増設HDDが開けなくなった場合の対処例
自分のPCの環境
- ・OS:Windows XP
- ・内蔵HDD1:350GB(SATA接続、OSインストール)
- ・内蔵HDD2:2TB(SATA接続、データ保存用)
症状
HDD2が開けなくなりました。OSで認識はしてるけど、正しく認識しないようでした。
- ・マイコンピューターを見るとHDD2は存在している(Eドライブでした)
ディスク管理は、マイコンピューターを右クリック→管理→ディスク管理で見ることができます。
問題を解決した手法
ディスクの検証と修復を行う、チェックディスク(chkdsk)を実行しました。これはWindows付属の機能です。以下の2サイトの内容をご確認の上、実行されるのが良いと思います。
- ・参考としたページ:外付けハードディスクの修復*1
- ・コマンドの説明:Windowsコマンド集:(chkdsk)
手法
(1)ディスク名を確認:マイコンピューターを開き、対象のHDDのドライブ名を確認
自分の場合は、ボリューム(E:)(Eドライブ)なので、Eでした。
(2)コマンドプロンプトを起動:スタート→ファイル名を指定して実行→cmdと入力→OK
黒い画面が起動すると思います。
(3)チェックディスク実行:コマンドプロンプトに chkdsk e: /f /r と入力し、エンター
ディスクが大きかったので、数時間かかりました。
その他試したこと
- ・接触不良を疑い、HDDと基盤(マザーボード)を繋ぐケーブルの取り付けを確認
- ・基盤不良を疑い、ケーブルを接続するソケットの位置を変更
- ・基盤不良を疑い、他のPCへHDDを移設(結局認識せず)
- ・パーティションテーブル破損を疑い、TestDiskというフリーソフトで修復試行
参考サイト1:【TestDisk】で失われたパーティションをリカバリする
参考サイト2:「TestDisk」の使い方
当初はBIOS不良を疑いましたが、OSで認識されていたので、その可能性は除外しました。
大切だと思ったこと
検索して症状を特定し、さらに検索で解決方法を探しました。なので、(1)と(2)は関連しますが・・・
(1)症状を正確に認識すること
症状を正確に把握して、選択肢を絞る事が大切だと思います。HDD故障でも、例えば最初から認識されない、起動ディスクが起動しない、異音がする、など様々です。原因も多岐に渡ります。そこで症状を把握することで、選択肢を少数に絞ることができます。
*1:自分のは外付けじゃなく、内臓ですが参考になりました