- 作者: 森川富昭
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2014/08/12
- メディア: 単行本
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(2014-12-03 読了)
最近データ分析入門系の本をかたっぱしから読んでいて、本書に出会った。ビザ面接で待たされているときに読了。
シューズメーカーにつとめる若手社員が主人公の物語風で書かれている。あれ、このパターンどこかで見たぞ?
特に目新しいものはなく、分析手法についても詳細に触れてないため、初学者が入門できない。
Tableau を使っているという話をするのであれば、Tableauの使い方や、どのようなシチュエーションで特に効果を発揮するのか、実例を交えて説明してほしいものだが、試用版ためしてみてね♪程度にとどまっている。
読み物としてもウーン、技術書としてもウーン。社内プレゼンの状況とか、少し会社を舐めているんじゃないかと感じる部分もあって本書の印象はよくない。
これではビジネスは動かない、これでは情報も錬金できないというのが正直な感想。
しかし、以下のようにときどきドキッとする表現が出てくるので、そういう意味では面白かった。
最近、レッドブル以外で自分に翼を授けてくれる存在は、菜穂だった。そして、彼女のことをこれだけ意識するようになったのも、今回の経営改革との戦いがきっかけだった。
??!!
この言い回しはどこかで一度使ってみたい。
結論: 読み物スタイルのデータ分析入門書系なら「とある〜」の方がずっとおすすめ
とある弁当屋の統計技師(データサイエンティスト) ―データ分析のはじめかた―
- 作者: 石田基広,りんと
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2013/09/25
- メディア: 単行本
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