p> 逆に、2千万円を下回るとどうなるか? 上記記事のようになります。なぜそうなるのか、くわしく見ていきましょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>若ければ若いほど老後のことを考える必要がある</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022732717/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41ZJtr-DbVL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="孫は祖父より1億円損をする 世代会計が示す格差・日本 (朝日新書)" title="孫は祖父より1億円損をする 世代会計が示す格差・日本 (朝日新書)"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022732717/ama0b5-22/">孫は祖父より1億円損をする 世代会計が示す格差・日本 (朝日新書)</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 島澤諭,山下努</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%AB%C6%FC%BF%B7%CA%B9">朝日新聞</a>出版</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2009/04/10</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 新書</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 2人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 36回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4022732717/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (7件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p><p> その前に軽く前置きがあります。</p><p> 今の時代、若ければ若いほど、老後のことを考えて、資金を貯める必要があります。逆に、今の中高年は考えなくても、蓄えがなくてもどうにかなってきました。</p><p> だから、「若いうちは老後なんか考えなくていい」というのは、昔はそれでよかったのでしょうが、今ではウソになってきています。しかも、それは何歳以上とかではなく、若ければ若いほどいいです。二十代とか十代とかでもいい。</p><p> たとえば、成人式の講演などでおためごかしを言うのではなく、「みなさんは年金がもらえるかどうか怪しいので、準備しておかないと、老後は悲惨なことになります」とか、社会の真実を言うべきではないかと思っています。</p><p> もしかしたら、違和感を覚えるかもしれませんが、これが世代格差が生んだ帰結です。いろいろなところで言われているように、1億円以上の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%D2%B2%F1%CA%DD%BE%E3">社会保障</a>の世代格差があるからです。</p><p> だから、若年世代は老後資金を1億円貯めて、やっと昔の水準に追いつけるという話です。これはもう「アリとキリギリス」みたいな話ではなく、たんに政治家や官僚の失策で搾取されている、というほうが実態に合っていると思います。</p><p> しかし、本題は世代格差という社会問題ではなく、あくまで老後資金の試算なので、話を進めていきましょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>老後資金はいくら必要か?</h4> <ul> <li><a href="http://president.jp/articles/-/10268" target="_blank">貯蓄:「ゆとりある老後」に必要な資金は、1億1856万円 −「定年後の5大爆弾」の正体【1】:PRESIDENT Online - プレジデント</a></li> <li><a href="http://www.weekly-economist.com/2014/06/24/%E7%89%B9%E9%9B%86-%E8%80%81%E5%BE%8C%E8%B2%BB%E7%94%A8%EF%BC%91%E5%84%84%E5%86%86-%E5%B9%B4%E9%87%91%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A7%E3%81%AF%E5%8F%8E%E6%94%AF%E3%81%AF%E4%B8%8D%E8%B6%B3-2014%E5%B9%B46%E6%9C%8824%E6%97%A5%E7%89%B9%E5%A4%A7%E5%8F%B7/" target="_blank">特集:老後費用1億円! 年金だけでは収支は不足 2014年6月24日特大号 - 世界と日本でいま起きている経済事象の核心をあますことなく伝えます</a></li> <li><a href="https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/yamasaki/yamasaki_20110831.html" target="_blank">第4回 老後資金は3,000万円で本当に足りるか考えてみる | 山崎俊輔「『なんとなく』から卒業!実践・資産形成術」 | 楽天証券</a></li> <li><a href="http://allabout.co.jp/gm/gc/419318/" target="_blank">老後資金は本当に3000万円も必要? [定年・退職のお金] All About</a></li> <li><a href="http://hokensc.jp/kojinnenkin/shikin.html" target="_blank">よく聞く「老後資金3,000万円」の根拠は?支出と収入から検証してみた</a></li> <li><a href="http://news.mynavi.jp/articles/2014/03/07/rougo/" target="_blank">老後のために1000万円以上の資金が必要って本当!? | マイナビニュース</a></li> <li><a href="http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20131107/372942/?rt=nocnt" target="_blank">老後準備資金の必要額をザックリと知る方法 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉:日経BPオールジャンルまとめ読みサイト</a></li> </ul><p><br />  老後資金の試算は上記のようにいろいろあります。細かい数字には興味がないのでかいつまんで言うと、「ゆとりある老後」は1億円必要という説があります。これをおもいっきり大ざっぱに解説すると、前述のように世代間で1億円の差があるから、1億円だろうと。これはある意味分かりやすいです。</p><p> しかし、1億円貯めるのは普通の人にとってかんたんではないので、そこまでの水準は求めないとしてみましょう。必要最小限だといくらか、という方向の試算では、3千万円が主流のようです。</p><p> それをさらにギリギリ必要最低限まで落としたのが、この記事で私が取る立場の2千万円説です。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>老後資金は最低限でも約2千万円は必要</h4> <p> 本題に入りますが、老後資金は最低限でも約2千万円は必要です。なぜ2千万円なのか?</p><p> これから試算を出していきますが、計算の前提として、まず退職金も年金もまったく期待できません。持ち家もなく(そのかわりに借金もないとします)、老後も現役で働けない場合、つまり純粋に貯金だけで生活する場合を想定します。</p><p> これはなぜそうするかというと、逆に「退職金が2千万円」「持ち家(評価額)が2千万円」などと資産を想定してよいのでは、「最低限必要」という意味にならないだろうからです。</p><p> だから、「年金が破たんするか、しないか」といった議論もここではしません。年金がなかろうと、退職金がなかろうと、持ち家がなかろうと、「最低限これだけあれば」の数字です。</p><p> ではまず、生活するには住むところが必要なので、1ヶ月の家賃3万円のアパートを借りるとしましょう。これだけでも、1年で36万円、10年で360万円、25年で900万円、30年で1,080万円。だから「住」だけで、老後資金の半分を使ってしまいます。</p><p> そして、電気・ガス・水道などの公共インフラ代、食費や衣料、日用生活品などの出費も3万円だとします。これはたとえば、食事は生存に必要なカロリーと栄養を取るだけといった、かなり質素な倹約生活になるでしょう。</p><p> すると、同じ20〜30年でもう1千万くらいかかるから、合計2千万円。「最低限で2千万円」というイメージです。</p><p> もちろん、これは概算なので、実際には100万円くらいかんたんに誤差が出るでしょう。いくら必要かの目安を分かりやすくするための数字です。</p><p> それから、この2千万円は娯楽などの費用を考慮していない必要最低限のものです。また、インフレによる試算の目減り、病気や災害などによる出費も考慮していません。ようするに、まったく余裕がない綱渡りの老後です。2千万円さえあれば大丈夫、という保証ではないのです。</p><p> そうではなく、「健康で文化的な生活」をしたい場合、あるいは不意の出費にも余裕を持って備えたい場合、そのぶんをもう1千万円積んだ、3千万円は欲しいでしょう。</p><p> たとえていうと、パソコンなどの動作スペックに「最低動作環境」と「推奨動作環境」がありますが、2千万円は「最低動作環境」のほうです。推奨のほうの基準は、一般的に言われている3千万円だと、私も同様に考えています。</p><p> さて、ここでの「最低限」というのは、普通の人がイメージする最低限の生活です。あるいは、メーカが公式に動作を保証する「最低動作環境」のようなものです。だから、それを下回っても予想外に動く場合があります。ではもし、下回るとどうなるか? 最後に見てみましょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>老後資金が2千万円を下回るとどうなるのか</h4> <p><a href="http://www.asahi.com/articles/ASH496V8ZH49UDCB01R.html">&#x751F;&#x6D3B;&#x8CBB;&#x306F;&#x6708;&#xFF13;&#x4E07;&#x2015;&#xFF15;&#x4E07;&#x5186;&#x3000;&#x81EA;&#x4F5C;&#x306E;&#x5C0F;&#x5C4B;&#x3067;&#x66AE;&#x3089;&#x3059;&#x82E5;&#x8005;&#x305F;&#x3061;&#xFF1A;&#x671D;&#x65E5;&#x65B0;&#x805E;&#x30C7;&#x30B8;&#x30BF;&#x30EB;</a></p> <blockquote> <p>締めて月3万〜5万円ほどの出費だ。</p> </blockquote> <p> 2千万円が最低限というのを逆に考えると、老後資金が2千万円を下回るとどうなるのか? 冒頭でも挙げましたが、上記記事のような生活になります。</p><p> ここで重要なことは、この生活でも1千万円台の資金は必要ということです。たとえば食費が必要ですからね。</p><p> 生活費が1ヶ月3万円だと1年で36万円、10年で360万円、30年で1,080万円。これが4万円だと1,440万円、5万円だと1,800万円。</p><p> だから、2千万を下回るとこういう生活になるというのは、よろしいですね?</p><p> 老後資金2千万を下回ると、このような生活を送るんだというイメージを持たれると、貯金する動機になるのではないかと思われます。以上、あくまで前向きにポジティブに生きるための紹介でした。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>付録:老後資金2千万円以下の可能性は追求できないのか?</h4> <p><a href="http://makihisao1986.blog.fc2.com/blog-entry-314.html">&#x671D;&#x65E5;&#x65B0;&#x805E;&#xFF08;&#x5343;&#x8449;&#x7248;&#xFF09;&#x306B;&#x5C0F;&#x5C4B;&#x66AE;&#x3089;&#x3057;&#x304C;&#x63B2;&#x8F09;&#x3055;&#x308C;&#x307E;&#x3057;&#x305F;&#x3002;</a></p><br /> <p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%AB%C6%FC%BF%B7%CA%B9">朝日新聞</a>の記事は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%CA%BA%B9%BC%D2%B2%F1">格差社会</a>の象徴のように思われるかもしれませんが、記事に取り上げられた方(かつや氏は上記ブログを書かれています)は、意図的に生活費を抑えて暮らそうとしています。</p><p> 最近では「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DF%A5%CB%A5%DE%A5%EA%A5%B9%A5%C8">ミニマリスト</a>」「ミニマルライフ」「スモールハウス」「タイニーハウス」とか、そういう<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AF%A5%E9%A5%B9%A5%BF">クラスタ</a>に分類されるでしょうか?</p><p> そういう人が試みているように、じつは、老後の生活資金2千万円以下の可能性を追求する道もありえると思います。ただ、普通の日本人が想定する「最低限」を突破する必要はあると思いますが……。</p><p> 私はすでにそれを知っていますが、いきなりそれを前提に考察を始めると、前衛的すぎて普通の人がついてこれないのではないかと考えました。またひとつの記事に詰め込み過ぎると読みにくいので、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DF%A5%CB%A5%DE%A5%EA%A5%BA%A5%E0">ミニマリズム</a>の可能性については、また別の新たな記事で考察したいと思います。</p><p> ここではさしあたり、「Bライフ」を提唱している高村友也氏の書籍を紹介しておくにとどめます。</p><p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798030619/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41eo46tpplL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="Bライフ10万円で家を建てて生活する" title="Bライフ10万円で家を建てて生活する"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798030619/ama0b5-22/">Bライフ10万円で家を建てて生活する</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 高村友也</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%A8%CF%C2%A5%B7%A5%B9%A5%C6%A5%E0">秀和システム</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2011/08/19</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 1人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 8回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4798030619/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (1件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p><p></p> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <p><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20150413/p1">&#x4E00;&#x751F;&#x8CC3;&#x8CB8;&#x306E;&#x4EBA;&#x306F;&#x8001;&#x5F8C;&#x306E;&#x5BB6;&#x8CC3;&#x3092;&#x3069;&#x3046;&#x3059;&#x308B;&#xFF1F;&#x3000;&larr;&#x3000;&#x7B2C;&#x4E09;&#x306E;&#x9078;&#x629E;&#x80A2;&#x3001;&#x8001;&#x5F8C;&#x8CFC;&#x5165;&#x6D3E;&#x304C;&#x3042;&#x308B;&#xFF01;</a></p><p></p> </div> <div class="section"> <h4>関連書籍</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062728680/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41pDz%2BqsBPL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="日本人の4割が老後準備資金0円 老後難民にならない「逆算の資産準備」 (講談社+α新書)" title="日本人の4割が老後準備資金0円 老後難民にならない「逆算の資産準備」 (講談社+α新書)"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062728680/ama0b5-22/">日本人の4割が老後準備資金0円 老後難民にならない「逆算の資産準備」 (講談社+α新書)</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 野尻哲史</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%D6%C3%CC%BC%D2">講談社</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2014/09/22</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 新書</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4062728680/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (1件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532356318/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41W-m8wJUzL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="老後貧乏にならないためのお金の法則" title="老後貧乏にならないためのお金の法則"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532356318/ama0b5-22/">老後貧乏にならないためのお金の法則</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 田村正之</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%FC%CB%DC%B7%D0%BA%D1%BF%B7%CA%B9%BD%D0%C8%C7%BC%D2">日本経済新聞出版社</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2015/03/24</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本(ソフトカバー)</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4532356318/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (1件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p> </div> sirouto2 一生賃貸の人は老後の家賃をどうする? ← 第三の選択肢、老後購入派がある! hatenablog://entry/17680117127102948541 2015-04-13T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:18+09:00 概要 借り家か、持ち家か、は人生を左右する選択肢なので、昔から論争が続いています。借り家派からすると、雇用崩壊でローン返済が破たんするリスクが心配ですが、持ち家派からすると、年金崩壊で老後に家賃を払い続けられなくなるリスクが不安です。 そこで、老後までは賃貸で暮らし貯蓄して、老後からはその貯金で購入した持ち家で暮らす、「老後購入派」*1という選択も有力になるのではないかと思います。この第三の選択肢の可能性を、これから考察していきましょう。 老後購入派とは 冒頭で述べたように、老後までは賃貸で暮らし貯蓄して、老後からはその貯金で購入した持ち家で暮らす。ローン返済のリスクもなく、老後に家賃を払えな… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p> 借り家か、持ち家か、は人生を左右する選択肢なので、昔から論争が続いています。借り家派からすると、雇用崩壊でローン返済が破たんするリスクが心配ですが、持ち家派からすると、年金崩壊で老後に家賃を払い続けられなくなるリスクが不安です。</p><p> そこで、老後までは賃貸で暮らし貯蓄して、老後からはその貯金で購入した持ち家で暮らす、「<span class="deco" style="font-weight:bold;color:#FF0000;font-size:large;">老後購入派</span>」<a href="#f-361c4bf4" name="fn-361c4bf4" title="適当にネーミングしてしまいましたが、もしかしたら伝統的な名称とかがあるかもしれません">*1</a>という選択も有力になるのではないかと思います。この第三の選択肢の可能性を、これから考察していきましょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>老後購入派とは</h4> <p> 冒頭で述べたように、老後までは賃貸で暮らし貯蓄して、老後からはその貯金で購入した持ち家で暮らす。ローン返済のリスクもなく、老後に家賃を払えなくなるリスクもない。それなら、いいとこ取りができるのではないか、という考え方が老後購入派です。</p><p> この老後購入派を支える大前提は、賃貸に住みながら貯金できることです。貯金できるように狭くて(駅から)遠い不便な家に住みます。</p><p> もちろん、住宅費以外で節約するのでも、収入を増やすのでも、貯金できれば手段は問いません。退職金が出るのなら、それでもかまいません。ここではたんなる分かりやすい例として、住宅の話なので住宅で節約します。</p><p> ただし、株などの投資をすると、大きく増える可能性がありますが、一方で元手を失うリスクもあります。余裕資金でやれば少なくとも借金はないので、ローン破たんで家を失い借金を負う<a href="#f-ad425217" name="fn-ad425217" title="ノンリコースローンなら借金はありませんが、まあ日本ならリコースローンが主流でしょう">*2</a>よりかはまだリスクが低いですが、リスクが嫌いな老後購入派なら、より堅実なたんなる貯蓄でもいいと思います。</p><p> そして貯めた貯金を使って、老後を迎えたらキャッシュ一括払いで家を買います。これで、一生ローンを組まずに、老後は家賃なしで住む場所を確保できる、というリスクの低い人生設計が可能になるというわけです。</p><p> もちろん、リスクが低いことと引き替えに失うベネフィットもあります。人生前半では、持ち家派のように、内装を自由に変えるメリットは得られません。また人生後半では、いつでも引っ越せる賃貸のメリットも得られません。</p><p> しかし、最大幸福より最小不幸を求めるのが、老後購入派の基本方針なのです。ローン地獄とか、ローンが破たんして一家離散とか、住む場所がなくなり老後に放浪、といった大<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C7%CB%B6%C9">破局</a>のマイナスがすごく大きいので、細かいプラスには目をつぶってもいいだろう、という考え方です。</p><p> だから、老後「購入派」という名前ですが、じつは考え方としては購入派より賃貸派のほうに近いと思います。購入派がローンというリスクを取って、土地建物が自分のものになるというリスクプレミアムを求めるのに対して、それを放棄して<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EA%A5%B9%A5%AF%A5%D8%A5%C3%A5%B8">リスクヘッジ</a>するのが賃貸派です。</p><p> ただ、賃貸派はローンのリスクはありませんが、老後に家賃を払えるかどうかのリスクはあります。</p><p> 不動産関連のサイトで、賃貸派と購入派で住宅費の累計を比較したシミュレーションを見てみます。すると、最初は頭金のぶん購入派が損しているスタートになります。30年後くらいのローン返済時で比較すると、だいたい同じになります。50年後までの長期で見ると、購入派が得になります。つまり、前半と後半で逆転する「ウサギとカメ」のグラフになっています。</p><p> だから、賃貸派に対しては「一生賃貸の人は老後の家賃をどうする?」という疑問が出てきます。老後は職を見つけるのが難しいでしょうし、年金も崩壊せずにいつまで持つのか不安でしょう。そうすると、一生家賃を払い続けるというのは難しい。</p><p> そして、それに答えた第三の選択肢が、老後購入派というわけです。</p><p> 次は老後購入派のメリットを、箇条書きでかんたんに整理してみましょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>老後購入派のメリット</h4> <ul> <li>ローンを組まないので破たんリスクがない</li> <li>ローンを組まないので非<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%B5%B5%AC%B8%DB%CD%D1">正規雇用</a>でも採用できる</li> <li>老後に家賃を払わず住む場所を確保できる</li> <li>条件によるが後述の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EA%A5%D0%A1%BC%A5%B9%A5%E2%A1%BC%A5%B2%A1%BC%A5%B8">リバースモーゲージ</a>で老後資金を確保できる</li> <li>立地で通勤を考慮しなくてよい</li> <li>子供部屋などがいらないので広くする必要がない</li> <li>狭いことで固定資産税などのコストも低くなる</li> <li>中古を選んで価格を抑えられる <ul> <li>建て替えせずに残り人生を逃げ切れれば得をする</li> <li>逆に言うと死んでから住める期間が残っているのは損</li> </ul></li> <li>買うタイミングを決められる、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%E5%BD%D0%A4%B7%A5%B8%A5%E3%A5%F3%A5%B1%A5%F3">後出しジャンケン</a>できる <ul> <li>購入派のように先買いではないので、賃貸のままという選択肢も残せる</li> <li>購入派の場合、あまり高齢になるとローンを組ませてくれない</li> </ul></li> <li>最初から<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%EA%A5%A2%A5%D5%A5%EA%A1%BC">バリアフリー</a>を考慮して建てられる</li> <li>高齢者住宅や老人ホームを選ぶ選択肢も残せる</li> </ul><p><br />  老後購入派のメリットばかり並べたので、デメリットもすこし考えてみます。たとえば、一生狭くて不便な住環境というのが挙げられます。人生前半では貯金するために狭い家に住む。後半では、キャッシュで買える範囲で物件を探すため、ローンを組んで買う購入派ほど便利な家にはならないでしょう。</p><p> また、結婚して子供ができた場合に賃貸であるため、この時期の家賃は苦しくなります。また子供がいて賃貸だとなにかとガマンすることが多い住環境になることだと思います。</p><p> しかし、低リスクと引き替えにしているわけですし、メリットで述べたように、高齢で建てるなら通勤も子供部屋も必要ないはずです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>老後購入派が有利な社会的条件</h4> <ul> <li><a href="http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090918/1028917/">&#x5BB6;&#x3092;&#x62C5;&#x4FDD;&#x306B;&#x91D1;&#x3092;&#x501F;&#x308A;&#x308B;&#x3001;&#x30EA;&#x30D0;&#x30FC;&#x30B9;&#x30E2;&#x30FC;&#x30B2;&#x30FC;&#x30B8;&#x306E;&#x9B45;&#x529B;&#x3068;&#x30EA;&#x30B9;&#x30AF;</a></li> <li><a href="http://nsk-network.co.jp/050220.htm">&#x30EA;&#x30D0;&#x30FC;&#x30B9;&#x30E2;&#x30FC;&#x30B2;&#x30FC;&#x30B8;&#x306E;&#x8AB2;&#x984C;&#x3068;&#x5C55;&#x671B;</a></li> </ul> <blockquote> <p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EA%A5%D0%A1%BC%A5%B9%A1%A6%A5%E2%A1%BC%A5%B2%A1%BC%A5%B8">リバース・モーゲージ</a>とは、高齢者が居住する住宅や土地などの不動産を担保として、一括または年金の形で定期的に融資を受け取り、受けた融資は、利用者の死亡、転居、相続などによって契約が終了した時に担保不動産を処分することで元利一括で返済する制度である。</p> </blockquote> <p> 上記引用や引用先でくわしく解説されていますが、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EA%A5%D0%A1%BC%A5%B9%A5%E2%A1%BC%A5%B2%A1%BC%A5%B8">リバースモーゲージ</a>」という金融のシステムがあります。ようするに、家を担保に高齢者へ金を貸し、死んだ時点で担保の家を回収するという仕組みです。とくに子供がいない場合、死んだ後に家が残っていても意味がないので、非常に合理的なシステムだと思います。</p><p> 金融や不動産の専門ブログではないので、ここでくわしくは述べませんが、一戸建てでない分譲マンションではダメとか、評価額が何千万円以上とか、細かい条件がいろいろあります。これについては、これから普及して利用者が増えてくるにしたがって、条件もしだいに緩和されていくだろう、という見通しだけ示しておきます。</p><p> メリットのところで説明しきれなかった、老後購入派が有利な社会的条件として、ほかには人口減少による土地余り現象があります。これからの時代、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%AF%BB%D2%B9%E2%CE%F0%B2%BD">少子高齢化</a>で人が少なくなっていき、土地が余るのだから、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%E5%BD%D0%A4%B7%A5%B8%A5%E3%A5%F3%A5%B1%A5%F3">後出しジャンケン</a>できる老後購入派は安く買えるのではないか、という考え方です。</p><p> しかし逆に、これが成立しない不利な状況も考えられます。たとえば移民(受け入れ政策)です。人口が増えて土地が余らないとなると、老後に職もなく家もないという、最悪の状況も容易に想定できます。だから、移民は老後購入派の天敵といえます。</p><p> ただし注意しておくと、これはあくまでリスクを見落とさないように説明しておくためであって、移民政策に関する是非を読者の方に押しつける意図ではありません。</p><p> もうひとつ有利な社会条件として、ネットの普及が挙げられます。これが昔なら、老後に不便なところに住むと、さぞ買い物に困ったことだと思います。今はネット通販がありますし、ネットの娯楽もたくさんあります。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>老後購入派に必要な個人的条件</h4> <p> 老後購入派に必要な個人的条件があります。それは貯金ができることです。貯金できない人はダメです。あまりに当たり前ではないかと思うかもしれませんが、これが購入派の場合はローンで強制的に取り立ててくれます。</p><p> 老後購入派は、今を多少犠牲にしてでも未来の自分にマイホームを贈る、という意志の強さが必要になります。パーッと飲んで使ってしまったり、パチンコやらソシャゲやらにつぎ込んだりせず、ガマンして貯金する必要があります。</p><p> 老後購入派が老後を迎えた時点で、家賃を節約するために貯まっている貯金で家を建てますが、このときの額がそのまま家のグレードになります。たくさん貯まっていれば豪華な家、そこそこ貯まっていれば普通の家、あまり貯まっていなければ不便な家、もしぜんぜん貯まっていなければ、山奥に小屋を建てて住んだり、放浪したりすることになります。</p><p> もし、「今年は貯金できなかったな。来年すればいいか」などといっているうちにズルズル老後を迎えてしまっては、絵に描いた餅になります。といっても、たとえば月3万円の貯金を30年続けたら1,080万円、5万で1,800万円、10万で3,600万円なので、立派な家を目指さなければ、そんな極端に重い負担でもないでしょう。</p><p> ただ、年金がもらえないと想定した場合、住宅を用意する以外にも生活費を貯めておく必要があることを考えると、かなり重い負担になるかもしれません。また、家を建てれば一生タダかと言えば、固定資産税やリフォームなどの費用が発生します。この負担も考慮して、かなり控えめに建てる必要があります。</p><p> そして、これはじつは賃貸派も、老後に家賃を払うためには貯金が必要だろうから、結局同じことです。そして、額面の計算的には同じなのですが、まだ重大な違いがあります。賃貸派の老後の天敵はインフレです。インフレ時に物価と賃金が連動して上昇している場合は問題になりません。しかし、老後は収入がなく貯金で家賃を払う場合、インフレになると家賃が上昇して破たんします。</p><p> あるいは、年金などの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%D2%B2%F1%CA%DD%BE%E3">社会保障</a>が崩壊せず機能するか、生涯現役で働ける仕事を見つけられれば、貯金なしでも大丈夫でしょうが、それに頼りきりなのは不安でしょう。</p><p> また、老後購入派は一生狭い家に住み続けるので、整理整頓する力、こまめに物を捨てる力というのが非常に大切になります。何かのコレクションを集めている人には向かないかもしれません。また極端な例ですが、汚屋敷に住んでいる人は住宅リソースを浪費しているのが分かると思います。老後購入派はこじんまりと住みたいので、この逆をやるわけです。購入派のローンのリスクを、老後購入派は物の保管コストと<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C8%A5%EC%A1%BC%A5%C9%A5%AA%A5%D5">トレードオフ</a>しているのです。</p><p> さて、最後にまとめると、ローンは組まないが老後に住む場所だけは確保する、という老後購入派の選択は目立った弱点が少ないように見えます。今の時代、雇用崩壊、年金崩壊と、不安な時代なので、地味ではありますが有力な選択だと思います。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>付録:老後海外派</h4> <p> 老後購入派の派生として、老後海外(在住)派をかんたんに解説します。</p><p> 老後に海外、とくに物価の安い東南アジアに住むことで、住宅費を含めて支出を減らせます。老後購入派と比較して、食料など生活費全般が安くなるのがメリットです。</p><p> デメリットとしては、英語など外国語のマスターが必要なこと、国によって不動産購入や滞在の制限があること、日本人の老人は犯罪者に狙われやすいこと、日本のサービスや文化を享受できないこと、などが挙げられます。</p><p> 賃貸派がかなり高齢になってから老後購入派に回ろうとすると、貯金が足りなくてキャッシュによる物件購入が成立しない場合というのも出てくると思います。そんな場合、老後海外派は物価が安いことで成立するかもしれません。</p><p> 購入か賃貸かではなく、国内か海外か、という違いになっていますが、これも老後準備のひとつの選択肢としてはありえると思います。</p><p> ただあくまで、これが成立するのは、今の日本が豊かで東南アジアとの経済格差が存在するからです。何十年か先に国際情勢の変化によって、東南アジアのほうが日本よりも豊かになってしまっていては成立しません。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20150412/p1">&#x30DE;&#x30A4;&#x30DB;&#x30FC;&#x30E0;&#x6642;&#x4EE3;&#x304B;&#x3089;&#x501F;&#x308A;&#x3050;&#x3089;&#x3057;&#x6642;&#x4EE3;&#x3078;</a> <ul> <li>購入派から賃貸派への移行を迫る時代状況の変化を考察したものです。本記事でも暗黙の前提にしています。</li> </ul></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20150410/p1">&#x5E74;&#x53CE;&#x3084;&#x640D;&#x5F97;&#x3060;&#x3051;&#x3067;&#x306F;&#x306A;&#x3044;&#xFF01;&#x3000;&#x501F;&#x308A;&#x5BB6;&#x304B;&#x3001;&#x6301;&#x3061;&#x5BB6;&#x304B;&#x3001;&#x306F;&#x3069;&#x3093;&#x306A;&#x57FA;&#x6E96;&#x3067;&#x6C7A;&#x3081;&#x308B;&#x306E;&#x304B;&#xFF1F;</a> <ul> <li>借り家と持ち家の差がそもそも何かを考察しました。「賃貸派は老後をどうするのか?」の「老後持ち家派」を主題的に扱ったのが本エントリです。ところでこのエントリではコメントで、いろいろご指摘をいただきまして、おそらくコメント欄が本ブログ最長なのではないかと思います。対話の中から得た発想がいろいろあるので、それを生かしたのがこのエントリです。</li> </ul></li> </ul> </div> <div class="section"> <h4>関連書籍</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4779120713/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51L1yNHRivL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="自分で選ぶ老後の住まい方・暮らし方" title="自分で選ぶ老後の住まい方・暮らし方"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4779120713/ama0b5-22/">自分で選ぶ老後の住まい方・暮らし方</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 近山惠子,米沢なな子,コミュニティネットワーク協会</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BA%CC%CE%AE%BC%D2">彩流社</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2015/02/23</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4779120713/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログを見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4835541529/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51YEHJRENPL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="老後の持ち家活用法 リバース・モーゲージって何だ?―逆住宅ローンで余裕を!" title="老後の持ち家活用法 リバース・モーゲージって何だ?―逆住宅ローンで余裕を!"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4835541529/ama0b5-22/">老後の持ち家活用法 リバース・モーゲージって何だ?―逆住宅ローンで余裕を!</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 中谷庄一</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%B8%B7%DD%BC%D2">文芸社</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2002/07</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本</li><li> <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 10回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4835541529/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (2件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p> </div><div class="footnote"> <p class="footnote"><a href="#fn-361c4bf4" name="f-361c4bf4" class="footnote-number">*1</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">適当にネーミングしてしまいましたが、もしかしたら伝統的な名称とかがあるかもしれません</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-ad425217" name="f-ad425217" class="footnote-number">*2</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text"><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%CE%A5%F3%A5%EA%A5%B3%A1%BC%A5%B9%A5%ED%A1%BC%A5%F3">ノンリコースローン</a>なら借金はありませんが、まあ日本なら<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EA%A5%B3%A1%BC%A5%B9%A5%ED%A1%BC%A5%F3">リコースローン</a>が主流でしょう</span></p> </div> sirouto2 マイホーム時代から借りぐらし時代へ hatenablog://entry/17680117127102948771 2015-04-12T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:21+09:00 概要 年収や損得だけではない! 借り家か、持ち家か、はどんな基準で決めるのか? 借り家か、持ち家か、昔から続く議論であり、人生の重要事項です。それについて前回、上記の記事を書きました。一言でまとめると、ローンを返済できなければ、持ち家の得は吹っ飛ぶので「返済能力」が重要、だから持ち家が持てるのはリスクも持てる人だ、という主旨の話をしました。 すると、読者の方はこう思うかもしれません。「たしかに非正規雇用では厳しいだろうが、正社員なら家を持てるはず」と。たしかに、金融機関が融資するかどうかの基準でもあるので、正社員かどうかはひとつの大きな基準ではあります。 しかし、これからの時代は正社員でもマイ… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20150410/p1">&#x5E74;&#x53CE;&#x3084;&#x640D;&#x5F97;&#x3060;&#x3051;&#x3067;&#x306F;&#x306A;&#x3044;&#xFF01;&#x3000;&#x501F;&#x308A;&#x5BB6;&#x304B;&#x3001;&#x6301;&#x3061;&#x5BB6;&#x304B;&#x3001;&#x306F;&#x3069;&#x3093;&#x306A;&#x57FA;&#x6E96;&#x3067;&#x6C7A;&#x3081;&#x308B;&#x306E;&#x304B;&#xFF1F;</a></p><p> 借り家か、持ち家か、昔から続く議論であり、人生の重要事項です。それについて前回、上記の記事を書きました。一言でまとめると、ローンを返済できなければ、持ち家の得は吹っ飛ぶので「返済能力」が重要、だから持ち家が持てるのはリスクも持てる人だ、という主旨の話をしました。</p><p> すると、読者の方はこう思うかもしれません。「<span class="deco" style="font-weight:bold;">たしかに非<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%B5%B5%AC%B8%DB%CD%D1">正規雇用</a>では厳しいだろうが、正社員なら家を持てるはず</span>」と。たしかに、金融機関が融資するかどうかの基準でもあるので、正社員かどうかはひとつの大きな基準ではあります。</p><p> しかし、<span class="deco" style="font-weight:bold;color:#FF0000;">これからの時代は正社員でもマイホームを持つのが難しくなってくる</span>のではないかと考えます。</p><p> これに違和感を覚える読者の方も多いだろうと思うので、以下で説明していきましょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>賃金の減少</h4> <p><a href="http://nikkan-spa.jp/505192">&#x3010;7&#x5272;&#x304C;&#x4E07;&#x5E74;&#x5E73;&#x793E;&#x54E1;&#x3068;&#x3044;&#x3046;&#x6642;&#x4EE3;&#x3011;&#x5E74;&#x53CE;500&#x4E07;&#x5186;&#x306F;&#x5922;&#x306E;&#x307E;&#x305F;&#x5922;!?</a></p> <blockquote> <p>「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%B8%B3%B6%C4%C2%B6%E2">生涯賃金</a>は90年代以降右肩下がり。大手企業ですら3.5億円から2.5億円と1億円も減っています。<br /> (……中略……)<br />  7割は平社員で会社員生活を終えることになるでしょう」</p> </blockquote> <p><a href="http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20110804-00020970-r25">&#x5B9F;&#x306F;&#x3051;&#x3063;&#x3053;&#x3046;&#x72ED;&#x304D;&#x9580;&hellip;&#x300C;&#x7BA1;&#x7406;&#x8077;&#x300D;&#x6BD4;&#x7387;11&#xFF05;&#x306E;&#x73FE;&#x5B9F;</a><br /> </p> <blockquote> <p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%FC%C0%B8%CF%AB%C6%AF%BE%CA">厚生労働省</a>『賃金構造基本統計調査(09年)』によれば、<br /> 従業員規模が1000人以上の大企業の場合、全社員(役員を除く)の82.2%が平社員。<br /> 6.8%が係長、8.0%が課長、3.0%が部長となっている。<br /> (……中略……)<br /> 管理職比率はわずか11%ということになる。</p> </blockquote> <p><a href="http://nensyu-labo.com/heikin_kaisou.htm">&#x5E74;&#x53CE;&#x968E;&#x5C64;&#x5206;&#x5E03;&#x56F3; - &#x5E74;&#x53CE;&#x30E9;&#x30DC;</a></p> <blockquote> <p>全給与所得者に対する年収300万円以下の割合は、男女計で40.9%(※平成25年12月31日現在)</p> </blockquote> <p><br />  まず、昔の正社員と今の正社員では違います。引用や引用先を見るだけで分かると思いますが、生涯年収で何千万円か平均賃金が下がっているので、正社員だとしても持ち家を購入する額はまるまる消えてしまっています。</p><p> しかも、それだけではありません。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%D2%B2%F1%CA%DD%BE%E3">社会保障</a>給付の減少</h4> <p><a href="http://shuchi.php.co.jp/article/1492">&#x5E83;&#x304C;&#x308B;&#x4E16;&#x4EE3;&#x9593;&#x683C;&#x5DEE;&#x2015;&#x2015;&#x6B21;&#x4E16;&#x4EE3;&#x306E;&#x58F0;&#x3092;&#x3069;&#x3046;&#x653F;&#x6CBB;&#x306B;&#x5C4A;&#x3051;&#x308B;&#x304B;</a></p> <blockquote> <p> これによると、60歳以上の世代の純負担はマイナスで、約4000万円の得(受益超過)、50歳代は約990万円の得(受益超過)がある。それに対して、それ以降の世代の純負担はプラスで、将来世代は約8300万円の損(支払い超過)となっている。</p><p> したがって、60歳以上の世代と将来世代とのあいだには、差し引き1億2000万円以上の世代間格差が生じていることになる。</p> </blockquote> <p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%AF%BB%D2%B9%E2%CE%F0%B2%BD">少子高齢化</a>による人口減少によって<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%D2%B2%F1%CA%DD%BE%E3">社会保障</a>が減っていくのは確実ですから、その蓄えを作るぶんやはり何千万円も減っています。</p><p> 賃金減少、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%D2%B2%F1%CA%DD%BE%E3">社会保障</a>も減少、というダブルパンチで、ざっくばらんに言うとマイホームふたつぶんくらい生涯資産が減っています。</p><p> しかしなお、「小さくて不便な立地の物件になるのをガマンすれば、身のたけにあった家なら買えるのではないか」、という意見があるかもしれません。これについては、すこし別の角度から考えていきます。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>のリスク</h4> <p><a href="http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503/2015033100613">&#x6D88;&#x8CBB;&#x518D;&#x5897;&#x7A0E;&#x3001;&#x5EF6;&#x671F;&#x78BA;&#x5B9A;&#xFF1D;&#x300C;&#x666F;&#x6C17;&#x6761;&#x9805;&#x300D;&#x524A;&#x9664;&minus;&#x7A0E;&#x5236;&#x6539;&#x6B63;&#x6CD5;&#x304C;&#x6210;&#x7ACB;</a></p> <blockquote> <p>2015年度<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%C7%C0%A9%B2%FE%C0%B5">税制改正</a>関連法が31日の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B2%B1%A1">参院</a>本会議で可決、成立した。15年10月に予定していた消費税率10%への引き上げを1年半延期し、17年4月とすることが確定。「景気条項」を削除し、景気情勢次第でさらに先送りできなくなる。</p> </blockquote> <p><a href="http://www.asahi.com/articles/ASG4X5675G4XULFA01D.html">&#x6D88;&#x8CBB;&#x7A0E;&#xFF13;&#xFF10;&#xFF05;&#x306B;&#x3057;&#x306A;&#x3044;&#x3068;&hellip;&#x3000;&#x300C;&#x56FD;&#x306E;&#x501F;&#x91D1;&#x6E1B;&#x3089;&#x3059;&#x306B;&#x306F;&#x300D;&#x8A66;&#x7B97;</a></p> <blockquote> <p>国の借金を減らすためにどれだけ歳入を増やしたり歳出を減らしたりする必要があるかという試算をまとめた。<br /> (……中略……)<br /> 消費<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>によって歳入を増やすだけで達成しようとすると、消費税率を30%近くまで引き上げなければならない計算だ。</p> </blockquote> <p> 2017年に消費税が10%になることがすでに確定しています。しかし、そこでずっと据えおかれるかどうかは分かりません。国の借金が破たんしないように減らすのに、消費税<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>だけで対応すると30%まで引き上げる必要がある、という試算もあります。今まで上がってきたのだから、これからも上がるだろうという予測は自然でしょう。</p><p> もちろん、これは消費税<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>の是非とは別です。消費税ではなく別の税を上げるとか、歳出を削減するとか、別の方法もあります。しかし、「上がったら困るから、上がらないだろう」などと、希望的観測をするわけにはいきません。とりわけ、ローンを組むような人は甘い見通しを立てれば、そのまま返済が破たんするリスクに直結してしまいます。</p><p> 本当に<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>されるかどうかは分かりませんし、されるとしてもその時期は予想できません。しかし、国の借金が約千兆円、一人あたり約800万円なのだから、それがいつかは税金に転嫁されるだろう、ということは分かります。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>をどうすべきかは別の議論ですが、ごくかんたんにいうと、住宅ローン以外に800万円の税金で払う形の借金を背負わされている状態です。</p><p> 細かい数字を出すのが目的ではないので単純な話にしますが、かりに消費税が10%から20%に上がって年30万円よけいにかかるとしましょう。すると、35年で1,050万円です。ローン返済額の1千万円ぶんくらいは、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>でかんたんに吹っ飛んでしまいます。</p><p> もしかすると、「負担が増える話はさっきも言った」と思われるかもしれませんが、資金の大小の話とリスクの高低の話は微妙に違います。さっきは資金が少ないという話だったので、そのぶん家を小さくすれば済みます。しかし、買ってしまってから<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>されると、まるで身動きが取れません。</p><p> 前回も説明しましたが、年収が高いか低いかと、リスクが高いか低いかは、別のモノサシです。</p><p> 購入時点で発生していない資産減少は、返済不可能になるリスクを高めます。持ち家は自分のものになるから得だ、という議論がありますが、かりに得するとしてもそれは、借金して長期返済すること自体のリスクと引き替えです。そして、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>の可能性はそのリスクを高めると。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>だけでなく、賃金が今よりもっと下がるとか、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%D2%B2%F1%CA%DD%BE%E3">社会保障</a>がもっと下がるとかでも、返済破たんのリスクは高まります。</p><p> ここで借り家の場合、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>が確定した時点で、居住ランクを落として引っ越しすれば破たんしません。賃貸は家賃に硬直性がなく、したがってリスクが低い。収入と支出に合わせて伸び縮みできる。だから、今のような不確実な時代に向いていると考えます。</p><p> ところで、家を買おうとすると消費税が建物にかかる<a href="#f-36945aa2" name="fn-36945aa2" title="売主が課税事業者だった場合に転嫁する">*1</a>ので、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>前にかけ込みで家を買うかどうか、といった不動産関連の記事を見かけますね。消費税5%から8%のときも見ましたし、8%から10%のときにも出るでしょう。</p><p> しかし、それでたとえ数十万円が得になったとしても小さな問題で、かけ込みのあとでさらに<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>されて、返済が破たんするリスクを見ないのでは、木を見て森を見ずになります。</p><p> さて、今まで購入に不利な面を借り家視点で話してきましたが、持ち家の良いところもあるはず、という不満があるかもしれません。そこで次は、どういう状況なら持ち家が良いのか、良かったのか、という話をします。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>昭和マイホーム時代から平成借りぐらし時代へ</h4> <div class="section"> <h5>マイホームという名の不動産投資</h5> <p> 一昔前、高度経済成長の時代はマイホームの時代だったのでしょう。人口が増え、給料が上がり、土地も上がり、と上り坂の時代でした。だから、家を買うことに意味があった。</p><p> 持ち家は借り家と違って不動産投資の側面がありますが、ふつうの人にとって唯一最大の投資だった。終身雇用で<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C7%AF%B8%F9%BD%F8%CE%F3">年功序列</a>なので、返済が滞るリスクも少なくとも今よりは低い。だから、住み続けて返済し続けるだけで、土地建物が自分のものになる、というのは魅力的だった。</p><p> 今の時代のように投資とか副業は意識されていなかったでしょうが、マイホームを買って住むだけで投資や副業を兼ねられました。それはどういうことかといえば、「自分は賃貸に住んで、ローンで購入した物件を1件だけ他人に貸す大家」を想像してみれば分かります。</p><p> この大家さんの収入は家賃で相殺されますから、それだけで生活できません。ローンを払い終わったら、土地建物が自分のものになる、というだけの投資です。その土地建物の価値が何千万円かはともかく、半生をかけて取得するので、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%B8%B3%B6%C4%C2%B6%E2">生涯賃金</a><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%AB%A4%E9%A4%B7">からし</a>たら副業レベルにとどまるでしょう。しかしそれでもやはり、不動産投資家ではあります。不動産を持っていて不動産収入があるのだから。</p><p> さて、この大家は、賃貸に住まず購入物件に自分で住んでも、家賃が相殺されるだけでだいたい同じですから、不動産投資家のままだと考えることもできます<a href="#f-59dc4295" name="fn-59dc4295" title="前回述べたように帰属家賃の考え方がある">*2</a>。自分で住めば空室がなく<a href="#f-9ef4c6c3" name="fn-9ef4c6c3" title="この空室の話は、コメント欄でご指摘を受けて納得したので、説明に使わせてもらいました">*3</a>、連絡・交渉のような手間もないので合理的です。</p><p> つまり、「マイホームという名の不動産投資」が魅力的な時代だったと。逆にいうと、今の時代に投資とか副業とかが流行しているのは、若年層がこのマイホームへの大きな投資ができずに、小さな投資に分散させていると見ることができます。</p><p> だからたとえば、昔の人間は欲がなく清く正しく生きていたとか、今の人間が頭が良くて金融<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EA%A5%C6%A5%E9%A5%B7%A1%BC">リテラシー</a>が高いとか、というよくある<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%C6%A5%EC%A5%AA%A5%BF%A5%A4%A5%D7">ステレオタイプ</a>にはちょっと疑問があります。人間はそんなに変わっておらず、社会構造が変化したのではないでしょうか。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>時代に合っていたマイホーム</h5> <p> 生活者の視点からも見てみましょう。その頃イメージされていた家族構成は、結婚して子供をもうけて四人家族。出かけるのにマ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A4%A5%AB">イカ</a>ーも欲しい。そうすると、マイホームはきわめて便利です。借り家、とくに集合住宅では駐車場代もかかる。子供が暴れて部屋を傷つけたりしたら、大家に弁償。子供がうるさいと隣に迷惑で気をつかう。などなど。</p><p> だから、日本人の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%DA%C3%CF%BF%C0%CF%C3">土地神話</a>や持ち家信仰も大きいと思いますが、それを差し引いても、経済的な下部構造にも合っていたと考えます。つまり、昔はマイホームが時代にピッタリ合っていた。</p><p> もちろん、みんながみんな、マイホームを持てたわけでもありません。「一億総<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%E6%CE%AE">中流</a>」というのは幻想かもしれません。でも少なくとも、「いつかはマイホームを」というジャパニーズドリームの物語を共有してはいたでしょう。</p><p> でも、さすがに今は時代に合わない。これから人口減少で下り坂の時代ですから、給料が減り、土地も余って下がっています。今までの常識が通用しない、鏡の国に入っていきます。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%C4%B2%F4%A4%CE%C0%A4%C2%E5">団塊の世代</a>くらいまではマイホームが常識でしょうから、部下に「マイホームの一軒も建てないと一人前とは言えない」などと言うでしょうが、若い人がそれを真に受けると、大変な苦労が待っているのではないかと思います。<br /> <br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h4>これからの時代は正社員でもマイホームを持つのが難しい</h4> <p><a href="http://www.garbagenews.net/archives/1846515.html">&#x4E16;&#x4EE3;&#x5225;&#x306E;&#x6301;&#x3061;&#x5BB6;&#x3068;&#x501F;&#x5BB6;&#x306E;&#x5272;&#x5408;&#x3092;&#x30B0;&#x30E9;&#x30D5;&#x5316;&#x3057;&#x3066;&#x307F;&#x308B;(2015&#x5E74;)</a></p> <blockquote> <p>「若年層の持ち家取得が年々難しくなっている」と結論付けられる。</p> </blockquote> <p> 前回の記事では、持ち家と借り家の差そのものの考察と、家主が家を持つための個人的な条件を取り上げました。今回の記事では、賃金状況や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%D2%B2%F1%CA%DD%BE%E3">社会保障</a>、マイホーム時代との社会構造の違いを振り返ってきたように、社会的な条件に注目しました。</p><p> ここで実際、若年層の持ち家取得率が落ちているという、上記データの裏付けがあります。やはり、家を持つのが難しくなってきている、という実感に沿っています。</p><p> もちろん、持ち家率そのものは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B2%E1%C8%BE%BF%F4">過半数</a>なので、まだまだ持ち家が主流ですが、その内訳は上で見るように<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%AF%BB%D2%B9%E2%CE%F0%B2%BD">少子高齢化</a>している。おそらく未婚化の上昇と同じ話で、これから何十年もかかってじわじわ進行していくだろうと予測しています。</p><p> これからの時代は正社員でもマイホームを持つのが難しい。</p><p> もちろん、管理職なら持てるとか、大企業の正社員なら持てるとか、公務員なら持てるとか、持てる人はいつの時代もいるでしょう。しかし持たざる人が増え、昔よりハードルは上がっていくことでしょう。</p><p> これは面白くない結論かもしれませんが、不都合であっても真実だから仕様がありません。あるいは住宅販売の営業マンとか、もっと都合の良いことを言ってくれるかもしれませんが、それをうのみにするとまず大変な目に合うでしょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>土地が余るから取得できるのではないか?</h4> <p> しかしまあ、ただ家が持てない、持てない、というのでは面白くないので、持ち家派の視点から少しだけ見てみましょう。</p><p> もしかしたら、立場が首尾一貫しないように思われるかもしれませんが、持ち家でも借り家でも、自分が得だと思うほうを選択すればよいのであって、敵味方のような両立しない立場とは違います。だからもちろん、借り家で様子を見ながら、チャンスがあれば持ち家に乗り換える、というのは裏切りだからダメ、とかいうつもりもないのです。</p><p> 誤解しないようにあえていえば、まじめに働いても家が持てない、とかローン破たんする社会(問題)が敵なのであって、借り家派と持ち家派が敵同士、ということではないのです。</p><p> さて、持ち家派の視点から見ると、こうも考えられます。人口減少で土地が余ってくるのだから、いずれ買えるはずではないかと。読者の方も、シンプルで説得力があると感じられるかもしれません。</p><p> これについては紙幅の都合で、かんたんにいくつかの要点だけ述べます。</p><p> ひとつ目は、賃金の減少幅が地価の減少を上回る可能性があるということ。これは抽象的に聞こえるかもしれませんが、具体的にはたとえば、大量の移民受け入れで<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CF%AB%C6%AF%BF%CD%B8%FD">労働人口</a>を増加させたら、賃金は下がっても土地は余らないでしょう。</p><p> ふたつ目は、価格の問題とリスクの問題は違うということ。収入が多くてもクレジットカードを作れない人がいるように、非正規だからローンを組めないという人もいるでしょう。</p><p> みっつ目は、労働者の収入がみんな横並びで少しずつ減って、土地価格の減少と釣り合うとはかならずしも限らないということ。格差が進行して富が二極化すれば、石油成金は豪邸に住み、大部分はスラムに住む、という極端なバランスも考えられます。</p><p> よっつ目は、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C1%A5%AD%A5%F3%A5%EC%A1%BC%A5%B9">チキンレース</a>状態になるかもしれないということ。土地が上がった時代に先を争って買ったのと逆に、待てば待つほど後発が有利なので、できるだけガマンして取得を遅らせようとする。結果として時機を逃してあぶれる人も出てくるかもしれない。これは晩婚化と未婚化が並行して進行する現象のようなイメージでしょうか。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>21世紀になっても土地にこだわり続ける必要はあるのか?</h4> <p> 四つの論点を述べましたが、土地余りで取得しやすくなる状況が想定できないわけではありません。</p><p> またそうでないとしても、昔よりマイホーム取得が難しいというだけであって、頑張ればできないわけでもないでしょう。多くの物件を探して、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>の変化や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>のシミュレーションをたくさんして綿密な資金計画を立て、給料の多くをローン返済に注ぎ込んで、そのぶん節約生活して……、と労力をかければできるのでしょう。</p><p> しかし、そこまでしてこだわる必要がない、という側面もあると思います。若年層から見れば住宅は住む手段でしかなく、マイホーム取得が人生の目的になるのは、倒錯しているように思えるかもしれません。なぜそうなったのか?</p><p> たとえば、ライフスタイルが昔から変化して、結婚しないとか子供がいないとかであれば、狭い賃貸でも十分ということになります。労働環境も変化して、企業が海外に展開するようになり、一生日本で働き続けられるとは限らない。それに、災害が起きたりして、ひとつの土地に<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%C7%BC%B9">固執</a>することが安心につながらなく思える。</p><p> またたとえば、地域共同体が衰退しています。地元は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B7%A5%E3%A5%C3%A5%BF%A1%BC%B3%B9">シャッター街</a>のため、買い物は車で大規模SCまで、という環境では土地にこだわる意味が薄いように思えます。しかも、大規模SCが撤退した後は不便になってしまう。そんなこんなで、一生そこに住むつもりなら、一生車の運転が必要になる。</p><p> それから相反するようですが、昔と違う生活環境としてインターネットがあるので、外出しなくてもかなりの用が足せるようになりました。たとえば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EC%A5%F3%A5%BF%A5%EB%A5%D3%A5%C7%A5%AA%C5%B9">レンタルビデオ店</a>まで行かなくても、動画配信サイトで映画は見られるとか。これはコンビニや家電の普及で家事が楽になり、未婚化が進んでいるという現象と並行して進んでいるように思われます。</p><p> そのように、なにがなんでも土地や持ち家に一所懸命にこだわったところで、そこまで報われないのではないかと思われます。リスクを抱えてまで家を持つメリットと動機が減ったことも、今の時代のひとつの「難しさ」なのだと思います。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20150410/p1">&#x5E74;&#x53CE;&#x3084;&#x640D;&#x5F97;&#x3060;&#x3051;&#x3067;&#x306F;&#x306A;&#x3044;&#xFF01;&#x3000;&#x501F;&#x308A;&#x5BB6;&#x304B;&#x3001;&#x6301;&#x3061;&#x5BB6;&#x304B;&#x3001;&#x306F;&#x3069;&#x3093;&#x306A;&#x57FA;&#x6E96;&#x3067;&#x6C7A;&#x3081;&#x308B;&#x306E;&#x304B;&#xFF1F;</a> <ul> <li>冒頭でも挙げた前回の記事です。借り家と持ち家の違いについて解説しています。年収や損得のみを基準として考えることのどこに危険があるのかを考察しています。</li> </ul></li> </ul> </div> <div class="section"> <h4>関連書籍</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532355427/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41zmqDpG23L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本 〈新版〉" title="「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本 〈新版〉"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532355427/ama0b5-22/">「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本 〈新版〉</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 竹下さくら</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%FC%CB%DC%B7%D0%BA%D1%BF%B7%CA%B9%BD%D0%C8%C7%BC%D2">日本経済新聞出版社</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2012/11/21</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本(ソフトカバー)</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 1人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 1回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4532355427/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (2件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4341085034/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51M-5GG3HNL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="共稼ぎ夫婦が「いちばんしあわせ」になる家の買い方―賃貸か持ち家か、都心か郊外か?「家の本質」で考える理想のマイホーム" title="共稼ぎ夫婦が「いちばんしあわせ」になる家の買い方―賃貸か持ち家か、都心か郊外か?「家の本質」で考える理想のマイホーム"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4341085034/ama0b5-22/">共稼ぎ夫婦が「いちばんしあわせ」になる家の買い方―賃貸か持ち家か、都心か郊外か?「家の本質」で考える理想のマイホーム</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 中村友春,白岩貢</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> ごま書房新社</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2012/01/31</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本</li><li> <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 1回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4341085034/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログを見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p> </div><div class="footnote"> <p class="footnote"><a href="#fn-36945aa2" name="f-36945aa2" class="footnote-number">*1</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">売主が課税事業者だった場合に転嫁する</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-59dc4295" name="f-59dc4295" class="footnote-number">*2</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">前回述べたように<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B5%A2%C2%B0%B2%C8%C4%C2">帰属家賃</a>の考え方がある</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-9ef4c6c3" name="f-9ef4c6c3" class="footnote-number">*3</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">この空室の話は、コメント欄でご指摘を受けて納得したので、説明に使わせてもらいました</span></p> </div> sirouto2 Evernoteを使う77の方法 hatenablog://entry/17680117127102948993 2015-04-11T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:24+09:00 概要 「Evernote」の使い道を77の例にまとめました。 「Evernote(エバーノート)」とは、文書を中心とした画像、音声、PDFなどのさまざまな情報を、ノートを取るように蓄積・整理するソフトウェア/ウェブサービスです。 そのEvernoteの具体的な使い道のアイディアを箇条書きで77つ挙げました。あえて細かい説明を省略しましたが、サッと目を通していただく読まれ方を想定しています。 聞いたことがあってもまだ使われていない方には、だいたいどういう使い方をするのかを予想していただき、すでに使われている方には、連想的に新たな使い道を思い浮かべていただければ幸いです。 Evernoteの使い道… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p> 「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Evernote">Evernote</a>」の使い道を77の例にまとめました。</p><p> 「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Evernote">Evernote</a>(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノート)」とは、文書を中心とした画像、音声、PDFなどのさまざまな情報を、ノートを取るように蓄積・整理するソフトウェア/<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A6%A5%A7%A5%D6%A5%B5%A1%BC%A5%D3%A5%B9">ウェブサービス</a>です。</p><p> その<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Evernote">Evernote</a>の具体的な使い道のアイディアを箇条書きで77つ挙げました。あえて細かい説明を省略しましたが、サッと目を通していただく読まれ方を想定しています。</p><p> 聞いたことがあってもまだ使われていない方には、だいたいどういう使い方をするのかを予想していただき、すでに使われている方には、連想的に新たな使い道を思い浮かべていただければ幸いです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Evernote">Evernote</a>の使い道アイディアまとめ</h4> <ol> <li>メモ <ol> <li>アイディアメモ <ul> <li>発想カード的に組み合わせられる</li> </ul></li> <li>買い物メモ <ul> <li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%DE%A5%DB">スマホ</a>から見てもよし印刷してもよし</li> </ul></li> <li>Web<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%C7%BC%A8">掲示</a>板などに投稿するコメントの下書き <ul> <li>リロードして消えたときの悲しみを忘れるな</li> </ul></li> </ol></li> <li>日記 <ol> <li>ふつうの日記</li> <li>読書日記</li> <li>映画などの鑑賞日記</li> <li>旅行日記</li> <li>食事日記</li> <li>ダイエット日記 <ul> <li>とくにレコードダイエット</li> </ul></li> <li>体調管理日記 <ul> <li>定期的に体重や血圧や歩数を測る</li> </ul></li> </ol></li> <li>リスト <ol> <li>ToDoリスト <ul> <li>やることを挙げる</li> </ul></li> <li>スケジュールリスト <ul> <li>時系列に沿った自分の行動予定</li> </ul></li> <li>イベントリスト <ul> <li>○月×日は花見とか</li> </ul></li> <li>出かける前の忘れ物チェックリスト</li> <li>買い物リスト</li> <li>欲しい物リスト</li> <li>飲む薬リスト</li> <li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EB%A1%BC%A5%C1%A5%F3%A5%EF%A1%BC%A5%AF">ルーチンワーク</a>の手順リスト <ul> <li>一例を挙げるとWebの巡回リンクリストとか</li> </ul></li> </ol></li> <li>マニュアル <ol> <li>テレビなどで紹介された料理のレシピ</li> <li>自分で作った料理をレシピ化</li> </ol></li> <li>クリップ <ol> <li>Webページクリップ</li> <li>Webリンククリップ <ul> <li>上ふたつは、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>民なら<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>のほうが便利だと思うが、一応例として</li> </ul></li> <li>Web文章クリップ <ul> <li>コピペ倉庫などに</li> </ul></li> <li>Web画像クリップ</li> </ol></li> <li>ログ <ol> <li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%A4%A5%D5%A5%ED%A5%B0">ライフログ</a></li> <li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Twitter">Twitter</a>のツイートログ <ul> <li><a href="http://twieve.net/ja">&#x30C4;&#x30A4;&#x30A8;&#x30D0;</a>で自動化できる</li> </ul></li> <li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>のログ</li> </ol></li> <li>早見 <ol> <li>手帳の付録にあるような早見表 <ul> <li>和暦・西暦、年齢、干支など</li> </ul></li> <li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C1%A1%BC%A5%C8%A5%B7%A1%BC%A5%C8">チートシート</a></li> <li>ショートカット</li> <li>キーボード配列の画像 <ul> <li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BF%A5%C3%A5%C1%A5%BF%A5%A4%A5%D4%A5%F3%A5%B0">タッチタイピング</a>の習得時に</li> </ul></li> <li>オンラインゲームの攻略メモ</li> </ol></li> <li>書類整理 <ol> <li>名刺整理</li> <li>レシートの整理</li> <li>家電などの説明書</li> <li>公的書類</li> <li>仕事の書類</li> </ol></li> <li>帳簿 <ol> <li>家計簿</li> <li>確定申告に使う情報</li> <li>公的申請に使う情報</li> </ol></li> <li>記録 <ol> <li>蔵書目録、CD、DVDなどの目録</li> <li>PCにインストールしたソフトの目録</li> <li>個人情報 <ul> <li>例として挙げただけで推奨する意図はない。もし保存する場合セキュリティに注意</li> </ul></li> <li>IDやパスワード <ul> <li>上のコメントと同様</li> </ul></li> <li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DD%A1%BC%A5%C8%A5%D5%A5%A9%A5%EA%A5%AA">ポートフォリオ</a></li> <li>服のサイズなど自分のデータ</li> <li>日用品や食料品などの写真 <ul> <li>買い物で買いすぎないため</li> </ul></li> </ol></li> <li>電子化 <ol> <li>書籍の自炊</li> <li>新聞の切り抜きやチラシなどの紙</li> <li>手紙</li> <li>記念写真</li> <li>アルバム</li> </ol></li> <li>学習 <ol> <li>学校のノート</li> <li>研究の資料</li> <li>資格試験のノート</li> </ol></li> <li>計画 <ol> <li>旅行計画</li> <li>部屋探しの計画</li> <li>就活・転活・婚活などの計画</li> <li>自分が幹事のイベントの計画</li> </ol></li> <li>資料 <ol> <li>図表 <ul> <li>一例を挙げると地図や鉄道の路線図など</li> </ul></li> <li>画像素材 <ul> <li>良い素材を収集してブログに投稿するとか。壁紙的に鑑賞してもよし</li> </ul></li> <li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Wiki">Wiki</a>の要約、リファレンスの抜粋 <ul> <li>たいてい記述量が膨大なので、何度も見る必要がある箇所だけ縮小版を作っておく</li> </ul></li> </ol></li> <li>開発 <ol> <li>企画書など書類の下書き</li> <li>要件や仕様、コーディング規約</li> <li>技術TIPS、インストールの手順など</li> <li>メールのテンプレート</li> <li>コードのテンプレート</li> </ol></li> <li>創作 <ol> <li>シナリオやプロットのアウトラインエディタとして</li> <li>イラストやその下描き</li> <li>参考にする作品タイトルやその感想</li> </ol></li> <li>発想支援 <ol> <li>目標</li> <li>名言集</li> <li>運営してるサイトの記事</li> <li>面白かったサイトの記事</li> <li>タイムカプセル</li> <li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%EC%A5%A4%A5%F3%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%DF%A5%F3%A5%B0">ブレインストーミング</a></li> <li>ぼくのかんがえたさいきょうの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Evernote">Evernote</a>のつかいかた</li> </ol></li> </ol> </div> <div class="section"> <h4>おわりに</h4> <p> 以上が77の使い道アイディアです。なお、77のカウントにカテゴリ分類のための上位項目と説明のコメントは含んでいません。</p><p> 思いつくまま挙げたのを少し整理しただけの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%C9%A5%DB%A5%C3%A5%AF">アドホック</a>な例示なので、「これとこれの分類は近い」「こっちの例のほうがより実用的」など、まだ工夫する余地は多々あると思います。</p><p> アイディアなので必ずしも私が実行していないものもあります。たとえば私は個人情報を含むものをなるべく保存しないようにしています。もし、意味がまったく分からないものがありましたら、ブログのコメント欄、もしくは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>のコメ欄で質問してください。</p><p> 77の中には、ツールを使うとより便利になるものがあると思います。たとえば、IDはID管理ソフトがあるとか。小説は小説用のアウトラインエディタがあるとか。しかし、バラバラある個別のツールを使うのにも学習コストや管理コストがあります。オールインワンで済むのが<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Evernote">Evernote</a>の大きな魅力だと思うので、たとえ代替があっても使う意味があると思います。<br />  <br />  さて、こうした使い道のアイディア集そのものを、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Evernote">Evernote</a>のノートにして育てていくのも面白いと思います。使い方に正解があるというより、読者のみなさんの中でそれぞれの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Evernote">Evernote</a>のアイディアが、終わりなく(Ever)育っていく、というほうが<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Evernote">Evernote</a>らしいでしょう。</p><p> 「完璧な<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Evernote">Evernote</a>などといったものは存在しない。完璧な<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/LifeHack">LifeHack</a>が存在しないようにね」<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20120325/p1">&#x300C;Evernote&#x300D;&#x3067;&#x632B;&#x6298;&#x3057;&#x306A;&#x3044;&#x3001;&#x666E;&#x901A;&#x306E;&#x4EBA;&#x306E;&#x305F;&#x3081;&#x306E;&#x4F7F;&#x3044;&#x65B9;</a> <ul> <li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Evernote">Evernote</a>の主流の使い方に対して異議を唱えた説明ですが、入門として読むと混乱するかもしれません。いずれまた分かりやすい入門記事が書ければと思います。</li> </ul></li> </ul> </div> <div class="section"> <h4>関連書籍</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00VEEJ9XU/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41oyLdAhfmL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="Evernote豆技50選 (Espresso Books)" title="Evernote豆技50選 (Espresso Books)"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00VEEJ9XU/ama0b5-22/">Evernote豆技50選 (Espresso Books)</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 倉下忠憲</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> 倉下忠憲</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2015/03/29</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Kindle">Kindle</a>版</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B00VEEJ9XU/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (4件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844335774/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51uPdKPhc1L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="できるポケット Evernote 基本&活用ワザ 完全ガイド" title="できるポケット Evernote 基本&活用ワザ 完全ガイド"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844335774/ama0b5-22/">できるポケット Evernote 基本&活用ワザ 完全ガイド</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> コグレマサト,いしたにまさき,堀正岳,できるシリーズ編集部</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A4%A5%F3%A5%D7%A5%EC%A5%B9">インプレス</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2014/04/25</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本(ソフトカバー)</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4844335774/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (4件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844337483/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51f7CO%2Bq4kL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="Evernote情報活用術" title="Evernote情報活用術"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844337483/ama0b5-22/">Evernote情報活用術</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> リブロワークス</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A4%A5%F3%A5%D7%A5%EC%A5%B9">インプレス</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2015/02/16</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本(ソフトカバー)</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4844337483/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (1件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p> </div> sirouto2 年収や損得だけではない! 借り家か、持ち家か、はどんな基準で決めるのか? hatenablog://entry/17680117127102949165 2015-04-10T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:26+09:00 概要 借り家か、持ち家か、は人生を左右しかねない選択であり、昔から続いている議論です。ここでは、不動産関連のサイトでよく見かける、コスト比較をしてどちらが得かとか、年収と物件から月々ローン返済額を計算するとか、そういうことではなく、むしろそういう既存の議論に不信感を持つ、ユーザ視点から意見を述べてみたいと思います。 年収とか損得とかだけで決めてはいけない、ということです。なぜでしょうか? 帰属家賃 そもそも、持ち家と借り家は何が違うのでしょうか? なおここでは、一戸建てかマンションかは問題にせず、購入と賃貸の違いを見ていきます。 話をかんたんにするため、聞き慣れない経済用語ですが、「帰属家賃」… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p> 借り家か、持ち家か、は人生を左右しかねない選択であり、昔から続いている議論です。ここでは、不動産関連のサイトでよく見かける、コスト比較をしてどちらが得かとか、年収と物件から月々ローン返済額を計算するとか、そういうこと<span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:large;color:#FF0000;">ではなく</span>、むしろそういう既存の議論に不信感を持つ、ユーザ視点から意見を述べてみたいと思います。</p><p> 年収とか損得とかだけで決めては<span class="deco" style="font-weight:bold;color:#FF0000;font-size:large;">いけない</span>、ということです。なぜでしょうか?<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B5%A2%C2%B0%B2%C8%C4%C2">帰属家賃</a></h4> <p> そもそも、持ち家と借り家は何が違うのでしょうか? なおここでは、一戸建てかマンションかは問題にせず、購入と賃貸の違いを見ていきます。</p><p> 話をかんたんにするため、聞き慣れない経済用語ですが、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B5%A2%C2%B0%B2%C8%C4%C2">帰属家賃</a>」という考え方を適用して、分かりやすく式変形してみましょう。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B5%A2%C2%B0%B2%C8%C4%C2">帰属家賃</a>というのは、あくまで説明上のバーチャルなもの<a href="#f-6bcb4cd5" name="fn-6bcb4cd5" title="GDPに帰属家賃が含まれていたりするので、これをどう解釈するかはいろいろあるでしょうが、ここでは説明のためだけのものです">*1</a>ですが、持ち家の家主も自分自身に物件を貸していると仮想的に考えることです。</p><p> 借り手も貸し手も自分。だから、家賃を払うと同時にもらうので、その部分はプラス・マイナス・ゼロです。逆に言うとゼロだから、借り手と貸し手に分けても同じことで、何も問題ないわけです。すると……</p> <blockquote> <p> <span class="deco" style="color:#006600;">借り家</span> = <span class="deco" style="color:#0000FF;">家賃を大家に払って賃貸に住む</span></p><p> <span class="deco" style="color:#FF00FF;">持ち家</span> = <span class="deco" style="color:#FF0000;">不動産購入とローンの返済と家賃収入(大家役)</span><br />      + <span class="deco" style="color:#0000FF;">家賃を大家に払って賃貸に住む</span><br />  <span class="deco" style="color:#FF00FF;">持ち家</span> − <span class="deco" style="color:#006600;">借り家</span> = <span class="deco" style="color:#FF0000;">不動産購入とローンの返済と家賃収入(大家役)</span></p> </blockquote> <p> 上で整理したように、家賃を払って賃貸に住む部分は両方とも共通です。両方とも払ってるし住んでいますが、所有権を持っているかいないか、家賃を大家に毎月払うか、銀行に利子を含めて払うかの違いです。だから、両者の差に注目すると、不動産購入と<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>を含めたローン返済、という部分が残ります。※<a href="#f-271cd467" name="fn-271cd467" title="上の図式はコメントで指摘を受けて、何回か手を入れ直しました。もちろん、担保がどうとか、税金がどうとか、ほかにもいろいろありますが、シンプルに把握するために捨象しています">*2</a></p><p> この残った差は何かというと、土地建物の所有と家賃によるプラスと、ローン返済のマイナスのどちかが大きいかどうかが、借り家より得かどうかということです。それは地価や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>の変動などの条件によって、どちらの場合もありえます。不動産の専門家の間でも意見が分かれているのだから、どちらか一方だけ正しいということもないでしょう。</p><p> そしてここで「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>付きの借金と不動産の所有権の有無」、つまり「負債と所有」という形態を取るかどうか、かんたんに言いかえれば、大家役になって不動産投資をするかどうかが、購入と賃貸の差の本質です。</p><p> 物件の立地や築年数がどうのこうの、という細かい点を見る前に、そもそもこの借金をしてまで不動産投資することを選択することについて考えていきましょう。後で見ていきますが、「負債と所有」というのは、20年とか30年とか時間的に長く関わるので、そこにリスクが生じます。</p><p> ここで読者の方は、「借金」と「投資」という言葉に違和感を覚えるかもしれませんが、むしろ借金でも投資でもないと思うこと自体にリスクがあると思います。何を買っても借金は借金です。返す必要があるものは負債です。一方、投資も投資です。</p><p> 高度経済成長時代くらいから形成されてきた「夢のマイホーム」「一国一城の主」という日本人におなじみの価値観はよく分かります。が、投資家をのぞいた普通の人は「大金を借金して投資する」ということを、不動産以外でまずしないと思います。その部分を冷静に見つめる必要があります。</p><p> またもちろん、「定期借地権」のような第三の選択肢もありえますが、あまり枝葉の議論には深入りしないようします。返済シミュレーション的なよくある記事と差別化するのが本記事のポイントなので、とにかく話をシンプルに進めていきましょう。</p><p> それから、私自身は借り家派の視点でこの記事を進めていきますが、それは説明が分かりやすくなるからであって、借り家という選択の結果を読者に押しつけたいのではありません。</p><p> むしろ、持ち家派の人がどういうリスクがあるのかを考えるのに、思考の過程が役に立てば幸いです。不動産は大きな買い物で、普通の人はそう何回も買い直せません。だから、持ち家派は購入の落とし穴を、借り家派の何倍も考える必要があると思います。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>と投資機会</h4> <p> 持ち家と借り家でシミュレーションをすると、思いっきり大ざっぱに言えば、どっちもだいたい同じになります。というか、そういう記事は最初から同じになるような条件の物件を想定して比較しています。</p><p> さらにいえば、ここでは「こっちのほうが百万円得です」みたいなことが言いたいのではないのです。それは物件選びとかコストに何を含めるかとか、シミュレーションのさじ加減で、かんたんにひっくり返せるから。そうではなくて、損得は同じという前提でも、どうしても異なってきてしまう、差異の部分だけをここで考えたいのです。</p><p> さてそこで、シミュレーションの額面的な損得は同じだとしても、35年後とか遠い将来に物件が残ったぶん得だというのが、持ち家派の理屈です。「同じ家賃を払うなら、物件が残るぶん得」「借り家賃は捨て家賃」はよく聞く持ち家派の決まり文句ですね。ただし、この「得」はそのまま結論になりません。なぜか?</p><p> ひとつには、借り家派はローンの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>を銀行などに取られないので、そのぶん何らかの投資をし続けて増えたぶんで、35年後とか遠い未来に物件を買えば同じだろうということです。それは株やFXで派手に大もうけする、といった話ではありません。年数%の利益が出せればいいので、たとえば株の配当や優待(による生活費の節約)とかでもいいですし、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>しだいではたんなる貯金でもいいと思います。</p><p> というのもたとえば、35年後には4000万円が800万円とか、もっと悪くすると上物代ゼロとか、建物の価値は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%BA%B2%C1%BD%FE%B5%D1">減価償却</a>的に下がっていきます。また建て直しやリフォームや固定資産税の費用が引かれます。</p><p> つまり、持ち家の資産はだんだん小さくなっていき、借り家の貯金もだんだん大きくなっていく。だからさかのぼって、将来を見越した「割引現在価値」で考えたとき、両者の選択肢はそんなに違わないだろうということです。</p><p> ただ、持ち家派の言い分としては、リフォーム費とかどんな費用があろうとも、「費用は家賃に織り込み済みのはず」「損をしないよう、借り家より必ずプラスになるように、家賃を設定しているだろう」、というのがあります。現実の大家さんは税金対策で不動産を持っていたりして、かならずしもそれが成立するわけではありませんが、考え方としては分かりやすいです。</p><p> そこで、借り家よりプラスになるような持ち家物件があるとしましょう。しかし……<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>リスクプレミアム</h4> <p> もうひとつ、持ち家の「得」は、「リスクプレミアム」との引き替えで成立していることを見落としてはいけません。</p><p> リスクプレミアムというのは、リスクのある投資対象とそうでない対象の間での期待収益率の差です。ようは、それがなければ、リスクのあるぶん買われないだろうから、損する可能性に対する見返りをつけようということです。</p><p> リスクとして考えられるのは、いろいろあるでしょう。たとえば、震災や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C5%C7%C8">津波</a>などの自然災害、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%B6%C8%AF">原発</a>事故とか。しかし、それらはコン<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C8%A5%ED%A1%BC%A5%EB">トロール</a>不可能だし予測も不確実です。心配したからといって解決できない。</p><p> そこで、もう少し予測可能性の高い、あるいは個人によって条件の違う要因を見てみましょう。<br /> <br /> </p> <div class="section"> <h5><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%AF%BB%D2%B2%BD">少子化</a>による下落</h5> <p> ひとつは、物件の価値が保てるかどうかです。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%AF%BB%D2%B2%BD">少子化</a>による人口減少で相場崩壊を起こして値下がりしたときに、持ち家はローンで身動きが取れませんが、借り家だとその時点で持ち家に乗り換えられる可能性があります。逆に持ち家から借り家側へと動くのは、損をしないでは難しいです。</p><p> もちろん、不動産価格が上がる可能性というのもあります。しかし、人口減少は確定的要素で、子供は急に増やせないものなので、上がるか下がるかの二択なら、下がる可能性のほうが強いと見ています。ただしたとえば、インフレになる場合、移民を受け入れて人口が増えた場合、土地や建築資材が不足した場合<a href="#f-43b58907" name="fn-43b58907" title="土地の不足というのはたとえば原発事故とかが想定できます">*3</a>、その限りではありません。</p><p> ただまあ、相場の予想は当たることも外れることもあるので、次のほうがより重要です。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>ローンの返済能力</h5> <p> もうひとつは、持ち家の買い主が借金を返済できるかどうかです。冒頭で言った年収とか損得だけで決めてはいけない、というのはこのことです。持ち家か借り家かの最重要の基準は「返済能力」だと考えています。</p><p> かりに持ち家のほうが得なのだとしても、それは暗黙のうちに、返済完了できることが絶対条件になっています。新築不動産を購入した瞬間、新築から中古に変身して、評価額が何割か何百万円かは下がります。しかも、売買には仲介料のような費用があるので、ミニバブルでも起きない限り、途中で売って元を取り戻すのは難しいです。</p><p> 年収については、高いほうがリスクがあります。これについては、年収は高いほうがいいに決まっている、と違和感を覚えるかもしれません。同じ額の物件を購入するならそうですが、年収に見合った高額物件を買う場合は違います。</p><p> 年収が高いと失職した際に元の賃金を得るのが難しくなります。年収500万円の人が500万円の職に就職・転職するよりも、年収1,000万円の人が1,000万円の職に就職・転職するほうが難しいです。また一般的に不動産以外の出費や税金も高収入の人のほうが大きいです。</p><p> 物件もまた立地条件などにもよりますが、高いほうが売ったり貸したりするのも難しい。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%D6%A5%EB%CA%F8%B2%F5">バブル崩壊</a>で下落した不動産を振り返って見れば、高いほうが下落幅が大きいのも分かりやすいでしょう。</p><p> ちょっと極端な例ですが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D2%A5%EB%A5%BA%C2%B2">ヒルズ族</a>のような金持ちたちが、月何十万円もする賃貸に住むのはなぜか<a href="#f-e9d164ac" name="fn-e9d164ac" title="まあもちろん賃貸も購入もいるし、その理由もさまざまでしょうが、リスクリテラシーが高い、というのは想像しやすいでしょう">*4</a>と考えれば、年収とリスクは別のモノサシだと分かると思います。</p><p> 少なくとも、年収が高いほうがリスクが少ない、年収が高い低いで持ち家か借り家かが自動的に決まる、という考えは短絡的で危険です。まあ全額キャッシュで買えてローンがない物件なら低リスクですが。<a href="#f-f10e6d6c" name="fn-f10e6d6c" title="たとえば、欠陥建築だった場合にまるまる損する場合があるので、全額購入といえどもゼロリスクではないですが">*5</a></p><p> 実際に住宅ローン破産する人が一定の割合(約2〜3%<a href="#f-879fdd19" name="fn-879fdd19" title="数字がいくつかにはこだわりたくないですが、根拠は示しておきます。 http://blogos.com/article/86341/ ">*6</a>)いる以上、不確実な将来を予測するのは難しさが残ります。とくに変動<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>のローンはリスクが高いです。</p><p> 終身雇用や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%B5%B5%AC%B8%DB%CD%D1">正規雇用</a>も崩壊した現在、年収が将来下がっていく可能性もあります。そうしたときに借り家派は、狭かったり駅から遠かったりで、より家賃の低い家に借り換えることができます。前述の災害時などの場合も、引っ越しで逃げられます。自由度が高いのでリスクに柔軟に対応できます。</p><p> ようするに、借金することのリスクがあるのです。かりに持ち家のほうが100万円得だとしても、たとえば定期貯金の積み立てとか、なんらかの投資で同じ100万円が得られるなら、同じ100万円でも借金をせずリスクが低いぶん得だと思います。金額のように目に見える顕在的な得と、リスクのように<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%F8%BA%DF%C5%AA">潜在的</a>な得があるので、分かりにくいのです。<br /> <br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h4>賃貸派は老後をどうするのか?</h4> <p> 本筋の議論をしたかったので省きましたが、このほかの論点はもちろんたくさんあると思います。転勤とか家族構成の変化とか。あるいは、よく言われる「借り家は釘一本打てない」のような改築・内装の変更に対する自由度とか、庭があったりする住環境とか、地域における社会的ステータスや<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D2%A5%A8%A5%E9%A5%EB%A5%AD%A1%BC">ヒエラルキー</a>とか。その<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%A6%C6%B1%B8%B8%C1%DB">共同幻想</a>の根本にある持ち家信仰とか。</p><p> 全部話すとキリがないので、それらを網羅的には取り上げません。ここでは、今までの論点を補完するものをひとつだけ挙げてみましょう。借り家派の側にリスクがまったくないかといえば、「老後に借りられなくなる恐れ」が考慮できると思います。</p><p> これについてひとつには、持ち家派の「建て替えができずに身動きが取れなくなる恐れ」と見合いなのではないかと思います。マンションの場合、住人の合意が取れるかなどの問題もあります。</p><p> またひとつには、前述のように<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%AF%BB%D2%B2%BD">少子化</a>の流れなのだから、いつかは「年寄りは面倒なので貸さない」という大家の対応が取れなくなって、貸さざるを得なくなってくるのではないか、と予想しています。</p><p> さらにひとつ、借り家派はローンがないため<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>が取られないので、「購入したと思って少しずつ貯金を積み立てる」ことによって、老後に家やマンションを買う選択肢もあると思います。かりに貸してくれないとしても、そのときにはじめて買うという戦略です。</p><p> 老後持ち家派のメリットは、ローンと違って返済でないので破産しないこと、家族構成からいって小さい家で済むこと、死ぬまでの逃げ切りで建て替えを想定しないで済むこと、年金暮らしであれば通勤が関係なくビジネス街から遠くても済むこと、などいろいろ考えられます。ひとことでまとめると、安く上がります。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>持ち家か借り家か</h4> <p> さて、最後にまとめ直しますと、持ち家か借り家かを分ける基準は、リスクを取れるかどうか、長期的な返済能力があるかどうかです。</p><p> たとえば企業でも、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AD%A5%E3%A5%C3%A5%B7%A5%E5%A5%D5%A5%ED%A1%BC">キャッシュフロー</a>が回らなければ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F5%BB%FA%C5%DD%BB%BA">黒字倒産</a>という可能性があります。ですから、損得よりもまず、先にそちらを考えるべきです。返せなければ得はかんたんに吹っ飛んでしまいます。</p><p> そしてその際、たんに年収の高さだけでなく、それが持続可能なのかを想定する必要があります。年収は一年の単位ですが、返済は25年とか35年とか続くわけです。</p><p> 今からそれくらい前の時代はバブル期だと思いますが、その時代の投資家は「土地は上がり続ける」などと思っていたわけで、20〜30年先の将来を見通すのは難しさがあると思います。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%D6%A5%D7%A5%E9%A5%A4%A5%E0">サブプライム</a>住宅ローン危機だって、事前に予測できなかったから問題化したんだろうし。</p><p> もちろん、将来の年収が下がったりだとか、リスクの想定は不快なのでしたくない。家を売りたい営業マンも商売だから言ってくれないでしょう。とにかくハンコを押させたい。あるいは、奥さんが返済について真剣に考えてくれないかもしれない。おもに近所づきあいとか子供のことを考えてるでしょう。しかしだからこそ、かならず自分で想定する必要があります。</p><p> その際の基本方針を分かりやすくたとえると、不動産屋の売る立場でなく、金融業者の貸す立場で、自分を客観視するということです。クレジットカードを発行する基準が年収だけでないように、返済能力が持続可能かどうかを考えます。</p><p> 非<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%B5%B5%AC%B8%DB%CD%D1">正規雇用</a>が増加したことで、ひとつの大きな目安としては、正社員かどうかがあるでしょうし、将来的にはそれが公務員かどうかなどに移ってくるかもしれません。</p><p> しかし、その基準を深く考え出すと、どうしても不動産というより社会問題の領域になってくるので、この記事はここで終わりとさせていただきます。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>付録:変動<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a> VS 固定<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a></h4> <p> 本文は借り家派の視点で進めてきましたが、もし自分が持ち家派に回った事態を想定して、とくにローンを組む場合の変動<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>と固定<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>について触れます。新たに一本エントリを立てるほどでもないので、この付録で解説しておきます。</p><p> 変動<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>と固定<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>をくらべると、変動<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>のほうが得です。たとえば、返済額が月1万円安かったりします。しかし例によって、この得はリスクプレミアムによる得です。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>が変動するリスクの代償として、そのぶん安くなっているのです。</p><p> 変動<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>は借り手がリスクを負い、固定<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>は貸し手がリスクを負います。今までリスクが重要と力説してきたのだから、ここでとうぜん私は、リスクを負わない固定<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>の側に立ちます。</p><p> なぜそうすべきかのイメージとしては、「株は余裕資金で運用すべき」といったことと同じです。株が紙くずになる場面はよくありますから、「こんなに安くなるはずがない」などと勝手に決めつけるのは、それ自体がリスクです。</p><p> もし、持ち家をローンで買おうという方がおられたら、金融機関の融資限度額ギリギリでローンを組んだり、変動<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>で組んだりするのは、危ない橋を渡ることになります。</p><p> そうではなく、返済にかなり余裕を持たせて、かつ固定<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>で買うことをオススメします。買いたい家に返済額をギリギリまで合わせるのではなく、可能な返済ペースの枠の中で買いたい家を探すほうが安全です。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140520/264977/">&#x8CC3;&#x8CB8;&#x6D3E;&#x3063;&#x3066;&#x8001;&#x5F8C;&#x306F;&#x3069;&#x3046;&#x3059;&#x308B;&#x306E;&#xFF1F; &#x653E;&#x6D6A;&#xFF1F;</a> <ul> <li>本文を借り家派の視点で展開したため、逆の意見もあるでしょうが、関連記事ではその論点を補強したものを挙げておきます。</li> </ul></li> <li><a href="http://biz-journal.jp/2015/04/post_9548.html">&#x9996;&#x90FD;&#x570F;&#x3067;1&#x5343;&#x4E07;&#x5186;&#x4EE5;&#x4E0B;&#x306E;&#x6238;&#x5EFA;&#x4F4F;&#x5B85;&#x304C;&#x7D9A;&#x51FA;&#x3001;&#x65B0;&#x7BC9;&#x3082;&#x6295;&#x3052;&#x58F2;&#x308A;&#x3067;1&#x5343;&#x4E07;&#x5186;&#x53F0;&#x306E;&#x4FA1;&#x683C;&#x7834;&#x58CA;</a></li> <li><a href="http://biz-journal.jp/2014/11/post_7517.html">&#x65B0;&#x7BC9;&#x6238;&#x5EFA;&#x3066;&#x4F4F;&#x5B85;&#x3067;&#x4FA1;&#x683C;&#x5D29;&#x58CA;&#x3000;&#x9996;&#x90FD;&#x570F;&#x3067;1&#x5343;&#x4E07;&#x5186;&#x53F0;&#x3082;&#x6025;&#x5897;&#x3000;&#x65E9;&#x307E;&#x3063;&#x305F;&#x8CFC;&#x5165;&#x5224;&#x65AD;&#x306B;&#x6CE8;&#x610F;</a></li> <li><a href="http://biz-journal.jp/2014/12/post_7526.html">&#x4F4F;&#x5B85;&#x30ED;&#x30FC;&#x30F3;&#x306F;&#x5371;&#x967A;&#x3059;&#x304E;&#x308B;&#xFF1F;&#x7834;&#x7DBB;&#x8005;&#x6025;&#x5897;&#x306E;&#x5B9F;&#x614B;&#x3000;&#x9000;&#x8077;&#x91D1;&#x6E1B;&#x984D;&#x3001;&#x75C5;&#x6C17;&hellip;&#x58F2;&#x5374;&#x3057;&#x3066;&#x3082;&#x5DE8;&#x984D;&#x501F;&#x91D1;</a></li> <li><a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/biz-journal.jp/2015/01/post_8513.html">100&#x4E07;&#x5186;&#x53F0;&#x3067;&#x30DE;&#x30F3;&#x30B7;&#x30E7;&#x30F3;&#x304C;&#x8CB7;&#x3048;&#x308B;&#xFF1F;&#x3059;&#x3055;&#x307E;&#x3058;&#x3044;&#x4E0D;&#x52D5;&#x7523;&#x76F8;&#x5834;&#x5D29;&#x58CA;&#x3001;&#x4F4F;&#x5B85;&#x306F;&#x305F;&#x3060;&#x306E;&#x7C97;&#x5927;&#x30B4;&#x30DF;&#x306B;</a> <ul> <li>最近ではリゾートマンションの投げ売りなどが目立ちます。しかし、あまりに低価格の物件は管理費の滞納による負債の存在など、リスクが高いので購入を推奨する意図はまったくありません。ただ、たとえば老後持ち家派ならば、こういう極端な選択をする可能性もあるにはあるかもしれない、という意味でいちおう紹介しました。</li> </ul></li> </ul> </div> <div class="section"> <h4>関連書籍</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903836797/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51uO2G6uZ3L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="持ち家VS賃貸 どっちがお得!?" title="持ち家VS賃貸 どっちがお得!?"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903836797/ama0b5-22/">持ち家VS賃貸 どっちがお得!?</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%AF%A5%BF%A5%B9">アクタス</a>ソリューション</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2008/03/28</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本(ソフトカバー)</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 1人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 22回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4903836797/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログを見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00UHTY5R8/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41WOh1I%2Bd7L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="持ち家か賃貸か?妻の言い分。夫の言い分。: ローンに縛られないから夢も趣味もあきらめない" title="持ち家か賃貸か?妻の言い分。夫の言い分。: ローンに縛られないから夢も趣味もあきらめない"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00UHTY5R8/ama0b5-22/">持ち家か賃貸か?妻の言い分。夫の言い分。: ローンに縛られないから夢も趣味もあきらめない</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 岩宗繁樹</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2015/03/09</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Kindle">Kindle</a>版</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B00UHTY5R8/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (1件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p> </div><div class="footnote"> <p class="footnote"><a href="#fn-6bcb4cd5" name="f-6bcb4cd5" class="footnote-number">*1</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text"><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/GDP">GDP</a>に<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B5%A2%C2%B0%B2%C8%C4%C2">帰属家賃</a>が含まれていたりするので、これをどう解釈するかはいろいろあるでしょうが、ここでは説明のためだけのものです</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-271cd467" name="f-271cd467" class="footnote-number">*2</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">上の図式はコメントで指摘を受けて、何回か手を入れ直しました。もちろん、担保がどうとか、税金がどうとか、ほかにもいろいろありますが、シンプルに把握するために捨象しています</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-43b58907" name="f-43b58907" class="footnote-number">*3</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">土地の不足というのはたとえば<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%B6%C8%AF">原発</a>事故とかが想定できます</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-e9d164ac" name="f-e9d164ac" class="footnote-number">*4</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">まあもちろん賃貸も購入もいるし、その理由もさまざまでしょうが、リスク<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EA%A5%C6%A5%E9%A5%B7%A1%BC">リテラシー</a>が高い、というのは想像しやすいでしょう</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-f10e6d6c" name="f-f10e6d6c" class="footnote-number">*5</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">たとえば、欠陥建築だった場合にまるまる損する場合があるので、全額購入といえどもゼロリスクではないですが</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-879fdd19" name="f-879fdd19" class="footnote-number">*6</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">数字がいくつかにはこだわりたくないですが、根拠は示しておきます。 <a href="http://blogos.com/article/86341/">http://blogos.com/article/86341/</a> </span></p> </div> sirouto2 なぜはてなの新サービスははてブに勝てないのか? hatenablog://entry/17680117127102949550 2015-04-09T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:31+09:00 概要 これははてな民の、はてな民による、はてな民のための、はてなのサービスを考えるエントリです。 終了したはてなの新サービスたち はてなOne サービス終了のお知らせ はてなまとめ(サービス終了) 「はてなOne」「はてなまとめ(仮)」「はてなハイク2(仮称)」「はてなリング」と、一部のラボサービス終了のお知らせ サービス開始以来、ユーザーの皆さまにご利用、ご愛用いただいてきました「はてなOne」「はてなまとめ(仮)」「はてなハイク2 (仮称)」「はてなリング」と、8つのラボサービス(16x16、はてなSNS、はてなWordLink、はてなわんわんワールド、はてなニュース、はてなボトル、はてな… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p> これは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>民の、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>民による、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>民のための、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>のサービスを考えるエントリです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>終了した<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>の新サービスたち</h4> <p><a href="http://one.hatena.ne.jp/guide/closed">&#x306F;&#x3066;&#x306A;One &#x30B5;&#x30FC;&#x30D3;&#x30B9;&#x7D42;&#x4E86;&#x306E;&#x304A;&#x77E5;&#x3089;&#x305B;</a><br /> <a href="http://matome.hatena.ne.jp/">&#x306F;&#x3066;&#x306A;&#x307E;&#x3068;&#x3081;</a>(サービス終了)<br /> <a href="http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatena/20120831/1346389642">&#x300C;&#x306F;&#x3066;&#x306A;One&#x300D;&#x300C;&#x306F;&#x3066;&#x306A;&#x307E;&#x3068;&#x3081;(&#x4EEE;)&#x300D;&#x300C;&#x306F;&#x3066;&#x306A;&#x30CF;&#x30A4;&#x30AF;2(&#x4EEE;&#x79F0;)&#x300D;&#x300C;&#x306F;&#x3066;&#x306A;&#x30EA;&#x30F3;&#x30B0;&#x300D;&#x3068;&#x3001;&#x4E00;&#x90E8;&#x306E;&#x30E9;&#x30DC;&#x30B5;&#x30FC;&#x30D3;&#x30B9;&#x7D42;&#x4E86;&#x306E;&#x304A;&#x77E5;&#x3089;&#x305B;</a></p> <blockquote> <p>サービス開始以来、ユーザーの皆さまにご利用、ご愛用いただいてきました「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CAOne">はてなOne</a>」「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A4%DE%A4%C8%A4%E1%28%B2%BE%29">はてなまとめ(仮)</a>」「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%CF%A5%A4%A5%AF2">はてなハイク2</a> (仮称)」「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%EA%A5%F3%A5%B0">はてなリング</a>」と、8つのラボサービス(16x16、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CASNS">はてなSNS</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CAWordLink">はてなWordLink</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A4%EF%A4%F3%A4%EF%A4%F3%A5%EF%A1%BC%A5%EB%A5%C9">はてなわんわんワールド</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%CB%A5%E5%A1%BC%A5%B9">はてなニュース</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%DC%A5%C8%A5%EB">はてなボトル</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%ED%A5%AF%A5%ED">はてなロクロ</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%B8%A1%BA%F7%A5%D7%A5%E9%A5%B9">はてな検索プラス</a>)ですが、2012年10月1日をもちまして終了させていただきます。</p> </blockquote> <p> これは近年の一例だが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Web%A5%B5%A1%BC%A5%D3%A5%B9">Webサービス</a>企業の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>が立ち上げた新サービスのうち、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>)ほど長く続くものは少ない。</p><p> なぜ、新サービスはうまくいかないのか? 逆に言うとなぜ、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>はうまくいったのか? 他社サービスと比較すると、資本がどうこう、技術がどうこう、と複雑で難しい話になる。それも重要だろうが、私はただユーザ視点で話したいので、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>と比較して考えたい。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>なぜ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>はうまくいっているのか?</h4> <div class="section"> <h5>資料を必要とする層</h5> <p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>とは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BD%A1%BC%A5%B7%A5%E3%A5%EB%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">ソーシャルブックマーク</a>のことだが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>の利用者にはブックマークとして実用的に使う人と、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BD%A1%BC%A5%B7%A5%E3%A5%EB%A5%E1%A5%C7%A5%A3%A5%A2">ソーシャルメディア</a>として自己表現のために使う人、大きく分けてふたつの流派がある。</p><p> 前者については、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>を使う層ととても相性が良かった。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>らしい利用者の典型がITエンジニアだろうが、彼らは機械を相手にする都合上、大量の資料が必要になる。</p><p> もちろん、全員がエンジニアではないが、対象がITだろうと一般ビジネスだろうと<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%D6%A5%AB%A5%EB">サブカル</a>だろうと、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%E6%A1%BC%A5%B6">はてなユーザ</a>が何らかの資料を必要とする層と重なるのは想像しやすいだろう。</p><p> ネット上の情報を整理しようとするとき、それほど使えるツールに選択の余地がない。たとえば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Web%A5%D6%A5%E9%A5%A6%A5%B6">Webブラウザ</a>のお気に入りはすぐあふれてしまい使いにくい。そこで、デフォルトのツールの座にうまく収まったのだろう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>を好まない層</h5> <p> 後者のソーシャル的に使う層について、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BD%A1%BC%A5%B7%A5%E3%A5%EB%A5%E1%A5%C7%A5%A3%A5%A2">ソーシャルメディア</a>は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%C7%BC%A8">掲示</a>板など、他にも選択の幅が広いのに、なぜ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>を使うのだろうか?</p><p> それは、マジックミラーのように一方通行型のメディアだからだろう。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>がメタな視点のメディアだという話は、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>界隈では昔からよく言われていた。</p><p> ブログのコメント欄と<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>のコメント欄の違いとして、相手から見返されるかどうかがある。ブログのコメント欄はチェックするだろうが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>の存在は認識していない可能性がある。</p><p> もちろん、はてダ(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%C0%A5%A4%A5%A2%A5%EA%A1%BC">はてなダイアリー</a>)や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>ロ(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%ED%A5%B0">はてなブログ</a>)のブロガーなら<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>を認識しているだろうが、ブログのコメント欄と違って<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>だと文字数が限られるので、本人が同じ分量で反論できないという制限がある。</p><p> より細かいことを言うと、ブログのコメント欄には「書いてあげる」とか「書かせてもらう」とかいう<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%B4%CD%FD%C5%AA">心理的</a>意味づけがある。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>を使ってるときには、この敷居をまたぐアウェイ感がなく、ホームグラウンドのままで書ける。</p><p> また、これと対照的に、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%E6%A1%BC%A5%B6">はてなユーザ</a>は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>を好まないのではないかと思う。逆にもし<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>が好きだったら、冒頭で示したように、なぜ「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CASNS">はてなSNS</a>」「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CAOne">はてなOne</a>」などの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>系サービスが終了してしまうのか、という疑問が残る。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>では相互的なコミュニケーションが行われるが、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>疲れ」という言葉もあるように、それだと精神的な負担が大きい。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>は他者と正面からじかに向き合い、見つめ合ってしまう。<a href="#f-48e0cdc7" name="fn-48e0cdc7" title="これはもちろん、ネット上で比較しての話で、現実で会うことと比べたらじかではないが">*1</a></p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%E6%A1%BC%A5%B6">はてなユーザ</a>をゲーム風にたとえて言えば、賢さが高かったりいろいろな魔法を知っていても、精神攻撃には弱い。<a href="#f-41170fcd" name="fn-41170fcd" title="具体例を挙げるのに事欠かないが、想像にお任せしよう">*2</a>そのため、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>を好まないのではないか? だから、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>のユーザはマジックミラーのような一方通行の距離感を好むのではないか?</p><p> それに、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%E6%A1%BC%A5%B6">はてなユーザ</a>が好みそうな分野、たとえばプログラミングにしろ、アニメやゲームのキャラ(の鑑賞)にしろ、基本的に一方通行のコミュニケーションだ。</p><p> つまり、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>は心の壁になってくれるので、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%E6%A1%BC%A5%B6">はてなユーザ</a>に好まれているのではないか。<br /> <br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h4>はてスタによる<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>のゲーム化</h4> <p><a href="http://space.hatena.ne.jp/">&#x306F;&#x3066;&#x306A;&#x30B9;&#x30DA;&#x30FC;&#x30B9;</a></p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>では<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>系路線のサービスが作られ続けてきた。前述の「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CAONE">はてなONE</a>」の後を継ぐような形で、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%B9%A5%DA%A1%BC%A5%B9">はてなスペース</a>」というサービスが始まっており、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>運営は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>化の野望を捨てていないようだ。</p><p> もちろん、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>の運営には、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A1%BC%A5%B1%A5%C6%A5%A3%A5%F3%A5%B0">マーケティング</a>のようなさまざまな思惑があるだろう。一方で運営の都合だからといって、ユーザのニーズを無視してうまくいくわけでもないだろう。</p><p> ではどのようにすればいいのか?</p><p> たとえば、私が良いと思う既存のサービスに「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%B9%A5%BF%A1%BC">はてなスター</a>」(はてスタ)がある。導入直後にはいろいろ言われていたし、これが直接マネタイズにつながるかというと疑問だが、一ユーザとして素直に良いと思う。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>界隈にはてスタがないと、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CD%A5%B1%DB%B4%B6%A5%B2%A1%BC%A5%E0">優越感ゲーム</a>ばかりが目立ってしまい、殺伐とし過ぎる。はてスタは、はてダや<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>ほどのメインディッシュではないけど、気の利いた飲み物とかデザートに相当すると思う。</p><p> はてスタの良いところは、はてダや<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>など他の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>サービスの上に乗って価値を増すところだ。とくに<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>にとって大きい。はてダには<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>の数という評価基準がすでにあったが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>にもはてスタという基準が作られた。</p><p> みんながそのように使っているわけではないが、はてスタの意義を分かりやすく説明するためにあえて言えば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>をはてスタを取るゲームとして遊べるようになった、ということだ。ある種のソシャゲのようなものかもしれない。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>一方通行の組み合わせ</h4> <p> はてスタは一方通行型のコミュニケーションツールだ。また他サービスで言えば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C4%A5%A4%A5%C3%A5%BF%A1%BC">ツイッター</a>は一方通行的だ。フォローも一方通行で、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>の相互承認タイプのフレンドシステムよりかは気軽だと思う。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C4%A5%A4%A5%C3%A5%BF%A1%BC">ツイッター</a>のような<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DF%A5%CB%A5%D6%A5%ED%A5%B0">ミニブログ</a>の「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%CF%A5%A4%A5%AF">はてなハイク</a>」は今でも続いているので、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>より<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DF%A5%CB%A5%D6%A5%ED%A5%B0">ミニブログ</a>タイプのほうが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>民の気性に合っているのだと思う。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>もコメントの部分は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DF%A5%CB%A5%D6%A5%ED%A5%B0">ミニブログ</a>的な性格がある。また、じつは前述の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%B9%A5%DA%A1%BC%A5%B9">はてなスペース</a>も、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%CF%A5%A4%A5%AF">はてなハイク</a>の構造と共通する部分は見いだせる。</p><p> そして、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C4%A5%A4%A5%C3%A5%BF%A1%BC">ツイッター</a>のような<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DF%A5%CB%A5%D6%A5%ED%A5%B0">ミニブログ</a>タイプのものは、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/API">API</a>やツールを組み合わせて利用したほうが上手くいくと思う。たとえば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C4%A5%A4%A5%C3%A5%BF%A1%BC">ツイッター</a>に対するトゥギャッターのように。どういうことか?</p><p> たとえば、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/NAVER">NAVER</a>まとめ」のようなキュレーションサービスで「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A4%DE%A4%C8%A4%E1">はてなまとめ</a>」というものがあったが、これも終了してしまった。個人的には、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C4%A5%A4%A5%C3%A5%BF%A1%BC">ツイッター</a>に対するトゥギャッターのように、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>のブクマを加工するとまとめができあがる、というタイプのものが欲しかった。</p><p><a href="http://bookmark.hatenastaff.com/entry/2015/03/09/170311">&#x306F;&#x3066;&#x306A;&#x30D6;&#x30C3;&#x30AF;&#x30DE;&#x30FC;&#x30AF;&#x306F;&#x300C;RSS&#x30EA;&#x30FC;&#x30C0;&#x30FC;&#x300D;&#x306E;&#x958B;&#x767A;&#x306B;&#x53D6;&#x308A;&#x7D44;&#x3093;&#x3067;&#x3044;&#x304D;&#x307E;&#x3059;</a></p> <blockquote> <p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/RSS%A5%EA%A1%BC%A5%C0%A1%BC">RSSリーダー</a>と<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>をシームレスにつなげていくことで、サービスがより便利になるのではないか</p> </blockquote> <p><a href="http://labo.hatenastaff.com/entry/daichkr">&#x65B0;&#x30B5;&#x30FC;&#x30D3;&#x30B9;&#x300C;&#x5927;&#x30C1;&#x30A7;&#x30C3;&#x30AB;&#x30FC;&#x300D;&#x3092;&#x306F;&#x3066;&#x30E9;&#x30DC;&#x306B;&#x30EA;&#x30EA;&#x30FC;&#x30B9;&#x3057;&#x307E;&#x3057;&#x305F;</a></p> <blockquote> <p>大チェッカーは、みんなで作るアンテナサービスです。</p> </blockquote> <p><a href="https://daichkr.hatelabo.jp/">&#x5927;&#x30C1;&#x30A7;&#x30C3;&#x30AB;&#x30FC;</a></p><p> 私が考える方向性とは異なるかもしれないが、こういう予定もあることをいちおう紹介しておこう。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>に対する「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/RSS%A5%EA%A1%BC%A5%C0%A1%BC">RSSリーダー</a>」<a href="#f-e509175f" name="fn-e509175f" title="終了した「はてなRSS」とは別物">*3</a>、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%A2%A5%F3%A5%C6%A5%CA">はてなアンテナ</a>」に対する「大チェッカー」と、おおざっぱに言えば既存のサービスと連携するタイプのサービスの話ではある。</p><p> 私のイメージではあるが、オールインワンの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>をドンと用意されて、それを<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>民がみんな使う、というところを想像できない。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>にはてスタがなじんできたように、別々のツールが組み合わされ、選択され淘汰されて、自然に発展していくほうが想像しやすい。</p><p> だからタイトルまで戻って言うと、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>を出しても<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>に勝てないのなら、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>を拡張的に使う方法を考えればよいのではないか。</p><p> 最後にまとめると、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>のような特定の人物と見つめ合うタイプよりも、マジックミラー型のツールを組み合わせたメディアのほうが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>民好みではないかと思うのだが、いかがだろうか?<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://pr.hatenastaff.com/entry/2015/04/09/191748">&#x30C6;&#x30EC;&#x30D3;&#x6771;&#x4EAC;&#x300C;&#x65E5;&#x7D4C;&#x30B9;&#x30DA;&#x30B7;&#x30E3;&#x30EB; &#x30AC;&#x30A4;&#x30A2;&#x306E;&#x591C;&#x660E;&#x3051;&#x300D;&#x3067;&#x3001;&#x306F;&#x3066;&#x306A;&#x304C;&#x7D39;&#x4ECB;&#x3055;&#x308C;&#x307E;&#x3059;</a> <ul> <li>このエントリと直接関係ないですが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>の話題なのでご紹介しておきます。</li> </ul></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20080106/p4">&#x306F;&#x3066;&#x30D6;&#x306F;&#x6F5C;&#x6C34;&#x8266;</a> <ul> <li>過去に何度か<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>の記事は書いていて、強制的にコメント欄を作る側面について触れています。</li> </ul></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20070120/1169212600">SNS&#xFF65;Blog&#xFF65;2ch&#x306E;&#x6027;&#x683C;&#x5206;&#x985E;</a> <ul> <li>これはブログについての短い記事で今回とは視点が違いますが、はてダや<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>など<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>の主力サービスは、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>と<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/2ch">2ch</a>の中間だと位置付けてます。今回の記事は一方通行性に注目しましたが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>は匿名じゃなくて固定HNだけど、それでいて<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>ほど人間関係が固定されていないという、中間的な<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CE%AE%C6%B0%C0%AD">流動性</a>も<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>民好みの性質だと思います。</li> </ul></li> </ul> </div><div class="footnote"> <p class="footnote"><a href="#fn-48e0cdc7" name="f-48e0cdc7" class="footnote-number">*1</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">これはもちろん、ネット上で比較しての話で、現実で会うことと比べたらじかではないが</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-41170fcd" name="f-41170fcd" class="footnote-number">*2</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">具体例を挙げるのに事欠かないが、想像にお任せしよう</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-e509175f" name="f-e509175f" class="footnote-number">*3</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">終了した「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CARSS">はてなRSS</a>」とは別物</span></p> </div> sirouto2 はてな村はいまだに暗黒の中世「●●●騎士団」時代……だとッ!? hatenablog://entry/17680117127102949658 2015-04-08T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:32+09:00 概要 お久しぶりです、 id:sirouto2 です。長い間ブログを更新できず、大変ごぶさたしておりました。はてな村の最近の動向が分からないので、リハビリをかねて「みんな元気にしてるかな?」と、ひさしぶりにはてブをのぞいてみました。 すると、以下のようなエントリ(のブクマ)が目に飛び込んできました。ホッテントリに入っていて、記事執筆時点で 100 Users 以上のブクマがついています。※注意:リンク先には(小学生レベルのですが)下ネタが含まれています はてなブックマーク - "ネットで●●●騎士団されると……" 「 /人● _ ●人\ < わけがわからないよ」 「●●●騎士団」とは何か? こ… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p> お久しぶりです、 <a href="http://blog.hatena.ne.jp/sirouto2/">id:sirouto2</a> です。長い間ブログを更新できず、大変ごぶさたしておりました。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%C2%BC">はてな村</a>の最近の動向が分からないので、リハビリをかねて「みんな元気にしてるかな?」と、ひさしぶりに<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>をのぞいてみました。</p><p> すると、以下のようなエントリ(のブクマ)が目に飛び込んできました。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DB%A5%C3%A5%C6%A5%F3%A5%C8%A5%EA">ホッテントリ</a>に入っていて、記事執筆時点で 100 Users 以上のブクマがついています。</p><p><span class="deco" style="font-weight:bold;"><span class="deco" style="color:#FF0000;">※注意:リンク先には(小学生レベルのですが)下ネタが含まれています</span></span><br />  <a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/aclog.koba789.com/i/557405285057191936">&#x306F;&#x3066;&#x306A;&#x30D6;&#x30C3;&#x30AF;&#x30DE;&#x30FC;&#x30AF; - &quot;&#x30CD;&#x30C3;&#x30C8;&#x3067;&#x25CF;&#x25CF;&#x25CF;&#x9A0E;&#x58EB;&#x56E3;&#x3055;&#x308C;&#x308B;&#x3068;&hellip;&hellip;&quot;</a></p><p> <span class="deco" style="font-size:x-large;color:#FF0000;">「 /人● _ ●人\ < わけがわからないよ」</span></p><p></p> </div> <div class="section"> <h4>「●●●騎士団」とは何か?</h4> <p> この「●●●騎士団」という言葉、初見の人には「日本語壊れちゃあ〜う」といった感じで、さっぱり意味が分からないと思います。</p><p> でも、私は思い出しました。脳裏に蘇ってきた。初出は知らないけど、昔の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%C2%BC">はてな村</a>の隠語にあったような気がします。</p><p> たしかその意味はおもに、女性ブロガーのエントリが炎上すると、集まってきて擁護コメントを書くファン的な男性、のことだったと思います。(<span class="deco" style="font-style:italic;">要出典</span>)←※<a href="#f-afcb4599" name="fn-afcb4599" title="こんなのマジメに探したくないです">*1</a></p><p> 炎上から守るから騎士団。でも原動力は下半身。だから「●●●騎士団」。</p><p> あと、特定の女性に対してではなくて、フェミVS<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DF%A5%BD%A5%B8%A5%CB%A1%BC">ミソジニー</a>みたいな文脈でも使われてた気もしますが、どちら側を騎士団と指していたのかは忘れました。あと特定女性擁護の用法とどっちが先にできた原義なのかも知らないです。</p><p> でもね、ちょっとありえなくないですか? このネーミングセンス。典型的な「声に出して読み上げたくないネット用語」じゃないですか。</p><p> たとえば電車の中で、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%DE%A5%DB">スマホ</a>を見て「●●●騎士団<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EF%A5%ED%A5%B9">ワロス</a>」とか、ブツブツ言ってる人がいたらどう思うでしょう? あるいはもし、たまたま<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%E3%A4%A4%BD%F7">若い女</a>性が「●●●騎士団」の文字を見てしまったら、自分を抱きしめてブルブル震えて、そっ閉じでしょ!</p><p> まあ、「暴走族」を「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%C1%C1%F6%C3%C4">珍走団</a>」と呼ぼうみたいな感じで、女を追い回すのに必死な男をからかった意図のネタ呼称なんでしょうけど。</p><p> それにしても、その言葉を自分が発する時点で、自分もすでにおかしくなってしまっている感じ。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%CB%A1%BC%A5%C1%A5%A7">ニーチェ</a>の「深淵」をのぞくと自分もうんたらかんたら。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%C2%B3%A6%BD%B8%CD%EE">限界集落</a>化する<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%C2%BC">はてな村</a></h4> <p> さて、こういう内輪ネタが<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DB%A5%C3%A5%C6%A5%F3%A5%C8%A5%EA">ホッテントリ</a>に上がって来るのは、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%C2%BC">はてな村</a>の閉鎖性を表していて、10年前からぜんぜん変わらない。でも、ブクマではみんな知らない様子なので、フォロワーは世代交代してるんでしょう。コ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%E1%A5%F3%A5%D0%A1%BC">アメンバー</a>の層は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%C2%B3%A6%BD%B8%CD%EE">限界集落</a>化してそうですけど。</p><p> さきほどのブックマークを見ますと、ブクマ集団の先頭は村長こと <a href="http://blog.hatena.ne.jp/kanose/">id:kanose</a> さん。そしてすぐ後に <a href="http://blog.hatena.ne.jp/nekora/">id:nekora</a> さん。</p><p> ちょっと脱線すると、nekoraさんは儲かっているらしいですが<a href="#f-9025d62d" name="fn-9025d62d" title="http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/nekora/20121219/p1">*2</a>、こういう風に<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>に自サイト経由アフィを貼るのって<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SEO">SEO</a>として有効なんですかね?</p><p> あと、最近<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>してなかったので経緯はよく知りませんが、 <a href="http://blog.hatena.ne.jp/y_arim/">id:y_arim</a> さんとの対立は和解(?)したんですかね?<a href="#f-dcba5fd9" name="fn-dcba5fd9" title="http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/y_arim/status/345526167337570306">*3</a> 「いいよ! 来いよ! アフィを貼って!」 ……って感じ?</p><p> そんな<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%C2%BC">はてな村</a>で大人気だった <a href="http://blog.hatena.ne.jp/y_arim/">id:y_arim</a> さんが、はてダを止めてしまわれたそうなのは残念ですね……。y_arimさんは去り、nekoraさんが残った。「最後はアフィが勝つ」?</p><p> 話を戻すと、そんな風に<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%C2%BC">はてな村</a>から人が去っていく中で、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>の中心も村の人間関係から<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%A4%A5%D5%A5%CF%A5%C3%A5%AF">ライフハック</a>記事に移行していきました。「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%C2%BC">はてな村</a>は衰退しました」みたいな感じだと思うんですが、どうでしょうか。</p><p> しかし、2015年にもなってあいかわらず、「暗黒の中世●●●騎士団時代」なんですかねぇ、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%C2%BC">はてな村</a>は。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%F4%A5%A1">エヴァ</a>では<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%C8%C5%CC">使徒</a>襲来の年だというのに! 「2015年 ●●●騎士団 <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%C2%BC">はてな村</a>の旅」!</p><p> 「●●●騎士団」みたいな内輪ネタが、はたして村外部の人に通じるんでしょうかね?</p><br /> <p> <span class="deco" style="font-size:large;">しかし、ここで……</span></p><p></p> </div> <div class="section"> <h4>「私も●●●騎士団欲しい」との声が</h4> <p><a href="https://twitter.com/PredatorRat/status/585086038051168256">&#x3046;&#x3057;&#x3058;&#x307E;&#x3044;&#x3044;&#x8089;&#x3055;&#x3093;&#x306F;Twitter&#x3092;&#x4F7F;&#x3063;&#x3066;&#x3044;&#x307E;&#x3059;</a></p> <blockquote> <p>●●●の力に突き動かされ、(……)<br /> インターネットの罵倒から(女性を)守りたいと思い、行動をする騎士達の事を言うらしい<br /> いいやつらだな 私も●●●騎士団欲しい<br /> ※注<a href="#f-d7d349af" name="fn-d7d349af" title="伏せ字とカッコ内は筆者の編集">*4</a></p> </blockquote> <p> あっ!? 美人<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B3%A5%B9%A5%D7%A5%EC%A5%A4%A5%E4%A1%BC">コスプレイヤー</a>のうしじまさんが言及してるぞ!<a href="#f-4bf2dc78" name="fn-4bf2dc78" title="言葉に対してで、はてブにじゃないけど">*5</a></p><p> 急展開のどんでん返し! これはバズったな! 超局地的に! いいやつらだな!</p><p> 「2015年、やっと時代が●●●騎士団に追いついてきたかぁ……」(「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%CF%B9%F6%A4%CE%A5%DF%A5%B5%A5%EF">地獄のミサワ</a>」みたいなイメージで空を見上げて)</p><p> <span class="deco" style="font-weight:bold;font-size:xx-large;color:#0000FF;">∩( ・ω・)∩ ●●●騎士団 ばんじゃーい</span></p><p></p> </div> <div class="section"> <h4>関連商品</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000VLLHM8/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51dE0Qq8AJL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団" title="ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000VLLHM8/ama0b5-22/">ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%EC%A5%AF%A5%C8%A5%ED%A5%CB%A5%C3%A5%AF%A1%A6%A5%A2%A1%BC%A5%C4">エレクトロニック・アーツ</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2007/11/22</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> Video Game</li><li> <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 7回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B000VLLHM8/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ 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class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4829663170/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51b9KlcVJ2L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="任務は子づくり!? 後宮騎士団 (美少女文庫)" title="任務は子づくり!? 後宮騎士団 (美少女文庫)"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4829663170/ama0b5-22/">任務は子づくり!? 後宮騎士団 (美少女文庫)</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 山口陽</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D5%A5%E9%A5%F3%A5%B9%BD%F1%B1%A1">フランス書院</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2015/02/20</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 文庫</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4829663170/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (1件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p> </div><div class="footnote"> <p class="footnote"><a href="#fn-afcb4599" name="f-afcb4599" class="footnote-number">*1</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">こんなのマジメに探したくないです</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-9025d62d" name="f-9025d62d" class="footnote-number">*2</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text"><a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/nekora/20121219/p1">http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/nekora/20121219/p1</a></span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-dcba5fd9" name="f-dcba5fd9" class="footnote-number">*3</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text"><a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/y_arim/status/345526167337570306">http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/y_arim/status/345526167337570306</a></span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-d7d349af" name="f-d7d349af" class="footnote-number">*4</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">伏せ字とカッコ内は筆者の編集</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-4bf2dc78" name="f-4bf2dc78" class="footnote-number">*5</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">言葉に対してで、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>にじゃないけど</span></p> </div> sirouto2 国の借金は税金と同じで、国債を増やせば税金が増える hatenablog://entry/17680117127102949895 2013-06-03T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:35+09:00 概要 「国の借金 1000兆円」は、だれがどう返すのか? - 萌え理論ブログ(前回の記事) 「国の借金が1000兆円」という話題があります。しかしネットでは、「国債は資産だから、むしろどんどん増やせばいい」という意見もあります。これは本当でしょうか? そこで、国債とは何か説明していきましょう。 主張 国債と税金は徴税のタイムラグに過ぎない 命題:国の財政は、税金と公債のどちらで払っても、負担という点では基本的に変わらない まず最初に、結論を一言でいえば、「国の借金」(国債などの公債)は、税金と同じです。 だから、国債を増やすというのは、税金を増やすことと実質的に変わりません。上の記事で書いたよ… <div class="section"> <h4>概要</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20130601/p1">「国の借金 1000兆円」は、だれがどう返すのか? - 萌え理論ブログ</a>(前回の記事)</li> </ul><p> 「国の借金が1000兆円」という話題があります。しかしネットでは、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>は資産だから、むしろどんどん増やせばいい」という意見もあります。これは本当でしょうか? そこで、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>とは何か説明していきましょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>主張</h4> <div class="section"> <h5><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>と税金は徴税のタイムラグに過ぎない</h5> <blockquote> <p>命題:国の財政は、税金と公債のどちらで払っても、負担という点では基本的に変わらない</p> </blockquote> <p> まず最初に、結論を一言でいえば、「国の借金」(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>などの公債)は、税金と同じです。</p><p> だから、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>を増やすというのは、税金を増やすことと実質的に変わりません。上の記事で書いたように、どういう形であれ最終的には国民が負担します。</p><p> 国の借金(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>)は税金と同じ。借金が増えれば、(将来的な)税金も増えます。</p><p> シンプルな話ですよね。税金にしろインフレにしろ、借金はいつか必ず<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%B6%BB%BB">清算</a>されます。だから国民の負担という点では、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>と税金は変わりありません。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>と税金が違うのは払い方の違いです。負担という点では同じです。商品を買うのに、現金で買ってもクレジットやローンで買っても、結局は負担ですよね。</p><p> 公債というのは「予約された徴税の権利」、つまり税金のローンを分割払いするようなものです。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>が1000兆円あるなら、同じだけの税金または歳出カットが確定しています。</p><p> だから、いま国の借金が1000兆円ということは、将来的に税金が1000兆円かかるということです。国民ひとりあたり約780万円の税金を払うことが確定しています。</p><p> なお、税金ではなく紙幣を刷ってインフレにしても、資産転移による実質的なインフレ税であって負担は変わりません。消費税がイヤならインフレでも払えますが、負担という点では同じことです。</p><p> 「家庭内の借金のようなものだから問題ない」「バランスシートが釣り合っているから資産でもある」「お札を刷ればいくらでも返せる」などと、色々なことが言われていますが、結局はなんと言おうが借金は借金。</p><p> 公債の実体は税金の徴税タイミングのズレに過ぎないのに、なんとなく税金より軽いとか、それ自体に価値があるような錯覚を人は覚えます。しかし、理論上は税金との差や公債自体の価値はゼロです。</p><p> 「いくらでも税金を増やせ」という人はほとんどいませんが、「いくらでも<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>を刷れ」という人はもっといます。「いくらでも紙幣を刷って<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>を返せ」という人はそれよりもっとたくさんいるでしょう。しかし、これらは本質的には同じことなのです。</p><p> 借金や税金がいくら増えても大丈夫、と考える人はいないでしょう。でもなぜか、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>ならいくら増えても大丈夫だと錯覚してしまう人がいます。これが財政錯覚。</p><p> 「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>分の税金が浮く政策がある」と考えるのは、とても甘いと思います。もし、それができるなら、無限に<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>を発行して、無税国家を実現すればよいでしょう。そんなうまい話はありません。</p><p> 紙幣と同じように、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>自体は財ではありません。使用価値がなく、交換価値しかありません。だから、財政規模や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%C2%C2%CE%B7%D0%BA%D1">実体経済</a>の成長に見合った分しか刷れません。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>はいくら刷っても大丈夫だ、というのはバブルの論理です。借金をしてでも土地や建物を買え。借金をしてでも株を買え。借金をしまくって膨らませたほうが儲かるんだ。しかし、現実にはどこかで破綻します。</p><p> 「国の財政は家計とは違うから大丈夫だ」などと言って、国の徴税権や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%CC%B2%DF%C8%AF%B9%D4%B8%A2">通貨発行権</a>を強調する話はよくあります。しかしそれは、いざとなれば国民から財産を没収すればいいと言っているに過ぎず、それでは国家は破綻しなくても国民が破綻します。</p><p> 「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>なら大丈夫」という論法は、「朝三暮四」の故事を思いださせます。公債三・税金四の割合で財政をまかなおうとすると反対が多い。そこでこれからは、公債四・税金三でまかなうことにしよう……。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>リフレなど現在の政策との関係</h5> <p> こんなことを言うと、「消費税<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>を押し付けようとしているんだ!」などという声があるかもしれません。もちろん、税金は国民にとってイヤなものです。</p><p> しかし、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>を押し付けられた時点で、あとはいつ払うかという税金のスケジュールの話でしかないのです。インフレで払うとしても、それは支払い方法の話でしかないのです。</p><p> だから、そもそも<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>をかんたんに増やしてはいけないのです。税金やインフレで支払う段階になってからではどうにもならない。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>がイヤなら歳出カットやインフレでもいいですが、どのみち国民の負担なのは変わりません。だから、かんたんに借金を増やしたらいけません。借りはよいよい、返すは怖い。</p><p> 重要なのは、目の前の税率や景気ではなく、長期的な<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BA%E2%C0%AF%BA%C6%B7%FA">財政再建</a>や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%BD%C2%A4%B2%FE%B3%D7">構造改革</a>なのです。</p><p> たとえば、200兆円の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%F8%B6%A6%C5%EA%BB%F1">公共投資</a>というのは、200兆円の税金です。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>で払っても200兆円の税金と同じです。ひとりあたり150万円の負担になります。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%F8%B6%A6%C5%EA%BB%F1">公共投資</a>は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%CA%B5%A4%C2%D0%BA%F6">景気対策</a>だろうが何だろうが、必ずそれが必要かどうかを判断しなければなりません。</p><p> ただし、誤解されそうな点を断っておきます。ひとつ目は、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A4%A5%F3%A5%D5%A5%EC%A5%BF%A1%BC%A5%B2%A5%C3%A5%C8">インフレターゲット</a>(リフレ)が成立するかどうかは状況によりますが、デフレから脱却するまでの短期的なリフレ政策は有効かもしれません。</p><p> もしマイルドインフレが可能なら、リフレが一番いいとさえ思っています。でも、実際はリフレ派が考えているより実現が難しいです。また、それは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BA%E2%C0%AF%C0%D6%BB%FA">財政赤字</a>を削減するための手段であって、際限なく国の借金を増やすだけの方便にしたらダメだとも思っています。</p><p> 私自身、インタゲとかリフレに興味があって、経済学者の主張に目を通してきました。リフレはデフレギャップを埋めるまでの話で、インフレ達成後は別の政策が必要だというのは、まともなリフレ派自身も言っていることです。ネットではいつの間にか「借金はいくら増やしてもよい」という話になっていますが。</p><p> もうひとつは、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%BD%C2%A4%B2%FE%B3%D7">構造改革</a>には傷みがともなうので、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BB%A1%BC%A5%D5%A5%C6%A5%A3%A5%CD%A5%C3%A5%C8">セーフティネット</a>を整備することが非常に大事だと思います。私は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BB%A1%BC%A5%D5%A5%C6%A5%A3%A5%CD%A5%C3%A5%C8">セーフティネット</a>が重要だと思いますが、それは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%BD%C2%A4%B2%FE%B3%D7">構造改革</a>か<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BB%A1%BC%A5%D5%A5%C6%A5%A3%A5%CD%A5%C3%A5%C8">セーフティネット</a>か、どちらかの二択ではありません。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>公債の中<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CE%A9%CC%BF">立命</a>題についての補足</h5> <blockquote> <p>命題:国の財政は、税金と公債のどちらで払っても、負担という点では基本的に変わらない</p> </blockquote> <p> なお、議論を単<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%E3%B2%BD">純化</a>するために、この命題の証明はしませんでした。これは経済学でいう「公債の中<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CE%A9%CC%BF">立命</a>題」を元ネタに単<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%E3%B2%BD">純化</a>したものです。</p><p>  公債の中<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CE%A9%CC%BF">立命</a>題が成立するかどうかは、経済学者でも賛否が分かれています。複雑になるので細部には踏み込みませんが、この命題が成立するかどうかは、いろいろな条件が必要になります。</p><p> たとえば、このテーゼをパッと見ると、公債は利払いがあるので、税金より公債のほうが支払いが膨らむのではないか、という単純な疑問が浮かぶかもしれません。</p><p> これについては、元ネタのほうでは、国民は浮いた分の税金を将来の課税に備えて貯金するので、同じだけ利子が生じて打ち消す、というような説明になっています。</p><p> しかし、現実の経済では、人間が経済合理的に行動するという前提も成立するとは限りません。それに、公債で払うと財政規律の低下や利払いによる財政硬直性、世代間格差が生じがちです。</p><p> 財政削減は官僚が反対、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>は国民が反対、という公共選択のメ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%CB">カニ</a>ズムで、公債による<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BA%E2%C0%AF%C0%D6%BB%FA">財政赤字</a>が選ばれがちです。現に<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%D6%A5%EB%CA%F8%B2%F5">バブル崩壊</a>後、一貫して財政が悪化しています。</p><p> だから、公債より税金で払ったほうが、長期的に財政が健全化する、と私は考えています。</p><p> つまりじつは私自身、単純にこの命題を100パーセント信じているわけではありません。理論上は税金と公債の差はゼロですが、現実には公債に金融不安というマイナスのリスクがあると思います。</p><p> 現実の経済には資金繰りや破綻リスクというものがあります。現段階では財政が短期間に破綻するリスクはまだ低いと思いますが、けっしてゼロではありません。</p><p> リフレ派の中でも、財政政策重視で<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B1%A5%A4%A5%F3%A5%B8%A5%A2%A5%F3">ケインジアン</a>寄りのリフレ派は、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BA%E2%C0%AF%BD%D0%C6%B0">財政出動</a>をともなった公債にマクロ経済効果によるプラスの効果があると思っているふしがあります。しかし、公債の中<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CE%A9%CC%BF">立命</a>題あるいは「合理的期待形成理論」が成立するなら、「非<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B1%A5%A4%A5%F3%A5%BA">ケインズ</a>効果」も生じます。</p><p> 一方、金融政策重視で<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%CD%A5%BF%A5%EA%A5%B9%A5%C8">マネタリスト</a>寄りのリフレ派もいて、私がリフレもいいと思うというのはこちらに近いです。リフレが金融緩和だけでできれば一番いいですが、現実には<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>上昇による<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>価格の下落や利払いの上昇というリスクがあります。</p><p> 最後になって経済理論の細かい論点になってきましたが、詳細な議論は別の機会にゆずります。この記事で私がもっとも批判したいのは、「国の借金はむしろ財産だから、いくら増やしても問題ない」というレベルの話です。<br /> <br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20130601/p1">「国の借金 1000兆円」は、だれがどう返すのか? - 萌え理論ブログ</a> <ul> <li>公債と税金が負担という点では変わらないというのは、ふりかえって前回の記事の根拠にもなっています。</li> </ul></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20060515/p3">マーチンゲール法はギャンブルの必勝法か - 萌え理論ブログ</a> <ul> <li>「公債を積み上げていけば払わなくて済む」というのは、「ギャンブルで倍プッシュすればいつか勝てる」というのと同じような錯覚があると思います。</li> </ul></li> </ul> </div> sirouto2 「国の借金 1000兆円」は、だれがどう返すのか? hatenablog://entry/17680117127102949990 2013-06-01T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:37+09:00 概要 よく、「国の借金が1000兆円」などと話題になります。しかしネットでは、「家庭内で借金しているようなものだから、返す必要がない」「むしろ、政府が国民に借りているのだ」「本来は国民の貯金や資産と言うべきだ」という意見もあります。これは本当なのでしょうか? そこで、「国の借金」というのは、そもそもだれがだれに借りていて、どうやって返す借金なのか、説明していきましょう。 主張 まず断っておくと、「国の借金」に何をどこまで含めるかで、借金の額が変わるので、議論の余地はあります。国債だけで約1000兆円というのは、2022年に達するという推計ではあります。が、政府短期証券なども含めると、2012年… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p> よく、「国の借金が1000兆円」などと話題になります。しかしネットでは、「家庭内で借金しているようなものだから、返す必要がない」「むしろ、政府が国民に借りているのだ」「本来は国民の貯金や資産と言うべきだ」という意見もあります。これは本当なのでしょうか?</p><p> そこで、「国の借金」というのは、そもそもだれがだれに借りていて、どうやって返す借金なのか、説明していきましょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>主張</h4> <p> まず断っておくと、「国の借金」に何をどこまで含めるかで、借金の額が変わるので、議論の余地はあります。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>だけで約1000兆円というのは、2022年に達するという推計ではあります。が、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%AF%C9%DC%C3%BB%B4%FC%BE%DA%B7%F4">政府短期証券</a>なども含めると、2012年末ですでに1000兆円近くあります。</p><p> しかし、この記事のテーマは「だれが払うか」で、借金額の正確な算出が目的ではありません。「1000兆円」とか「ひとりあたり780万円」という言い方は、分かりやすくするための目安だと考えてください。単純な論点への反論なので、単<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%E3%B2%BD">純化</a>した議論をします。</p> <ul> <li><a href="http://www.zaisei.mof.go.jp/theme/theme3/">3.国の借金の現状は? :: テーマから調べる:: 調べる :: 日本の財政を考える</a></li> </ul> <blockquote cite="http://www.mof.go.jp/jgbs/summary/kokusai.html"> <p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>とは国の発行する債券です。</p> <cite><a href="http://www.mof.go.jp/jgbs/summary/kokusai.html">http://www.mof.go.jp/jgbs/summary/kokusai.html</a></cite> </blockquote> <blockquote cite="http://www.mof.go.jp/faq/jgbs/04aa.htm"> <p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>は、国が発行し、利子及び元本の支払(償還)を行う債券です。</p> <cite><a href="http://www.mof.go.jp/faq/jgbs/04aa.htm">http://www.mof.go.jp/faq/jgbs/04aa.htm</a></cite> </blockquote> <p> 借金をしている国自身はどう説明しているのか。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BA%E2%CC%B3%BE%CA">財務省</a>のサイトを見てみましょう。それを見れば、「国の借金」に公債が含まれるのは確かなようです。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>は政府が発行する債券なのだから、日本政府が借り手なのは分かります。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>の所有者が貸し手なのも分かります。では、所有者は具体的にだれでしょうか?</p><p> そこで、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%FC%CB%DC%B6%E4%B9%D4">日本銀行</a>が公開している資料<a href="#f-cd308a93" name="fn-cd308a93" title="資金循環 :日本銀行 Bank of Japan 2012年第4四半期の資金循環統計による。ただし、これは政府短期証券も含んでいる">*1</a>を見ると、貸し手のほとんどが国内の金融機関です。</p><p> たとえば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%FC%CB%DC%B6%E4%B9%D4">日本銀行</a>、ゆうちょ銀行、その他の銀行、保険機関、年金機関などです。ただし、海外8%、個人2.5%の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%DD%CD%AD">保有</a>もあります。</p><p> まとめると、「国の借金」が<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>を指すとするなら、政府が<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>の所有者に対して借りている債務のことです。現時点での主な所有者は国内の金融機関です。つまり、国が銀行などに借りています。</p><p> そして、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>は法律<a href="#f-cc8bd4b1" name="fn-cc8bd4b1" title="財政法や特例公債法">*2</a>に基づいて政府の財源となるので、国民が税金で払う義務を負います。</p><p> したがって、実質的に国民の借金です。国の借金は国民の借金です。</p><p> 約1000兆円を1億2千7百万人で割れば、ひとりあたり約780万円。国民が銀行にひとりあたり780万円のローンを借りているようなものです。4人家族なら3120万円。住宅ローンが一軒分増えるくらいありますね。</p><p> もちろん、国民ひとりひとりの課税額が違うので、実際の負担額は個々で違います。Aさんは500万円かもしれませんし、Bさんは1000万円かもしれません。また、耳をそろえて返すのではなく、返済は何十年にもわたることでしょう。歳出カット、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>、インフレ、と払い方もさまざまです。</p><p> しかしともあれ、最終的に国民全体でそれだけお金を払うのは確実です。国の借金が1000兆円というのは、国民ひとりあたり780万円の借金があるということです。マスコミが伝えている通りの意味です。借金は借金です。</p><p> まとめて、この記事のメインとなる主張を立てておきましょう。</p> <blockquote> <p>主張:「国の借金」(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>などの公債)は、いかなる形であれ最終的には確実に国民が払う。よって、国の借金とは実質的に国民の借金である。国の借金が1000兆円なら、国民ひとりあたり約780万円の借金を抱えている。</p> </blockquote> </div> <div class="section"> <h4>(仮想)反論</h4> <p> このテーゼに「当たり前じゃないか」とか「やっぱりそうだったのか」と思う人がいれば、「そんなはずはない」と反応する人もいると思います。後者の人に対して、ありそうな論点を想定して答えていきます。</p> <blockquote> <p>反論:国の財政(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>)は破綻しない。</p> </blockquote> <p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>が破綻しなかったのならば、約束通り支払われているはずです。これは先の主張に対する反論になりえません。</p> <blockquote> <p>反論:逆に、政府が借金を踏み倒して、銀行に押し付ければいい。</p> </blockquote> <p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>が破綻したのならば、銀行単体の資産では足りないので、銀行に預けている国民の預金で払うことになるでしょう。では、銀行に貯金がない人は問題ない? いや、年金や保険の機関も<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>を買っていますから、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>を破綻させたら年金や保険も連動して破綻するでしょう。</p><p> なお、ここでの論点は、破綻するかどうかではありません。破綻しようがしまいが、いつか払うものは払われるということです。</p> <blockquote> <p>反論:「国の借金」とは政府の借金であって、国民の借金ではない。むしろ国民の貯金である。</p> </blockquote> <p> 政府の借金は国民の借金でもあります。ただし、個人で<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>を所有する国民がいます。この約3%分は貯金でもあると言えるでしょう<a href="#f-b31fbe52" name="fn-b31fbe52" title="また、銀行のような法人も「国民」と表現するなら貯金ですが">*3</a>。</p><p> しかし少なくとも、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>を持たない個人に債権の支払いはありません。97%の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>は、国民にとって貯金ではなく借金です。払うだけで、もらえません。<br /> <br /> </p> <blockquote> <p>反論:<br />  国家の財政は個人の家計とは違う。「国の借金」はほとんど国内で消化されている。すると、国の借金は貯金でもあるから、国全体ではプラスマイナスゼロになる。</p><p> これは家庭内の借金のようなものだ。あるいは、国民がひとりの場合を想定しよう。彼は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>の借り手であり貸し手でもあるので、ポケットの左右で<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>と日銀券を移し替えるだけで、借金は帳消しになる。</p> </blockquote> <p> 海外<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%DD%CD%AD">保有</a>の8%をのぞき、92%は国全体で相殺されるというのはそうです。しかし、金融機関はプラスでも、個人の国民はマイナスです。つまり、均等に配分されません。</p><p> 家庭内で借りたお金は、国全体で相殺されます。しかし、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%C3%C8%F1%BC%D4%B6%E2%CD%BB">消費者金融</a>に借りても相殺されます。家庭と違って<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%C3%C8%F1%BC%D4%B6%E2%CD%BB">消費者金融</a>に対して、借りた個人の視点では「借金は貯金でもある」とはなりません。払うだけで、もらえません。</p><p> また、国民がひとりならたしかに帳消しになりますが、ふたりなら<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>を多く持つほうの貯金であり、少ないほうの借金です。それを強制的に移し替えるのなら、たとえふたりでも財産没収であり破綻です。「国民ひとり」を前提にしたこのたとえ話は、子供だましのトリックではないですか。</p> <blockquote> <p>反論:銀行は国民から預金という形で借金している。だから、「国民→政府→銀行→国民」という形でグルッと一周まわって、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>はパーになる。</p> </blockquote> <p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>と預金は別です。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>を回収したときに、銀行から国民へは支払われません。銀行のところで止まります。金額の帳尻を合わせているだけであって、又貸しで連動しているわけではありません。780万円以上の預金がある個人は、プラスが残るというだけの話です。</p> <blockquote> <p>反論:国全体の資産が何百兆、何千兆円とあるから、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%E4%C2%A2%B6%E2">埋蔵金</a>を支払いにあてればよい。</p> </blockquote> <p> 「国全体の資産」については、じつにいろいろな額が提示されています。しかし、ネットで期待されているほどはありません。なぜか? まず、資産と負債を見合いにすると、額は少なくなります。</p><p> 国の資産のうち土地や建物などの場合は、額面通りに売れるか疑問です。またたとえば、道路や河川のように売りにくい資産があります。だから、現金化できる国の資産では足りないでしょう。</p> <blockquote> <p>反論:足りないにしろ、支払いにあてれば、債務残高は減るだろう。</p> </blockquote> <p> もちろん減るでしょうが、そもそも政府の資産は国民の税金によって買われているはずです。だから、ひとりあたり780万円払うことに変わりありません。払った国民が過去世代ではありますが、将来的に資産の買い戻しが必要な場合は同じです。</p> <blockquote> <p>反論:じゃあ、その国有の道路や河川なんかを有料化して、自動車や船舶から通行料を取ればいいじゃないか。あと建物をレンタルするとか。</p> </blockquote> <p> もし、建物や道や川を有料化したら、それは一種の税金です。商品コストに転化され、消費税のように作用するでしょう。</p> <blockquote> <p>反論:<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>の1000兆円に対応する1000兆円分の資産がないと、バランスシート的におかしい。そして、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>という負債が増えるほど、対応する資産も増えていくのだ。だから、どんどん増やせばいい。</p> </blockquote> <p> 資産と負債が釣り合うのは、会計上の約束事に過ぎません。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%FA%C0%DF%B9%F1%BA%C4">建設国債</a>の場合、道路や橋がありますが、こういう建築物の多くは建設費の値段で売却できないでしょう。たとえば、これは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>ではなく年金の運用ですが、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B0%A5%EA%A1%BC%A5%F3%A5%D4%A5%A2">グリーンピア</a>」は建てるのに2000億円かかっても、売るのは50億円でした。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%D6%BB%FA%B9%F1%BA%C4">赤字国債</a>の場合、福祉や医療のサービスなど、ヒトに使われた分は回収できません。「臓器を売れ」などという取り立てでは困ります。将来の歳出カットでも債務を減らすことはできますが、結局は歳出カット分の税金で払っています。</p><p> 政府の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>残高と国民の金融資産も、べつに釣り合っているわけではなく、両者の差はどんどん近づいています。これから高齢者が預金を崩して生活費に使っていけば、国民の貯蓄はもっと減っていくでしょう。そして、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>を増やすことで国民の貯金も増えたりはしません。</p> <blockquote> <p>反論:国家は永続的なので、借り換えによって支払いを先送りすればいい。</p> </blockquote> <p> 国家が永続的だとすると、いくら先送りしても、必ず将来の世代が払うことになります。そうだとしても、100年も先送りすれば、少なくとも自分の代では払わなくても済むでしょうか?</p><p> しかし、これは利払いのことをすっかり忘れています。現在の水準なら毎年10兆円の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>の利払いが生じます。元本の1000兆円は残ったままでも、100年で1000兆円を利息という形で支払うので同じです。この利息は国民ではなく、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>の所有者がもらいます。</p><p> もちろん、100年というスパンに対して、これはいくらなんでも単純すぎる話です。今は低<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>ですが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>が上がれば利息はもっと増えます。10年後に利払いが20兆円に膨らんでいるという試算もあるようです。</p> <blockquote> <p>反論:国(日銀)は通貨を発行できる。いざとなったらどんどん万札を刷ればよい。打ち出の小槌があるので、いくら借金しても困らない。</p> </blockquote> <p> カネを刷っただけでは、対応する商品=モノが増えません。モノに対してカネが多いので、カネの価値が下がっていきます。すなわち、通貨の発行が増えるとインフレになります。</p><p> 単純に考えて、インフレで物価を倍にして、借金の1000兆円を実質500兆円分に目減りさせたとします。しかし、国民の現金や貯金が1000兆円あったとすると、これも500兆円分に目減りします。しかももし、1200兆円なら600兆円が減ります。</p><p> つまり、国がお金を刷っても、インフレ税という形で、結局は国民が払います。インフレ税ならタンス預金からでも、資産移転という形で取れるのです。</p><p> タダより高いものはなし。経済にフリーランチ(ただ飯)なし。借金帳消しの上手い話はありません。あれば無税国家が実現できます。借金を作っておいて、だれも払わなくて済む方法などありえません。破綻でも税金でもインフレでも、必ずだれかがツケを払います。</p> <blockquote> <p>反論:借金の額だけに注目しても意味がない。家計と違って国家経済レベルでの借金は「悪」ではない。100年前の明治の時代は、国家予算も<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>も「億」の単位だった。貨幣単位と歩調を合わせて<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%F1%BA%C4">国債</a>が増え続けるのは、歴史上の必然である。</p> </blockquote> <p> たしかに、借金の額「だけ」に注目しても意味はありませんが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/GDP">GDP</a>や国家予算など他の指数との比や年代比較、国際比較に注目することは意味があります。それが悪化していれば借金が増えている、という当たり前の事実は変わりません。</p> <blockquote> <p>反論:インフレになれば好況になるので、税収増で払えばよい。</p> </blockquote> <p> インフレになるかどうか、好況になるかどうかはともかく、「だれが払うか」というテーマにおいては、税収で払うなら国民が払うことに変わりありません。収入になるはずだった分を払っています。増分で実質的に相殺しようという話であって、払わなくて済むわけではありません。</p> <blockquote> <p>反論:海外に移住すれば関係ない。</p> </blockquote> <p> たしかに移住者にはあまり関係ないですが、海外に出て取れない人の分は国内から取るので、残った国民全体の負担は変わりません。ひとりあたりの額は780万円より増えますが、総額は変わりません。</p><p> ところで、大企業や富裕層が海外に資産転移すると、今まで「日本全体ではプラスマイナスゼロ」としてきた論点が崩れてしまいます。これからは、海外に出るほど資産がない国内の人間が払い、その富が海外に流出していくというだけの話です。</p> <blockquote> <p>反論:借金を認めて誰が得するんだよ! 悪いのは政治家(官僚/学者/銀行/富裕層/外国/……)だ!<br />  そんな風に財政危機論に誘導するとは、消費税<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BA%E2%CC%B3%BE%CA">財務省</a>/反リフレ/反<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%D9%A5%CE%A5%DF%A5%AF%A5%B9">アベノミクス</a>/……)の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%A9%BA%EE%B0%F7">工作員</a>だろう! </p> </blockquote> <p> 消費税を<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>するとかしないとか、リフレや<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%D9%A5%CE%A5%DF%A5%AF%A5%B9">アベノミクス</a>を支持するかどうか、といったことはこの記事のテーマではありません。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%FD%C0%C7">増税</a>しようとしまいと、歳出カットしようとしまいと、どの党や政治家を選ぼうと、借金のツケはいつか必ず払われるということがテーマです。</p><p> それ以前に、国の借金が1000兆円あるとはどういう事態なのか、という基本的なことを押さえなければ、議論の前提が成立しないと思いました。</p><p> また、検索によく引っかかる質問<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%C7%BC%A8">掲示</a>板や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%C7%BC%A8">掲示</a>板のまとめブログでは、上の「反論」で示したような主張をよく見かけました。そこで、人々の将来リスクの見積もりを見誤らせるのではないかと思い、この記事を書いたのです。</p><p> もし、払わなくてもいいと楽観的に考えていた人にはショックかもしれませんが、現実から目をそむけたら、積み上がった借金が消えてしまうわけでもありません。ツケを押し付けてきた政治を変える力も生まれません。</p><p> 結論として、大多数の国民にとって「国の借金」とは、文字通りの借金にほかなりません。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20130603/p1">&#x56FD;&#x306E;&#x501F;&#x91D1;&#x306F;&#x7A0E;&#x91D1;&#x3068;&#x540C;&#x3058;&#x3067;&#x3001;&#x56FD;&#x50B5;&#x3092;&#x5897;&#x3084;&#x305B;&#x3070;&#x7A0E;&#x91D1;&#x304C;&#x5897;&#x3048;&#x308B;</a></li> </ul> </div><div class="footnote"> <p class="footnote"><a href="#fn-cd308a93" name="f-cd308a93" class="footnote-number">*1</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text"><a href="http://www.boj.or.jp/statistics/sj/">資金循環 :日本銀行 Bank of Japan</a> 2012年第4四半期の資金循環統計による。ただし、これは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%AF%C9%DC%C3%BB%B4%FC%BE%DA%B7%F4">政府短期証券</a>も含んでいる</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-cc8bd4b1" name="f-cc8bd4b1" class="footnote-number">*2</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">財政法や特例公債法</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-b31fbe52" name="f-b31fbe52" class="footnote-number">*3</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">また、銀行のような法人も「国民」と表現するなら貯金ですが</span></p> </div> sirouto2 ポイントサイト「タメトク」紹介 hatenablog://entry/17680117127102950138 2012-11-25T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:39+09:00 概要 (※上画像をクリックするとサイトに移動します) 公式サイト タメトク|無料占いが楽しめるポイントサイト 2012年9月3日、株式会社PR TIMESが運営するポイントサイト「ポイントちゃんねる.jp」が、「タメトク」としてリニューアルオープンしました。これにともない、会員へ総額 3,000万以上のポイント(300万円に相当)を還元するキャンペーンを実施中です。 「タメトク」のサイトは、無料登録でポイントがたまっていき、そのポイントは電子マネーに交換可能。と、たいへんおトクなサービスになっておりますので、以下でくわしくご紹介します。 占いなどの無料サービスやお買い物でポイントゲット! 「タ… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p><a href="http://tametoku.com?invi=276091"><img src="http://tametoku.com/tametokuCommon/images/banner/300x250.gif" border="0" alt="タメトク" title="タメトク"></a><br /> (<span class="deco" style="font-style:italic;">※上画像をクリックするとサイトに移動します</span>)</p> <ul> <li>公式サイト <ul> <li><a href="http://tametoku.com/" rel="nofollow">タメトク|無料占いが楽しめるポイントサイト</a></li> </ul></li> </ul><p> 2012年9月3日、株式会社<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/PR%20TIMES">PR TIMES</a>が運営するポイントサイト「ポイントちゃんねる.jp」が、「タメトク」としてリニューアルオープンしました。これにともない、会員へ総額 3,000万以上のポイント(300万円に相当)を還元するキャンペーンを実施中です。</p><p> 「タメトク」のサイトは、無料登録でポイントがたまっていき、そのポイントは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%C5%BB%D2%A5%DE%A5%CD%A1%BC">電子マネー</a>に交換可能。と、たいへんおトクなサービスになっておりますので、以下でくわしくご紹介します。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>占いなどの無料サービスやお買い物でポイントゲット!</h4> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20121126093538" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20121126/20121126093538.jpg" alt="f:id:sirouto2:20121126093538j:image" title="f:id:sirouto2:20121126093538j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p> 「タメトク」とは、無料占いなどのサービスを楽しめるポイントサイトです。占いのほかショッピングやゲーム、プレゼントやアンケートなど、さまざまなサービスを利用するだけで、ポイントを獲得できます。</p><p> 貯まったポイントは、「10ポイント=1円」のレートで500円分から、現金、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%C5%BB%D2%A5%DE%A5%CD%A1%BC">電子マネー</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Amazon%A5%AE%A5%D5%A5%C8%B7%F4">Amazonギフト券</a>などに交換できます。</p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20121126093539" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20121126/20121126093539.jpg" alt="f:id:sirouto2:20121126093539j:image" title="f:id:sirouto2:20121126093539j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p> 「タメトク」では上画像のように、星座占いやタロット占いなどが楽しめます。ポイントサイトもいろいろありますが、「占い」でポイントがもらえるのは良い企画だと思いました。</p><p> というのも、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DF%A5%CB%A5%B2%A1%BC%A5%E0">ミニゲーム</a>などと違って、占いなら毎日続けても飽きないコンテンツだからです。私も過去にポイントサイトにいくつか登録したことがありますが、最初はよくてもマンネリ感が出てきてやめたことが何回もあります。</p><br /> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20121126093540" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20121126/20121126093540.jpg" alt="f:id:sirouto2:20121126093540j:image" title="f:id:sirouto2:20121126093540j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p> 上画像は私が実際に引いた結果です。占いの結果をポジティブに解釈していくと、毎日の生活に「気づき」を与えてくれます。</p><p> たとえば、上のような結果が出たら、これから寒くなるので、健康管理に気をつけて「体調」を良く保とうとか。冬は運動不足になりがちだけど、異性(「恋人」)の目もあるので、「ダイエット」しようとか。気づきで幸運をつかみやすくなる気がします。</p><p> このように、占いは自分の生活に関係するので飽きません。ほかでは有料の占いもありますが、「タメトク」では無料のうえポイントがもらえるので、おトクです。</p><p> もちろん、占い以外にもいろいろあるので、お好みのサービスが選べます。しかも、PC版サイトと<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%DE%A1%BC%A5%C8%A5%D5%A5%A9%A5%F3">スマートフォン</a>版サイトを同じIDで使えるので、空き時間に手軽に利用できます。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>ポイントが大量にもらえるキャンペーン中!</h4> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20121126093541" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20121126/20121126093541.jpg" alt="f:id:sirouto2:20121126093541j:image" title="f:id:sirouto2:20121126093541j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p> 現在(最長で2013年2月末まで)、「タメトク」ではリニューアルキャンペーンを開催しております。</p><p> ポイントサイトはポイントが溜まって最初に支払われるまでが待ち遠しいのですが、キャンペーンで大量にポイントを獲得できるチャンスがあるため、いま始めるのがおトクです。上画像のように、占いをしたり友だちを紹介するだけでポイントがもらえます。</p><p> 登録も占いも無料ですので、試してみて損はないと思います。私も登録しましたが、最初から100ポイントある状態でスタートするのが、小さいことですが地味に嬉しかったですね。というわけで、ご興味のある方はぜひ、下のバナーよりご登録ください。</p><br /> <p><a href="http://tametoku.com?invi=276091"><img src="http://tametoku.com/tametokuCommon/images/banner/300x250.gif" border="0" alt="タメトク" title="タメトク"></a></p><br /> <p><span class="deco" style="font-weight:bold;">[PR by <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%BF%A5%A4%A5%E0%A5%BA">ブログタイムズ</a>]</span><br /> <img src="http://blogtimes.jp/sys/im.php?b=446&r=181&i=574" border="0" /></p> </div> sirouto2 重力体感アトラクション「有明そらスタジオ」紹介 hatenablog://entry/17680117127102950246 2012-07-25T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:40+09:00 概要 そらすた(有明そらスタジオ) 2012(公式) そらスタジオとは、日本初の重力体感アトラクションイベントです!! (公式サイトの説明) http://www.sorastudio.jp/about/index.html 2012年7月14日から9月2日まで、東京・有明で開催されるアトラクションイベント「有明そらスタジオ」。ご家族や恋人、友人とご一緒に楽しめる夏の遊び場として、ふさわしいイベントです。その会場で実際にアトラクションを体験して参りましたので、ご紹介させていただきます。 詳細 あいにく取材した日は小雨で、写真写りが悪いことをご容赦ください。しかし、混まずにたくさんのアトラクショ… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120725161215" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120725/20120725161215.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120725161215j:image" title="f:id:sirouto2:20120725161215j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p> <ul> <li><a href="http://www.sorastudio.jp/" rel="nofollow">そらすた(有明そらスタジオ) 2012</a>(公式)</li> </ul> <blockquote cite="http://www.sorastudio.jp/about/index.html"> <p>そらスタジオとは、日本初の重力体感アト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ションイベントです!! (公式サイトの説明)</p> <cite><a href="http://www.sorastudio.jp/about/index.html">http://www.sorastudio.jp/about/index.html</a></cite> </blockquote> <p> 2012年7月14日から9月2日まで、東京・<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CD%AD%CC%C0">有明</a>で開催されるアト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ションイベント「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CD%AD%CC%C0">有明</a>そらスタジオ」。ご家族や恋人、友人とご一緒に楽しめる夏の遊び場として、ふさわしいイベントです。その会場で実際にアト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ションを体験して参りましたので、ご紹介させていただきます。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>詳細</h4> <p> あいにく取材した日は小雨で、写真写りが悪いことをご容赦ください。しかし、混まずにたくさんのアト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ションを体験できて、個人的にはかえって良かったです。</p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120725161216" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120725/20120725161216.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120725161216j:image" title="f:id:sirouto2:20120725161216j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p> 目玉となっている重力系のアト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ションを紹介していきます。まず、「ウォールクライマー」ですが、上写真のように、10メートルくらいの高さの人工壁が設置されています。</p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120725161217" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120725/20120725161217.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120725161217j:image" title="f:id:sirouto2:20120725161217j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p> そこを、自分の身ひとつで登っていきます。もちろん、落ちても大丈夫なように命綱は付いています。テレビのバラエティ番組でよくやっているので、一回は挑戦してみたいと思う方もおられると思います。</p><p> 私もそのひとりで、実際に登ってみました。重力方向の運動は日常でやらないので、とても新鮮な感覚でした。次にどこにどういう体勢でつかまればいいのかが重要になるので、意外とゲーム性があって判断力が要求されます。</p><p> さらに、楽しめるのはこの日だけではなく、後でテレビや映画で壁を登るシーンがあったときに、自分で体験しているほうが感情移入して見られると思います。</p><p> ちなみに、係員さんの話によると、手は支えるだけにして、足の力を使って登るのがコツだそうです。また、やはり子供は身軽で、制限時間内に2回も3回も登ってしまうそうです。</p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120725161218" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120725/20120725161218.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120725161218j:image" title="f:id:sirouto2:20120725161218j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p> その隣に「ブレイブジャンプ」があります。これは、やはり10メートルくらいの高さから、命綱一本で飛び降りるというものです。もちろん、命綱を付けているので、安全に着地できます。これは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%F3%A5%B8%A1%BC%A5%B8%A5%E3%A5%F3%A5%D7">バンジージャンプ</a>と違って、伸びて戻る動作はなく、ブレーキが掛かりながら落ちる感じです。</p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120725161219" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120725/20120725161219.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120725161219j:image" title="f:id:sirouto2:20120725161219j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p> 上写真中央、黄色いヘルメットを付けた人が落ちています。私も同じように挑戦しました。数秒で着地してしまいますが、めったに味わえない貴重な体験です。「清水の舞台から飛び降りる気持ち」を理解できた感じで、胆力が鍛えられたと思います。</p><p> このイベントには、一般的な遊園地のようにジェットコースターなど、機械の動力を使った乗り物はありません。しかし、自分で能動的に楽しむので、ほかの遊園地などでは味わえない、独自の面白さがあります。</p><p> たとえばこのアト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ションも下に落ちるだけですが、自信が得られるからでしょうか、想像以上に心がスッキリしました。「もうジェットコースターは乗り慣れちゃった」という人も、ぜひ挑戦してみて欲しいです。</p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120725161220" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120725/20120725161220.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120725161220j:image" title="f:id:sirouto2:20120725161220j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> <span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120725161221" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120725/20120725161221.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120725161221j:image" title="f:id:sirouto2:20120725161221j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p> そのほかにも、ロープを使って鳥のように空中を移動する「ジップライン」や、トランポリンで数メートルもジャンプする「ハイパージャンパー」といったアト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ションを体験しました。</p><p> アクション映画やゲームでは、そういうシチュエーションがよく出てきますが、自分が映画やゲームの主人公になったような気分が味わえます。やはり日常でやりませんから、やってみると想像以上に解放感があります。</p><br /> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120725161222" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120725/20120725161222.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120725161222j:image" title="f:id:sirouto2:20120725161222j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> <span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120725161223" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120725/20120725161223.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120725161223j:image" title="f:id:sirouto2:20120725161223j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p> 高いところは怖いという方でも、おとなしめのアト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ションも用意されているので楽しめます。上写真のように、上下方向も探索する「3D迷路」や、ウォールクライマーの縮小版「ミニ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DC%A5%EB%A5%C0%A5%EA%A5%F3%A5%B0">ボルダリング</a>」など、まだまだご紹介しきれないアト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ションが用意されています。</p><p> どのアト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ションも、安心・安全に最大限配慮しており、ほかでは体験できないものがそろっており、今までにない新感覚の遊園地となっています。また、座れる休憩所や、飲食所も用意されているので、一日じっくり楽しめます。とくに飲食コーナーでは、夏にふさわしい豪勢なバーベキューを味わえます。</p><p> さて、このように数多くの驚きに満ちたアト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ションが待ち受けている「そらスタジオ」。この夏、ドキドキ、ワクワクを求めている人にオススメです。お子様は大喜びでしょうし、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%C3%A5%D7">カップ</a>ルはさらに仲良くなれるかも?</p><p> 開場時間、交通アクセス、料金など、くわしいイベントの情報は公式サイトに載っていますので、ご興味のあるかたは、ぜひチェックしてみてください。</p> <ul> <li><a href="http://www.sorastudio.jp/" rel="nofollow">そらすた(有明そらスタジオ) 2012</a>(公式)</li> </ul><p><br /> <span class="deco" style="font-weight:bold;">[PR by <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%BF%A5%A4%A5%E0%A5%BA">ブログタイムズ</a>]</span><br /> <img src="http://blogtimes.jp/sys/im.php?b=446&r=168&i=560" border="0" /></p> </div> sirouto2 ニュースサイト「IRORIO(イロリオ)」紹介 hatenablog://entry/17680117127102950338 2012-06-24T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:42+09:00 概要 IRORIO(イロリオ)(公式) WEBサービス「IRORIO(イロリオ)」をご紹介します。「イロリオ」とは、株式会社セカンドニュースが2012年5月23日にオープンした、ニュースを通じて井戸端会議ができるニュースサイトです。 詳細 【ロンドン】羊もびっくり!夏至の日にテムズ川南岸にストーンヘンジ現る! 今回ご紹介する「イロリオ」は、国内外、とくに海外の旬なニュースを数多く取り上げています。 たとえば、上の記事はその一例で、海外の自動車メーカの依頼から、「ストーンヘンジ」のレプリカを、アーティスト集団が制作したニュースです。「シティヘンジ」などと呼ばれる、この廃車を組み合わせたオブジェは… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120625113041" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120625/20120625113041.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120625113041j:image" title="f:id:sirouto2:20120625113041j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p> <ul> <li><a href="http://irorio.jp/" rel="nofollow">IRORIO(イロリオ)</a>(公式)</li> </ul><p><br />  <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/WEB%A5%B5%A1%BC%A5%D3%A5%B9">WEBサービス</a>「IRORIO(イロリオ)」をご紹介します。「イロリオ」とは、株式会社セカンドニュースが2012年5月23日にオープンした、ニュースを通じて井戸端会議ができるニュースサイトです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>詳細</h4> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120625113042" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120625/20120625113042.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120625113042j:image" title="f:id:sirouto2:20120625113042j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> <a href="http://irorio.jp/kondotatsuya/20120624/14497/" rel="nofollow">【ロンドン】羊もびっくり!夏至の日にテムズ川南岸にストーンヘンジ現る!</a></p><p> 今回ご紹介する「イロリオ」は、国内外、とくに海外の旬なニュースを数多く取り上げています。</p><p> たとえば、上の記事はその一例で、海外の自動車メーカの依頼から、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%F3%A5%D8%A5%F3%A5%B8">ストーンヘンジ</a>」のレプリカを、アーティスト集団が制作したニュースです。「シティヘンジ」などと呼ばれる、この廃車を組み合わせたオブジェは、イギリス中を横断して展示される予定となっているそうです。</p><p> 「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%F3%A5%D8%A5%F3%A5%B8">ストーンヘンジ</a>」は有名なため見慣れていて、初見の衝撃が薄れてそういうものだと感じていました。が、「シティヘンジ」のレプリカを見たことで、レプリカ自体の珍しさだけでなく、本家のすごさも対比されて浮き彫りになっています。自動車のない時代に石を建てることの難しさや、そこまでして作ったことに込められた想いなど、いろいろ想像できます。</p><p> そうしたニュースにコメントを投稿し、本サイトや<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/twitter">twitter</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Facebook">Facebook</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/mixi">mixi</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>などを通じて、ほかのユーザとソーシャルに意見を共有できます。そのように、ニュースを読むだけでなく、そのニュースを通じて意見交換できる場を作っています。</p><br /> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120625131857" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120625/20120625131857.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120625131857j:image" title="f:id:sirouto2:20120625131857j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p> また、「人生シミュレーション」というゲーム性を備えています。上はスゴロク的な移動マップの画像です。同サイトにコメントを投稿するごとにサイコロが振られて、「仕事」「家庭」「趣味」などの経験値が溜まり、キャ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ターを育成できます。</p><p> さらに、さまざまなイベントが用意されていて、最初のうちはたとえば仕事なら「新規顧客の獲得」といったものですが、「出世」「結婚」「転職」など、ストーリー的につながっていきます。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DC%A1%BC%A5%C9%A5%B2%A1%BC%A5%E0">ボードゲーム</a>的な育成要素を設けることで、ニュースを飽きずに投稿できるよう、工夫されているわけです。</p><p> さて、ソーシャル的な交流要素と、ゲーム的な育成要素の両方を兼ね備えた「イロリオ」。ご興味のある方は、ぜひごアクセスください。</p> <ul> <li><a href="http://irorio.jp/" rel="nofollow">IRORIO(イロリオ)</a></li> </ul><p><br /> <span class="deco" style="font-weight:bold;">[PR by <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%BF%A5%A4%A5%E0%A5%BA">ブログタイムズ</a>]</span><br /> <img src="http://blogtimes.jp/sys/im.php?b=446&r=164&i=556" border="0" /><br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20120614/p1">プレスリリースサイト「キジネタ」紹介 - 萌え理論ブログ</a></li> </ul> </div> sirouto2 プレスリリースサイト「キジネタ」紹介 hatenablog://entry/17680117127102950403 2012-06-14T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:42+09:00 概要 キジネタ(公式) WEBサービス「キジネタ」をご紹介します。「キジネタ」とは、株式会社 PR TIMESが2012年4月にオープンした、プレスリリースにオリジナル記事タイトルを付けて投稿する、無料サービスです。 詳細 「プレスリリース」とは企業の広報資料です。新聞社や出版社など、報道機関の取材者(プレス)に対して発表(リリース)するために用いられます。私も、もっぱらゲーム関係ですが、公開前のプレスリリースを仕事で読むことがあります。 今回ご紹介する「キジネタ」では、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」に発表されたプレスリリースを公開しています。そしてさらに、そのリリースにタイト… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120614224448" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120614/20120614224448.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120614224448j:image" title="f:id:sirouto2:20120614224448j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p> <ul> <li><a href="http://kijineta.com/" rel="nofollow">キジネタ</a>(公式)</li> </ul><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/WEB%A5%B5%A1%BC%A5%D3%A5%B9">WEBサービス</a>「キジネタ」をご紹介します。「キジネタ」とは、株式会社 <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/PR%20TIMES">PR TIMES</a>が2012年4月にオープンした、プレスリリースにオリジナル記事タイトルを付けて投稿する、無料サービスです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>詳細</h4> <p> 「プレスリリース」とは企業の広報資料です。新聞社や出版社など、報道機関の取材者(プレス)に対して発表(リリース)するために用いられます。私も、もっぱらゲーム関係ですが、公開前のプレスリリースを仕事で読むことがあります。</p><p> 今回ご紹介する「キジネタ」では、プレスリリース配信サービス「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/PR%20TIMES">PR TIMES</a>」に発表されたプレスリリースを公開しています。そしてさらに、そのリリースにタイトルを付けて、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/twitter">twitter</a>か<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Facebook">Facebook</a>に投稿できます。</p><p> 本サービスの特徴のひとつとして、報道関係に対して発信するプレスリリースを公開しているため、ニュース記事になるよりも早く情報を見つけ、ユーザのフォロワーに発信できます。</p><p> もうひとつの特徴として、プレスリリースに記事タイトルを付けることで、「賞」や「称号」を獲得し、新入社員を育てていく育成ゲームを楽しめます。</p><p> 私が感じた「キジネタ」の新しい点は、プレスリリースという情報媒体に、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BD%A1%BC%A5%B7%A5%E3%A5%EB%A5%B2%A1%BC%A5%E0">ソーシャルゲーム</a>的な要素を加えたところです。</p><p> 「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>」のように、ソーシャルな情報サイトの先行例はすでにあります。が、プレスリリースというジャンルでのソーシャル化は珍しいでしょう。</p><p> プレスリリースは報道資料であるため、情報の質が保たれています。このことはとくに、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/twitter">twitter</a>や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Facebook">Facebook</a>を実名で利用しているようなユーザの方にとって、利点になると考えます。</p><p> といいますのも、信用できない情報を流すと、自分の信用も落ちることがあるからです。匿名ならネタに走っても構わないでしょうが、実名だとそうもいかないでしょう。</p><p> つまり、プレスリリースという情報媒体は、最近の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>の実名化の流れに沿っています。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/twitter">twitter</a>や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Facebook">Facebook</a>を自分専用の「メディア」にするためにも、ニュースサイトの情報源に直接アクセスするのは有効だと思います。</p><p> そういうわけですので、ご興味のある方はぜひお試しください。</p> <ul> <li><a href="http://kijineta.com/" rel="nofollow">キジネタ</a></li> </ul><p><br /> <span class="deco" style="font-weight:bold;">[PR by <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%BF%A5%A4%A5%E0%A5%BA">ブログタイムズ</a>]</span><br /> <img src="http://blogtimes.jp/sys/im.php?b=446&r=163&i=555" border="0" /><br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20110606/p1">プレスリリース配信・掲載サービス「PR TIMES」紹介 - 萌え理論ブログ</a> <ul> <li>ユーザ参加型のプレスリリースサービスのアイディアについては、1年前の記事で考えていました。</li> </ul></li> </ul> </div> sirouto2 ゲーム制作サービス「KEROCKETS(ケロケッツ)」紹介 hatenablog://entry/17680117127102950465 2012-04-11T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:43+09:00 概要 KEROCKETS(ケロケッツ)(公式) 「KEROCKETS」はWEB上(ブラウザ上)でゲームやコンテンツを作り、それをユーザー同士で共有するWEBサービスです。 2012年4月11日、株式会社ワイドテックは、ゲーム制作用のWebサービス「KEROCKETS(ケロケッツ)」をオープンしました。運営からプレスリリースを頂いたのでご紹介します。 同サービスでユーザは、Web上でゲームを作成したり、プレイしたりできます。現時点では、アクションゲームやシューティングゲーム、アドベンチャーゲームなどを作れるようです。また、素材の共有やSNSなど、交流するための機能も備えているようです。なお、同サ… <div class="section"> <h4>概要</h4> <ul> <li><a href="http://www.kerockets.jp/">KEROCKETS(ケロケッツ)</a>(公式)</li> </ul> <blockquote> <p>「KEROCKETS」はWEB上(ブラウザ上)でゲームやコンテンツを作り、それをユーザー同士で共有する<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/WEB%A5%B5%A1%BC%A5%D3%A5%B9">WEBサービス</a>です。</p> </blockquote> <p> 2012年4月11日、株式会社ワイドテックは、ゲーム制作用の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Web%A5%B5%A1%BC%A5%D3%A5%B9">Webサービス</a>「KEROCKETS(ケロケッツ)」をオープンしました。運営からプレスリリースを頂いたのでご紹介します。</p><p> 同サービスでユーザは、Web上でゲームを作成したり、プレイしたりできます。現時点では、アクションゲームや<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B7%A5%E5%A1%BC%A5%C6%A5%A3%A5%F3%A5%B0%A5%B2%A1%BC%A5%E0">シューティングゲーム</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%C9%A5%D9%A5%F3%A5%C1%A5%E3%A1%BC%A5%B2%A1%BC%A5%E0">アドベンチャーゲーム</a>などを作れるようです。また、素材の共有や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>など、交流するための機能も備えているようです。なお、同サービスは無料で利用できます。</p><p> Web上でゲームを制作するサービスには、「Rmake」や「ニコゲー」(サービス終了)などがすでにあります。以前『<a class="okeyword" href="g:word:keyword:新文学">新文学</a>』で「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%DE%A4%BC%A4%DE%A4%BC%A4%CE%A4%D9%A4%EB">まぜまぜのべる</a>」の運営代表にお話をうかがったこともあり、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/CGM">CGM</a>ゲームの分野に以前から注目していました。こうしたサービスが増えることで活性化に期待します。</p><p> サービスの詳細は、下記の通りです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>詳細</h4> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120411214215" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120411/20120411214215.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120411214215j:image" title="f:id:sirouto2:20120411214215j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p></p> <blockquote> <p>2012年4月11日<br /> KEROCKETS運営事務局</p> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> 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href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/WEB%A5%B5%A1%BC%A5%D3%A5%B9">WEBサービス</a><br /> 「KEROCKETS(ケロケッツ)」4月11日 12:00よりオープン</p> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li> <ul> <li>-</li> </ul></li> </ul></li> </ul></li> </ul></li> </ul></li> </ul></li> </ul></li> </ul></li> 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ユーザーはゲームはもちろん、それにつかう写真やイラストの画像、BGMやSEとして使う音楽ファイルを共有できます。<br /> ユーザーが制作した素材をつかって、<br /> 様々なゲームをつくり皆で共有して楽しむ"ゲーム<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/CGM">CGM</a>"(Consumer Generated Media)それが「KEROCKETS」です!<ゲームをつくろう!><br /> 「KEROCKETS」でゲームを作るのは非常に簡単です。<br /> 国内トッ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D7%A5%EC%A5%D9">プレベ</a>ルの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Flash">Flash</a>/<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/ActionScript">ActionScript</a>クリエイターが開発した<br /> スーパーウェア「ケロウェア」の直感的でシンプルなUIで簡単にゲーム構築が可能です。<br /> ユーザーのア<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A4%A5%C7%A5%A2">イデア</a>次第で様々なタイプのゲームを制作でき、<br /> 簡単に公開しプレイしていただけます。<br /> また、すべてがブラウザ上で完結しているため<br /> ダウンロードやインストールなどの面倒な操作も必要ありません。<ゲームで遊ぼう!><br /> 「KEROCKETS」は、ゲーム<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/CGM">CGM</a>です。<br /> したがってユーザーが制作したゲームが常にアップされ、日々増えていきます。<br /> 検索やタグ、ランキング、ユーザーのアトリエなどからゲームを見つけたら即プレイ!<br /> (ゲームプレイのみであれば、会員登録の必要はありません)<br /> プレイしたら、"いいかもボタン"で評価したり、コメントに感想を書き込んだりできます。<br /> またストック(ブックマーク)をしたりゲームランキングに登録して競ったりと、様々な遊びを提供しています。<コミュニケーションしよう!><br /> 「KEROCKETS」では、ゲームを作ってプレイすることが中心ですが、<br /> コミュニケーションも大事な要素です。 <br /> ゲームや素材コメントはもちろんですが、<br /> お気に入りのクリエイターをフォローしたり、<br /> メッセージ(サイト内メール)などの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>の基本機能も実装され、<br /> ゲームを主役にし、作品・作者への好意が自然に伝わるコミュニケーション機能が発達しているのが特徴です。<様々な機能も!><br /> 「KEROCKETS」には、他にも様々な機能が用意されてます。<br /> 例えば「リスト」機能では、自分で制作したゲームをシリーズでリスト化したり、<br /> クリエイターの作品ごとにリスト化、お勧めシューティング素材セット等々の<br /> リストを作って公開することができます。 <br /> 「KEROCKETS」は、投稿されたゲームや素材を通じての<br /> コミュニケーションがテーマであるため、<br /> ゲーム制作や素材投稿をしないユーザーも<br /> 受け手としてコミュニケーションに参加できるのはもちろんのこと、<br /> リスト制作などでアピールすることも可能です。<br /> また、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNS">SNS</a>の主流であるフィード機能では、<br /> フォローしたクリエイターの最新作をリアルタイムで時系列に確認できたりもします。</p><br /> <p><KEROCKETSの運営方針><br /> 1.すべての<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C9%BD%B8%BD%BC%D4">表現者</a>が自由にコンテンツを発表できる場を守ります!<br /> 2.クリエイターとプレイヤーの境界を無くします。また、シンプルで使いやすいケロウェア(ゲーム制作ツール)を提供することで、誰もがゲーム制作のキッカケを持てるようにします!<br /> 3.ユーザーの皆さんと対等の立場で相互にコミュニケーションをすることにより創り上げられ、向上させて行く場としてKEROCKETSを捉えます!<br /> 4.ユーザーの皆さんの毎日が楽しく幸せな日々となるサービスを提供していきます!</p> </blockquote> </div> <div class="section"> <h4>関連商品</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005Q60BBG/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61ImX9OL-7L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="RPGツクールDS+" title="RPGツクールDS+"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005Q60BBG/ama0b5-22/">RPGツクールDS+</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%D1%C0%EE%A5%B2%A1%BC%A5%E0%A5%B9">角川ゲームス</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2011/12/15</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> Video Game</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 1人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 65回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B005Q60BBG/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (16件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B006FRNEAK/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61g%2B91vUoXL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="RPGツクールVX Ace [ダウンロード]" title="RPGツクールVX Ace [ダウンロード]"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B006FRNEAK/ama0b5-22/">RPGツクールVX Ace [ダウンロード]</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%D1%C0%EE%A5%B2%A1%BC%A5%E0%A5%B9">角川ゲームス</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2011/12/15</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> Software Download</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 2人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 309回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B006FRNEAK/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (2件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001H14YUI/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61ZGPaGdXjL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="アクションゲームツクール" title="アクションゲームツクール"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001H14YUI/ama0b5-22/">アクションゲームツクール</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%F3%A5%BF%A1%BC%A5%D6%A5%EC%A5%A4%A5%F3">エンターブレイン</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2009/03/05</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> DVD-ROM</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 3人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 97回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B001H14YUI/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (10件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p> </div> sirouto2 「『明星 究麺』試食会」イベントレポート hatenablog://entry/17680117127102950594 2012-03-27T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:45+09:00 概要 明星 究麺(きわめん)|ブランドサイト 明星食品は、2012年3月27日から29日にかけ、東京国際フォーラム内「ネオ屋台村」にて、『明星 究麺(きわめん)』シリーズの試食会を開催します。その初日・27日に、実際に参加して試食してきましたので、会場の模様をお伝えしましょう。 イベントの様子 ▲試食に並ぶ人たち ▲準備するスタッフたち 会場は東京・JR有楽町駅のすぐ近く。広場にキッチンカーを出し、試食を振る舞っていました。 試食レビュー ▲「コク醤油」味のパッケージ ▲「コク醤油」味を会場で試食 そこでさっそく私も、『明星 究麺』シリーズのひとつ、「コク醤油」味を試食しました。 まずメンは、… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120327124504" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120327/20120327124504.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120327124504j:image" title="f:id:sirouto2:20120327124504j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p> <ul> <li><a href="http://www.myojofoods.co.jp/kiwamen/" rel="nofollow">明星 究麺(きわめん)|ブランドサイト</a></li> </ul><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%C0%C0%B1%BF%A9%C9%CA">明星食品</a>は、2012年3月27日から29日にかけ、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%EC%B5%FE%B9%F1%BA%DD%A5%D5%A5%A9%A1%BC%A5%E9%A5%E0">東京国際フォーラム</a>内「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%CD%A5%AA%B2%B0%C2%E6%C2%BC">ネオ屋台村</a>」にて、『明星 究麺(きわめん)』シリーズの試食会を開催します。その初日・27日に、実際に参加して試食してきましたので、会場の模様をお伝えしましょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>イベントの様子</h4> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120327124506" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120327/20120327124506.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120327124506j:image" title="f:id:sirouto2:20120327124506j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> ▲試食に並ぶ人たち</p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120327124507" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120327/20120327124507.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120327124507j:image" title="f:id:sirouto2:20120327124507j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> ▲準備するスタッフたち</p><p> 会場は東京・JR有楽町駅のすぐ近く。広場にキッチンカーを出し、試食を振る舞っていました。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>試食レビュー</h4> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120327124503" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120327/20120327124503.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120327124503j:image" title="f:id:sirouto2:20120327124503j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> ▲「コク醤油」味のパッケージ</p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120327124505" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120327/20120327124505.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120327124505j:image" title="f:id:sirouto2:20120327124505j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> ▲「コク醤油」味を会場で試食</p><p> そこでさっそく私も、『明星 究麺』シリーズのひとつ、「コク醤油」味を試食しました。</p><p> まずメンは、「感動食感」というキャッチコピーにあるように、ノンフライ麺のため生麺の食感があります。さすがに、スナック的なフライ麺とは歯ごたえが全く違います。中太麺でうどんや<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%AD%A4%B7%A4%E1%A4%F3">きしめん</a>に近いですが、もちもちしていてモチをイメージしました。</p><p> スープは、鶏のダシが効いていて飲みごたえがあり、最後まで飲みほしました。基本は動物系のスープですが、野菜のダシも少し入っているため、まろやかでコクがあります。このとても濃い味のスープに、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%C3%A5%D7">カップ</a>ラーメンとは思えない「本格ラーメン感」を感じました。</p><p> そして具のチャーシュー。噛むと「ジュワッ」と肉の味が広がります。全体の感想としては、「和」の雰囲気を感じました。濃厚な味わいの和風しょうゆラーメンです。店の味に近い本格的なラーメンを、安く手軽に味わえるというのは良いと思います。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>告知</h4> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120327124502" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120327/20120327124502.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120327124502j:image" title="f:id:sirouto2:20120327124502j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> ▲会場ではPVを放映</p><p> さて、きょうから、あす28日、29日までの三日間、この実食イベントは開催されます。お近くを通った際は、ぜひお立ち寄りください。</p><p> また、あす28日から、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%AE%C0%F4%B9%A7%C2%C0%CF%BA">小泉孝太郎</a>さんが登場する新CMが放映されます。会場のPVでも、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%AE%C0%F4%B9%A7%C2%C0%CF%BA">小泉孝太郎</a>さんがラーメンを食べる姿や、「もうひと<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%C4%A4%B3%A4%A6%A4%BF">つこうた</a>ろう」といったキャッチコピーが流れていました。試食会が過ぎた後も、ご興味のある方はぜひ、お近くのお店やネット通販(下記)などで、お買い求めください。<br /> <br /> </p> <ul> <li>公式サイト <ul> <li><a href="http://www.myojofoods.co.jp/kiwamen/" rel="nofollow">明星 究麺(きわめん)|ブランドサイト</a></li> </ul></li> <li>期間 <ul> <li>2012年3月27日(火)〜29日(木)</li> <li>11:30 〜 14:00頃(※配布分が無くなりしだい終了)</li> </ul></li> <li>場所 <ul> <li><a href="http://www.t-i-forum.co.jp/function/map/index.html" rel="nofollow">東京国際フォーラム | マップ</a></li> <li><a href="http://www.t-i-forum.co.jp/function/map/guidemap.html" rel="nofollow">東京国際フォーラム | マップ</a> <ul> <li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%EC%B5%FE%B9%F1%BA%DD%A5%D5%A5%A9%A1%BC%A5%E9%A5%E0">東京国際フォーラム</a>・1F地上広場周辺の「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%CD%A5%AA%B2%B0%C2%E6%C2%BC">ネオ屋台村</a>」にて開催</li> </ul></li> </ul></li> </ul> <ul> <li>試食メニュー <ul> <li>27日:「コク醤油」味</li> <li>28日:「コク醤油」「背脂豚骨醤油」</li> <li>29日:「ちゃんぽん」</li> </ul></li> </ul><p><br /> <span class="deco" style="font-weight:bold;">[PR by <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%BF%A5%A4%A5%E0%A5%BA">ブログタイムズ</a>]</span><br /> <img src="http://blogtimes.jp/sys/im.php?b=446&r=159&i=551" border="0" /></p><p></p> </div> <div class="section"> <h4>関連商品</h4> <div class="section"> <h5>アマゾン</h5> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007FMFEI4/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51kJ1hzR75L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="明星 究麺 コク醤油 101g×12個" title="明星 究麺 コク醤油 101g×12個"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007FMFEI4/ama0b5-22/">明星 究麺 コク醤油 101g×12個</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%C0%C0%B1%BF%A9%C9%CA">明星食品</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2012/03/12</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 食品&飲料</li><li> <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 4回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B007FMFEI4/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (1件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004FDTIJW/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41I8N4Gkd9L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="明星 究麺ちゃんぽん 107g×12個" title="明星 究麺ちゃんぽん 107g×12個"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004FDTIJW/ama0b5-22/">明星 究麺ちゃんぽん 107g×12個</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%C0%C0%B1%BF%A9%C9%CA">明星食品</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 食品&飲料</li><li> <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 20回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B004FDTIJW/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (2件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007NH1O8A/ama0b5-22/"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41f2xvHEp1L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="明星 究麺 背脂豚骨醤油 118gX1箱(12個入)" title="明星 究麺 背脂豚骨醤油 118gX1箱(12個入)"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007NH1O8A/ama0b5-22/">明星 究麺 背脂豚骨醤油 118gX1箱(12個入)</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> 明星</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> その他</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B007NH1O8A/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (1件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p> </div> <div class="section"> <h5><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%DA%C5%B7">楽天</a></h5> <p><a href="http://d.hatena.ne.jp/rakuten/lamd/10030881">[rakuten:lamd:10030881:detail]</a><br /> <a href="http://d.hatena.ne.jp/rakuten/lamd/10030883">[rakuten:lamd:10030883:detail]</a><br /> <a href="http://d.hatena.ne.jp/rakuten/p1s/10005696">[rakuten:p1s:10005696:detail]</a></p> </div> </div> sirouto2 「Evernote」で挫折しない、普通の人のための使い方 hatenablog://entry/17680117127102950803 2012-03-25T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:49+09:00 概要 すべてを記憶する | Evernote(日本公式サイト) 登録者が1200万人を超え、そのうち約3割が日本ユーザ*1だという人気沸騰の情報管理サービス「Evernote」(エバーノート)。しかし、とても多機能で便利な反面、挫折者が多いサービスだと言われています。そこで、普通の人が挫折しない利用法を考えましょう。 紹介 (By ajari) エバーノートを、さいきん私も使いはじめました。なぜ使っているかというと、「情報の箱庭を作れる」ところに魅力を感じるからです。自分好みにカスタマイズできる自由度の高さがあります。私は箱庭萌えですから、すぐハマりました。 アナログでたとえれば、「書斎」の魅… <p><img class="daily-photo-from-diary-import" src="https://cdn-ak.d.st-hatena.com/diary/sirouto2/2012-03-25.jpg" alt="&#x300C;Evernote&#x300D;&#x65E5;&#x672C;&#x516C;&#x5F0F;&#x30B5;&#x30A4;&#x30C8;" title="&#x300C;Evernote&#x300D;&#x65E5;&#x672C;&#x516C;&#x5F0F;&#x30B5;&#x30A4;&#x30C8;"><br /> </p> <div class="section"> <h4>概要</h4> <ul> <li><a href="http://www.evernote.com/about/intl/jp/">すべてを記憶する | Evernote</a>(日本公式サイト)</li> </ul><p> 登録者が1200万人を超え、そのうち約3割が日本ユーザ<a href="#f-160d0add" name="fn-160d0add" title="2011年8月時点の情報。 http://news.mynavi.jp/articles/2011/08/26/evernote/index.html">*1</a>だという人気沸騰の情報管理サービス「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Evernote">Evernote</a>」(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノート)。しかし、とても多機能で便利な反面、挫折者が多いサービスだと言われています。そこで、普通の人が挫折しない利用法を考えましょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>紹介</h4> <p><a href="http://www.flickr.com/photos/ajari/2288031686/" title="PIECE of PEACE TOKYO レゴで作った世界遺産展Part2 ウェストミンスター宮殿_03 by ajari, on Flickr"><img src="http://farm3.staticflickr.com/2268/2288031686_b553054383_z.jpg" width="640" height="425" alt="PIECE of PEACE TOKYO レゴで作った世界遺産展Part2 ウェストミンスター宮殿_03"></a><br /> (By ajari)</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートを、さいきん私も使いはじめました。なぜ使っているかというと、「<span class="deco" style="font-weight:bold;">情報の箱庭を作れる</span>」ところに魅力を感じるからです。自分好みにカスタマイズできる自由度の高さがあります。私は箱庭萌えですから、すぐハマりました。</p><p> アナログでたとえれば、「<span class="deco" style="font-weight:bold;color:#FF0000;">書斎</span>」の魅力でしょうか。そこには「プライベートな空間にひたる享楽」があります。対象がなんであれ、理想の自己を映した縮図に見えるとき、人は享楽を感じます。多機能で便利なソフト(パッケージ)は他にもありますが、書斎感がありません。たとえば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%A4%A5%AF%A5%ED%A5%BD%A5%D5%A5%C8">マイクロソフト</a>の「オフィス(One Note)」は、書斎というより「事務所」です。</p><p> それでは具体的に、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートで何ができるのしょうか。基本はテキストベースです。「ノート」という単位でリッチテキストを作成し、スケジュールでもアイディアメモでも、自分に関する情報を書き込みます。そして、分類するためのタグを付け、「ノートブック」というフォルダに格納していきます。しかしもちろん、それだけではありません。</p><p> ローカルPCのクライアント、サービスのアカウント、メール、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%DE%A1%BC%A5%C8%A5%D5%A5%A9%A5%F3">スマートフォン</a>と入力手段が豊富で、外出時にも書き込めます。画像やPDFを閲覧できたり、エクスポートできたり、ウェブで公開できたりと、出力手段も多彩です。また、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%B4%CA%B8%B8%A1%BA%F7">全文検索</a>をはじめ、タグの絞り込みや期間指定など、検索手段が多いので取り出しやすい。そして、ローカルとサーバで同期して、自動バックアップが取れます。</p><p> そのように記録すると何が良いかというと、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートが「第二の脳」と呼ばれるように、<span class="deco" style="font-weight:bold;">「記憶しなくてはいけないプレッシャー」から解放してくれます</span>。忘れてもいいというのは、想像以上にストレスフリーなんです。</p><p> ほかにも、日本法人があるくらいなので、日本語で利用できるのはもちろんのこと、日本語のドキュメントも充実しています。また、解説書が何十冊も出ています。さらに、「ツイ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>」や「hatebte」など、他サービスと連携できる外部サービスが出そろっています。このように利用環境が整備されているため、海外のサービスでも始めるハードルは低くなっています。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>挫折</h4> <p><a href="http://nanapi.jp/topics/38">Evernoteに「挫折」するのはなぜなのか - nanapi Web</a></p> <blockquote> <p>「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Evernote">Evernote</a>」(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノート)は、「挫折者」が多いサービスだ。</p> </blockquote> <blockquote> <p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Evernote">Evernote</a>はなぜ「挫折者」を生むのだろうか。(……)記者が最も納得したのが、「理想と現実のギャップが大きい」という意見だった。</p> </blockquote> <p> しかし、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートで「挫折」する人も少なくないようです。そこで、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートにおける「理想と現実のギャップ」、そして挫折の克服法について考えます。</p><p> 私が<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートを使ってみたところ、「すべてを記憶する」だとか「情報を一元化する」といったスローガンに反して、じつはストックではなくフロー向きだと感じました。「第二の脳」というのも、わりとキャッシュ的に捉えています。</p><p> つまり、<span class="deco" style="font-weight:bold;"><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートの理想はストック指向でも、現実はフロー向きで、その解離が挫折者を生んでいると考えます</span>。比較すれば、たとえば「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C4%A5%A4%A5%C3%A5%BF%A1%BC">ツイッター</a>」には、こうした解離が相対的に少ないと思います。140万字の小説を書くことを、運営側も利用側も想定していないですから。</p><p> なぜ、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートはストックよりフロー向きなのでしょうか。それは、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%DA%A5%B7%A5%E3">スペシャ</a>リストではなくジェネラリストだからです。大量で専門的な仕事は、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%DA%A5%B7%A5%E3">スペシャ</a>リストに任せたほうがはかどるのです。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートだけでなんでもやろうとすると、「部下に任せられなくて、仕事を抱えすぎて忙しい中間管理職」みたいになります。管理するのが仕事なのに、自分が管理できなくなります。</p><p> より具体的に言います。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートは多機能ではありますが、個々の機能は高性能ではありません。どの機能ひとつとっても、専用ソフトのほうが優れています。たとえば、テキストを書くという基本的な機能<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%AB%A4%E9%A4%B7">からし</a>て、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C6%A5%AD%A5%B9%A5%C8%A5%A8%A5%C7%A5%A3%A5%BF">テキストエディタ</a>のほうが書きやすい。リッチテキストより、プレーンテキストで書きたいから。ToDoリストにしても、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/GTD">GTD</a>ツールのほうが、リマインダーがあったりして本格的です。</p><p> ほかにも、PDFならPDFビューア、画像なら画像ビューア、音声なら再生プレイヤー、検索なら<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/GREP">GREP</a>検索ソフト、パスワード管理なら管理ソフト、同期や共有ならストレージサービス……と、あらゆる分野で専用ソフトのほうが性能的に勝ります。しかし、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートは参謀的な役割なので、一騎打ちで勝つ必要はありません。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>克服</h4> <p><a href="http://www.flickr.com/photos/tamaiyuya/3558695546/" title="セブン-イレブン岐阜三田洞店 7-ELEVEN in Gifu by Yuya Tamai, on Flickr"><img src="http://farm4.staticflickr.com/3562/3558695546_c62cb662f2_z.jpg" width="640" height="480" alt="セブン-イレブン岐阜三田洞店 7-ELEVEN in Gifu"></a><br /> (By <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Yuya">Yuya</a> Tamai)</p><p> 分かりやすいよう、イメージで説明します。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートがフロー向きだと言ったのは、たとえれば「<span class="deco" style="font-weight:bold;color:#FF0000;"><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B3%A5%F3%A5%D3%A5%CB%A5%A8%A5%F3%A5%B9%A5%B9%A5%C8%A5%A2">コンビニエンスストア</a></span>」的に使えるということです。コンビニは「万能」ではなくても「便利」なのです。便利さとは、すぐに必要なものがひと通りそろう手軽さです。品ぞろえで、書店や文房具店などの専門店に勝つ必要などないのです。</p><p> あるいは、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%F3%A5%AC%B5%CA%C3%E3">マンガ喫茶</a>にレストランなみの食事や、ホテルなみの宿泊施設は必要ないのです。それを目指すと、かえって中途半端に高くて使いづらいサービスになってしまいます。美味しいところだけつまんで、良いとこ取りで勝負すればいいのです。</p><br /> <p><a href="http://www.flickr.com/photos/tranztec/3895156211/" title="Man cave office by Yasuhiko Ito, on Flickr"><img src="http://farm3.staticflickr.com/2656/3895156211_347a3946be_z.jpg" width="426" height="640" alt="Man cave office"></a><br /> (By Yasuhiko Ito)</p><p> 私が目指すのは、データの量は少なくてもよく整理され、重要なものがすぐ使える「小さな書斎」なのです。本棚に収まらない本は床に積まずに、部屋から追い出しましょう。書斎=<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートと、書庫=<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>や応接間=<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C4%A5%A4%A5%C3%A5%BF%A1%BC">ツイッター</a>は、別でもおかしくありません。書斎の快適さを守るには、整理と使い分けが必要です。</p><p> というと面倒そうですが、逆に言えば書斎だけキレイにしておけば、家=PC全体は多少散らかっていても大丈夫です。よく使うものが集められているからです。「集中と選択」です。</p><br /> <p><a href="http://www.flickr.com/photos/photones/5573710389/" title="PhoTones Works #253 by PhoTones_TAKUMA, on Flickr"><img src="http://farm6.staticflickr.com/5229/5573710389_9c8d6c1acd_z.jpg" width="480" height="640" alt="PhoTones Works #253"></a><br /> (By PhoTones_TAKUMA)</p><p> 書斎として使うには、とりあえずでなんでも放り込んではいけません。玄関から来た荷物をそのまま入れていくと、「大きな物置」になってしまいます。物置を書斎として使おうとすると、数多くの目印(ノートブック、タグ)が必要になります。そこには、ささやかな箱庭づくりで遊ぶ余裕はもはやなく、棚おろしや<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D4%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ピッキング</a>のような「作業」になってしまいます。だから、挫折しやすいのです。</p><p> だから私は、ToDoリストなどの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/GTD">GTD</a>ツールや、アイディアメモ、ショートカットキー一覧、資料にするWebリンク集、PDF形式のマニュアル、壁紙的な観賞用の画像(この辺が書斎的な遊び)など、よく見るものに絞り込んで置いています。複数のソフトやサービスでも、似たようなことはできるでしょうが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートで済ませたほうが手軽です。</p><p> 挫折しないために必要なのは、ノウハウではありません。ビジョンなのです。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートはコンビニだと思って使えばたいへん便利です。逆に、「大規模ショッピングセンター」をひとりで構築しようとするのは、無理とは言いませんが大変そうです。足りないものは、専門店=専用ソフトでそろえればいいでしょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>大きな管理 VS 小さな管理</h4> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120325063015" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120325/20120325063015.png" alt="f:id:sirouto2:20120325063015p:image" title="f:id:sirouto2:20120325063015p:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> </p> <ul> <li>大きな管理 <ul> <li>最大幸福を指向(すべてを入れる)</li> <li>連携サービスで入力を自動化する</li> <li>データを削除せず、増えるに任せる</li> </ul></li> </ul> <ul> <li>小さな管理 <ul> <li>最小不幸を指向(必ず取り出せる)</li> <li>手動で厳選して入力する</li> <li>不要なデータはつねに消す</li> </ul></li> </ul><p> たとえだけでなく理論化しますと、「大きな管理」に対する「<span class="deco" style="font-weight:bold;color:#FF0000;">小さな管理</span>」という概念を提唱しているわけです。大きな管理が一元的な環境に包摂する「コロニー」を指向するのに対して、小さな管理は多元的な環境を横断する「コモン」を指向します。</p><p> 大きな管理から見ていきます。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>のホットエントリに入った<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートの先行記事は、どれも<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%A4%A5%D5%A5%ED%A5%B0">ライフログ</a>的用法を勧めるので、削除することを想定していません。</p><p> すると、データが際限なく増えるため、ノートブックやタグの分類が細分化していくか、未分類で溜まって取り出しにくくなっていきます。最初は「ストレスフリー」の環境づくりや時間短縮が目的だったはずなのに、動作が重くなることもあって利用に時間が掛かります。</p><p> 多様な連携サービスが使えるのはいいことですが、必須ではありません。自動化で省けるのは入力の手間だけです。あとでデータを分類したり検索するコストはむしろ増えます。じつは、<span class="deco" style="font-weight:bold;">「自動化すると手間が増える」という逆説的な罠</span>が潜んでいたのです。</p><p> 対する、小さな管理を実現するのに、難しいことはありません。使いこなせるデータ数に制限すれば、肥大化しないから細分化もしません。入力の時点で厳選して入れます。そして、ノート数が一定の数を超えたら、不要なものから消していくだけです。入力時にデータをコピーで入れると、元が他に残っているので、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%B4%CD%FD%C5%AA">心理的</a>に消しやすいです。</p><p> より具体的には、使用しなくなったノートは、「Inbox」に対する「<span class="deco" style="font-weight:bold;color:#FF0000;">Outbox</span>」というノートブックに入れて、作成日か更新日が古い順に、確認して消していきます。Inboxに入れたぶんだけOutboxで消して、ノート数を一定に保ちます。コンビニの棚に賞味期限切れの食品を置かないようなものです。</p><p> 小さな管理では、データの量より質(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/S/N%C8%E6">S/N比</a>)を重視します。大量のデータを扱うのは、専門のソフトに任せます。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートは「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%D6%CB%E2%C6%BB%BB%CE">赤魔道士</a>」なので、育てすぎないほうが、かえって使いやすいです。そして、一元化しなくても、集約化で管理できます。たとえば<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートに、Webサイトの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%A4%A5%C8%A5%DE%A5%C3%A5%D7">サイトマップ</a>のように、フォルダの一覧(ショートカット)を書いておけば困りません。</p><p> ノートは増やすより減らすほうが難しい。なぜなら、削除は自動化できないからです。かりに自動化すると、重要な情報も消してしまいます。だから、人間が消すしかありませんが、せっかく溜まったデータを削除するのには抵抗があります。もったいないと感じるから、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%B4%CD%FD%C5%AA">心理的</a>に難しいのです。有料で使っているなら、容量を使い切りたいだろうし。</p><p> この増加と減少の非対称性があるため、データが増えていくと、使う側の人間がついていけずに挫折するのです。そもそも、無限に増やすことは、どだい不可能なんです。「10万件」という仕様の上限が待ちかまえているからです<a href="#f-43e8eb07" name="fn-43e8eb07" title="http://jp.support.evernote.com/link/portal/16051/16073/Article/1303/">*2</a>。</p><p> データは後からでも増やせるので、まだデータが増えていない後発の利用者は有利です。物置を整理して書斎に使うのは大変ですが、書斎を物置化するのは容易です。だから、これから<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%D0">エバ</a>ーノートを使うなら、小さい管理から入ることをオススメします。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>関連書籍</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839935548/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/410xfmTi23L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="EVERNOTE 基本ワザ&便利ワザ" title="EVERNOTE 基本ワザ&便利ワザ"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839935548/ama0b5-22/">EVERNOTE 基本ワザ&便利ワザ</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 小山安博</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%E8%C6%FC%A5%B3%A5%DF%A5%E5%A5%CB%A5%B1%A1%BC%A5%B7%A5%E7%A5%F3%A5%BA">毎日コミュニケーションズ</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2010/04/29</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本(ソフトカバー)</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 7人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/218">218</a>回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4839935548/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (13件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881667955/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51ZJX7kKYLL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="EVERNOTE Perfect GuideBook" title="EVERNOTE Perfect GuideBook"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881667955/ama0b5-22/">EVERNOTE Perfect GuideBook</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%C4%B8%FD%CF%C2%CD%B5">田口和裕</a>,成松哲</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BD%A1%BC%A5%C6%A5%C3%A5%AF%BC%D2">ソーテック社</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2011/06/09</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 1人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 78回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4881667955/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (6件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4863540892/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41TgbHo0VmL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="EVERNOTE HACK" title="EVERNOTE HACK"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4863540892/ama0b5-22/">EVERNOTE HACK</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 篠塚充</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> シーアンドアール研究所</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2011/08/10</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本(ソフトカバー)</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 4人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 95回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4863540892/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (14件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p> </div><div class="footnote"> <p class="footnote"><a href="#fn-160d0add" name="f-160d0add" class="footnote-number">*1</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">2011年8月時点の情報。 <a href="http://news.mynavi.jp/articles/2011/08/26/evernote/index.html">http://news.mynavi.jp/articles/2011/08/26/evernote/index.html</a></span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-43e8eb07" name="f-43e8eb07" class="footnote-number">*2</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text"><a href="http://jp.support.evernote.com/link/portal/16051/16073/Article/1303/">http://jp.support.evernote.com/link/portal/16051/16073/Article/1303/</a></span></p> </div> sirouto2 ブログタイトル変更と、プライバシーポリシー提示のお知らせ hatenablog://entry/17680117127102950966 2012-03-19T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:51+09:00 概要 ブログ情報 - 萌え理論ブログ ブログ情報 - 萌え理論ブログ(プライバシーポリシー) 2012年3月19日より、本ブログのタイトルを、「萌え理論Blog」から、「萌え理論ブログ」に変更します。理由は、「Blog」より「ブログ」のほうが、閲覧者の方にとって、1.読みやすく、2.覚えやすく、3.検索しやすい、というものです。細かい変更で恐縮です。 また、プライバシーポリシーを設置し、トップページや個別ページの最下部から、リンクで飛べるようにしています。個人ブログであるところは少ないと思いますが、閲覧者の方のセキュリティに配慮して、提示するようにしました。 関連記事 タイトル変更のお知らせ … <div class="section"> <h4>概要</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/about">ブログ情報 - 萌え理論ブログ</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/about#p5">ブログ情報 - 萌え理論ブログ</a>(プライバシーポリシー)</li> </ul><p> 2012年3月19日より、本ブログのタイトルを、「<a class="okeyword" href="g:word:keyword:萌え理論Blog">萌え理論Blog</a>」から、「<a class="okeyword" href="g:word:keyword:萌え理論ブログ">萌え理論ブログ</a>」に変更します。理由は、「Blog」より「ブログ」のほうが、閲覧者の方にとって、1.読みやすく、2.覚えやすく、3.検索しやすい、というものです。細かい変更で恐縮です。</p><p> また、プライバシーポリシーを設置し、トップページや個別ページの最下部から、リンクで飛べるようにしています。個人ブログであるところは少ないと思いますが、閲覧者の方のセキュリティに配慮して、提示するようにしました。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20060403/p2">タイトル変更のお知らせ - 萌え理論ブログ</a> <ul> <li>2006年1月に本ブログは「<a class="okeyword" href="g:word:keyword:萌え理論">萌え理論</a>〜可能世界の恋愛感情〜」というタイトルでスタートし、2006年4月に「<a class="okeyword" href="g:word:keyword:萌え理論Blog">萌え理論Blog</a>」に変更しました。今回が2度目の変更になります。</li> </ul></li> </ul> </div> sirouto2 そもそも「はてブボタン」の何が問題だったのか、普通の人に分かる言葉で説明する hatenablog://entry/17680117127102951017 2012-03-17T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:52+09:00 概要 はてなが、「はてブボタン」で取得した、行動情報の第三者送信を中止 公式 はてなブックマークボタンから収集した行動情報の第三者提供をやめます - はてなの日記 - 機能変更、お知らせなど はてなブックマークボタンが取得した行動情報の第三者への送信を停止しました - はてなブックマーク日記 - 機能変更、お知らせなど 報道 はてな、「はてブ」ボタンから取得した行動情報の第三者提供取りやめ 近藤社長「間違った情報の使い方」と謝罪 - ITmedia ニュース はてな、ブックマークボタンで周知せず行動情報取得を行なっていたことを謝罪 -INTERNET Watch はてなブックマークボタンで収集… <div class="section"> <h4>概要</h4> <div class="section"> <h5><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>が、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>ボタン」で取得した、行動情報の第<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%BC%D4">三者</a>送信を中止</h5> <ul> <li>公式 <ul> <li><a href="http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatena/20120313/1331629384">はてなブックマークボタンから収集した行動情報の第三者提供をやめます - はてなの日記 - 機能変更、お知らせなど</a></li> <li><a href="http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenabookmark/20120313/1331629463">はてなブックマークボタンが取得した行動情報の第三者への送信を停止しました - はてなブックマーク日記 - 機能変更、お知らせなど</a></li> </ul></li> <li>報道 <ul> <li><a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1203/13/news091.html">はてな、「はてブ」ボタンから取得した行動情報の第三者提供取りやめ 近藤社長「間違った情報の使い方」と謝罪 - ITmedia ニュース</a></li> <li><a href="http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120313_518471.html">はてな、ブックマークボタンで周知せず行動情報取得を行なっていたことを謝罪 -INTERNET Watch</a></li> </ul></li> </ul> <blockquote> <p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>ボタンで収集される行動情報の外部企業への提供をやめます。</p> </blockquote> <p><br />  2012年3月13日、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%F4%BC%B0%B2%F1%BC%D2%A4%CF%A4%C6%A4%CA">株式会社はてな</a>の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E1%C6%A3%BD%DF%CC%E9">近藤淳也</a>社長が、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>ボタン」における、行動情報の第<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%BC%D4">三者</a>送信の中止を表明しました。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>そもそも、何が問題だったのか?</h5> <p> しかし、そもそも何が問題だったのでしょうか? セキュリティ関連の専門家である<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E2%CC%DA%B9%C0%B8%F7">高木浩光</a>氏がコメントしているので、一部を引用します。</p> <blockquote cite="https://twitter.com/#!/HiromitsuTakagi/status/177935707602550785"> <p>第<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%BC%D4">三者</a><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/cookie">cookie</a>を用いたアドネットワークがオプトアウト方式で許容されたのは、当該アドネットワークに参加する(広告を貼る)Webサイトが、その事実を利用者にプライバシーポリシーで示してオプトアウト手段を案内していることが要件。その前提がないと全てのURLを盗む<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%D1%A5%A4%A5%A6%A5%A7%A5%A2">スパイウェア</a>と等価。</p> <cite><a href="https://twitter.com/#!/HiromitsuTakagi/status/177935707602550785">https://twitter.com/#!/HiromitsuTakagi/status/177935707602550785</a></cite> </blockquote> <blockquote cite="https://twitter.com/#!/HiromitsuTakagi/status/178146151344783360"> <p>特に悪質なのは、仕掛けなしの当該ボタンが広範に普及した頃合いを見計らって、後からト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>の仕掛けを注入してきたこと。まさに騙し討ち。悪質極まりない。 .js 埋め込みパーツが突如<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%EB%A5%A6%A5%A7%A5%A2">マルウェア</a>化する危険性を体現している。</p> <cite><a href="https://twitter.com/#!/HiromitsuTakagi/status/178146151344783360">https://twitter.com/#!/HiromitsuTakagi/status/178146151344783360</a></cite> </blockquote> <p> これは、後に<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E1%C6%A3%BC%D2%C4%B9">近藤社長</a>が、見解で同じ話題に触れました。両者の認識が共通しています。というより、批判と釈明という感じですが。</p> <blockquote cite="http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatena/20120313/1331629384"> <p> 当初はこうした行動情報の提供を行わない仕組みで提供開始したボタンを、途中から仕様を変更した点や、仕様変更の際に、事前に十分な告知を行わなかった点も間違っていました。ウェブサイトの閲覧者が、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>ボタンが設置されたページを訪問した際に、行動情報を取得されないよう設定が簡単にできるオプトアウト機能を準備しなかった点も誤りでした。</p> <cite><a href="http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatena/20120313/1331629384">http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatena/20120313/1331629384</a></cite> </blockquote> <p> よって、これが今回の最大の問題点だと考えます。しかし、ITやWebが人工的な環境のため、なぜそれが問題なのかということすら、専門家や技術者以外には、とても分かりにくい。私自身も、リサーチしたことで、認識を改めた部分がかなりありました。</p><p> ネットでの反応を見るに、一般的なユーザとの間で、何が悪いかのイメージが食い違っています。そこで、図解と比喩を使って、分かりやすく説明しましょう。資料をあさっていて出遅れたので、すでに飽きられていて、読者の興味がなくなっているかもしれませんが……。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>まとめのミニまとめ</h5> <ul> <li><a href="http://matome.naver.jp/odai/2133131006928771201">はてなブックマークボタンのトラッキング問題で高木浩光先生が決別ツイートをするに至った経緯まとめ - NAVER まとめ</a></li> <li><a href="http://matome.naver.jp/odai/2133135680730086201">はてなブックマークボタンの行動履歴追跡クッキー問題まとめ【私家版】 - NAVER まとめ</a></li> <li><a href="http://matome.naver.jp/odai/2133148062634963401">有識者のはてな離れが進む「はてなブックマークボタン」問題の動向まとめ - NAVER まとめ</a></li> <li><a href="http://matome.naver.jp/odai/2133163066440029301">【はてブ問題】公式に「間違っていた」と謝罪 行動情報の送信を停止 - NAVER まとめ</a></li> <li><a href="http://matome.naver.jp/odai/2133163885440391001">残る不信感「はてなブックマークボタン問題」はてなの対応に対する指摘まとめ - NAVER まとめ</a></li> </ul><p> 断っておきますと、私の個々の論点自体は、たいてい上のまとめの中で既出です。しかも、それらの論点も、たいてい初出ではなく、過去の資料を読むと出てきます。が、広く共有されてはいないので、分かりやすく説明することには意味があると思います。<br /> <br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h4>仕様の事後的変更の問題</h4> <div class="section"> <h5>「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>ボタン」とは</h5> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120315231059" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120315/20120315231059.png" alt="f:id:sirouto2:20120315231059p:image" title="f:id:sirouto2:20120315231059p:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> ▲上画像の赤枠部の青いボタンが「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>ボタン」</p><p> まず、問題となった「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>ボタン」(以下、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>ボタン」)を確認します。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>が運営している、URLやコメントを<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A1%BC%A5%AB%A5%A4%A5%D6">アーカイブ</a>するための<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Web%A5%B5%A1%BC%A5%D3%A5%B9">Webサービス</a>です。ニュースサイトなどで設置されるのを見たことがあるかと思います。冒頭の記事にあるように、すでに第<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%BC%D4">三者</a>への送信を中止しています。</p><p> ちなみに、このブログにも設置している緑枠のボタンは、今回の件とは関係ありません。また、運営のコメントによると、アドオンや<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C4%A1%BC%A5%EB%A5%D0%A1%BC">ツールバー</a>のブックマークボタンは、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%AF%A5%BB%A5%B9%A5%ED%A5%B0">アクセスログ</a>のみで、その情報が第<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%BC%D4">三者</a>に提供されることはないとのことです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>クリティカルな問題はなにか</h5> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120315231100" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120315/20120315231100.png" alt="f:id:sirouto2:20120315231100p:image" title="f:id:sirouto2:20120315231100p:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> ▲問題の中心は「事後問題」</p><p> いろいろな論点はあるでしょうが、問題の重要度を整理します。最大の問題は「<span class="deco" style="font-weight:bold;color:#FF0000;">明示的な再同意を得ない、仕様の実質的な事後的変更と、規約の遡及的適用</span>」(以下、「事後問題」)でしょう。問題色の濃さを示すと、個人的な主観が入っていますが、クロ、もしくは濃いグレーです。</p><p> なぜ、それが最も問題なのかが、非常に分かりにくいと思いますが、追って説明します。ここではさしあたり、冒頭のようにセキュリティの専門家が指摘しているから、という説明に留めておきましょう。</p><p> ソーシャルボタンでト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>する、というのは薄いグレーです。ソーシャルボタン本来の目的から、かけ離れている仕様ではあります。グーグル(+1)や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D5%A5%A7%A5%A4%A5%B9%A5%D6%A5%C3%A5%AF">フェイスブック</a>(いいね!)のボタンのように、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%AF%A5%BB%A5%B9%A5%ED%A5%B0">アクセスログ</a>のみ取得するならシロになります。</p><p> なぜ、ト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>より<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%AF%A5%BB%A5%B9%A5%ED%A5%B0">アクセスログ</a>のほうが、セキュリティ的に問題が少ないのでしょうか。それは、前者が継続的な情報の取得で、後者が一時的なものだからです。つまり、アクセスは一回の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%DC%BF%A8">接触</a>ですが、ト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>は一定のあいだ追跡されるのです。これは大ざっぱな話で、技術的な補足はたくさんありますが、本筋から脱線するので、細かいことは注に飛ばします<a href="#f-7587c2ce" name="fn-7587c2ce" title="たとえば、アクセスログのIPアドレスを解析することで、トラッキングすることも技術的には可能です。が、可変IPアドレスの利用者が多いため、一般的にはクッキーを用いてトラッキングします">*1</a>。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C9%A5%E1%A5%A4%A5%F3">ドメイン</a>下でのサービスについてはシロになります。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>だけでなく第<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%BC%D4">三者</a>のト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>も、プライバシーポリシーに記載されているので問題ありません<a href="#f-c67a924e" name="fn-c67a924e" title="はてなプライバシーポリシー「(8)第三者のトラッキングシステム」">*2</a>。これはユーザの感覚に反すると思いますが、少なくとも制度上の問題はありません。</p><p> ただし、ユーザがプライバシーを求めることが、間違っているというわけでもありません(そういう誘導も散見しますが)。ユーザにはサービスを選ぶ自由があります(他のメジャーサービスでもやっていますが)。セキュアな環境を自力で構築する道もあります(大変でしょうが)。行政に規制の強化を求めることもできます(それが望ましいとは限りませんが)。</p><p> セキュリティはデリケートな問題で、発言する立場によって、バイアスが入りやすいので、慎重な言い方になっています。消費者と事業者との間で、自由と秩序のバランスを取る必要があります。しかし、一般的なセキュリティの議論が目的ではありません。一般的な行動情報の取り扱いの問題については、次回の記事にゆずりましょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>どこで問題になったのか</h5> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120315231101" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120315/20120315231101.png" alt="f:id:sirouto2:20120315231101p:image" title="f:id:sirouto2:20120315231101p:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> ▲<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>の外にあるサイトで問題となる</p><p> 別の視点で見ますと、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>のプライバシーポリシーが適用されるサービスについては、この記事で問題にしません。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>ボタンを設置する外部サイトが舞台になります。</p><p> こうして問題を少しずつ絞り込んでいきます。今回の問題に詳しい方には「いまさら感」があるかもしれません。また、そうでない方は「問題に対する重大感」のズレを感じるかと思います。しかし、ズレを埋めることが目的ですから、あえて前提や過程を飛ばさずに説明したいと思います。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>本来の処理はなにか</h5> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120315231102" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120315/20120315231102.png" alt="f:id:sirouto2:20120315231102p:image" title="f:id:sirouto2:20120315231102p:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> ▲本来必要な処理の通信は問題ない</p><p> 問題ない時点の動作も押さえておきます。たとえば、ブックマークするときには記録するため、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>が用意したサーバと、ユーザのPC間で通信します。どんな実装なのかは知りませんが、たとえば記事のURLやタグを含めたコメントなどを、おそらくやり取りしているでしょう<a href="#f-2ef5c7de" name="fn-2ef5c7de" title="というか、しています。はてなブックマークの公開APIを利用して、自動ブクマするボットを以前作ったので">*3</a>。また、ボタンを表示するときは、画像を呼んでいます。</p><p> このレベルでの通信は、どんなサービスでも行なっていることですし、完全に正当な処理です。ふつうにWebサイトを見るだけでも、必ず通信しているのです。当たり前ですが、通信していなければ、そもそも見られません。それはたとえれば、手紙を出せば相手に届くとか、電話を掛ければ相手に聞こえるとか、そのレベルの話です。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>問題が起きる境界</h5> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120316011411" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120316/20120316011411.png" alt="f:id:sirouto2:20120316011411p:image" title="f:id:sirouto2:20120316011411p:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> ▲ト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>や第<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%BC%D4">三者</a>送信そのものは問題ない</p><p> それに加えて、今までの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>ボタンでは、販売契約を結んだ第<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%BC%D4">三者</a>(具体的には、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%A4%A5%AF%A5%ED%A5%A2%A5%C9">マイクロアド</a>社)へ、ト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>した行動情報を送信していました。</p><p> というと、「情報流出」的なイメージがあるかと思います。しかしじつは、プライバシーポリシーの提示と、オプトアウト版の提供、といった主な要件を満たせば、制度上は問題ありません<a href="#f-65a58646" name="fn-65a58646" title="たとえば、「Google Adsense」や「Google analytics」が、トラッキングしています。しかし、次の事後問題がないため、今回のように問題視されていないのです">*4</a>。</p><p> 問題ない、というのが直感に反すると思います。さしあたり、個人情報と行動情報は別で、行動情報だから認められている、とカンタンに説明しておきます。前者は個人が特定される情報で、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%C4%BF%CD%BE%F0%CA%F3%CA%DD%B8%EE%CB%A1">個人情報保護法</a>」で保護されます。後者はそうではありません<a href="#f-c417bf36" name="fn-c417bf36" title="ただし、正確に言うと、前者と後者が結合されうる問題、後者から前者を特定されうる問題などはあります。が、そうした話題に触れるのは、次回にしたいと思います">*5</a>。</p><p> 今回の件は、<span class="deco" style="font-weight:bold;">個人情報の漏洩が問題になっているのではありません</span>。行動情報にもいろいろリスクはあるのですが、少なくとも、個人情報そのものが流出したと、問題視されているのではありません。この区別は確認しておきます。</p><p> また、「ソーシャルボタンでト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>すること」の是非はあると思いますが、ここでそれを議論するつもりはありません。コマ送りで少しずつズラして、どこの時点で問題が発生するのか、普通の人に分かるように確認することが目的です。そして、次が最も問題です。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>問題となる事後的な仕様変更</h5> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120315231104" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120315/20120315231104.png" alt="f:id:sirouto2:20120315231104p:image" title="f:id:sirouto2:20120315231104p:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span><br /> ▲<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%F7%BF%AE%C0%E8">送信先</a>の第<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%BC%D4">三者</a>の存在がユーザから隠されている</p><p> 冒頭の指摘にあったように、今回の件では、事後的な仕様変更をしていて、このことが問題なのです。<span class="deco" style="font-weight:bold;">パーツを配布して広まってから、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/javascript">javascript</a>」ファイルの動作を変えて、情報送信していたというのが大問題なのです</span>。</p><p> なぜかといえば、情報を送信している事実が、ユーザから確認できないからです。それに、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>ボタンを設置している、外部サイトのプライバシーポリシーとも矛盾をきたしてしまいます。</p><p> 意図しない送信が行われるのだから、送信がどのような内容であれ、結果的に<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%D1%A5%A4%A5%A6%A5%A7%A5%A2">スパイウェア</a>化してしまいます。<span class="deco" style="font-weight:bold;">個人情報の漏洩がなくても、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%D1%A5%A4%A5%A6%A5%A7%A5%A2">スパイウェア</a>」と呼ばれるのは仕方ありません</span>。</p><p> そして、外部サイトに配布するというのは、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%D1%A5%A4%A5%A6%A5%A7%A5%A2">スパイウェア</a>をバラまく、ということになってしまいます。外部サイトだから、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>のアクセスを超えて情報を取得でき、そのことが収益性につながるのだと思いますが、大きな問題を抱えています。</p><p> ここで、広くバラまいた後から、オプトアウト版を提供するのでは遅いのです。なぜなら、ユーザ側からは、どのサイトがオプトアウト版に変えたのか、ひとつひとつ判断することなど、現実的に不可能でしょう。<span class="deco" style="font-weight:bold;">ひとたび事後問題で汚染されると、すべての<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>ボタンが、信用できなくなってしまいます</span>。</p><p> だから、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E1%C6%A3%BC%D2%C4%B9">近藤社長</a>が、収益源のひとつを絶つことになっても、根本から送信を止める、という判断を下したことは支持します。もちろん、もともと問題が起きないことが望ましいし、すでに送信した情報の扱いなど、まだ課題も残っています。いろいろ批判はできますが、それでも送信を中止したこと自体は支持します。送信の中止なくして、信頼の回復はありえませんから。これは、たんに<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>だけの問題でなく、ほかのITサービスも含めた話です。<br /> <br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h4>事後問題のたとえ話</h4> <div class="section"> <h5><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%D1%A5%A4%A5%A6%A5%A7%A5%A2">スパイウェア</a>化</h5> <p> さて、ここまで読んでも、まだボンヤリとしか、話が見えてこないかもしれません。そこで、ここから対話形式でたとえ話をして、さらに問題を分かりやすくしましょう。</p><p> ――事後問題がいけないことは、なんとなく分かる。けど、どうしてそれが大問題なのか、いまいちピンと来ないな。なんだか、はぐらかされている気がする。情報の取得や、第<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%BC%D4">三者</a>への送信、いわゆる情報流出が最大の問題であって、あとはオマケみたいなものだと感じるんだけど? ようするに、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%D1%A5%A4%A5%A6%A5%A7%A5%A2">スパイウェア</a>を作っていたから、悪いんじゃないの?</p><p> いや、事後の仕様変化、規約の遡及適用によって、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%D1%A5%A4%A5%A6%A5%A7%A5%A2">スパイウェア</a><span class="deco" style="font-weight:bold;color:#FF0000;">「化」</span>したのです。たとえ、通信内容そのものが無害であろうとも。</p><p> ――言っていることの意味が、サッパリ分からない。何がどう違うの?</p><p> ……これはたとえ話ですが、たとえば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D5%A5%EA%A1%BC%A5%BD%A5%D5%A5%C8">フリーソフト</a>や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D5%A5%EA%A1%BC%A5%B2%A1%BC%A5%E0">フリーゲーム</a>を利用していて、とつぜん料金を請求したらダメですよね?</p><p> ――そりゃもちろん、サギだと思うよ。事前に価格を表示しないと。「基本プレイ無料」だとか、途中からの有料化にしろ、ここからが無料で、ここからが有料と示して、選べる形でなければダメだろう。でも、今回の件で請求は関係ないよね。</p><p> では、オフラインで動作するはずのソフトウェアが、ある日とつぜんパソコンの情報を収集して、送信し始めたらどうですか? それを収益にしているという。</p><p> ――それは、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%D1%A5%A4%A5%A6%A5%A7%A5%A2">スパイウェア</a>そのものだよ。有害な通信をしているんだから。そんなソフトがアンチウィルスやアンチスパイ、ファイアーウォールに引っ掛かったら、危なくて使えないに決まっている。それが、今回の件と同じということかな? それってやっぱり、情報の流出が問題じゃないの?</p><p> それならたとえば、ゲームで修正パッチを適用したら、情報を送信するように変わっていたらどうですか。その修正に関する告知は全くなくて。その通信内容が、ゲームのスコアだとか無害な情報なんだけど、結果的にゲームが面白くなり、売れて収益が増えるだとか。</p><p> ――そんなの、ユーザからは通信内容が分からないのだから、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%D1%A5%A4%A5%A6%A5%A7%A5%A2">スパイウェア</a>として扱われても仕様がないよ。そんな危なっかしいことでは、安心して使えない。かりに、提供側がイヤな理由があるのだとしても、コソコソせず正々堂々と告知しないと。</p><p> ……それが、ここまで説明してきた「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%D1%A5%A4%A5%A6%A5%A7%A5%A2">スパイウェア</a>化」の問題です。</p><p> ――なるほど……、そうか……!</p><p> より正確に言うと、今回の件で言えば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>はゲームメーカの立場ではなく、各メーカに開発素材・部品を提供する、外注的な立場になります。ゲームメーカに相当するのは外部サイトです。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>から知らされず、ユーザに仕様変更を告知できないため、自分のサイトが強制的に<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%D1%A5%A4%A5%A6%A5%A7%A5%A2">スパイウェア</a>化させられます。結果的に、外部サイトは「加害者『化』の被害者」になってしまいました。<a href="#f-2b797ef6" name="fn-2b797ef6" title="この段落は、コメント欄での指摘を受けて、追加しました">*6</a></p><p></p> </div> <div class="section"> <h5>信用問題</h5> <p> ――事後に変えると問題だということが、はっきり分かったよ。</p><p> 少なくとも、信用問題、企業倫理上の問題があると思います。これが個人レベルなら、そういうやり方が通るかもしれませんが、少なくとも法人のサービスであれば、問題視されるのは当然だと思います。これがもし上場企業なら、株主への責任も生じるし。ただ、直接に金銭的な被害が生じず、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Web%A5%B5%A1%BC%A5%D3%A5%B9">Webサービス</a>が通信から切り離せないため、一般の人に分かりにくい形になっています。</p><p> ――じゃあ、全く実害はなくて、純粋な信用問題だけだと言いたいの? べつに行動情報くらい気にしない、という人もいるけど。</p><p> いや……、そこは微妙なところです。いろいろな問題が、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%F8%BA%DF%C5%AA">潜在的</a>に発生してしまいました。しかし、それらを断定することは難しいので、コメントを控えておきます。</p><p> ――なんだか、思ったほど大したことないのに騒いでいた、という気もしてくる。……というか、批判の目をそらす工作をしようとするために、そう思わせているんじゃないの?</p><p> いいえ。むしろ、事後問題が、思ったより大したことだったのです。これが妥当な比喩かどうかは分かりませんが、食品や建築などにたとえれば、「偽装問題」と言えるかもしれません。一般層へのこの問題提起が目的です。</p><p> ――ああー。たしかに、毒ではなくても、偽装していたら問題になるよね。IT界の偽装問題だったんだ。</p><p> 通信が見えないものだから、分かりにくいけれど、信用という点では通じると思います。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>問題の対策</h5> <p> ――こういう問題に対して、専門知識がない普通の人は何もできないの?</p><p> ユーザレベルの視点で言えば、プライバシーポリシーの提示と、オプトアウト(拒否の手段)の提供、という二点は確保される必要があります。そうした情報と選択の権利を求めることに、意味はあると思います。</p><p> ――今回みたいな問題が起きないようなルールはないの?</p><p> 「JIAA(インターネット広告推進協議会)」の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AC%A5%A4%A5%C9%A5%E9%A5%A4%A5%F3">ガイドライン</a>があります。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>運営は、その<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AC%A5%A4%A5%C9%A5%E9%A5%A4%A5%F3">ガイドライン</a>を「遵守」していると説明していました。しかし、冒頭で紹介した高木氏は、抵触する可能性があると指摘しています。また、通るようなら抜け穴なので、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AC%A5%A4%A5%C9%A5%E9%A5%A4%A5%F3">ガイドライン</a>自体が見直されるべきだ、とも主張しています。私も<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AC%A5%A4%A5%C9%A5%E9%A5%A4%A5%F3">ガイドライン</a>をいちおう読みましたが、専門家に任せて、ここでは触れないことにします。</p><p> ――ちょっと待てよ。じつは逆に、ルールやそれを変えるほうが間違っている、という可能性はないの?</p><p> 日本での話に直接は関係ないのですが、JIAAも<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AC%A5%A4%A5%C9%A5%E9%A5%A4%A5%F3">ガイドライン</a>を作成するにあたり参考にしていた「FTC(米<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CF%A2%CB%AE%BC%E8%B0%FA%B0%D1%B0%F7%B2%F1">連邦取引委員会</a>)」が、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%D4%C6%B0%A5%BF%A1%BC%A5%B2%A5%C6%A5%A3%A5%F3%A5%B0%B9%AD%B9%F0">行動ターゲティング広告</a>に関する<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AC%A5%A4%A5%C9%A5%E9%A5%A4%A5%F3">ガイドライン</a>を示しています。そこで、プライバシーポリシーが遡及的に変更される、実質的な運用の変更が生じた場合は、再同意を得るべきだという原則を示しています。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AC%A5%A4%A5%C9%A5%E9%A5%A4%A5%F3">ガイドライン</a>には、運用上の補足的な意見もあるのですが、脱線するので省きます。</p><p> ――なんか、また分かりにくいな。</p><p> ええと……、話がやや飛躍しますが、近代刑法に事後法の禁止があるので、普遍的な規則なのだと思います。要するに、後から変えられるルールには意味がないのです。</p><p> ――ようは「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%E5%BD%D0%A4%B7%A5%B8%A5%E3%A5%F3%A5%B1%A5%F3">後出しジャンケン</a>」の禁止なんだな。<br /> <br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h4>次回への予告的な問題提起</h4> <p> ――後出しだとダメなことは分かった。そこまではいい。けど、逆に言えば、後出しでなければ通る、というのなら納得できない。ジャンケンとは違って、情報流出はそれ自体が有害なんじゃないの? それに、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>以外のメジャーなサービスでも、すでに同じような手法が広まっているらしいね。そんなことでいいの?</p><p> それは、説明するとまた長くなります。もし、読者の需要があるようなら、次の記事で解説する予定です。また、この記事に事実関係の誤認がありましたら、ご指摘ください。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20120312/p2">はてブのトラッキング問題で、はてなはアドバンテージを失った - 萌え理論Blog</a> <ul> <li>前回の記事は、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%E6%A1%BC%A5%B6">はてなユーザ</a>の視点から書きましたが、まだ問題の核心を把握していませんでした。自分で見返しても、問題認識がぬるいです。考えが変わるということの参考程度に。</li> </ul></li> </ul> </div><div class="footnote"> <p class="footnote"><a href="#fn-7587c2ce" name="f-7587c2ce" class="footnote-number">*1</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">たとえば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%AF%A5%BB%A5%B9%A5%ED%A5%B0">アクセスログ</a>の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/IP%A5%A2%A5%C9%A5%EC%A5%B9">IPアドレス</a>を解析することで、ト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>することも技術的には可能です。が、可変<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/IP%A5%A2%A5%C9%A5%EC%A5%B9">IPアドレス</a>の利用者が多いため、一般的にはクッキーを用いてト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>します</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-c67a924e" name="f-c67a924e" class="footnote-number">*2</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text"><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>プライバシーポリシー「(8)第<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%BC%D4">三者</a>のト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>システム」</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-2ef5c7de" name="f-2ef5c7de" class="footnote-number">*3</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">というか、しています。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>の公開<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/API">API</a>を利用して、自動ブクマするボットを以前作ったので</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-65a58646" name="f-65a58646" class="footnote-number">*4</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">たとえば、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Google%20Adsense">Google Adsense</a>」や「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Google%20analytics">Google analytics</a>」が、ト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>しています。しかし、次の事後問題がないため、今回のように問題視されていないのです</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-c417bf36" name="f-c417bf36" class="footnote-number">*5</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">ただし、正確に言うと、前者と後者が結合されうる問題、後者から前者を特定されうる問題などはあります。が、そうした話題に触れるのは、次回にしたいと思います</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-2b797ef6" name="f-2b797ef6" class="footnote-number">*6</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">この段落は、コメント欄での指摘を受けて、追加しました</span></p> </div> sirouto2 「はてなブログ」でもブログを始めました hatenablog://entry/17680117127102951236 2012-03-12T00:00:01+09:00 2019-05-02T14:00:56+09:00 概要 ライトソフト公式ブログ ブログスタート - ライトソフト公式ブログ 最近オープンした「はてなブログ」のほうでも、こことは別にブログを書き始めました。内容は、制作中のノベルゲームのことを主に書く予定です。より詳しくはリンク先の開始ブログに書いてあります。 「ライトソフト」というのは、ノベルゲーム用のサークル名です。他の人が参加することを視野に入れて、「萌え理論」とは別名義にしました。こちらもよろしくお願いします。 <div class="section"> <h4>概要</h4> <ul> <li><a href="http://light-soft.hateblo.jp/">ライトソフト公式ブログ</a> <ul> <li><a href="http://light-soft.hateblo.jp/entry/2012/03/12/062121">ブログスタート - ライトソフト公式ブログ</a></li> </ul></li> </ul><p> 最近オープンした「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%ED%A5%B0">はてなブログ</a>」のほうでも、こことは別にブログを書き始めました。内容は、制作中のノベルゲームのことを主に書く予定です。より詳しくはリンク先の開始ブログに書いてあります。</p><p> 「ライトソフト」というのは、ノベルゲーム用のサークル名です。他の人が参加することを視野に入れて、「<a class="okeyword" href="g:word:keyword:萌え理論">萌え理論</a>」とは別名義にしました。こちらもよろしくお願いします。</p> </div> sirouto2 はてブのトラッキング問題で、はてなはアドバンテージを失った hatenablog://entry/17680117127102951156 2012-03-12T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:54+09:00 概要 はてブのトラッキング問題とは? そもそも、問題の所在が分かりにくいので、はじめにカンタンにご説明します。 半年前くらいから、Webサービス「はてなブックマークボタン」は、「ターゲティング(対象を絞った)広告」のために、「トラッキング(行動履歴の取得)」をしているようです。 具体的には、ユーザがブラウザで閲覧したページの履歴などの情報を、「マイクロアド」がクッキーで取得しているらしいです。というとわれわれは、「セキュリティの問題は生じないのだろうか?」という疑問が湧いてきます。 下記リンクを見ますと、個人を特定する情報(生年月日、メールアドレスなど)は収集しておらず、「JIAA(インターネ… <div class="section"> <h4>概要</h4> <div class="section"> <h5><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>のト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>問題とは?</h5> <p> そもそも、問題の所在が分かりにくいので、はじめにカンタンにご説明します。</p><p> 半年前くらいから、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Web%A5%B5%A1%BC%A5%D3%A5%B9">Webサービス</a>「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>ボタン」は、「ターゲティング(対象を絞った)広告」のために、「ト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>(行動履歴の取得)」をしているようです。</p><p> 具体的には、ユーザがブラウザで閲覧したページの履歴などの情報を、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%A4%A5%AF%A5%ED%A5%A2%A5%C9">マイクロアド</a>」がクッキーで取得しているらしいです。というとわれわれは、「セキュリティの問題は生じないのだろうか?」という疑問が湧いてきます。</p><p> 下記リンクを見ますと、個人を特定する情報(生年月日、メールアドレスなど)は収集しておらず、「JIAA(インターネット広告推進協議会)」の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AC%A5%A4%A5%C9%A5%E9%A5%A4%A5%F3">ガイドライン</a>を守っている(ため、問題ない)、と<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>側は説明しています。</p><p> しかし、セキュリティの専門家である<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E2%CC%DA%B9%C0%B8%F7">高木浩光</a>氏らが問題視したため、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A5%D6">はてブ</a>やはてダなど、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>内部のコミュニティでも話題になっています。そこで、この記事で私もコメントするわけです。</p><p> ちなみに、他サービスでは、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%AF%A5%BB%A5%B9%B2%F2%C0%CF">アクセス解析</a>ツール「忍者ツールズ」も、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%A4%A5%AF%A5%ED%A5%A2%A5%C9">マイクロアド</a>のト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>がされていると指摘されています。より詳しい説明、ト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>の回避策については、下記のリンクをご覧ください。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>ミニまとめ</h5> <ul> <li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>の公式見解 <ul> <li><a href="http://b.hatena.ne.jp/help/bbutton">はてなブックマークボタンを表示する</a></li> </ul></li> <li>ト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>回避する手段 <ul> <li><a href="http://send.microad.jp/w3c/">MicroAdの広告をご覧のお客様へ</a></li> <li><a href="http://b.hatena.ne.jp/guide/bbutton?al=0">はてなブックマークボタンの作成・設置について</a></li> </ul></li> <li>ト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>問題の議論まとめ <ul> <li><a href="http://matome.naver.jp/odai/2133131006928771201">はてなブックマークボタンのトラッキング問題で高木浩光先生が決別ツイートをするに至った経緯まとめ - NAVER まとめ</a></li> <li><a href="http://matome.naver.jp/odai/2133135680730086201">はてなブックマークボタンの行動履歴追跡クッキー問題まとめ【私家版】 - NAVER まとめ</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/katoyuu/20120312/boycotthatebu">はてなブックマークボタンを外した - 戯れ言</a><br /></li> </ul></li> </ul> </div> </div> <div class="section"> <h4>感想</h4> <div class="section"> <h5><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>はアドバンテージを失った</h5> <p> ト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>に関する技術的な問題は、専門家たちに任せるとして、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>のユーザとして大ざっぱな感想を述べたいと思います。</p><p> かりに、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>が説明するように、セキュリティ上の実害がないとしても、ユーザとしては面白くありません。それはなぜか。</p><p> たとえば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%C0%A5%A4%A5%A2%A5%EA%A1%BC">はてなダイアリー</a>では「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Javascript">Javascript</a>」が禁止されています。このため、他のブログでは使えるのに、はてダでは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%D1%A1%BC%A5%C4">ブログパーツ</a>が使えなかったりします。</p><p> やはり技術的な詳細は省きますが、抜け道はあるようです。たとえば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%D1%A1%BC%A5%C4">ブログパーツ</a>に「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Google%20Gadgets">Google Gadgets</a>」を入れて、そこを経由して実行するとか。しかし、もしできるとしても、規約などで別の問題も生じそうだし、なによりコソコソする時点で不満です。他のブログなら、たんにコピペして使えるのだから。</p><p><a href="http://hatenadiary.g.hatena.ne.jp/keyword/%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BCXSS%E5%AF%BE%E7%AD%96">はてなダイアリーXSS対策 - はてなダイアリーのヘルプ</a><br /></p><p> なぜ、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Javascript">Javascript</a>が禁止されているかといえば、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/XSS">XSS</a>対策」というセキュリティ上の理由から、という説明がなされています(上記リンク参照)。</p><p> 今までわれわれは、この説明でそれなりに納得していました。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>では、ユーザの自由度は制限される。けれどそのかわり、セキュリティの安全性が保証されているのだと。</p><p> ところが、今回のト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>問題で、運営がみずから情報を渡していることが明らかになりました。それは、「公認された<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BB%A5%AD%A5%E5%A5%EA%A5%C6%A5%A3%A1%A6%A5%DB%A1%BC%A5%EB">セキュリティ・ホール</a>」だとは言えないでしょうか。</p><p> そして、運営が公式にやることは、ユーザ全員が対象になるわけだから、穴の中でも最大の穴です。そうしてセキュリティの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C2%E7%B5%C1">大義</a>名分を捨てては、ユーザには不自由さだけが残ります。</p><p> ト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>が収益目的なのは分かりやすいですが、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Javascript">Javascript</a>の禁止が間接的にマネタイズにつながっている面もあるでしょう。</p> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20110819/1313721142">はてなダイアリーポイントプログラム実施について - はてなダイアリー日記</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20110901/1314843558">はてなダイアリーポイントプログラムを開始しました - はてなダイアリー日記</a></li> </ul><p> なぜなら、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Google%20Adsense">Google Adsense</a>」といった広告を、独占的に掲載できるからです。それも、規約のレベルではなく、動作のレベルで。ト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>の開始と同時期に、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Google%20Adsense">Google Adsense</a>」の掲載が始まっています(上記リンク参照)。ユーザに還元されるのは「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Amazon">Amazon</a> アソシエイト」のほうだけで、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%C9%A5%BB%A5%F3%A5%B9">アドセンス</a>のほうの収益は運営に入ります。</p><p><a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1202/28/news107.html">はてなが上場目指しCFOを公募、年収最大1200万円 4社がサイトで幹部募集 - ITmedia ニュース</a></p><p> このように、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>がマネタイズに走るのは、上場を目指しているからでしょう(上記リンク参照)。しかし、ユーザ側にはメリットが感じられません。セキュリティの信頼性が消えて、不自由さは残るというのでは、他サービスに対する<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>のアドバンテージは失われます。</p><p><a href="http://www.slideshare.net/onishi/ss-9726535">新はてなダイアリーの裏側</a></p><p> もっとも、やはり去年末にオープンした「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%ED%A5%B0">はてなブログ</a>」では、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/XSS">XSS</a>対策のため<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%D6%A5%C9%A5%E1%A5%A4%A5%F3">サブドメイン</a>制にしたことで、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Javascript">Javascript</a>が使用できるようになりました。そのかわりト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>も行われているようです。それでも、他のブログサービスなら最初から<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Javascript">Javascript</a>が使えるから、やはりト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>の問題がまるまる残って不満です。</p><p> そこで私は、ささやかな消極的抗議(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%C8%A5%E9%A5%A4%A5%AD">ストライキ</a>)として、自分の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>数を減らしていきます。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%D6%A5%A2%A5%AB%A5%A6%A5%F3%A5%C8">サブアカウント</a>の「ama2」と「moe2」、合わせて約8千をすでに消去しました。どうせボットでブクマしたものなので。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E1%A5%A4%A5%F3%A5%A2%A5%AB%A5%A6%A5%F3%A5%C8">メインアカウント</a>の「<a class="okeyword" href="g:word:keyword:sirouto2">sirouto2</a>」は、アウトポート/インポート機能を利用して、コメントだけ全消去しました。あとは、情報の整理をかねて、手動で細々と消していくつもりです。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>が、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%E1%A5%EA">アメリ</a>カのIT企業を指向するのはいいのですが、「evil」な部分はマネして欲しくないと思います。<br /> <br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h4>追記・補足</h4> <p> 要するに、マスオさん風に一言でまとめると、「<span class="deco" style="font-weight:bold;">えぇ〜! それじゃ、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>はユーザに<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Javascript">Javascript</a>を禁止しておいて、自分で情報を渡しているのかい?</span>」と言いたいのです。</p><p> ただ、他サービスのユーザはもちろん、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%E6%A1%BC%A5%B6">はてなユーザ</a>でも分かりにくいところがあると思うので、補足説明します。</p><p> 現在、このブログで表示している「↑B」は、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>ボタン」ではありません。「この記事を含むブックマークアイコン」です。こちらはト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>していないので大丈夫です。</p><p> そして、上のオプトアウト版ボタンは、外部サービス用なので、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%C0%A5%A4%A5%A2%A5%EA%A1%BC">はてなダイアリー</a>のユーザは選べません。管理画面の「設定」→「記事の設定」→「記事共有ボタン」→「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>ボタンを表示」の部分のチェックを外して、使用を止めることはできます。</p><p> しかし、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%C3%A5%AF%A5%DE%A1%BC%A5%AF">はてなブックマーク</a>を利用していれば、外部サイトでブックマークするだろうから、結局は関係してきます。しかも、ブックマークボタンからブックマークしなくても、それを設置したサイトが表示された時点で、情報が取得されています。そして、ほかのソーシャルボタンのサービスでは、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%AF%A5%BB%A5%B9%A5%ED%A5%B0">アクセスログ</a>は残っても、ト<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%C3%A5%AD%A5%F3%A5%B0">ラッキング</a>まではされていないのです。</p><p> だから、消極的な形であれ、反発しているのです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>追記2・運営側が声明を発表しました</h4> <ul> <li><a href="http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatena/20120313/1331629384">はてなブックマークボタンから収集した行動情報の第三者提供をやめます - はてなの日記 - 機能変更、お知らせなど</a></li> <li><a href="http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenabookmark/20120313/1331629463">はてなブックマークボタンが取得した行動情報の第三者への送信を停止しました - はてなブックマーク日記 - 機能変更、お知らせなど</a></li> </ul><p> この記事を書いたちょうど翌日、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>の運営が声明を発表しました。それによると、「行動情報の第<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%BC%D4">三者</a>提供」を中止したとのことです。私はもちろん、この対応を支持いたします。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>追記3・新記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20120317/p1">そもそも「はてブボタン」の何が問題だったのか、普通の人に分かる言葉で説明する - 萌え理論Blog</a> <ul> <li>資料を調べたので、こちらのほうが、事態の把握が正確になったかと思います。</li> </ul></li> </ul> </div> sirouto2 東日本大震災・一周年まとめ hatenablog://entry/17680117127102951312 2012-03-11T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:57+09:00 概要 東日本大震災から一年。震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。 この記事では震災1周年の報道と、復興に関する情報をまとめました。 報道 NHK NEWS WEB 震災1年 険しい復興への道のり 東日本大震災 - ニュース特集:朝日新聞デジタル asahi.com(朝日新聞社):東日本大震災 - 行政の対応記事一覧 - ニュース特集 東日本大震災 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 東日本大震災3.11の記録と記憶 - MSN 東日本大震災 - 一般社団法人 共同通信社 ニュース特集 大震災1年 被災地から - 日本経済新聞 【総合一覧】東日本大震災・福島原発事故… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%EC%C6%FC%CB%DC%C2%E7%BF%CC%BA%D2">東日本大震災</a>から一年。震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。<br />  この記事では震災1周年の報道と、復興に関する情報をまとめました。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>報道</h4> <ul> <li><a href="http://www3.nhk.or.jp/news/shinsai/">NHK NEWS WEB 震災1年 険しい復興への道のり</a></li> <li><a href="http://www.asahi.com/special/10005/">東日本大震災 - ニュース特集:朝日新聞デジタル</a></li> <li><a href="http://www.asahi.com/special/10005/gyosei_list.html">asahi.com(朝日新聞社):東日本大震災 - 行政の対応記事一覧 - ニュース特集</a></li> <li><a href="http://www.yomiuri.co.jp/feature/eq2011/">東日本大震災 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)</a></li> <li><a href="http://extras.jp.msn.com/news2011/japanearthquake/">&#160;東日本大震災3.11の記録と記憶 - MSN</a></li> <li><a href="http://www.kyodonews.jp/feature/news04/">東日本大震災 - 一般社団法人 共同通信社 ニュース特集</a></li> <li><a href="http://www.nikkei.com/news/special/top/q=9694E3E3E2E1E0E2E3E3E5E3E6E2;p=9694E3E3E2E1E0E2E3E3E5E3E1E6;o=9694E3E3E2E1E0E2E3E3E5E3E1E1">大震災1年 被災地から - 日本経済新聞</a></li> <li><a href="http://www.47news.jp/47topics/e/201899.php">【総合一覧】東日本大震災・福島原発事故関連ニュース : 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース)</a></li> </ul> </div> <div class="section"> <h4>地方</h4> <ul> <li><a href="http://www.minyu-net.com/news/menu.html">みんゆうNet : 福島県内ニュース −福島民友新聞社−</a></li> <li><a href="http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/">東日本大震災|福島民報</a></li> <li><a href="http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/web_kikaku/m9_shinsai/m9_shinsai-top.htm">デーリー東北:M9.0東日本大震災 トップ</a></li> <li><a href="http://www.iwate-np.co.jp/311shinsai/shinsai_top.html">岩手日報[特集]3.11東日本大震災</a></li> <li><a href="http://www.iwanichi.co.jp/shinsai2011/">Iwanichi online 東日本大震災関連記事</a>(岩手)</li> <li><a href="http://www.sakigake.jp/p/special/11/eastjapan_earthquake/news_list.jsp">全国ニュース:東日本大震災|さきがけonTheWeb</a>(秋田)</li> <li><a href="http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/index.htm">河北新報 コルネット 特集/3.11大震災</a></li> <li><a href="http://yamagata-np.jp/feature/shinsai/">東日本大震災|山形新聞</a></li> <li><a href="http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/saigai/">東日本大震災・福島原発事故:Doshin web(北海道新聞)</a></li> <li><a href="http://www.raijin.com/kikaku/2011shinsai/kiji_db/database.cgi?cmd=s&amp;sc=toplist">上毛新聞:東日本大震災ニュース [記事一覧]</a>(群馬)</li> <li><a href="http://www.shimotsuke.co.jp/special/eq2011/">2011東日本大震災 |下野新聞「SOON」</a>(栃木)</li> <li><a href="http://www.shinmai.co.jp/quakelink.htm">信濃毎日新聞[信毎web]|東日本大震災リンク集</a></li> <li><a href="http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/">東京新聞:東日本大震災:特集・連載(TOKYO Web)</a></li> <li><a href="http://www.tokyo-np.co.jp/feature/tohokujisin/oneyear/">東京新聞:記事一覧:震災1年特集(TOKYO Web)</a></li> <li><a href="http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/2011/earthquake/">東日本大震災 / 西日本新聞</a></li> </ul> </div> <div class="section"> <h4>画像・映像</h4> <ul> <li><a href="http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg5869.html">東日本大震災一周年追悼式(全編) - 政府インターネットテレビ</a></li> <li><a href="http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20120311/">東日本大震災 発生から1年 - 毎日jp(毎日新聞)</a></li> <li><a href="http://www.jiji.com/jc/d4?p=lat216&amp;d=d4_quake">時事ドットコム:東日本大震災 100枚の記録 写真特集</a></li> <li><a href="http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/">NHKニュース 東日本大震災(動画)</a></li> <li><a href="http://news.tbs.co.jp/keyword/keyword4.html">注目キーワード「東日本大震災」 News i - TBSの動画ニュースサイト</a></li> <li><a href="http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/shinsai2011/">News i - TBSの動画ニュースサイト</a>(3/11)</li> <li><a href="http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/sanriku/">JNN 三陸臨時支局|TBS Newsi</a></li> <li><a href="http://www.fnn-news.com/disaster/index.html">www.fnn-news.com: 災害情報</a></li> <li><a href="http://www.dai2ntv.jp/program/corner.php?corner=000001236z">第2日本テレビ - つながろう ニッポン! - 【被災地からのメッセージ】動画コンテンツ一覧</a></li> <li><a href="http://www.47news.jp/movie/earthquake311/">震災特集 : 動画 - 47NEWS (よんななニュース)</a></li> </ul> </div> <div class="section"> <h4>行政</h4> <ul> <li><a href="http://www.reconstruction.go.jp/">復興庁</a></li> <li><a href="http://www.cao.go.jp/shinsai/">東日本大震災関連情報 - 内閣府</a></li> <li><a href="http://www.kantei.go.jp/saigai/">東日本大震災への対応 -首相官邸ホームページ-</a></li> <li><a href="http://www.soumu.go.jp/shinsai/">総務省|東日本大震災関連情報</a></li> <li><a href="http://www.soumu.go.jp/photo_gallery/1101.html">総務省|フォトギャラリー:緊急消防援助隊の活動</a></li> <li><a href="http://www.stat.go.jp/info/shinsai/">統計局ホームページ/東日本大震災関連情報−総務省統計局・政策統括官(統計基準担当)の統計調査等関連の取り組み</a></li> <li><a href="http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/fieldList_h2303_shinsai.html">東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)関連情報 :: 総務省消防庁</a></li> <li><a href="http://www.mod.go.jp/j/approach/defense/saigai/tohokuoki/">防衛省・自衛隊:東日本大震災への対応</a></li> <li><a href="http://www.npa.go.jp/archive/keibi/biki/index.htm">東日本大震災について|警察庁</a></li> <li><a href="http://www.mlit.go.jp/report/fukkou-index.html">復興まちづくり情報INDEX - 国土交通省</a></li> <li><a href="http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_top.html">その他:交通・住まいなど国土交通省の対応状況詳細 - 国土交通省</a></li> <li><a href="http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_01.html">その他:被災された方への情報、及び、被災地域に関する情報 - 国土交通省</a></li> <li><a href="http://www.env.go.jp/jishin/index.html">環境省_東日本大震災への対応</a></li> <li><a href="http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/">農林水産省/東日本大震災に関する情報</a></li> <li><a href="http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/">東日本大震災関連情報:文部科学省</a></li> <li><a href="http://radioactivity.mext.go.jp/ja/">東日本大震災関連情報 放射線モニタリング測定結果等 | 文部科学省</a></li> <li><a href="http://www.meti.go.jp/earthquake/">東日本大震災 関連情報(METI/経済産業省)</a></li> <li><a href="http://www.caa.go.jp/jisin/">東日本大震災についてのお知らせ - 消費者庁</a></li> <li><a href="http://www.chusho.meti.go.jp/earthquake2011/index.html">中小企業庁:東日本大震災関連情報</a></li> <li><a href="http://www.mofa.go.jp/mofaj/saigai/">外務省: 東日本大震災後1年に際して</a></li> <li><a href="http://www.bunka.go.jp/bunkazai/tohokujishin_kanren/index.html">文化庁 | 文化財 | 東日本大震災 関連情報</a></li> </ul> </div> <div class="section"> <h4>Web情報</h4> <ul> <li><a href="http://www.r-assistance.go.jp/">復旧・復興支援制度データベース</a></li> <li><a href="http://www.nira.or.jp/outgoing/report/entry/n110908_581.html">東日本大震災復旧・復興インデックス | NIRA 総合研究開発機構</a></li> <li><a href="http://www.google.org/intl/ja/crisisresponse/">災害が起きたとき、重要な情報をあなたに &#8211; Google Crisis Response</a></li> <li><a href="http://www.rescuenow.net/">あらゆる危機への情報源 - rescuenow.net</a></li> <li><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E5%9C%B0%E6%96%B9%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7">東北地方太平洋沖地震に関する記事の一覧 - Wikipedia</a></li> <li><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E5%9C%B0%E6%96%B9%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87">東北地方太平洋沖地震 - Wikipedia</a></li> <li><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD">東日本大震災 - Wikipedia</a></li> <li><a href="http://shinsai.yahoo.co.jp/311/">3.11から 〜2012〜 - Yahoo! JAPAN</a></li> <li><a href="http://www.youtube.com/results?search_query=%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD">次のキーワードの検索結果:東日本大震災 - YouTube</a></li> <li><a href="http://ch.nicovideo.jp/channel/311">東日本大震災 3.11 特集 - ニコニコチャンネル</a></li> <li><a href="http://togetter.com/t/311">311を忘れないための まとめプロジェクト - Togetter</a></li> </ul> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li>(※1年前の記事) <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20110312/p1">「東北地方太平洋沖地震」情報まとめ - 萌え理論Blog</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20110313/p1">「東北地方太平洋沖地震」情報まとめ2 - 萌え理論Blog</a></li> </ul></li> </ul> </div> sirouto2 サイト紹介「ブログパーツ ドレッサー」 hatenablog://entry/17680117127102951402 2012-02-19T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:58+09:00 概要 ブログパーツ ドレッサー(公式) 2011年12月1日(木)からオープンしたサイト「ブログパーツ ドレッサー」についてご紹介します。同サイトは、2,500個以上ものブログパーツを、ブロガーの方に向けて公開中です。以下、より詳しくご説明しましょう。 紹介 Twitter公式「Profile Widget」つぶやき表示ブログパーツ | ブログパーツ ドレッサー まず、多くの利用者に人気のパーツをご紹介します。上画像は、トップページのランキングに入っていたパーツです。最新のツイートを表示する機能があり、こういうパーツをどこかのブログで見かけたことがあるかと思います。ほかにも、ツイッターやフェイ… <div class="section"> <h4>概要</h4> <ul> <li><a href="http://www.blog-dresser.com/" rel="nofollow">ブログパーツ ドレッサー</a>(公式)</li> </ul><p> 2011年12月1日(木)からオープンしたサイト「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%D1%A1%BC%A5%C4">ブログパーツ</a> ドレッサー」についてご紹介します。同サイトは、2,500個以上もの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%D1%A1%BC%A5%C4">ブログパーツ</a>を、ブロガーの方に向けて公開中です。以下、より詳しくご説明しましょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>紹介</h4> <p><a href="http://www.blog-dresser.com/archives/001649.php" rel="nofollow">Twitter公式「Profile Widget」つぶやき表示ブログパーツ | ブログパーツ ドレッサー</a><br /> <span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120219230215" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120219/20120219230215.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120219230215j:image" title="f:id:sirouto2:20120219230215j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p> まず、多くの利用者に人気のパーツをご紹介します。上画像は、トップページのランキングに入っていたパーツです。最新のツイートを表示する機能があり、こういうパーツをどこかのブログで見かけたことがあるかと思います。ほかにも、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C4%A5%A4%A5%C3%A5%BF%A1%BC">ツイッター</a>や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D5%A5%A7%A5%A4%A5%B9%A5%D6%A5%C3%A5%AF">フェイスブック</a>に関係するパーツがランク入りしていました。やはり、利用者が多く盛り上がっているのでしょう。</p><br /> <p><a href="http://www.blog-dresser.com/archives/002284.php">東方「十六夜咲夜の大きな懐中時計」ブログパーツ | ブログパーツ ドレッサー</a><br /> <span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20120219230216" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20120219/20120219230216.jpg" alt="f:id:sirouto2:20120219230216j:image" title="f:id:sirouto2:20120219230216j:image" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></a></span></p><p> サイトはカテゴリ分けされているので、好みのパーツを探すこともできます。このブログならでは<a href="#f-52998fe3" name="fn-52998fe3" title="ちなみに、「時計」というのが、このキャラクターの設定に合っているから選んだのですが">*1</a>ということで、「アニメ/漫画」のカテゴリからキャ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ター時計のパーツを選びました。もちろんこれは一例で、株式、芸能、占い、天気……など、さまざまなジャンルから選べます。</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%D1%A1%BC%A5%C4">ブログパーツ</a>のサイトは他にもありますが、このサイトならではの利点があります。それは、パーツにコメントが付けられることと、自作パーツを投稿できることです。どちらも、ユーザが参加しやすい仕組みになっています。そして、上の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C4%A5%A4%A5%C3%A5%BF%A1%BC">ツイッター</a>のパーツにありましたが、「大きめなサイズで見やすいです」といったコメントは、パーツ選びの参考にもなります。</p><p> また、今後に期待することとしては、他のサイトでも見かけるのですが、過去のパーツでリンク切れしているものがあります。そこで、リンクをチェックするような仕組みがあれば、より使いやすいと思いました。</p><p> そういうわけでして、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%D1%A1%BC%A5%C4">ブログパーツ</a>に興味のある方は、探している方も、作っている方も、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%D1%A1%BC%A5%C4">ブログパーツ</a> ドレッサー」をぜひご覧ください。<br /> <br /> </p> <ul> <li><a href="http://www.blog-dresser.com/" rel="nofollow">ブログパーツ ドレッサー</a></li> </ul><p><br /> <span class="deco" style="font-weight:bold;">[PR by <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%BF%A5%A4%A5%E0%A5%BA">ブログタイムズ</a>]</span><br /> <img src="http://blogtimes.jp/sys/im.php?b=446&r=153&i=544" border="0" /></p> </div><div class="footnote"> <p class="footnote"><a href="#fn-52998fe3" name="f-52998fe3" class="footnote-number">*1</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">ちなみに、「時計」というのが、このキャ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ターの設定に合っているから選んだのですが</span></p> </div> sirouto2 サイト紹介「TABITTER(たびったー)」 hatenablog://entry/17680117127102951478 2011-12-31T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:00:59+09:00 概要 TABITTER(公式) 日本再発見。 〜もう一度日本を見つけよう〜(親サイト) (※画像はクリックで拡大) 以前(記事末の関連記事をご参照ください)、「日本再発見。」というサイト(上記リンク)をご紹介しました。東日本大震災による旅行自粛ムードを緩和して復興支援を図る、「国内旅行振興キャンペーン」の一環として、観光庁によって開設されたサイトです。 そのサイト内に、旅先マッチングWEBサイト「TABITTER(たびったー)」という新サービスが、同じく観光庁によって開設されました。サービスの内容は、「twitter」「facebook」の過去の投稿を解析して、自分や友人に最適な旅行先を提案し… <div class="section"> <h4>概要</h4> <ul> <li><a href="http://nippon-saihakken.jp/tabitter/" rel="nofollow">TABITTER</a>(公式)</li> <li><a href="http://nippon-saihakken.jp/" rel="nofollow">日本再発見。 〜もう一度日本を見つけよう〜</a>(親サイト)</li> </ul><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20111231224027" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20111231/20111231224027.jpg" alt="f:id:sirouto2:20111231224027j:image:w200" title="f:id:sirouto2:20111231224027j:image:w200" class="hatena-fotolife" style="width:200px" itemprop="image"></a></span><br /> (※画像はクリックで拡大)</p><p> 以前(記事末の関連記事をご参照ください)、「日本再発見。」というサイト(上記リンク)をご紹介しました。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%EC%C6%FC%CB%DC%C2%E7%BF%CC%BA%D2">東日本大震災</a>による旅行自粛ムードを緩和して復興支援を図る、「国内旅行振興キャンペーン」の一環として、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B4%D1%B8%F7%C4%A3">観光庁</a>によって開設されたサイトです。</p><p> そのサイト内に、旅先マッチングWEBサイト「TABITTER(たびったー)」という新サービスが、同じく<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B4%D1%B8%F7%C4%A3">観光庁</a>によって開設されました。サービスの内容は、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/twitter">twitter</a>」「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/facebook">facebook</a>」の過去の投稿を解析して、自分や友人に最適な旅行先を提案してくれるというものです。今回はそちらを、詳しくご紹介しましょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>紹介</h4> <div class="section"> <h5>サービスの利用法</h5> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20111231224028" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20111231/20111231224028.jpg" alt="f:id:sirouto2:20111231224028j:image:w200" title="f:id:sirouto2:20111231224028j:image:w200" class="hatena-fotolife" style="width:200px" itemprop="image"></a></span><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20111231224030" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20111231/20111231224030.jpg" alt="f:id:sirouto2:20111231224030j:image:w200" title="f:id:sirouto2:20111231224030j:image:w200" class="hatena-fotolife" style="width:200px" itemprop="image"></a></span></p><p> 私が自ら試したので、具体的な利用方法をご説明します。まず、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/twitter">twitter</a>か<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/facebook">facebook</a>、「あなたへの旅のおすすめ」か「あなたの友人への旅のおすすめ」を選択します。今回は、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/twitter">twitter</a>のログを利用して「あなたへの旅のおすすめ」を調べることにしました。</p><p> 本サービスが<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/twitter">twitter</a>のデータにアクセスすることを許可すれば、後は自動的に解析してくれます。面倒な操作は全く必要ありませんでした。待っている間にも、観光に関する地図や、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/twitter">twitter</a>のログが表示されます。</p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20111231224031" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20111231/20111231224031.jpg" alt="f:id:sirouto2:20111231224031j:image:w200" title="f:id:sirouto2:20111231224031j:image:w200" class="hatena-fotolife" style="width:200px" itemprop="image"></a></span><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20111231224032" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20111231/20111231224032.jpg" alt="f:id:sirouto2:20111231224032j:image:w200" title="f:id:sirouto2:20111231224032j:image:w200" class="hatena-fotolife" style="width:200px" itemprop="image"></a></span></p><p> 解析の結果、「リコメンド」がもらえます。今回は北海道でした。どうも、「神々しい」というキーワードに関連した単語を、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/twitter">twitter</a>で投稿していたようです。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%FC%CF%A9%C0%EE">釧路川</a>の夕日には、たしかに神々しさを感じます。</p><p> 紹介された地域の関連情報も、いっしょに表示されます。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%EE%C5%F2%B2%B9%C0%F4">川湯温泉</a>や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%B6%CC%EC%B8%D0">洞爺湖</a>といった場所が、写真付きで見られました。さらに、親サイトの「日本再発見。」に行けば、地域別にこうした写真とコメントが見られるので、よりたくさんの情報が得られます。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>サービスの感想</h5> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20111231224029" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20111231/20111231224029.jpg" alt="f:id:sirouto2:20111231224029j:image:w200" title="f:id:sirouto2:20111231224029j:image:w200" class="hatena-fotolife" style="width:200px" itemprop="image"></a></span></p><p> このサービスを利用するまで、「旅行先は自分で決めたいな」とか「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B5%A1%B3%A3%C5%AA">機械的</a>に決められた旅行先で、面白いのかな?」などといった疑問を感じていました。しかし、実際に利用してみて、このサービスが切り開いた、新たな可能性に気付かされたのです。</p><p> 具体的に言いますと、流れる文字の中に『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B3%B7%C1%A5%B9%A5%AF%A5%EA%A1%BC%A5%E0">山形スクリーム</a>』という言葉を発見したとき、ひらめきました。『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B3%B7%C1%A5%B9%A5%AF%A5%EA%A1%BC%A5%E0">山形スクリーム</a>』とは、山形を舞台にした映画で、私がレビューで以前取り上げたものです。</p><p> 「映画のロケ地に旅行するのもいいな」という発想が、そこで浮かんできました。それまで別々に捉えていた映画の鑑賞と旅行とが、サービスを利用したことで、意外な結びつきを見せたわけです。</p><p> さらに、別の映画、さらに映画以外の作品と、思いつくものが広がっていく、ワクワク感を覚えました。旅行先を決める主体性が奪われてしまうわけではなく、むしろ後押ししてくれる面があります。</p><p> こうして、新たな旅行の仕方に気付かされ、旅行に行きたいという気持ちが生まれました。以上は私の一例ですが、他の利用者のかたには、また別の「気づき」があるでしょう。これは、とても面白くて良い企画だと思います。</p><p> そういうわけでして、皆さまもぜひ、このサービスをお試し下さい。そして、素敵な旅行先を見つけて頂ければ幸いです。</p><br /> <p><span class="deco" style="font-weight:bold;">[PR by <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%BF%A5%A4%A5%E0%A5%BA">ブログタイムズ</a>]</span><br /> <img src="http://blogtimes.jp/sys/im.php?b=446&r=149&i=521" border="0" /><br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20110724/p1">サイト紹介「日本再発見。〜もう一度日本を見つけよう〜」 - 萌え理論Blog</a></li> </ul> </div> sirouto2 サイト紹介「日本再発見。〜もう一度日本を見つけよう〜」 hatenablog://entry/17680117127102951536 2011-07-24T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:01:00+09:00 概要 日本再発見。 〜もう一度日本を見つけよう〜(公式) がんばろう!日本|日本を元気に、旅で笑顔に。(関連) 日本再発見。とはみんなで日本の魅力を もう一度見つけるためのサイトです。日本の魅力を見つけ、旅行に出かけましょう!官民合同による国内旅行振興キャンペーン「がんばろう!日本」の一環として、 観光庁がこのサイトを開設しました。 (写真はクリックで拡大) 観光庁が開設したキャンペーンサイト「日本再発見。」をご紹介します。 紹介 サイトについて 皆さまもご存じの通り、東日本大震災によって、旅行の自粛ムードが高まり、経済に悪影響が出ています。そこで観光庁では、旅行を通じた被災地域の復興支援と、… <div class="section"> <h4>概要</h4> <ul> <li><a href="http://nippon-saihakken.jp/" rel="nofollow">日本再発見。 〜もう一度日本を見つけよう〜</a>(公式)</li> <li><a href="http://kokunai.nihon-kankou.or.jp/" rel="nofollow">がんばろう!日本|日本を元気に、旅で笑顔に。</a>(関連)</li> </ul> <blockquote> <p>日本再発見。とは</p><p>みんなで日本の魅力を<br /> もう一度見つけるためのサイトです。</p><p>日本の魅力を見つけ、旅行に出かけましょう!</p><p>官民合同による国内旅行振興キャンペーン「がんばろう!日本」の一環として、<br /> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B4%D1%B8%F7%C4%A3">観光庁</a>がこのサイトを開設しました。</p> </blockquote> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20110725003748" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20110725/20110725003748.jpg" alt="f:id:sirouto2:20110725003748j:image:w200" title="f:id:sirouto2:20110725003748j:image:w200" class="hatena-fotolife" style="width:200px" itemprop="image"></a></span><br /> (写真はクリックで拡大)</p><p> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B4%D1%B8%F7%C4%A3">観光庁</a>が開設したキャンペーンサイト「日本再発見。」をご紹介します。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>紹介</h4> <div class="section"> <h5>サイトについて</h5> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20110725003745" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20110725/20110725003745.jpg" alt="f:id:sirouto2:20110725003745j:image:w200" title="f:id:sirouto2:20110725003745j:image:w200" class="hatena-fotolife" style="width:200px" itemprop="image"></a></span></p><br /> <p> 皆さまもご存じの通り、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%EC%C6%FC%CB%DC%C2%E7%BF%CC%BA%D2">東日本大震災</a>によって、旅行の自粛ムードが高まり、経済に悪影響が出ています。そこで<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B4%D1%B8%F7%C4%A3">観光庁</a>では、旅行を通じた被災地域の復興支援と、全国の旅行振興を目的として、「国内旅行振興キャンペーン」を展開しました。</p><p> その一環として、今回ご紹介するWEBサイト「日本再発見。〜もう一度日本を見つけよう〜」がオープンしています。ユーザが日本の魅力的な観光地を投稿する、ユーザ参加型のサイトです。下記のような特徴があります。<br /> <br /> </p> <ol> <li>ユーザの投稿しやすさのためのテーマ設定</li> <li>投稿記事に対するユーザ同士での評価付け</li> <li>投稿者とアンケート回答者には抽選で賞品</li> <li>外部<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BD%A1%BC%A5%B7%A5%E3%A5%EB%A5%E1%A5%C7%A5%A3%A5%A2">ソーシャルメディア</a>へ引用投稿が可能</li> </ol><p><br />  このような取り組みは、良いことだと思います。というのも、日本人は周囲に合わせて行動するので、他の人が旅行に行っている様子が見られないと、旅に出る気分になりにくいだろうからです。</p><p> ですから、このサイトによって旅行に関する交流が活発になり、結果的に復興を早める契機になれば、素晴らしいと思います。</p><br /> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20110725003747" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20110725/20110725003747.jpg" alt="f:id:sirouto2:20110725003747j:image:w200" title="f:id:sirouto2:20110725003747j:image:w200" class="hatena-fotolife" style="width:200px" itemprop="image"></a></span></p><br /> <p> サイトの具体的な利用方法をご説明しましょう。私自ら投稿して、試してみました。</p><p> 記事の投稿は、文章と画像を投稿するだけなので、とてもカンタンです。ふつうのブログや<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%C7%BC%A8">掲示</a>板などの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Web%A5%B5%A1%BC%A5%D3%A5%B9">Webサービス</a>と同様です。ただし、「テキストは80文字以内」「写真はJPG/GIF/<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/PNG">PNG</a>形式で、容量1MB以下」という条件があります。</p><p> 投稿した記事はサイトに表示されます。ユーザはこの記事に評価をつけられます。これもボタンを押すだけのカンタン操作です。投票の数を見ることで、観光地のソーシャルな人気が分かるわけです。</p><p> サービスについての感想を少し述べさせて頂きますと、操作がカンタンでログインも必要なく、気軽に投稿できる点が良いと思います。</p><p> 欲を言えば、「この場所が良さそう」と思った後に、その場所の詳細な情報が分かる、長文版のサービスも欲しいと思いました。ただそれは、「がんばろう!日本」のサイトが相当するのでしょう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%A9%CD%D5%B8%B6">秋葉原</a>について</h5> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><a href="http://f.hatena.ne.jp/sirouto2/20110725003742" class="hatena-fotolife" itemprop="url"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sirouto2/20110725/20110725003742.jpg" alt="f:id:sirouto2:20110725003742j:image:w200" title="f:id:sirouto2:20110725003742j:image:w200" class="hatena-fotolife" style="width:200px" itemprop="image"></a></span></p><br /> <p> 投稿したのは「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%A9%CD%D5%B8%B6">秋葉原</a>」についての記事です。サイトを検索してみたところ、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%A9%CD%D5%B8%B6">秋葉原</a>については、私が初投稿だったようです。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%A9%CD%D5%B8%B6">秋葉原</a>は「電気の街」として知られていますが、国際的な観光地でもあります。</p><br /> <p><a href="http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20101210-OYT8T00352.htm">「アキバ」外国人向け案内所開設 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)</a></p> <blockquote> <p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%C2%C8%AA%B9%A8">溝畑宏</a>・<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B4%D1%B8%F7%C4%A3">観光庁</a>長官は「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%A9%CD%D5%B8%B6">秋葉原</a>は海外の若者が憧れるファッションとアニメ文化の街。ここを弾みに、日本の魅力を世界に売り出していきたい」とあいさつした。</p> </blockquote> <p><br />  <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%A9%CD%D5%B8%B6">秋葉原</a>については、過去に<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C8%A1%BC%A5%AF">トーク</a>イベントに出演したり、ガイドブックの制作に携わったので、色々と思うところがあります。そこをあえて簡単にまとめると、「生きている街」という印象を持っています。</p><p> この街は、新陳<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C2%E5%BC%D5">代謝</a>が活発なので、来るたびに発見があります。少しずつ店が入れ替わっていますし、店頭の品ぞろえは、さらに激しく入れ替わります。極端に言うと、今日と明日でも変わります。</p><p> そこで、街をざっと見て回るだけで、電器や趣味の分野で、いまの流行がよく分かるのです。そのように刺激的な地域なので、たとえば、ブログのネタ探しにもうってつけです。</p><p> さて、みなさんのお気に入りは、どのような場所でしょうか。温泉があったり、自然があったり、美味しい特産品があったり、それぞれ魅力があると思います。よろしければぜひ、それを「日本再発見。」に、投稿してみてはいかがでしょうか。</p><br /> <p><span class="deco" style="font-weight:bold;">[PR by <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%ED%A5%B0%A5%BF%A5%A4%A5%E0%A5%BA">ブログタイムズ</a>]</span><br /> <img src="http://blogtimes.jp/sys/im.php?b=446&r=128&i=496" border="0" /></p><p></p> </div> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20100411/p1">トークイベント出演告知「面白漫画倶楽部別冊 オタクと秋葉原〜アキバって死んだ?!〜」 - 萌え理論Blog</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20080718/p1">『Akiba Days 秋葉原120%活用ガイド』発売 - 萌え理論Blog</a></li> </ul> </div> sirouto2 『快盗天使ツインエンジェル』に至る萌えスロの系譜 hatenablog://entry/17680117127102951623 2011-07-10T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:01:01+09:00 概要 快盗天使ツインエンジェル キュンキュン☆ときめきパラダイス!! Blu-ray 第1巻出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2011/09/30メディア: Blu-ray クリック: 4回この商品を含むブログ (21件) を見る 今夏に放送しているテレビアニメ『快盗天使ツインエンジェル 〜キュンキュン☆ときめきパラダイス!!〜』(以下、『ツインエンジェル』)は、パチスロを原作としている。そこで、萌えスロの系譜を追ってみたい。 『快盗天使ツインエンジェル』に至る萌えスロの系譜 まず、パチンコ・パチスロは専門外で詳しくないと断ったうえで、「萌えスロット」の分野についておおまかに述べていく。な… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0057BP6ZG/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61qJNoYvFjL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="快盗天使ツインエンジェル キュンキュン☆ときめきパラダイス!! Blu-ray  第1巻" title="快盗天使ツインエンジェル キュンキュン☆ときめきパラダイス!! Blu-ray  第1巻"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0057BP6ZG/ama0b5-22/">快盗天使ツインエンジェル キュンキュン☆ときめきパラダイス!! Blu-ray  第1巻</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%D1%C0%EE%BD%F1%C5%B9">角川書店</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2011/09/30</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Blu-ray">Blu-ray</a></li><li> <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 4回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B0057BP6ZG/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (21件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p><p> 今夏に放送しているテレビアニメ『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B2%F7%C5%F0%C5%B7%BB%C8%A5%C4%A5%A4%A5%F3%A5%A8%A5%F3%A5%B8%A5%A7%A5%EB">快盗天使ツインエンジェル</a> 〜キュンキュン☆ときめきパラダイス!!〜』(以下、『ツインエンジェル』)は、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>を原作としている。そこで、萌えスロの系譜を追ってみたい。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B2%F7%C5%F0%C5%B7%BB%C8%A5%C4%A5%A4%A5%F3%A5%A8%A5%F3%A5%B8%A5%A7%A5%EB">快盗天使ツインエンジェル</a>』に至る萌えスロの系譜</h4> <p> まず、パチンコ・<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>は専門外で詳しくないと断ったうえで、「萌えスロット」の分野についておおまかに述べていく。なお、パチンコより<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>に注目するのは、『ツインエンジェル』がスロットであるためだ。</p><p> 萌えスロットは、2005年の「5号機」登場以降から、本格的に流行<a href="#f-ec58ebf1" name="fn-ec58ebf1" title="それ以前にも、『麻雀物語』『スーパーブラックジャック』などがあった。が、萌えスロというひとつのジャンルを形成していたほど、認知されていたわけでもないようだ">*1</a>しはじめるようになった。「萌え」が導入された経緯には、警察の規制強化を受け、出玉のアピールが弱くなるので、そのぶん液晶画面の演出を強化する、といった意図があるらしい。</p><p> そのため、初の5号機『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%B7%C0%A4%B5%AA%A5%A8%A5%F4%A5%A1%A5%F3%A5%B2%A5%EA%A5%AA%A5%F3">新世紀エヴァンゲリオン</a>』<a href="#f-6432e35f" name="fn-6432e35f" title="『新世紀エヴァンゲリオン』がパチスロに登場するのはこれが初だが、パチンコでは『CR 新世紀エヴァンゲリオン』がすでに登場していた">*2</a>を筆頭に、アニメ・ゲームの版権物が多く登場するようになる。とくに「萌え」ということで言えば、『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%C8%A4%AD%A4%E1%A4%AD%A5%E1%A5%E2%A5%EA%A5%A2%A5%EB">ときめきメモリアル</a>』『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%AF%A5%E9%C2%E7%C0%EF">サクラ大戦</a>』『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%D5%CE%EF">春麗</a>にまかせチャイナ』『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%E0%A5%E9%A5%A4%A5%B9%A5%D4%A5%EA%A5%C3%A5%C4">サムライスピリッツ</a>外伝 <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C1%A5%E3%A5%E0%A5%C1%A5%E3%A5%E0">チャムチャム</a>』『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A1%BC%A5%D1%A1%BC%A5%EA%A5%A2%A5%EB%CB%E3%BF%FD">スーパーリアル麻雀</a>』『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%D2%A4%B0%A4%E9%A4%B7%A4%CE%A4%CA%A4%AF%BA%A2%A4%CB%BA%D7">ひぐらしのなく頃に祭</a>』などが挙げられる。</p><p> いっぽう、版権でないオリジナルの萌えスロットもある。『スーパー<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%E9%A5%C3%A5%AF%A5%B8%A5%E3%A5%C3%A5%AF">ブラックジャック</a>』をはじめとして、『Sister Quest(シスターク<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%B9">エス</a>ト)』『七色未来』『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%B8%A5%AB%A5%EB%A5%CF%A5%ED%A5%A6%A5%A3%A5%F3">マジカルハロウィン</a>』などがそうだ。『スーパー<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%E9%A5%C3%A5%AF%A5%B8%A5%E3%A5%C3%A5%AF">ブラックジャック</a>』は、後述するアニメ『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Rio%20RainbowGate%21">Rio RainbowGate!</a>』まで含めた、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Rio">Rio</a>」シリーズの元祖にあたる。</p><p> このうち『七色未来』は「アド<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D9%A5%F3%A5%C1%A5%E3%A1%BC">ベンチャー</a><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>」、『シスターク<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%B9">エス</a>ト』は「ヒロイックファンタ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B8%A1%BC">ジー</a><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/RPG">RPG</a>(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>)」と、どちらも業界初のジャンルをうたっている。物語を取り入れようという発想から、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B3%A5%F3%A5%B7%A5%E5%A1%BC%A5%DE%A5%B2%A1%BC%A5%E0">コンシューマゲーム</a>の一部を取り込んだシステムにしたのだ。</p><p> しかし、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>全体の環境は、たいへん厳しいものだった。2007年に5号未満の機種が、規制により全て撤去対象になったからだ。古い機種のほうが当たりが大きく、客に人気があったが、射幸心を煽るものとして、規制の対象となったのである。</p><p> そうした規制の影響を受け、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>機の販売市場は、2007年から2008年にかけて、台数が約175万台から90万台へ、売上が約5千億円から2千5百億円へと半減する<a href="#f-d057d4bb" name="fn-d057d4bb" title="なお、この時期のパチンコ機市場のほうはむしろ微増している。が、パチンコ・パチスロ両遊技機をあわせたトータルの市場規模で見れば、2005年から2008年まで、やはり減少している">*3</a>。ただ、2008年の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B5%AC%C0%A9%B4%CB%CF%C2">規制緩和</a>を受け、近年は下げ止まった。</p><p> 以上をまとめると、萌えスロは、2005年の5号機世代から流行しはじめた。そこには、出玉規制を受けて、液晶画面の演出を強化する背景がある。『ツインエンジェル』も、その大きな流れの中にあるのだ。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>パチンコ・<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>とアニメ・ゲームの関係</h4> <p> パチンコ・<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>側だけでなく、『ツインエンジェル』を軸に、アニメ・ゲームとの関係も見てみよう。</p><p> アニメ版の原作となった<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>台の『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B2%F7%C5%F0%C5%B7%BB%C8%A5%C4%A5%A4%A5%F3%A5%A8%A5%F3%A5%B8%A5%A7%A5%EB">快盗天使ツインエンジェル</a>』は、トリビーが2006年に発売した5号機・第1弾だ。これは、サミーの開発支援を受けており、続編の『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B2%F7%C5%F0%C5%B7%BB%C8%A5%C4%A5%A4%A5%F3%A5%A8%A5%F3%A5%B8%A5%A7%A5%EB">快盗天使ツインエンジェル</a>2』は、今度はサミーから発売されている。このサミーが『ツインエンジェル』の版権を持っており、アニメの原作にもクレジットされている。</p><p> サミーは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>機の年間販売台数で、市場シェアの多くを占めていた上位企業だった。が、前述の2007年が転換点となる。2006年には<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>台・約52万台/パチンコ台・約13万台という販売数だったのが、2008年には<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>台・約12万台/パチンコ台・約39万台と逆転した<a href="#f-e6b289c9" name="fn-e6b289c9" title="セガサミーホールディングスの2011年度決算資料を参照した">*4</a>。</p><p> このサミーの親会社は、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BB%A5%AC%A5%B5%A5%DF%A1%BC%A5%DB%A1%BC%A5%EB%A5%C7%A5%A3%A5%F3%A5%B0%A5%B9">セガサミーホールディングス</a>。同グループの傘下企業には、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C8%A5%E0%A5%B9%A1%A6%A5%A8%A5%F3%A5%BF%A5%C6%A5%A4%A5%F3%A5%E1%A5%F3%A5%C8">トムス・エンタテインメント</a>が名を連ねている。同社は、後述するアニメ『戦国乙女 〜桃色<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%E9%A5%C9%A5%C3%A5%AF%A5%B9">パラドックス</a>〜』を制作している。</p><p> ちなみに、前述の『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%E0%A5%E9%A5%A4%A5%B9%A5%D4%A5%EA%A5%C3%A5%C4">サムライスピリッツ</a>外伝 <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C1%A5%E3%A5%E0%A5%C1%A5%E3%A5%E0">チャムチャム</a>』『七色未来』『シスターク<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A8%A5%B9">エス</a>ト』は、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNK%A5%D7%A5%EC%A5%A4%A5%E2%A5%A2">SNKプレイモア</a>から発売されている。この<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNK%A5%D7%A5%EC%A5%A4%A5%E2%A5%A2">SNKプレイモア</a>は、倒産したゲーム企業・<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNK">SNK</a>から事業を引き継いだ。この<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SNK">SNK</a>破産の入札時、同社を子会社化していた<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>メーカーのアルゼ<a href="#f-f1170a3a" name="fn-f1170a3a" title="現・ユニバーサルエンターテインメント">*5</a>も参加した。</p><p> パチンコ・<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>のアニメ化という流れも追ってみよう。『ツインエンジェル』以前には、『吉宗』『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%A6%A4%DF%A4%E2%A4%CE%A4%AC%A4%BF%A4%EA%20%A1%C1%A4%A2%A4%CA%A4%BF%A4%AC%A4%A4%A4%C6%A4%AF%A4%EC%A4%BF%A5%B3%A5%C8%A1%C1">うみものがたり 〜あなたがいてくれたコト〜</a>』『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Rio%20RainbowGate%21">Rio RainbowGate!</a>』『戦国乙女 〜桃色<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%E9%A5%C9%A5%C3%A5%AF%A5%B9">パラドックス</a>〜』<a href="#f-8a9c66d7" name="fn-8a9c66d7" title="ほかに候補としては、Gyaoで放送されたアニメ『いくぜっ! 源さん』がある。しかし、元々の原作はアーケードゲームで、「CR大工の源さん」はその後に出ている。だから正確には、「パチンコ・パチスロ原作のアニメ」ではなく、「パチンコ・パチスロ化もされているアニメ」になる。よって、列挙しなかった">*6</a>がある。</p><p> パチンコ・<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>新台の多くを版権物が占める中、オリジナルでしかもアニメへの逆輸入となるタイトルは、希有な存在だ。高騰する版権料のこともあり、オリジナルコンテンツを育てたい、という思惑があるのかもしれない。</p><p> とくに『ツインエンジェル』には、熱が入っている。というのも、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>初の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/OVA">OVA</a>を出しているし、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%A9%B2%E8%C6%B2%A5%B9%A5%BF%A5%B8%A5%AA">工画堂スタジオ</a>が制作を担当したノベルゲームを無料配布しているからだ。この「無料配布」というところに、パチンコマネーの大きさがうかがえよう。</p><p> 最後に、このように、アニメ・ゲーム業界が他の業界に依存しているというのは、昔からのことだ。というのも、かつてのロボットアニメは、玩具会社とのタイアップのもとに成立していた。</p><p> それが時代を経るにつれて、DVD販売やメディアミックスに移行していく。それがさらに、パチンコ・<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>企業が新たなスポンサーとなろうとしているだけだ。新たな時代が来れば、また新たな形態になっていることだろう。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20110705/p2">アニメ『快盗天使ツインエンジェル』特集 - 萌え理論Blog</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20061015/p2">萌えニュース - 【特集】ハイクオリティな萌えスロ『快盗天使ツインエンジェル』紹介 - 萌え理論Blog</a></li> </ul> </div> <div class="section"> <h4>関連作品</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004G8PK0W/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/510dXd2szGL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="Rio RainbowGate!1【初回限定特典:Rio RainbowGate! オリジナルサウンドトラック01付き】 [Blu-ray]" title="Rio RainbowGate!1【初回限定特典:Rio RainbowGate! オリジナルサウンドトラック01付き】 [Blu-ray]"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004G8PK0W/ama0b5-22/">Rio RainbowGate!1【初回限定特典:Rio RainbowGate! オリジナルサウンドトラック01付き】 [Blu-ray]</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DD%A5%CB%A1%BC%A5%AD%A5%E3%A5%CB%A5%AA%A5%F3">ポニーキャニオン</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2011/05/03</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Blu-ray">Blu-ray</a></li><li> <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 59回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B004G8PK0W/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (27件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004RDWH5W/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51XSe1GESqL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="戦国乙女?桃色パラドックス?一 [Blu-ray]" title="戦国乙女?桃色パラドックス?一 [Blu-ray]"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004RDWH5W/ama0b5-22/">戦国乙女?桃色パラドックス?一 [Blu-ray]</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DD%A5%CB%A1%BC%A5%AD%A5%E3%A5%CB%A5%AA%A5%F3">ポニーキャニオン</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2011/07/06</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Blu-ray">Blu-ray</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 2人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 14回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B004RDWH5W/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (19件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002DT0ROK/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51cfDXJDuuL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="うみものがたり~あなたがいてくれたコト~第1巻【Amazon.co.jp限定リバーシブルジャケット仕様】 [DVD]" title="うみものがたり~あなたがいてくれたコト~第1巻【Amazon.co.jp限定リバーシブルジャケット仕様】 [DVD]"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002DT0ROK/ama0b5-22/">うみものがたり~あなたがいてくれたコト~第1巻【Amazon.co.jp限定リバーシブルジャケット仕様】 [DVD]</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> 松竹</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2009/10/28</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> DVD</li><li> <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 12回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B002DT0ROK/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (31件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861915740/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51Hk75BmxBL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="スロキャラファンブック SNKプレイモア 2006~2009" title="スロキャラファンブック SNKプレイモア 2006~2009"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861915740/ama0b5-22/">スロキャラファンブック SNKプレイモア 2006~2009</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED%C9%AC%BE%A1%A5%AC%A5%A4%A5%C9">パチスロ必勝ガイド</a>編集部</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C7%F2%CC%EB%BD%F1%CB%BC">白夜書房</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2009/10/30</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 大型本</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 1人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 10回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4861915740/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (1件) 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href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%B7%C0%A4%B5%AA%A5%A8%A5%F4%A5%A1%A5%F3%A5%B2%A5%EA%A5%AA%A5%F3">新世紀エヴァンゲリオン</a>』がすでに登場していた</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-d057d4bb" name="f-d057d4bb" class="footnote-number">*3</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">なお、この時期のパチンコ機市場のほうはむしろ微増している。が、パチンコ・<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>両遊技機をあわせたトータルの市場規模で見れば、2005年から2008年まで、やはり減少している</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-e6b289c9" name="f-e6b289c9" class="footnote-number">*4</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text"><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BB%A5%AC%A5%B5%A5%DF%A1%BC%A5%DB%A1%BC%A5%EB%A5%C7%A5%A3%A5%F3%A5%B0%A5%B9">セガサミーホールディングス</a>の2011年度決算資料を参照した</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-f1170a3a" name="f-f1170a3a" class="footnote-number">*5</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">現・<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E6%A5%CB%A5%D0%A1%BC%A5%B5%A5%EB%A5%A8%A5%F3%A5%BF%A1%BC%A5%C6%A5%A4%A5%F3%A5%E1%A5%F3%A5%C8">ユニバーサルエンターテインメント</a></span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-8a9c66d7" name="f-8a9c66d7" class="footnote-number">*6</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">ほかに候補としては、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Gyao">Gyao</a>で放送されたアニメ『いくぜっ! 源さん』がある。しかし、元々の原作は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A1%BC%A5%B1%A1%BC%A5%C9%A5%B2%A1%BC%A5%E0">アーケードゲーム</a>で、「CR<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C2%E7%B9%A9%A4%CE%B8%BB%A4%B5%A4%F3">大工の源さん</a>」はその後に出ている。だから正確には、「パチンコ・<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>原作のアニメ」ではなく、「パチンコ・<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%C1%A5%B9%A5%ED">パチスロ</a>化もされているアニメ」になる。よって、列挙しなかった</span></p> </div> sirouto2 続・ブログのデザインを変えました hatenablog://entry/17680117127102951847 2011-07-09T00:00:00+09:00 2019-05-02T14:01:05+09:00 概要 より読みやすくするため、当ブログのデザインを、さらに変えました。 詳細 主な変更点一覧 ブログ表示の横幅を、800pxから1024pxに拡大 文字サイズを1割ほど拡大 文字が表示されない外側部分の背景色を濃く変更 ブログのヘッダに、カテゴリ別へ飛ぶナビゲータを新設 あわせて、全カテゴリを8つに統廃合 サイドバーのリンクを整理 以前と比べて、デザインを大幅に変更しました。これは見栄えのキレイさではなく、もっぱらレジビリティ(読みやすさ、分かりやすさ)を追求したものです。 表示の大きさと色彩 まず、表示領域を横1024pxに拡大しました。変更理由は、ある程度までなら、横に長いほうが読みやすい… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p> より読みやすくするため、当ブログのデザインを、さらに変えました。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>詳細</h4> <div class="section"> <h5>主な変更点一覧</h5> <ul> <li>ブログ表示の横幅を、800pxから1024pxに拡大</li> <li>文字サイズを1割ほど拡大</li> <li>文字が表示されない外側部分の背景色を濃く変更</li> <li>ブログのヘッダに、カテゴリ別へ飛ぶナビゲータを新設 <ul> <li>あわせて、全カテゴリを8つに統廃合</li> </ul></li> <li>サイドバーのリンクを整理</li> </ul><p> 以前と比べて、デザインを大幅に変更しました。これは見栄えのキレイさではなく、もっぱらレジビリティ(読みやすさ、分かりやすさ)を追求したものです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>表示の大きさと色彩</h5> <p> まず、表示領域を横1024pxに拡大しました。変更理由は、ある程度までなら、横に長いほうが読みやすいからです。これは、地デジ化を遠因として、ここ数年でモニタサイズが横長に変化しているすう勢を踏まえています。当ブログの先月の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%AF%A5%BB%A5%B9%B2%F2%C0%CF">アクセス解析</a>結果によると、携帯電話を除いて、ほとんどが横1024px以上です。ちなみに、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SVGA">SVGA</a>(800x600)は約0.1%、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/VGA">VGA</a>(640x480)は約0.01%でした。</p><p> そのうえで、リキッド(可変幅)表示ではなく、ソリッド(固定幅)に設定しています。リキッドではワイドモニタで長くなりすぎるし、文字組みが崩れるからです。ただし、たとえば、ウィンドウを最大化せず、複数並べて見られているかもしれません。そのとき、横に長いソリッド表示は、横スクロールが生じて読みにくくなります。そこで、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D5%A5%EBHD">フルHD</a>サイズでもう一枚ウィンドウを横に並べられるように、横1024pxのサイズにしています。</p><p> つぎに、文字を大きくし、文字がない外側の背景色を濃くして、読みやすくしました。色彩について、Webサイトの背景色は、見栄えがする白が一般的です。が、薄い色をつけたほうが読みやすいので、肌色にしています。というのも、一般的な書籍の紙は、純白ではなく、薄い色が微妙についています。真っ白なコピー紙と比較すると、よく分かります。まして、モニタは発光しているので、ギラつきを押さえて、眼に優しくしています<a href="#f-cb7ed3e0" name="fn-cb7ed3e0" title="この観点からは、黒板と同じ、緑地に白字が最も見やすいです。が、地が濃い配色はマイナーなイメージなので、避けました">*1</a>。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>カテゴリごとにアクセスできるナビゲータ</h5> <p> そして、ブログ上部のナビゲータ<a href="#f-5cfe7f52" name="fn-5cfe7f52" title="ナビゲータをヘッダにつけるのは、それが標準で見やすいから、というのがまずあります。それに、サイドバーでは、ブラウザの環境によっては、落ちやすいことがあります">*2</a>から、8カテゴリ×50日=最新400記事(最大)が読めるようにしました。変更理由は、トップから流れると、すぐに読めなくなってしまうことに不満があったからです。もちろん、そこの記事を全部読むような利用方法を想定しているのではありません。むしろ、多くの記事の中から拾い読みができることを目的に改善しました。ページ遷移に時間が掛かりますから、トップページから前日の記事を順番にたぐっていくより早いでしょう。</p><p> ブログは、一般的なWebサイトと比較すると、フロー型のメディアです。だから、ストックから目的の記事を探す読み方をするときは、ブログよりも一般的なサイトのほうが、読みやすいと感じます。ブログは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/CMS">CMS</a>を備えているので、書き手には便利ですし、速報性があります。が、一覧性にとぼしい。要するに、全体の中から一部分だけ見たいときには、カセットテープやビデオテープのようなシーケンシャルアクセスより、CDやDVDのようなランダムアクセスのほうが便利だということです。</p><p> さて、そのように様々に変更しましたが、その中心には、レビューブログに指向性を変えたことがあります。エッセイのような文章なら、書いている人間が軸になっています。しかし、レビュー指向では作品が主体なので、記事の属人性がはく奪されます。そこでたとえば、見たことがある(ない)作品のレビューだけ読む、という利用形態が有力になってきます。だから変えたのです。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>カテゴリ個別<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/RSS">RSS</a>の配信</h5> <p> なお、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/RSS%A5%EA%A1%BC%A5%C0">RSSリーダ</a>から読んでいる方には、デザインの変更は関係ありませんが、カテゴリの統廃合が<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/RSS">RSS</a>に関係します。といいますのは、各カテゴリごとの個別<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/RSS">RSS</a>を配信しており、お使いの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/RSS%A5%EA%A1%BC%A5%C0">RSSリーダ</a>に登録して閲覧できます。名前を変更したほうが使いやすいと思います。</p><p><ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/rss">全体RSS</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/searchdiary?word=%2A%5B%BD%F1%C9%BE%5D&mode=rss">書評RSS</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/searchdiary?word=%2A%5B%C6%B0%B2%E8%5D&mode=rss">動画RSS</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/searchdiary?word=%2A%5B%BE%F0%CA%F3%5D&mode=rss">情報RSS</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/searchdiary?word=%2A%5B%B9%CD%BB%A1%5D&mode=rss">考察RSS</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/searchdiary?word=%2A%5B%C1%CF%BA%EE%5D&mode=rss">創作RSS</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/searchdiary?word=%2A%5B%BB%A8%B5%AD%5D&mode=rss">雑記RSS</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/searchdiary?word=%2A%5B%CA%F3%B9%F0%5D&mode=rss">報告RSS</a></li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/searchdiary?word=%2A%5B%B9%AD%B9%F0%5D&mode=rss">広告RSS</a></li> </ul></p><p></p> </div> </div> <div class="section"> <h4>関連記事</h4> <ul> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20110703/p1">ブログのデザインを変えました - 萌え理論Blog</a></li> </ul> </div><div class="footnote"> <p class="footnote"><a href="#fn-cb7ed3e0" name="f-cb7ed3e0" class="footnote-number">*1</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">この観点からは、黒板と同じ、緑地に白字が最も見やすいです。が、地が濃い配色はマイナーなイメージなので、避けました</span></p> <p class="footnote"><a href="#fn-5cfe7f52" name="f-5cfe7f52" class="footnote-number">*2</a><span class="footnote-delimiter">:</span><span class="footnote-text">ナビゲータをヘッダにつけるのは、それが標準で見やすいから、というのがまずあります。それに、サイドバーでは、ブラウザの環境によっては、落ちやすいことがあります</span></p> </div> sirouto2 新作紹介・フィギュア hatenablog://entry/17680117127102952093 2011-07-08T00:00:01+09:00 2019-05-02T14:01:09+09:00 美少女フィギュア Ex resinya! 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 高町なのは (PVC塗装済完成品)出版社/メーカー: コスパ(COSPA)発売日: 2011/07/22メディア: おもちゃ&ホビー クリック: 21回この商品を含むブログ (9件) を見るアルメカ ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき] エピソードIII KOS-MOS ver.4出版社/メーカー: アルター発売日: 2011/07/28メディア: おもちゃ&ホビー クリック: 9回この商品を含むブログ (4件) を見るラブプラス 高嶺 愛花 (1/10スケール PVC塗装済… <div class="section"> <h4>美少女フィギュア</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003Z9LHFU/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51xB1S8k6mL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="Ex resinya! 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 高町なのは (PVC塗装済完成品)" title="Ex resinya! 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 高町なのは (PVC塗装済完成品)"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003Z9LHFU/ama0b5-22/">Ex resinya! 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 高町なのは (PVC塗装済完成品)</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B3%A5%B9%A5%D1">コスパ</a>(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/COSPA">COSPA</a>)</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2011/07/22</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> おもちゃ&ホビー</li><li> <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 21回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B003Z9LHFU/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (9件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004V1NJZC/ama0b5-22/"><img 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大人の自信を取り戻すため可決された新世紀教育改革法「BR法」それは、全国の中学3年生から選ばれた1クラスの生徒たちを無人島に集め、最後のひとりになるまで殺し合いをさせる残酷なサバイバルゲームだった。 ある日… <div class="section"> <h4>概要</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005LPFK/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/410XP8JRQCL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="バトル・ロワイアル [DVD]" title="バトル・ロワイアル [DVD]"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005LPFK/ama0b5-22/">バトル・ロワイアル [DVD]</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%EC%B1%C7">東映</a>ビデオ</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2001/09/21</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> DVD</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 1人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 88回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B00005LPFK/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (127件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p><p></p> <div class="section"> <h5>情報</h5> <ul> <li>原作: <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E2%B8%AB%B9%AD%BD%D5">高見広春</a></li> <li>監督: <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%BC%BA%EE%B6%D5%C6%F3">深作欣二</a></li> <li>脚本: <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%BC%BA%EE%B7%F2%C2%C0">深作健太</a></li> <li>出演: <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%CC%CC%EE%C9%F0">北野武</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%A3%B8%B6%CE%B5%CC%E9">藤原竜也</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%B0%C5%C4%B0%A1%B5%A8">前田亜季</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B3%CB%DC%C2%C0%CF%BA">山本太郎</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%C2%C6%A3%C0%AF%BF%AE">安藤政信</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%AA%BB%B3%C0%E9%CC%C0">栗山千明</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%C6%BA%E9%A5%B3%A5%A6">柴咲コウ</a>、他</li> <li>製作国: 日本</li> <li>公開: 2000年</li> <li>上映時間: 114分</li> </ul> </div> <div class="section"> <h5>紹介</h5> <blockquote> <p> 大人の自信を取り戻すため可決された新世紀教育改革法「BR法」それは、全国の中学3年生から選ばれた1クラスの生徒たちを<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%B5%BF%CD">無人</a>島に集め、最後のひとりになるまで殺し合いをさせる残酷な<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%D0%A5%A4%A5%D0%A5%EB%A5%B2%A1%BC%A5%E0">サバイバルゲーム</a>だった。</p><p> ある日突然、42人の生徒に強制される殺し合い。歯向かえば容赦なく消され、おびえ怒りながらも与えられた武器を手に、自分たちの命をかけた殺戮(さつりく)ゲームの幕を切る。初めて味わう死と隣り合わせの極限状態で、夢、希望、願い、友情…さまざまな自分の思いと向き合いながら武器を抱えて走る彼らの姿に、凝縮された青春像が垣間見れる。</p><p> また、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D3%A1%BC%A5%C8%A4%BF%A4%B1%A4%B7">ビートたけし</a>演じる中年教師をとおして居場所のなくなった大人の憤りと寂しさも十分に伝わってくる。情けない嫌われ者教師から<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D2%A5%C8%A5%E9%A1%BC">ヒトラー</a>さながらの冷徹殺人司令官、そしてラストに本当の心情を見せる中年男への変化を<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D3%A1%BC%A5%C8%A4%BF%A4%B1%A4%B7">ビートたけし</a>が圧倒的な存在感で演じているのも必見。(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%E6%BB%B3%B7%C3">中山恵</a>子)</p> </blockquote> </div> </div> <div class="section"> <h4>物語(あらすじ)</h4> <p>(<span class="deco" style="color:#FF0000;font-weight:bold;">注意</span>:以下、ネタバレあり)</p><p> 新世紀、自信を失くした大人たちは、子供たちを恐れて、「新世紀教育改革法」(通称“BR法”)を制定した。</p><p> その法律に従い、年に一度、全国の中学校から1クラスが対象に選ばれる。そのクラスの生徒は、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%B5%BF%CD">無人</a>島に送られ、爆弾付きの首輪を装着させられる。そして、制限時間の3日間、最後のひとりになるまで、殺し合いをさせられるのだ。</p><p> その「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%C8%A5%EB%A5%ED%A5%EF%A5%A4%A5%A2%A5%EB">バトルロワイアル</a>」に今回選ばれたのは、城岩学園中学校・3年B組の生徒たち。元担任だった教師・キタノ(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%CC%CC%EE%C9%F0">北野武</a>)が、ビデオをもとに説明する。そして、食料と武器をつめたバッグを、生徒にひとりずつ渡して、ゲーム開始。</p><p> 極限状態に追い詰められた生徒たちは、殺し合ったり、自殺したり、管理側に抵抗しようとしたり、様々な行動をとった。そのような中で、男子生徒・七原秋也(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%A3%B8%B6%CE%B5%CC%E9">藤原竜也</a>)は、女子生徒・中川典子(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C1%B0%C5%C4%B0%A1%B5%A8">前田亜季</a>)を守るため、武器を取ることを決意。転校生・川田章吾(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B3%CB%DC%C2%C0%CF%BA">山本太郎</a>)とともに、島から脱出しようとする。</p><p> だが、その行く手に、もうひとりの転校生・桐山和雄(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%C2%C6%A3%C0%AF%BF%AE">安藤政信</a>)が立ちはだかった。マシンガンを持った彼は、次々と生徒を殺害しており、非情な強敵だ。はたして、誰が島から脱出できるのだろうか……?<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h4>解説</h4> <div class="section"> <h5>孤島で生徒が殺し合うバイオレンス・アクション</h5> <p> 殺し合いの代名詞に「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%C8%A5%ED%A5%EF">バトロワ</a>」がよく使われるように、日本のデス・ゲームものを代表する作品。公開当時、メディアで物議をかもした話題作だ。バイオレンスシーンが多いことから、R-15指定付き。しかし、思ったほど露悪的ではなかった。</p><p> まず、バイオレンスではあるが、スプラッタ色は薄い。描写のグロテスクさなら、たとえば、『CUBE』、『SAW』、両シリーズのほうが上回っている。手<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%DC%D8%C3%C6">榴弾</a>をくわえた生首にはさすがに驚いたが、全体的にカラッとしていて、見るのが苦痛なグロ描写は少ない。</p><p> ようするに、ヤクザ映画のようなもので、人がポンポン死ぬが、痛みは感じさせない。だから、見ていて爽快感すら覚える。たしかに、中学生が殺し合う設定だけ見ると、問題かもしれないが、その中身は問題作というより娯楽作だ。撮り方にエンターテイメント色が強い。</p><p> また、少年犯罪といった社会問題を想起させるため、子供をモンスター的に悪者にした内容かと、見る前は思っていた。しかし、実際に見ると、どうみても大人のほうが悪い設定なのだ。もし、この映画を見て学べるとしたら、それは命の大事さではなく、腐敗した社会の理不尽さだろう。</p><p> だからといって、ただ何も考えずに見られるB級アクション、というわけでもないと思う。詳しくは後述するが、あの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%CC%CC%EE%C9%F0">北野武</a>が出演したことによって、B級の枠に収まらないテーマ性やメッセージ性を発している。つまり、北野が出ている部分が、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%CC%CC%EE%B1%C7%B2%E8">北野映画</a>になっているのだ。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>戦争の箱庭化</h5> <p> BR法の設定は荒唐無稽だが、それでも、時代や社会の反映を読み取ることは可能だろう。「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C2%E7%A4%AD%A4%CA%CA%AA%B8%EC">大きな物語</a>」の終焉、という図式を当てはめれば、大きな戦争(世界大戦)の記憶が忘れられて、小さな戦争が繰り返される。本作には、そのようなイメージを感じた。</p><p> 一言でいえば、「戦争の箱庭化」とでも言えるだろうか。戦時中の日本における戦争とは、決して箱庭などではなく、国<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%B1%B6%A6">民共</a>通の問題だ。戦後、戦争映画はその体験を描いた。しかし、戦争を知らない世代も出始め、戦争体験の継承に断絶が生じるようになってくる。</p><p> たとえば、ヤクザ映画の隆盛が、その代替の機能を果たしていたかもしれない。だが、ヤクザのマフィア化によって、ヤクザも身近な存在ではなくなっていく。リアルな暴力の経験がなくなると、暴力表現も変わってくる。</p><p> そこで、失われた暴力や恐怖への想像力を、箱庭にシミュレーション化して描けば、本作や『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EA%A5%A2%A5%EB%B5%B4%A4%B4%A4%C3%A4%B3">リアル鬼ごっこ</a>』、または『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C7%A5%B9%A5%CE%A1%BC%A5%C8">デスノート</a>』といった作品になる。あるいは、暴力や恐怖をファンタ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B8%A1%BC">ジー</a>化して描けば、『リング』や『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%F6%B1%E5">呪怨</a>』といったJホラーになる。</p><p> さらに、マニアックな領域にも目を向ければ、たとえばノベルゲームでは、「伝奇」という形が好まれる。昔の神話や伝説から、イメージを借りてくる、という特徴はある。が、『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Fate">Fate</a>』にしろ『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%D2%A4%B0%A4%E9%A4%B7">ひぐらし</a>』(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BA%D7%D3%F2%A4%B7%CA%D4">祭囃し編</a>)にしろ、「戦争の箱庭化」という大きな枠組は変わらない。</p><p> したがって、真に恐ろしい問題は、戦争の記憶が風化して、やがてまた繰り返されるかもしれない、ということなのである。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>声を乗っ取る殺人者</h5> <p> 演技面に目を向けよう。クラス生徒が40人もおり、そのほとんどは、名前どころか顔も覚えられないうちにすぐ死んでしまう。しかしたとえば、千草貴子を演じる<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%AA%BB%B3%C0%E9%CC%C0">栗山千明</a>は、印象に残る。それを見た<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BF%A5%E9%A5%F3%A5%C6%A5%A3%A1%BC%A5%CE">タランティーノ</a>は、『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AD%A5%EB%A1%A6%A5%D3%A5%EB%20Vol.1">キル・ビル Vol.1</a>』に出演させた。ちなみに、ビデオのガイド役で、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B5%DC%C2%BC%CD%A5%BB%D2">宮村優子</a>が<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%E1%A5%AA%BD%D0%B1%E9">カメオ出演</a>している。</p><p> そうした多数の中から、あえて桐山和雄を演じた<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%C2%C6%A3%C0%AF%BF%AE">安藤政信</a>に注目しよう。彼は地味に良い仕事をしている。その最大の功績は、演じる安藤自らの希望で、台詞を消させた、というのもの。当初、「俺は俺を肯定する」などという桐山の台詞が、台本にあったようだ。小説ならまだしも、映画では浮く台詞だ。</p><p> そのような経緯で、桐山はひとり無言であるため、彼にしかない迫力が生じた。とくに、銃で撃った女生徒の断末魔を、スピーカーで他の生徒に聞かせる場面が、印象に強く残る。他者の声を乗っ取り、無言のまま意思を伝達する彼は、『<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%E9%A4%C8%C0%E9%BF%D2">千と千尋</a>』の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%AA%A5%CA%A5%B7">カオナシ</a>のように不気味だ。</p><p> 無言という選択は大正解だろう。ただでさえ映画は尺の制約が厳しいのだから、生徒の人数を減らすことは、本作の重要な課題になる。そこで、桐山が無言で人数を減らすことで、中だるみせずにテンポよく進む。彼は、最もコストパフォーマンスがよいキャ<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%AF">ラク</a>ターなのだ。<br /> <br /> </p> </div> <div class="section"> <h5>昭和的な<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%BC%BA%EE%B6%D5%C6%F3">深作欣二</a>、平成的な<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%CC%CC%EE%C9%F0">北野武</a></h5> <p> そして、キタノを演じる<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%CC%CC%EE%C9%F0">北野武</a>の存在感は圧倒的。40人いる生徒を喰ってしまった。芝居が上手いわけではないが、場の空気を支配している。彼はたんなる出演者ではない。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%CC%CC%EE%B1%C7%B2%E8">北野映画</a>を背負った、歩くジャンルなのだ。</p><p> さらに、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%CC%CC%EE%C9%F0">北野武</a>は、一出演者に過ぎないにも関わらず、監督をも喰ってしまっている。たとえば、「走れ!」と画面に大書きされた、深<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BA%EE%B4%C6">作監</a>督のメッセージは、いまひとつ伝わってこない。自殺した秋也の父親が、トイレットペーパーに書いた、「秋也ガンバレ」のように、空回りしている感じがした。</p><p> それに対して、キタノの怒りは、映画という枠組を超えて伝わってくる。設定自体にリアリティはない。が、壊れた世界での狂った行動を通じて表出される、ヒステリックな気持ちはよく分かる。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%C8%A5%ED%A5%EF">バトロワ</a>の世界もキタノの行動も、まるで荒唐無稽だが、そのありえなさを通じて、怒りや絶望が伝わってくる。</p><p> というと、あの有名な「殺し合いをしてもらいます」というセリフとか、ナイフ投げのシーンを想像するかもしれない。しかし、実際に見てみると、それよりも水鉄砲のシーンのほうが驚いた。死を覚悟しているからだ。そして、傷つけることに覚悟を持てという、娘へのメッセージは、個人的に引っ掛かるものを感じた。</p><p> これがたとえば、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%A3%B8%B6%CE%B5%CC%E9">藤原竜也</a>演じる七原秋也の「なんでみんな殺し合うんだ!」というシーンだと、劇的な<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%BF%A5%EB%A5%B7%A5%B9">カタルシス</a>は感じるが、心に深く引っ掛からなかった。それは、彼のセリフが本質的には観客の代弁だからだ。対するキタノのセリフには異物感がある。</p><p> 深作のメッセージには、どこか昭和的なロマンへの羨望を感じた。たとえば、「走れ!」は<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D7%A5%ED%A5%D1%A5%AC%A5%F3%A5%C0">プロパガンダ</a>の手法だ。だから、今の観客に伝わらない。対して北野は、平成の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%A4%A5%ED%A5%CB%A1%BC">アイロニー</a>を体現している。水鉄砲はパロディの手法だ。さらに言えば、キタノという存在自体が、教師のパロディだ。現担任は死んでいるのだから。</p><p> キタノ/北野は、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C2%E7%A4%AD%A4%CA%CA%AA%B8%EC">大きな物語</a>が失われた世界で、他者との<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C7%A5%A3%A5%B9%A5%B3%A5%DF%A5%E5%A5%CB%A5%B1%A1%BC%A5%B7%A5%E7%A5%F3">ディスコミュニケーション</a>の中で、その断絶や諦念を受け入れている。そして、パロディという形で、その断絶を逆用して、コミュニケーションしている。だから、逆説的にメッセージを伝えることができるのだ。</p><p> 最後に、しかし、そのような時代を反映したせめぎあい、制作者と演技者の間でもうひとつの「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%C8%A5%EB%A1%A6%A5%ED%A5%EF%A5%A4%A5%A2%A5%EB">バトル・ロワイアル</a>」がある、というのはなんとも面白い。そもそも<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%CC%CC%EE%C9%F0">北野武</a>を出演させた深<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BA%EE%B4%C6">作監</a>督の判断が正しかったということだ。そして、そのようなせめぎあいが、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%C8%A5%ED%A5%EF">バトロワ</a>」ものとひととくりにされる、他の作品群に欠けているものなのである。<br /> <br /> </p> </div> </div> <div class="section"> <h4>関連作品</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000635P1/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/5118DGZYFYL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="バトル・ロワイアル 特別篇 [DVD]" title="バトル・ロワイアル 特別篇 [DVD]"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000635P1/ama0b5-22/">バトル・ロワイアル 特別篇 [DVD]</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%EC%B1%C7">東映</a>ビデオ</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2002/05/21</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> DVD</li><li> <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 69回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B0000635P1/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (61件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872334523/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51E469HCA8L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="バトル・ロワイアル" title="バトル・ロワイアル"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872334523/ama0b5-22/">バトル・ロワイアル</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E2%B8%AB%B9%AD%BD%D5">高見広春</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C2%C0%C5%C4%BD%D0%C8%C7">太田出版</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 1999/04</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 新書</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 4人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 86回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4872334523/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (141件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4253146686/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51R87VQXSHL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="バトル・ロワイアル (1) (ヤングチャンピオンコミックス)" title="バトル・ロワイアル (1) (ヤングチャンピオンコミックス)"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4253146686/ama0b5-22/">バトル・ロワイアル (1) (ヤングチャンピオンコミックス)</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E2%B8%AB%B9%AD%BD%D5">高見広春</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%A9%C5%C4%BD%F1%C5%B9">秋田書店</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2000/11/01</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> コミック</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 1人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 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(1) (IDコミックス REXコミックス)作者: あずまあや:漫画 ZUN:原作出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2011/06/27メディア: コミック購入: 15人 クリック: 3,371回この商品を含むブログ (47件) を見る 新作 To LOVEる -とらぶる- ダークネス (2) (ジャンプコミックス)作者: 矢吹健太朗,長谷見沙貴出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/07/04メディア: コミック購入: 21人 クリック: 825回この商品を含むブログ (52件) を見る咲 Saki (8) (ヤング… <div class="section"> <h4>東方</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758012229/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51JGeVITUmL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="東方茨歌仙 ~Wild and Horned Hermet. (1) (IDコミックス REXコミックス)" title="東方茨歌仙 ~Wild and Horned Hermet. (1) (IDコミックス REXコミックス)"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758012229/ama0b5-22/">東方茨歌仙 ~Wild and Horned Hermet. (1) (IDコミックス REXコミックス)</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> あずまあや:漫画 ZUN:原作</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%EC%BF%D7%BC%D2">一迅社</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2011/06/27</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> コミック</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 15人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 3,371回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4758012229/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (47件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p><p></p> </div> <div class="section"> <h4>新作</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4088702646/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51yAQWaISyL._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="To LOVEる -とらぶる- ダークネス (2) (ジャンプコミックス)" title="To LOVEる -とらぶる- ダークネス (2) (ジャンプコミックス)"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4088702646/ama0b5-22/">To LOVEる -とらぶる- ダークネス (2) (ジャンプコミックス)</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%F0%BF%E1%B7%F2%C2%C0%CF%AF">矢吹健太朗</a>,<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%B9%C3%AB%B8%AB%BA%BB%B5%AE">長谷見沙貴</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%B8%B1%D1%BC%D2">集英社</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2011/07/04</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> コミック</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 21人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 825回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4088702646/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (52件) 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class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> コミック</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 7人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 282回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4757532725/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (75件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757532237/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61FKcK%2BnW7L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="とある魔術の禁書目録(8) (ガンガンコミックス)" title="とある魔術の禁書目録(8) (ガンガンコミックス)"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757532237/ama0b5-22/">とある魔術の禁書目録(8) (ガンガンコミックス)</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%F9%C3%D3%CF%C2%C7%CF">鎌池和馬</a>,<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E1%CC%DA%CC%EE%C3%E6%BA%C8">近木野中哉</a>,<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%A4%A4%E0%A4%E9%A4%AD%A4%E8%A4%BF%A4%AB">はいむらきよたか</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%AF%A5%A6%A5%A7%A5%A2%A1%A6%A5%A8%A5%CB%A5%C3%A5%AF%A5%B9">スクウェア・エニックス</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2011/06/22</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> コミック</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 6人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 124回</li><li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4757532237/ama0b5-22" target="_blank">この商品を含むブログ (27件) を見る</a></li></ul></div><div class="hatena-asin-detail-foot"></div></div></p><p></p> </div> <div class="section"> <h4>女性向け</h4> <p><div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/434482234X/ama0b5-22/"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61FYAdEtS5L._SL160_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="ヘタリア 4 Axis Powers 特装版 (バーズ エクストラ)" title="ヘタリア 4 Axis Powers 特装版 (バーズ エクストラ)"></a><div class="hatena-asin-detail-info"><p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/434482234X/ama0b5-22/">ヘタリア 4 Axis Powers 特装版 (バーズ エクストラ)</a></p><ul><li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%FC%B4%DD%B2%B0%BD%A8%CF%C2">日丸屋秀和</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%B8%C5%DF%BC%CB%A5%B3%A5%DF%A5%C3%A5%AF%A5%B9">幻冬舎コミックス</a></li><li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2011/06/30</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> コミック</li><li><span class="hatena-asin-detail-label">購入</span>: 6人 <span class="hatena-asin-detail-label">クリック</span>: 207回</li><li><a 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