ミーティング@つくば終了しました

なにげに初つくばでした。地面が開いてウルトラ警備隊出てきそうですね〜、いい意味で。
参加者はもろもろ含めて40名程度。ちょうどいい人数だったんではないかな。
流れとしてはまずサイコムの榎木さん、富田さん、秋田清陵学院の瀬々さんのプレゼン。
やはり瀬々さんの現場体験には関心が特に集中していました。
「生徒の成長を第一に考えることができるかどうか」
博士が中等教育で活躍する余地は十二分にあるけれど、一番重要なのはこの点だとおっしゃっていたのが強く印象に残っています。
確かに、研究活動の中ではまず自分のことを考えてしまう。しかし教育の場では自分の成長もまた、生徒のためにあるべきだということなのでしょう。
その後、オープン形式のグループ・ディスカッション。
これが今回のちょっと変わった趣向でして、

オープン・スペース・テクノロジー ~5人から1000人が輪になって考えるファシリテーション~

オープン・スペース・テクノロジー ~5人から1000人が輪になって考えるファシリテーション~

  • 作者: ハリソンオーエン,ヒューマンバリュー,榊原唯幸
  • 出版社/メーカー: ヒューマンバリュー
  • 発売日: 2007/01/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こちらの方法論を参考に、新しいGDの可能性を試してみました。
前回では会場自体の雰囲気が「仕掛け」でしたが、今回はボードや椅子の配置と進行が「仕掛け」です。
おおまかな問題意識を共有するメンバーを集め、個々のテーマについては自主的に発案をしてもらう。議論のメンバーの集合も移動も終了も自由という、なかなかフリーダムで参加者の自主性が必要なこのやり方。
結果としては、思った以上にいいんじゃないか、という好印象。
上記の本の解説を読むと、アメリカンなメンタリティを感じさせるというか、日本人だとどうよ?という疑念もあったのですが、そこはさすがハカセ達というか。
最初の数分はとまどいがありましたが、いったん話に火がつけばエンドレスに意見やアイデアが出てきます。
このメソッド、もっと繰り返して洗練させたらすごいんじゃね?と。
GDが始まったのは15時30分〜16時くらいでしょうか。
19時30分まであっという間。
近場の店に出向いてエネルギー補給しつつ延長戦。結局22時くらいまで皆さんしゃべりっぱなしでしたよ。
国会の議論など○○○に思えるほどの知的交流ができました。話から抜け出せなくて、ついったの方はあまりつぶやけませんでした…。完全にオブザーバーにならないと無理だなこれは。
今回得たものを今後どう活かしていくか。イベントはもちろん、書籍なども考えたいところです。
引き続き、WEBベースでの検討を行っていこうと思います。
参加いただいた皆さん、ありがとうございました! またお会いしましょう!

追記
発声練習さんのところに詳しくご紹介いただきました。ぜひご一読ください。
あ、あとロゴ作りました。
こんなのです。