ソード・ワールド2.0&シルバーレインRPG開幕記念コンベンション

豪雨の中。
地下鉄を乗り継ぐのは面倒くさいので、飯田橋からタクシーで会場入り。
開場前のビル正面に、ものすごーくそれっぽい人の列が……
皆さんご苦労様だなぁ。


開門後は、入り口で左右に分かれ、SW2.0は右、シルバーレインは左で受付。
並んでいる人の殆どがSW2.0だったらしく、左はスイスイ進んで並びもないのに、右は列を成して。
受付で名を告げると、その場で卓抽選。
ちなみに、今回は僕と神代さんがSW2.0でヒロタ君がシルバーレインで参加。
僕は22番卓になった。
受付で渡されたのは簡単なペラ一枚の進行と注意下記の紙と、厚紙に印刷されたサンプルキャラクター画のペーパーカウンターが一枚。
公式系ではチラシだなんだと宣伝が多いものだと思っていましたが、特になし。
会場に入ってみると、物販もなく。本当にゲームをプレイさせることだけがメインの構成だというのはビックリ。
そして、22番卓はテーブルがなく、入り口横に並べられた椅子に待機させられました。
……いやーな予感。


定刻になり開会。
簡単な開会の挨拶から始まり、すぐに卓を担当するGMの発表からプレイへと。
本当にプレイ主体なんだなー。ビックリ。
ゲストGMはSW2.0側が安田均北沢慶・田中公侍・藤澤さなえ、シルバーレイン側が上村大、友野詳、安道やすみち、篠谷志乃
グループSNEから7名、トミーウォーカーから原作者&社長が降臨しております。
他のGMはざっと名前を名乗っただけでしたが、Role&Roll公認GMの方々のようです。
なるほど、昔はこういう公式コンベの際は、サークルとか編集者の知り合いとかに声がかかったものですが、公認GMという仕組みは実にいいですね。
ちなみに、案の定、22番卓はステージ上に作られ、ゲストGMにあたりました(苦笑)。
いや、北沢慶氏のGMは面白かったですけどね。
居心地がよくなーい。
プレイ開始と同時にSW2.0の看板がガタンゴトンと落ちていたのは……ちょっと縁起でもない(苦笑)。


各テーブル5人パーティ。
事前抽選式の場合は、男女比や年齢なども調整されるものですが、今回は完全にくじ引きでしたから。
本当にバラバラ。
うちのパーティは男性2に女性3。ちなみに、神代さんのところなど5人全員女性(!)。ヒロタ君のところは男性4:女性1だったそうです。
一応パーティ構成。
キャラメイクは省略でテンプレートを使用。

モコ=コ(タビット・女)          テンプレート:タビットの魔法使い
ソーサラー/コンジャラー
パーティのリーダー。おウサ様。

ノーチェ(人間・女)            テンプレート:人間の妖精使い
フェアリーテイマー/フェンサー/スカウト
プレイヤーはルールを実に読み込んでおられて詳しい。器用貧乏ゆえにわりと貧乏くじを引く。

G・コフィン(リルドラケン・男)      テンプレート:リルドラケンの錬体士
ルールブックⅡより、ファイター/レンジャー/エンハンサー
プレイヤーはRPG初心者。なので、行動原理は極めてシンプルに。

フィア(グラスランナー・女)        テンプレート:グラスランナーの吟遊詩人
同じくルールブックⅡより、バード/シューター/スカウト/レンジャー
プレイヤーはSW2.0経験者、ルールに詳しい。
役割上、しぶーいポジションですよね。このスキル構成って実は。

セドリック(ルーンフォーク・男)      テンプレート:ルーンフォークの魔動機師
マギテック/シューター/セージ
なけなしの所持金をはたいて買ったぬいぐるみを「ご主人様」と呼ぶダメ執事

リルドラケンとタビット、グラスランナーと特化型のキャラクターが多く、その反動でノーチェさんに一番しわ寄せが来ています(笑)。
何しろフェンサーなのに前衛に出なきゃいけないし、回復役も担当。
本当に貧乏くじでございました。


ちなみに教訓としては、レンジャーとセージは複数いないと話になりません。
危険感知や魔物知識に失敗すると致命的でございます。
……うち、知力判定には恵まれなかったなー(苦笑)。


シナリオはシンプルなダンジョン物。
そんなに広大でもなく、サクサクと進む感じ。
トラップ構成などが非常に昔ながらの論理にきちんと従っていて……すみません、逆にものすごく先読みがしやすかったです(笑)。
前半は皆があーでもない、こーでもないと悩むのを楽しく見ていたのですが、途中多少押してきましたので、「構成上、そこには何もあるわけがない」とか「○○系が出てくる」とかメタな発言をする悪いプレイヤーでございました(笑)。
戦闘ではドンブリ勘定で、ちゃんとメモしとけばいいのに適当に覚えているからいつも2〜5点ぐらい間違っていました。
うーむ。
しかし、本当に僕はダイス目が悪くて悪くて。
唯一のセージなのに判定に失敗する。
クリティカルバレットを装填しても、1度も回りゃしませんとも(泣)。
SW2.0は旧作からそうだけど、実はダイス目に大してガチで救済手段が少なく、F.E.A.R.系のリソース消費型のシステムに比べると、ダイス目が悪いと采配で補いきれないときがあるんだよな。
だから僕はGMになったのだけれど(笑)。
プレイヤーはホント久しぶりだったし、2〜3年ぶりぐらい。うまくまわせなくてものすごく心残り。


久々に途中で野営をして回復するというダンジョン攻略をやりました。
そんなに広くないのになー(笑)。


終了後は1時間程度のトークショー
シルバーレイン側は制作秘話などが中心。JGCあわせでサプリが出るとか出ないとか。
SW2.0側は本日のシナリオの話がメインで、他のパーティがどう動いたか、GMはどう考えたのかなどがわかるのは単純に愉快だった。
ちなみに、かなりの量のプレゼントが供出されておりました。ざっと3分の1ぐらいの確率で当たる感じでしたかね、うちはヒロタ君がシルバーレインのカードを貰っておりました。確率通りでございます。


最後に。
本日で一番記憶に残った点は、司会進行のキリシマさんという女性が、ずーっと「コンション」といい続けていたことですね。
……スタッフ、誰も注意してやらんかったのかなー。
事前に打ち合わせだってあるだろーに。