春の陽気

久しぶりのマンモス。
早目に会社を出て、サンタモニカの佐野さんのことろを2時に出発。さすがにこの時間帯は、幾分車が流れている。
給油、休憩無しで一度も停まらず、一気に走ってシャモニーに着いたのは6時20分。乾杯してベランダで夕方の風景を観ながら日本酒の熱燗。今回は知人に頂いた新潟の白瀧を一升瓶で一本持って来ている。


駐車場の横にはまだかなりの雪が残ってるが、温かい。

前回行った『ラーメン屋』と言うラーメン屋さんに行って夕食。

日曜は9時半から滑り出す。まずは東側の25番から9番へ。快晴で気持ちの良い青空。数日前に22cmの積雪の後、昨日から気温が上がり今日も暖かい春の陽気。

キャニオン・ロッジの駐車場

9番リフトの向けるような青空


9番リフトを下りて、マッコイにトラバス

マッコイニ入ってさて、魔法瓶に入れて来た熱燗で一杯、と思ったらシャモニーにそのまま忘れて来ていました。残念。それでもビールとウイスキーで乾杯。つまみは北海道産の焼きイカ、カシューナッツ、イワシの缶詰。カフェで買ったサラダの盛り合わせで昼食。


マッコイの野外バー


春のマンモスはクレージーな服装も自由

1時間ほどの昼休みの後、外に出ると佐野さんが「お年寄りのスキーインストラクターがいる」と言う、確かにあまり見ないお歳のスキースクールのインストラクターが子供二人に個人レッスンをしているが、並べてみたら、う〜ん、アメリカ人は老けてみえるから、我々とそんなに変わらない歳にも見える。しかし、あの人はマンモスのレジェンドかもしれない。

ミル・カフェの前にはリクライニングの椅子が置かれている。丁度空いたので座って目の前のスタンピーを観ていると、春のポカポカ陽気で、いつの間にかうたた寝。周りにはここはビーチかと思うような服装のスキーヤーもいる。

夕方、佐野さんの会社の通関部門のデービットが知り合いの3家族で来ているそうで、そのうちの2名が夕食の前にシャモニーによったので、日本酒でおもてなし。彼らが帰った後ジャグジーへいって、豚肉と白の鍋で夕食。

日曜は朝リフトの動き始める8時半から1時間半ほどすべる為にゲレンデに向かう。丁度シャトルバスが来たので、短距離であるが乗せてもらう。運転手はドイツ人の女性。乗客は私たちだけ。

今日も暖かい日になりそう。朝のうちのローラーコーストがいいコンデションで2本滑る。5番のグルームされた急斜面を滑り下り、スタンピーへ。
私が先に滑り、佐野さんを気遣い途中で停まると、そのまま滑って行く。「我々、歳の割に頑張るね」と、佐野さん絶好調。テニス肘は痛いが、膝は大丈夫だという。

可愛いスノーボーダーがいたのでこっそりと写真を撮らせてもらう。

スタンピーを一本滑って佐野さんはもう、上がると言うので、私はもう少し滑るため、戻りのゴールドラッシュで別れてすぐ、シャモニーの部屋のキーを私が持っている事に気づいて追っかける。

こんな時に限って、どんどん先を行く佐野さんにキャニオン・エクスプレスのリフト降り場でやっと追いついて鍵を渡す。私はその後、ローラーコースト、キャニオンエックスプレスを何本か気も良く滑って、10時半にシャモニーに戻る。

テニスの錦織圭のマイアニ・オープンの決勝を観てから帰ることに。王者ジョコビッチにかなわず準優勝に終わったが、2年ほど前、パームスプリングで、まだ無名だった、錦織に佐野さんが「あなたは松岡修造より上にいく才能が有るから、頑張って!」と、声をかけた時から、伸び始めて、今の錦織があると、知るのは錦織と佐野さんと数人だとか。