はじめてのカポエイラ♪


職場の人に声をかけてもらって、初めてカポエイラに挑戦してきた。



もちろんこんな風には動けないんだけど(~_~;)、さわりの部分だけ教わって最後には先生と組んでやらせてもらえた。


ジンガという基本ステップがあるんだけど、それを繰り返して常に動いているところとか、力で自分の体重を支えるのではなく、あくまでバランスが大切とか、柔術と共通する部分がいっぱいあってすごく楽しかった。


カポエイラ用(?)の楽器で奏でる音楽が常に流れていて、それに合わせて相手との呼吸で動く。勝ち負けじゃないでの、その間合いの読み方とか自分の動きや相手の反応を楽しむスポーツなんだなあという感じ。


自分の柔術に足りない「軽さ」「柔軟性」。

そうだよな〜、柔術だってこんな風にやれるときっと楽しいだろうな〜、とあれこれ考えながら自転車漕いでいたら、危うく信号無視しそうになった(危ない(^^ゞ)。こういう感覚、ちょっと久しぶり。


技術もないくせにわりと安易に上手くなりたがったり、気にしてないようでじつは勝ち負けに拘るタチなので(だめじゃん・・・!)、とにかく身体を動かして楽しむことの大切さを改めて思い出させてもらった感じ。


柔術生活に生かしつつ、こっちもゆるいペースで続けられたらいいな。

練習&試合の応援に


久々の練習参加。先生はK倉さんの試合のため不在で、やはりこの日別の試合に出る予定のS井さんが講師役。


S井さんだってあと数時間後には試合じゃん!と思ったのに、スパー何本もやっててびっくり。本人はアップのつもりだから、と言ってたけど、見てるこっちの方が「えええ、いいのー?」という感じ。


久しぶりの練習だったので(←最近毎回こんな感じ)、打ち込みのくるくるちゃんは20回一セットでパスさせてもらった。
腕十字や三角締めの打ち込みも久しぶりだったので、感覚は思い出せたけど疲労感がハンパないです・・・(-_-;)


スパーも3本くらいでしかも休み休みという極めてゆるめの練習だったのに、やたら力みすぎてグッタリ。
いつになったら力に頼らない柔術ができるようになるのかのう〜???


練習後、一度家に帰ってからS井さんの試合のため西調布まで行った。


駅からちょっと歩いたところにあるビルの、地下階段を下りていったところが今日の会場だったんだけど、なんだか秘密の会場で行われているアングラ劇みたいw 

狭い会場はそれぞれの選手たちを応援する人たちで結構いっぱい。


プロレスファンが高じて試合に出てしまいました!みたいな中年らしき二人とか、いままで自分が見たMMAやボクシングの試合とはまた違った雰囲気で面白かった。


S井さんは踊る大捜査線のテーマで吠えながら入場したり、高校生相手に結構エゲつない感じで戦ってて、いつもの「優しい柔術のおにいさん♪」な感じとはまた違うギャップを味わえた。

もちろん勝ったけど、S井さん的には試合内容に納得いかなかったみたい。まあでも、私としては「こういう世界もあるのね〜」という感じで楽しめた。


K倉さんの試合も無事勝っていたし、今日は我が道場的にはよい一日だったと思います♪

試合が続きます


・・・ごめんなさい、本日開催の「柔術ファイターズ5」、諸処諸々の事情により応援に行きそびれましたorz

O原さん、I葉さん、お疲れさまでした。
I里さん、優勝おめでとうございました♪


明日はS井さん、K倉さん、来月にはS中さんとMMA組が続き、同じく来月DUMAUにH崎さんが出場するという我が道場。

調整不足なので私は年内試合には出られませんが、みんなの試合見せてもらって来年へのモチベーションを高めたいと思います。

頑張ってくださいねー!!!(´▽`)/

226


昭和11年2月26日に起こった青年将校らによるクーデター未遂事件――であることは、その昔教科書で習ったものの。知識は今回改めて確認しつつ鑑賞。

時代は違うけど、自分の中では先日再見した「八甲田山」から続く日本近代戦史のおさらい、ということで。



※事件の詳細はこちら→

1989年の6月に公開されてるけど、この1月に昭和天皇崩御、昭和が終わり元号が平成に変わった。そんな年に公開されたというのも奇遇だなーと思ったり。


青年将校たちの蹶起前の密談から始まり、重臣襲撃に至る最初の25分くらいが、はっきり言って一番盛り上がる。あとはひたすら時系列に沿って、よく言えばドキュメンタリータッチ、悪く言えば盛り上がりもなく淡々と、というかはっきり言ってなんとなくダラダラと彼らの甘い計画が瓦解していくさまが、90分くらいひたすら続いていく。

彼らの蹶起する思想的バックボーンもほとんど説明されないため、一度見ただけでは肝心の「そもそも、なんでこんなこと実行する気になっちゃったの!?」がよくわからないのだ。


キャストはかなり豪華だけど、そんな感じなので登場人物たちのだれに共感するのも難しいし、ネットで評判を調べてみてもやはり同じような感想も多い。んだけど。

襲撃当初、雪の中を軍靴の足音を響かせながら歩く兵士たちの姿を延々見てるだけで、なんだかゾクゾクしてしまう。


ミリオタさんほどの兵器の知識もないし、もちろん右方向の思想もないのだけど、日本男児の短髪、軍服姿は単純に好きなんだよね〜。

特に、一番似合ってるのがモッくん(本木雅弘)!

坂の上の雲」での海軍軍人・秋山真之役もよかったけど、陸軍の軍服姿もまたいいのよ、これが〜♪


撮影当時23,24歳と思しき彼の初々しい凛々しさが、「狂カ愚カ」*1という青臭い狂信性にピタリとはまっている。174cm、68kg(公称)、決して大柄すぎないところがじつに昭和の軍人ぽくてよい(最近のモデル出身の人とかだと、明らかに背が高すぎるんだよな〜)。


都内を襲撃、占拠した他の隊と異なり、一路湯河原へ向かうモッくんこと河野隊。旅館に宿泊していた牧野氏を襲うものの失敗、河野も重傷を負ってしまい隊に戻ることはできなくなる。

入院先である熱海の病院から、任務を完遂できない無念さを電話で伝える場面や、見舞いに来た兄に「腹、切りたいんだけど」と自決用の刃物を所望する場面等、非常に見せ場が多い。何度彼の登場するシーンだけリピートしたことかw

ここの12:50あたり〜)


なんでこんなに盛り上がらないのかな〜と思ったけど、何度も見てるうちに「盛り上がらないのがいいんじゃないの?」という気分になってきた。


あっさりとした描写ながら、彼らの妻や子との和やかなシーンや、夫や父を暗殺される重臣たちの妻、子どもたちの存在も挿入されていて、暗殺の事実に彼ら自身が苦悩する場面も出てくる。

青年将校たちは、決して血気盛んな狂信的集団として描かれてはいないのだ。けれど、それだけで彼らのしたことに共感はできない。


むしろ、貧しい農村の状況をなんとかしたい、そのためならきっと天皇陛下だってこんな大それたことをやる我々を認めてくれるはず!という思い込みだけで作戦を遂行してしまい、結果クーデターは未遂に終わりロクな裁判も開かれずに銃殺刑、という愚かさを示すために、わざと英雄視したりドラマチックな描き方にしてないんじゃないの?とすら思えてくる。


千住明のテーマ曲が、ストーリーと相反するかのようにドラマチックでよい。これも何度も聴いたw


彼らの狂・愚をドラマの中では持ち上げない分、たおやかで芯の強そうな昭和の美人女優を配し、見事に再現された昭和初期の東京に力が注がれている、この映画としてはどうなのよ?なアンビバレンツさ。

全然褒めてないような気もするけど・・・私はこの映画、好きです(^^♪

*1:映画の冒頭、蹶起にあたり野中大尉が「ワレ狂カ愚カ知ラズ/一路遂ニ奔騰スルノミ」とハンカチに書く場面が出てくる。

ご無沙汰してます

―本当になかなか練習いけてませーん!そして、更新も滞ってまーす・・・!

というわけで、ちょっと前の練習内容についての振り返りをば。


子どもたちの運動会が終わったら、もっと落ち着くのかと思いきや。
来年中学校に進学する息子の学校説明会やら学芸会、娘の保育園の保護者関係の集まり、地元の子どもまつり、地域の防災訓練(今年は出ないといけない当番になってる)等々、なんやかやで毎週末がつぶれる。

この上、忘年会やらクリスマス会やらもやはり子ども二人分+αであるので、出不精な自分には珍しく予定がタイトでもう、どうしたらいいものやら。


家庭の事情で平日夜の練習にもなかなかいけないため、週末に参加できない=練習量の激減という始末。

久々に練習行ったら、あまりにも最近練習来ないので先生から「もうriverさんは年内試合に出ちゃダメ!」宣言を出されてたことを知りました・・・申し訳ありません。来年、また心を入れ替えて頑張ります・・・(T_T)


この日は久しぶりのくせに遅れて参加したので、愛しの打ち込みちゃんもできず。柔軟やって技術練習の途中から合流。

前もやった、ハーフガードの体勢から二重緘みでスイープのバリエーションと、自分が下で相手の腕を下に引いてバランスを崩し、その隙にフックした足を使ってスイープ、というのをやった。


二重緘みは早く足を抑えられるかどうか甚だアヤシイけど、フックスイープは相手の腕の引っ張り方が↓じゃなくて→になっちゃうのをなんとかすれば使えるかな?という感じ。


スパーはS谷さん、H崎さん、K倉さんと。

S谷さんとやったとき、マスターのやり方をパクってる!と言われた。えええ、何ソレ?戦術を考えつつ動けるほど高等技術は持ち合わせてないし、ましてやマスターの動きなんて真似ようとして出来るわけないじゃん・・・!と思ったけど。


師と仰いでいる以上(最近全然会わないけどね・・・(-_-;))、それっぽい動きができてたのならちょっと嬉しい♪

というか、単純に苦手な体勢になっても慌てず落ち着こうと思ってたのと、自分が上になるパターンばかりなので、とにかくどこか抑えられる形にならないかを考えつつ、なるべく相手に取られないようにひたすら動いて逃げ回ってたんだけど。


お陰でH崎さんからは「無駄に動きすぎて使わなくていいエネルギー消耗してる」と言われてしまった・・・ん〜でもな〜、動き止めたら絶対やられちゃうし。

最近練習回数少ないせいで体力落ち気味だろうし、この際諦めてとにかく動こうと思います。ハイ。


K倉さんとは最近、接待スパーというか(~_~;)、こちらの練習になるよう技をかけさせてくれるスパーになっている。これじゃK倉さんにとっては練習にならないだろうなあと思いつつ、助かるのでお言葉に甘えてしまっている。

腕十字の取り方や三角→十字の連携等、試合になったら防戦だけじゃなくて攻める方法も身につけてないと。


得意技ってそう簡単に見つからないものだろうけど、探す努力はこれからも細々と続けていくつもりでおりますm(__)m

見たもの・読んだもの


心の中が慌ただしく落ち着かないときほど、本を読んだり何か手に取りたくなるタイプなので。

■読んだ本

逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録

逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録

そういえばひと頃、やたら話題になったけど。実刑が下って(だよね?)すっかり話題もなく。


――しかし、読んでなんかモヤモヤする本だったなー。

とにかく捕まることが怖くて逃げ回り、逃げ果せるためなら鼻を自己流で縫っちゃおうが唇をハサミで切り落とそうがもう、「なんでっ!?」っていうことまでできるくせに。


彼がどういう風に育ち、どこでこんな風に道を踏み外したのか、自己分析らしき記述がまったくない。

この本でないところでやってるならいいんだけど、もしこんな小学生の作文(文章がヘタというわけではない。年齢の割に、文章を書くという行為の中で思考を深めるプロセスが見当たらない、という感じ)みたいなことしか本気で出来てないようだと、いずれ出所した暁にはどうなっちゃうんでしょうかね、この人?


ちょっと読む時期が遅かったかも。
Twitter絡みで話題になるものはなんでも、タイムリー性がないとダメっぽい=自分にはうまく消化しきれないことが多い。


焦土の恋 ”GHQの女”と呼ばれた子爵夫人 (祥伝社文庫)

焦土の恋 ”GHQの女”と呼ばれた子爵夫人 (祥伝社文庫)

NHKでやってた「負けて、勝つ」の中で、GHQ高官であるケーディスの不倫相手としてチラッとだけ出てきた女性・鳥尾鶴代。
ググってみたらドラマのキャラクターのようにバカっぽい感じではなく、ポートレートもとても美しい人だったので興味を持って読んでみた。


本自体は恋愛小説としても歴史小説としても中途半端な感じだけど、彼女のイメージだけはなんとなくわかった。


戦後の混乱期にはこんな風に、時代に翻弄され、平凡な幸せとは縁遠い人生を送りながら、表舞台に強く自分を訴え出ることもなくひっそりと人生の幕を下ろした人々がたくさんいたんだろうな。


※「負けて、勝つ」関連ではこのあと、吉田茂の娘である麻生和子さんの本「父吉田茂」も面白そう(待機中)。

父 吉田茂 (新潮文庫)

父 吉田茂 (新潮文庫)


■見た映画

DVDですけどね。

夜叉(1985年)


・・・個人的にいま、「高倉健祭り」真っ最中(^^♪


公開当時に見たのだろうか?一度見た記憶があって、ほぼその印象は間違ってなかった。

あどけなく、妖艶。性根の座った強さと同時に(昭和の男なら手を差し伸べずにはおれないであろう)、脆さを持った女・田中裕子の魅力を再確認。彼女を印象づける様々な「赤」*1がじつに美しい。


さりながら。やはり、カッコイイ健さん・・・!


撮影当時50歳とはとても思えない、鍛え抜かれた上半身にまとわれた夜叉の刺青。
田中裕子とはキスシーンすらないけど、健さんの背中でうねる夜叉と、情事のあと彼女の耳を噛むシーンがむちゃくちゃセクシーであります。


冷静に考えるとツッコミどころは多々あるけれど、そういうのを平気でほったらかしにできるほど役者の魅力に溢れた映画。
日本海側の漁師町の雰囲気と、映画全体のトーンがマッチしてるところも素敵。


八甲田山(1977年)


日露戦争前に、ロシアの厳冬下での戦闘に備えて青森県八甲田山にて行われた雪中行軍で起こった、210名の中隊がほぼ全滅(199名遭難死)するという悲劇の映画化作品。

原作は新田次郎で、これもまた非常に面白かった。

八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)

八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)


健さんは、無事生還する弘前第31連隊隊長・徳島大尉役。
残念ながら悲劇の将となる青森第5連隊隊長・神田大尉役は、某CMで犬のお父さん役でお馴染みになってしまった(?)北大路欣也

史実とも原作とも変わっていて、行軍前に「雪の八甲田で会おう」と交わした約束を果たそうとうとする、男たちの物語になっているところがもう泣ける。


雨月物語」のなかの「菊花の約」まんまというか、ありえないオカルト設定で神田隊遭難の場所に行き合う徳島大尉。

雪の中、徳島大尉を待っていたかのような青白い顔で横たわる神田大尉がもう、凛々しいというか切ないまでに美しい。


そして、柩に横たわる神田大尉の姿に、思わず落涙してしまう健さん
それまで抑えに抑えた演技なだけに、「自分は確かに、雪の八甲田で神田大尉に会った」とだけつぶやき、あとは涙を堪えようとする姿がじつに、じつにグッとくるのであります。


一緒に見ていた夫は、私ほど面白く感じてなかったみたいなので(どちらかというと「坂の上の雲」絡みなので見た、という程度)、この時代の邦画の映像や、音楽にまで思い入れて見てるのはやはり「昭和」な自分だけだったもようです・・・

*1:和服の赤いショール、アンゴラのゆるいセーター、弁柄の和傘、等々

「楽しい」ってなんだっけ?


何ものにもハマれない日々が続いて久しく。

ものすごくいろんなことをセーブしてるつもりなのに、肝心なことの伸びや成果が感じられない。
何をしても楽しくない。

でも、ハタから「楽しそうでいいわね」みたいに言われることもあり。


「つまらないんだ」「何か違うんだ」という思いをぐっと呑み込んでガマンしてるだけなのに、表に出ない部分は「いい思いしてるんでしょ」と勝手に思われるみたい。

そんなに呑気で幸せそうな顔に見えますかね?んなことないですけど。


――ああ、今日も大して物事が進まずに一日終わった。



来年東京公演があるミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」のオリジナルキャストの一人、ブリュノ・ペルティエが歌う「カテドラルの時代」。

曲も好きなんだけど、この人の歌い方がまた伸び伸びと気持ちよさそうで、つい何回も聴いてしまう。
特に転調して音が高くなってからのサビに「あ〜、こういう風に歌えたらさぞ気持ちいいんだろうなあ」と思わされてしまう。

公演始まったら絶対観に行こうっと。


腹筋使って、喉の筋肉には負担かけない歌い方がいいというけど、多分それって柔術も一緒なんだろうな。

自分の中心(腹筋)にだけ力を溜めて、あとは肩や背中、手足に無駄な力は入れない。力を使うのはここぞ!というときだけ、なのはわかるけど。

相変わらず身体が動かないわけです。特に最近、練習行けてないし。


いまの生活時間を見直して、なんとか自分に自信持てるような習慣(ささやかでもいいので、積み重ねていけば力になるようなこと)を作っていかないとなー。



は〜・・・やっぱ先週の土曜日の練習、全然ダメだったのが地味〜に堪えてるわ・・・_| ̄|◯