落合英二の記録

中日スポーツホームページ

<ドラ番記者
 27日の広島戦の9回、2死から野口を救援。ラロッカを1球で打ち取った落合英には当然、セーブがついた。「1球セーブ」はそう珍しくもないのだが、実はこの瞬間、落合英は日本初の快記録を達成したのだ。

 「勝ち星、黒星とセーブをすべてやったのは、ボクが初めてだったんですよ」。すでに「1球勝利」、「1球黒星」は体験しており、これで日本球界では初の完全制覇投手となったのだ。ちなみに落合英は珍しい「0球登板」(交代直後に降雨コールド)もやっている。残るは…。

 「もちろん0球勝ち星ですね。メジャーではあるらしいから、チャンスが来たらひたすらけん制球を投げ続けます」

 記録は破られれば人々の記憶から消え去るが、これなら絶対不滅。こんな“金字塔”も悪くないかも…。
(渋谷真)

 前人未到と言うよりは前代未聞のほうかな?