ToLOVEる―とらぶる― Vol.2 ドキドキ湯けむり旅情 を読んだ。

To LOVEる -とらぶる- (2) (ジャンプコミックス)

To LOVEる -とらぶる- (2) (ジャンプコミックス)

まず、先に一言で感想をいいましょう。
SHOCKだ。
ええ、ショックでした。
まあ、それは後ほど詳述するとして、順序だてて感想を行きましょうか。
巻頭の著者紹介で、長谷見沙貴先生によって、ザスティンを噛む犬が「カジリーヌ」ということが判明しました。そして矢吹健太朗先生のコメントはなんと素晴らしいことか。先生がこれほどまでにToLOVEるに情熱を捧げていたとは。いえ、紙面を見ていただけでも先生のプロ根性はひしひしと伝わってきましたが、こうも表立って「ヌルい事ができるか―――!!!」と宣言なされるとは。本当、矢吹先生は素晴らしいです。先生こそ真のプロフェッショナルです。
さて、本編ですが、8話、ギ・ブリーが春菜をワシッと掴んでいる絵もわずかながら春菜のブラジャーが修正されてます。丹念ですね。
8話本誌掲載時評
そして9話の扉絵! カラーでないことは非常に残念ですが、本誌掲載時には題字が下腹部にかかって分かりづらかったのですが、コミックスの方で見ると、やはりどう見てもぱんつはいてない。手に持ったぱんつ(脱ぎたてか?)もスケスケですし。一体どうなっているんでしょうか。いえ大歓迎ですけど。ところで、この9話でも既にたい焼きが出てきてたんですね。うぐぅ。45ページでは、本誌掲載時に話題となったシーンがありますね。最後から2コマ目。ララの衣服が維持できなくなっていくシーンで、陰毛が見えているのではないか?というアレです。本誌では貼られてなかったのですが、単行本では陰部にトーンが貼られていて、少々それが恥毛であるかどうかは分かりづらくはなっておりますが、それらしいわずかな線は確認できます。そして本誌掲載時にはなかった要素のひとつに左胸の穴が単行本ではより大きくなっていて、そこに乳輪とも取れるトーンが貼ってあります。本当、矢吹先生は手を抜くことを知りませんね。
次の46,47ページのランジェリーショップでは下着類にも単行本では手が加えられておりますね。そして47ページの2コマ目では本誌掲載時にも陰裂ではないかと疑った下腹部の一本の線はそのまま変わっておりません(ついでを言えばしっぽが描き足されておりますが)。まあ、これが破れかかった服なのか陰裂なのかは読者諸氏の判断に委ねられるところでありましょう。
9話本誌掲載時評
10話はとりあえずは扉絵のララに多少トーンの追加がありますね。58ページの触手緊縛春菜たん回想には修正を期待していたんですが、ありませんでしたね。まあそれだけで充分エロいのでいいんですが。そして、67ページの春菜が頬を紅潮させてリトに何かを言おうとするシーンのほほの描写が若干柔らかくなってますね。矢吹先生素晴らしい。
10話本誌掲載時評
11話、修正は77ページのパンチラにトーンで影をつけているところですかね。
結城才培のモデルはやっぱ島本和彦・・・・・・いや、炎尾燃ですかね。
11話本誌掲載時評
12話、修正はまあありますけど言及するほどのものはあまりないかなー。
やっぱ春菜の水着にお着替えはいいものですなあ。そういえばまだこの頃は籾岡理紗と沢田未央はララのことを「ララちぃ」とは呼ばずに「ララさん」て呼んでるんだね。お、スク水もよく見るとトーンが薄めのものに変更されてて、縫製も若干変わってる。ていうか110ページの3コマ目は地味に全面改稿ですね。
12話本誌掲載時評
13話、扉絵のスク水濡れ春菜たん(髪留めナシ)ですが、絵的な修正はないものの、単行本では作家クレジットによって隠れていた太ももの付け根があらわになったことで、非常にエロくなりました。右太ももの付け根の内側に流れる滴が愛液を想起させる描写になっててエロいですね。まったく。119ページでは雑誌掲載時にも話題になった春菜たんの前屈に新たにトーンを付け加えています。局部および周辺のトーンワークには脱帽ですね。さすが矢吹先生。次のページのモブキャラの水中股間スク水直しもグラトーンを加えておりますな。また122ページの水着の緩んだララの陰部にトーンを重ねて質感を出してますね。先生は細かいところにも妥協しません。
そして、2巻も後半に入ってまだ来ないかと思ったら、とうとう来ました。
123ページ!
ララの乳首キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
しかも両乳首をはっきり!!
よく見れば、トーン処理や描線を駆使して乳頭のわずかなくぼみすら表現していらっしゃいます! 本当矢吹先生のプロフェッショナル魂には感服いたします。
本当素晴らしい。
あとは13話は最後に弄光の盗撮写真に手が加えられてますね。
13話本誌掲載時評
14話は、美柑の擬似フェラ祭りの回ですね。あと春菜の犬で指フェラくらいで特にめぼしい加筆修正なしかなー、と思ったら、忘れてた! 最後にララの入浴と、乳首修正が!!
左右共に乳首を御披露でございます。ありがとう、ありがとう。
14話本誌掲載時評
さてさて待望の15話、湯けむり温泉旅情でございます。
ついに来てしまいました。
このときが来てしまいました。
160ページ(ノンブルはありませんが)。
春菜たんの乳首!!!
・・・・・・ぼくはこれを見た瞬間、リアルで思わず声が出てしまいました。
そして歓喜と感謝と、一方で悔しさや落胆などの相反する感情がぼくの中に渦巻き、コミックスから目を背けてしまいました。
ぼくの見たかったものがそこにありました!!
でも、永遠に手の届かないものであって欲しかったのも事実なのです。
ああ、春菜たんの乳首・・・・・・。
ええ、1巻の乳輪まではぼくも冷静でいられました。大人の対応が出来ましたよ。表面上騒ごうとです。
あるいは、トーンを使わない描線のみによる乳首描写までは、無邪気に喜ぶことも出来ました。
しかし、この確かな線描と精緻なトーンワークによる、まごうかたなき春菜たんの乳首は、その圧倒的事実性と存在性をぼくに叩きつけました。
ララはいい、ララは。・・・・・・だが春菜たんの乳首は・・・・・・ちくしょおおぉぉぉ・・・・・・。
しかもさらに、隣の161ページでも微妙に春菜たんの乳首が描かれます。ちくしょう、ちくしょう。
春菜たん乳首ショックのおかげで、籾岡理紗の両乳首解禁もその下のララの乳首ももはやどうでもよくなってしまいます。あ、164ページで地味に沢田未央も乳輪解禁してますね。見ようによっては乳首もちゃんと描かれてるようにも見えます。トーンワークが素晴らしいですね。
そして再度SHOCKがやってまいりました。
本誌掲載時には籾岡理紗の左手が春菜の陰部にのびて、春菜たんがそれに敏感な「反応」を見せているかのように描かれたことで物議をかもしたコマで、・・・・・・乳首加筆修正です。
正直な話です。・・・・・・ぼくはどうしていいのかわかりません。
どうしたらいいんだ。
矢吹先生は、ぼくに見たいものを見せてくれた!
しかし、春菜たんの不可侵な神聖性を剥ぎ取ってしまわれた・・・・・・。
ぼくは矢吹先生を糾弾するか? いや、そんなバカな。矢吹健太朗先生を賛美こそすれ、糾弾するなんて・・・・・・。だが・・・・・・、だが・・・・・・。
この件についてはぼくの中でもう少し時間が必要なようです。
15話本誌掲載時評
16話については、加筆修正がないわけではありませんが特に取り上げるようなものはありませんね。
16話本誌掲載時評


総評:いやあ・・・・・・。本当にショックでした。あるかもと予想はしていた春菜たんの乳首が、実際目の当たりにすると、ああも取り乱してしまうとは・・・・・・。
先生・・・・・・矢吹先生。これは、少年向けコミックで陰茎に刺激を与えろということなんですか? それをやってしまえというんですか? しごけと?
クソッ! ちくしょう! ぼくは、ぼくは、ぼくは・・・・・・!!!