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sirup の本日の道具 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2014-11-17 SIRUPの明かり

[] SIRUPの明かり 21:42  SIRUPの明かりを含むブックマーク


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西荻窪FALLさんでの展示「SIRUP琺瑯収集室」が無事に終了しました。

いつもみなさんありがとうございます。



展示本編のアクセサリーではなく、今回は店頭に飾った小さな照明の話。

屋号を表すサインを琺瑯を含めた何かで作ったらどうか、と少し前から考えていた。具体的には9月に二人展を一緒に行ったcharmさんが壁に取り付けられるような素敵な木でできたロゴを持っていて、その写真を見てから。

なんとなく机の上にも置けるようなころんとした形がいいなあと思いつつも、それが私には一番むずかしい造形で、学生の頃からどうがんばっても中身がぎゅっと詰まった形に辿り着けない。出発はそこからでも気づくと地面から離れようとしてしまう。

タイトルに入れた「収集室」という単語と日が落ちるのが早くなって来た11月のFALLさんの店頭の雰囲気から、ほの暗い所に光があったらどうだろうかと考えた。そして作り始めたのが、ランプシェードにSIRUPのロゴを入れた作品1点だけを照らす小さい明かり。

琺瑯部分も本体も試行錯誤の連続。

通常使用しているSIRUPのRの文字を使うと真ん中の穴が抜けてしまうので、上部のデザインを少し修正。それから電源の問題が大きく、電球を支える構造と配線のコードの始末と全体のバランスが照明の姿を決めるように思われるけれど、時間も技術もない。

自由自在にパイプを曲げられたらどんなにいいだろう、とインターネット上のプロの技を横目で見ながら、まずできることからと箱の上面に升目を彫って着色したり、ソケットのカバーに真鍮の板を巻いたり、紙のモデルで琺瑯パーツのサイズを検討したりしてそれぞれのパーツを用意。もちろんその間にはじめて買ったLEDの電球が用意したコードやスイッチで点灯するのか試したり。

何本かのパイプをくったりさせてしてしまった後、万力とパイプベンダーとパイプベンダーの柄を延長するためのステンレスパイプでどうにか1本使えそうに曲げられた。

全てのパーツが揃ったら、その昔電気炉を組んだ時のことを思い出しながら、圧着チューブにドライヤーの風を当てて配線終了。そして電球を取り付けてスイッチをパチンと。おおお。

やっぱりどこか頼りない形になったけれど、これがSIRUPの特徴のひとつなのかも。


またどこかの会場でこの明かりと共にお会いできますように。

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