♯176 近藤喜文展
観 覧 日 : 2018年8月26日
会 場 : 浜松市美術館
H P : https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/artmuse/tenrankai/2018_tenrankai2.html
展示作品 : 近藤喜文展
期 間 : 2018年6月23日 〜 9月9日
料 金 : 1,300円 ・ 図録 2,700円
総展示作品数 : 約500点 (内説明あり)点
感想 :
近藤喜文(1950-1998)は、新潟県五泉市に生まれ育った日本屈指のアニメーターです。
「赤毛のアン」「火垂るの墓」など、日本のアニメーション史に残る作品で作画監督やキャラクターデザインを務め、「耳をすませば」を監督しました。スタジオジブリの高畑勲・宮崎駿両監督から暑く信頼を寄せられ、メリハリのあるアクションから細やかな生活芝居まで手がける高い技術と仕事に妥協を許さない姿勢は、多くのアニメーターに影響を与えました。
映画館やテレビで、ジブリの作品に親しんだ方は多いのではないでしょうか。
スタジオジブリで活躍をした近藤喜文さんをとりあげ、近藤さんが携わったアニメーション作品を紹介します。描かれた絵コンテやイメージボードは、人物の細かな所作や表情がとても自然で、感情豊かに描かれています。そこには動画を描くことに対する高い技術と対象を読み解く温かなまなざしが伺え、近藤さんの人柄が表れているといえるでしょう。
本展では、スタジオジブリの全面的な協力のもと、近藤喜文が関わったアニメーションの仕事を振り返り、原画やイメージボード、スケッチなど約500点を展示されました。
多くの人が親しんだ清潔な人柄と暖かな眼差しによって生み出された、動画家近藤喜文の世界を、今あらためて感じました。
この特別展で昔見たアニメや映画などの多く作品に携わっていたのを知りました。
個人的には「巨人の星」「ルパン三世」「ど根性ガエル」「はじめ人間 ギャートルズ」「未来少年コナン」「トム・ソーヤーの冒険」「名探偵ホームズ」「魔女の宅急便」が好きです。
近藤喜文について詳しく知りたい方は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E8%97%A4%E5%96%9C%E6%96%87
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次回の更新は2月中旬頃を予定しております。
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