用語

ワラント=新株引受権。 新株を優先的に引き受けることができる権利。
オプションも似たようなもん。ただ、期間と価格設定が違うっぽい。
ワラントは長期間で現在の株価より高めの価格設定になってる。
オプションは短期間で、わりと安めな価格設定になってる。
とかなんとか書いてるけどまぁあんまりかわらないものらしいよ。
記憶を頼りに書いてるので、正しくは証券分析46章を読み直したほうがいいかも。

変動費と固定費

固定費と変動費
変動費はクッション材の役割。会社の利益額が多ければ変動費もかさむし、会社が全然儲かってなければ変動費は削減されて圧縮される。
固定費は、会社が儲かっていようがそうでなかろうが固定で費用かかる。
会社が儲かってるときほど変動費に比べて費用は安くて済むからお得。右肩上がりな株価もさらに上昇する。会社が儲かってないときは固定費は重くのしかかり、株価下落をよりいっそうひどくする。

企業の資本比率。
普通株と上位証券、普通株変動費に近くて上位証券は固定費。
上位証券の比率が多ければ多いほどレバレッジきいた状態になって株価の変動が激しくなる。


変動費、例えば給料とか?
会社が儲かれば儲かるほどかさむ変動費
儲かってんだから給料上げてよ!ってな具合で。
その点、固定費だとどんなに儲かっても一定の固定費ですむから儲かれば儲かるほど費用としては割安。

業績いい感じでこれからも伸びるだろうなぁ〜、って会社が2つあったとする。
1つ目は固定費の比率が高い会社。
2つ目は変動費の比率。
総利益額は同じでも、1つ目の会社の方が安い費用で済むから、純利益の額は二つ目の会社より上になる。

戻ってきた!

随分長いこと留守にしてたと思ったけどそうでもなかった。
体感的には数ヶ月ぶりに戻ってきた感。
証券分析、確定利付き証券のとこが長すぎて読む気しないから、先に普通株の章から読んでる。
なんだか当たり前の話なんだけど、同じ会社の株でも、普通株優先株で一株当たり利益って大幅に違うんだよね。
会社の利益からまず第一に発行してる債券の利息支払って、次が優先株の配当。
それらが終わった残りかすから普通株に配当がでる。
だから、同じ会社でも優先株の一株当たり利益が3ドルなのに、普通株の一株当たり利益が0.05ドルだったりする。
考えてみればあたりまえ過ぎるんだけど、なんだか寝ぼけてるときに証券分析読んでたら引っ掛かったからメモ。
優先株普通株も株は株で同じ一株なんだから、一株当たり利益が違うのはおかしい!
会社の利益を株数で割ればいいんじゃないの!?とか意味不明なこと考えてたあばばばっばば

前払家賃、前受家賃

何度教えてもらったか知れないところ。やっとピンと来た。
一応忘れないようにメモ。

「資産」は将来の費用
「負債」は将来の収益

前受家賃…将来の収益を前もって受け取ってる。「現金」が増えて「負債」が増える。後々、本来家賃を受け取る時期がきたら、受取家賃って収益の増加と負債の減少が起きる。
前払家賃…将来の費用を前もって支払ってる。「現金」が、前払家賃って「資産」にかわる。
後々、家賃を支払う時期がきたら、支払家賃って費用の増加と資産の減少で釣り合い取れる。


繰延資産…支出効果が将来にわたって出てくるもの。一期にかかった費用を繰り延べられる。現金を支払い、かわりに繰延資産って資産勘定で計上。
その後何年かにわたって、繰延資産の減少と費用の増加で少しずつ相殺していく。
創立費、開業費とか開発費(研究開発費とは違う)、株式・債券発行費なんかが繰延資産に入る。
上記のものは、必ず繰延資産としなくてはならないわけではない。企業の自由。一期の費用として計上しちゃうんならそれはそれでおk。


開発費と研究開発費の違い
前提として、この二つの境は曖昧で明確に区別できるわけではない。
研究開発費っていうのは、なんていうか全く未知の領域の研究をして開発するもの。新薬とか。
開発費っていうのは、ポテチの新しい味付けつくったぜ!とかそんな程度のもの。市場開拓も開発費に入るらしい。タイに進出することにしたから広告うつわ〜、とかそんなもん。

2−6 確定利付き証券の選択

確定利付証券
①優良な普通社債優先株
②優良な特権つき証券(しかし、その特権の価値自体は投資の対象とはならない)
……なんのことだろ?先取り証券とか???
③保証または優先条項が付与されているため、優良な上位証券にランクされる普通株

平均的な優先株は平均的な債券よりも低いランク付けしかされていないが、それでも一般投資家はありがたがって優先株を受け入れる。配当の支払いは十分に保障されていないのに。こうた事実に照らせば、優先株は変動利付きまたは投機的な上位証券に分類すべきだが、優先株のなかでも特に優良な優先株だけは優良債権と同じように取り扱い、確定利付証券に分類する。

安全性の条件
債券を「安全性」と同一視する考え方はやめて、債券は「限られたリターン」の投資対象であるという認識から出発する。

  • 債券は将来の利益を得るチャンスは限られるが、当該企業の現在の利益に対する優先請求権と利息を得る。
  • 優先株は優先請求権は持つが、確実に配当を得るという約束は与えられていない。

優先請求権や配当の約束それ自体は何ら利払いを保証するものではない。利払いを保証するのは約束を履行できるその企業の能力であり、それはその企業の財無力、現在の業績、将来の収益見通しによって裏付けられる。
こうした事実に照らせば、正しい債券選択の基本は将来の利益のチャンスを放棄する見返りに、明確な形で現在の安全性を確保することにあると言える。