イギリスGP

  • フォーメーションラップの終わりかけに琢磨が止まる。グリッドにはつけずそのままスタート。1週目の途中にセーフティカーが入ってくれたおかげでどうにか1週遅れでレースに復帰するも、ミナルディとジョーダンを抜くので精一杯。レース後のインタビューでは「とにかく復帰させてくれたチームに感謝したい」と繰り返していたが、ボタンの押し間違いという琢磨のミスでマシンを止めてしまった模様。そりゃ神妙な面持ちにもなるな…
  • 3番手スタートだったモントーヤが素晴らしいスタート。ピットタイミングの妙もあってアロンソを抑え今季初勝利。予選2位ながらもエンジン交換により10グリッド降格という憂き目にあったライコネンは3位。モントーヤが怪我で欠場していたときに代打出場のデ・ラ・ロサブルツの結果から考えても、今年のマクラーレンの速さは相当なものだろう。あとはライコネンのエンジンにトラブルがでないようにするだけだが…
  • フランスGPの予選後、ノルベルト・ハウグが「他の部品の交換は許されるのにエンジン交換したらペナルティというのは不公平だ」という情けないことを言っていた。単にメルセデスが今年のレギュレーションに対応しきれていないだけか、或いはヨーロッパGPでタイヤがもげたのと同様にライコネン固有の問題なのか。今年マクラーレンがタイトルを獲りにいくのなら、この問題を解明しなければならない。ライコネンの決勝後記者会見のコメントは聞き飽きた。
  • 今期4回目のPPにして初めてポールトゥウィンを達成できなかったアロンソルノーお得意のスタートでマクラーレンにお株を奪われたのは意外だったが、ライコネンよりも前でフィニッシュできたことで満足げに見えた。ただ、周回遅れに対し青旗が機能していなかったことに対して苛立っていたようだ。フィジケラは2回目のピットストップで痛恨のエンジンストール。ピットアウト後ライコネンに抜かれて4位。益々不満が堪りそうだが、この前批判が過ぎてブリアトーレに一喝されているだけにチームとの関係が心配。昨年のトゥルーリはブリアトーレに耐えられなかったんだろうなあ…
  • 「5位フィニッシュに満足はしていないが今はこれが精一杯」と語るバトン。フェラーリよりは速いが2強に迫れるほどではないというのがBARの現状らしい。
  • MSは2ストップ、バリチェロは3ストップと作戦を分けたフェラーリだが、レースの趨勢に影響は与えられなかった。既にF2005の開発をやめて来季に向けて動いているのは慧眼というべきかもしれない。
  • 予選では速いがレースでは遅いトヨタ。中盤以降失速するのは昨年までと同様か…トゥルーリは開発ペースが上がらないことを批判していた。
  • 昨年あれほど移籍を熱望していたバトンにフェラーリ行きの噂が出てしまうほど、長いトンネルにはまったウィリアムズ。この上BMWにも逃げられるようなら今期は絶望的だろう。
  • 給油担当者の足を轢いてしまったヴィルヌーヴ、何度もコースアウトしていたクリエンザウバーレッドブルについてはこれくらいしか言及することがない。中堅チームと上位チームとの差はかなり開いてしまっている。
  • 脅威の11戦連続完走を続けるモンテイロ、評価が急上昇中のアルバース、チームメイトとの差が開きつつあるフリーザッハー、そして唯一リタイアしたカーティケヤンと、結果だけみるとそれなりに個性的な下位4台。でも悲しいかなテレビ画面にはほとんど映らず、というかリタイアしたカーティケヤンがテレビ画面上では一番目立っていた。

歯が痛い

 どのくらい痛いかというと「マックのハンバーガーにかぶりつけないほど」
 なんとか喰ったけどね(笑)
 一向に痛みが治まる気配がない。虫歯の自然治癒はないということなので、ここで痛みが治まったとしてもいずれまた痛み出すのだろう。観念して歯医者に行くしかないのかな。