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日々のものごと日記(政治問題中心) このページをアンテナに追加

2010-05-02

[][][][][]朝日新聞の問題記事、「扇動社会

4月30日朝日新聞朝刊にこんな記事がありました。

私も覚醒したのだと思う。

外国人参政権などに反対するメールをワンクリックで300通も一斉送信。

仲間10人と合わせて、1カ月で4万通がネットに放たれる。

ミステリアス存在でいたい」。ネットでは「しーたろう」と名乗る。

都内在住の女性だが、氏名も年齢も明かさない。

「今やっていることは、自分じゃなく、日本のため。充実した毎日です」

ブログには、外国人参政権や選択的夫婦別姓などに反対する請願書や意見書の文例が並ぶ。

日本解体される」と彼女が危機感を持つテーマだ。

一般、ミセス、ナイスミドル未成年……。使ってもらいやすいように様々な文体を準備する。

1月東京都補選向けの文例もつくった。

ネット転載が繰り返されて広がり、選挙区伊豆小笠原諸島に集中した。

文例ひとつを約2時間で仕上げる。

「みなさんが請願書を出すハードルを低くできれば、と思っている」

 

政治に関心はなかった。

変わったのは昨年の総選挙前。

ネットで、出所不明の民主党裏マニフェスト」と称する文書を目にした。

移民千万人受け入れ」や「国家主権の委譲」などが盛り込まれていた。

あせりが募り、近所に民主党批判のビラを配ったが手応えはなかった。

だが、政権交代の後、自分ブログを立ち上げると、アクセスが集中した。

ふだんはネットニュースをチェックする。

記事につけられた読者のコメントで、ニュースの裏側の「真実」が分かると感じる。

マスメディアは本当のことを伝えない」

3月、新たな意見書の文例をつくった。ブログの読者からの提案に応じた。

《いくらでも拡大解釈が可能》《日本の文化経済破壊される》

性描写が含まれたマンガアニメ青少年への販売・閲覧を規制する、東京都条例改正案に反対する内容だ。

非実在青少年」。耳慣れない言葉で作品の登場人物をくくった改正案への警戒感がネットで渦巻いていた。

読者から都議127人の大半のメールアドレスファクス番号が彼女に集まった。

大会派の民主党は、賛否が割れていた。都連幹部の事務所には、3月中旬から1カ月で1千通近くの郵便物が届いた。電話は鳴り続け、1日約700通のメールが届いた日もあった。

都議会事務局にも5千件以上の反対意見が届いた。

可決目前だった改正案は継続審議になった。

「文例を提供しただけ。改正案の中身はよくわからない」。彼女は今、そう語る。

 

ネット上で反対派のよりどころとなったのは、評論家藤本由香里明治准教授日記だ。

改正案の欠陥を指摘した内容に、1日約2万件のアクセスがあり、広く引用された。

単純所持も禁止されています」という誤った記述も同時に広がった。

藤本氏は「都の説明不足。表現の自由が縛られる、と大勢の人が気づき、声を届けたことは良かった」と話す。

条文があいまいだ、との批判に対し、都青少年治安対策本部は26日、内容を説明する回答集をネットに載せた。

規制の対象を「いわゆる『エロ漫画』のうち、子供との性行為の描写がメインとなっているもの」と明記。

対象とならないシーンも掲げた。

しずかちゃんの入浴シーン」(ドラえもん)、「ワカメちゃんパンチラシーン」(サザエさん)……。

都の動きは、ブログツイッターにたちまち取り上げられた。

《お役人の好みで線引きされる》《油断は禁物》。増幅された疑念は消えない。

 

2010.4.30朝日新聞・朝刊

意見も誤解も一斉拡散/「扇動社会」(2)

なお、この記事は朝日新聞サイトからは見られません。

これは29日から5回に分けて組まれた「扇動社会」という特集記事の1つです。

赤報隊事件を機に時代の言論状況を見てきた企画といいますが、

ネット批判色の濃い内容になっているようです。


ちなみに、29日の第1回では外国人参政権反対運動について取り上げられました。

離島に1日千通以上のメールが殺到したことや、在特会*1対馬での活動、

水間政憲氏のインタビューを取り上げ、外国人参政権反対運動

「扇動」としてくくっている内容でした。


どうも、ネットによる拡散活動を「扇動」と位置付けた特集のようです。


さて、この記事の何が問題視されているかと言うと、まず第一に

規制反対派=ネット右翼」、「オタクネット右翼

と受け取られかねないところだと思います。

同人誌即売会(29日、江東区と書かれていることから、COMIC1だと分かる)の写真*2

載せていることからも、その手の印象操作と受け取られてしまうでしょう。


Twitter最初に取り上げた人が最初に取り上げたのはこの点で、

外国人排撃主義者ブロガーの狂信的活動と都条例問題を一緒にしている」と批判しました。

外国人参政権反対の活動として、仲間10人と月4万通のメールを送るというのは、

一般人から見れば常識とかけ離れていると思いますがね…


規制反対運動最前線に立っているのは藤本由香里氏やコンテンツ文化研究会だと思いますが、

反対意見東京都都議会議員に殺到した原動力の一つに、

ネトウヨ的な抗議活動があったのは間違いないと思います。


その藤本由香里氏の話も載っており、

「「単純所持も禁止されています」という誤った記述も同時に広がった。」

という非常に大きな語弊がある文とともに書かれており、

さも藤本氏がミスリードしているかのように書かれています。

藤本氏はこの記事に対して、抗議したそうです。


確かに、「非実在青少年」がらみの物が単純所持禁止の対象であるというのは誤りですが、

罰則なしとはいえ、児童ポルノ単純所持禁止が条例に盛り込まれているわけですからね。

私は、都条例反対論にもいくつかの誤解があるのは事実だと思いますが、

東京都側の反論は到底納得いくものではないものがほとんどだと思います。


なお、詳細な藤本氏のTwitter上での発言は、「朝日が藤本由香里さんをアサヒる」をご参考願います。



この記事に関しては保坂展人氏も次のように批判しています。

@honeyhoney13 藤本由香里さん。今朝の朝日新聞の記事は、「ネットによる拡散」をテーマとして「単純所持」についての藤本さんの記述を選択的に取り上げていた点で問題があると思いました。もし、藤本さんに児童ポルノ禁止法改正案と都条例についての認識の錯誤があったとしてもです。

@honeyhoney13 藤本由香里さんの都条例への危惧、また「表現の自由」への危機感を伝えないで、一部分の表記をとらえて「煽動社会」とするのは朝日新聞阪神支局襲撃事件を忘れないという趣旨のこのコラム性格を歪めてしまうものだと思う。都条例表現の自由について見解を記すべき。

保坂さん、まことにおっしゃるとおりですよ。

朝日新聞阪神支局襲撃事件言論の自由に対するテロリズムに他ならないのですから、

その事件を引き合いに出すのであれば、言論の自由表現の自由を重視する必要があります。

しかし、この記事を見る限りではこんな様子は感じられません!!

本当にひどい記事です。


この記事に関して、「アカヒの偏向記事」などという短絡的な見方も出てくるとは

思いますが、それには賛同できません。

いずれにせよ、新聞、特にリベラル系と目されている朝日新聞

このような表現の自由を軽んじる記事を作るのはおかしいとおもいます。

以前、規制慎重寄りの記事も載っていたのですからね…

*1:記事本文では具体的な名前は出ていない

*2:ちなみに、バックに映っている「若い女性キャラクター」は「魔法少女リリカルなのは」のものと思われる。

2010-04-21

[][]保坂展人氏、Twitterを始める

ついにツイッター始めました -保坂展人のどこどこ日記-

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/684b39140758b17e8110bf89aafea238

表現規制問題のキーマン保坂展人氏がついにTwitterを始めました。

http://twitter.com/hosakanobuto

@hosakanobutoです。

ちなみに、私は保坂氏がTwitterを始めたことを中杜カズサさん(id:nakakzs、@nakakzs)から知りました。

最初のツイートから1時間ほどで600以上のフォロアーを集めたことからも、

大きな反響がうかがえます。4月21日21時現在、2500以上のフォロアーがいます。

まだ慣れないからなのか、7ツイートしかありません。

ちなみに、私も保坂氏からフォローされていました。私よりフォローすべき人がいっぱいいるのでは…

と思いましたが、素直にうれしいと思います。

神保哲生氏や津田大介氏、荻上チキ氏がフォローされていました。

藤本由香里氏や山口貴士弁護士はまだ保坂氏にフォローされていないようです。

政治家保坂氏がフォローしているのは私が確認した時点では社民党党首の福島瑞穂氏だけです。

ちょっと何の基準でフォローの対象を選んでいるのかはまだ分かりませんが、

今後機会があれば、保坂氏と話ができればと思っていますので、

まずは使いこなせるようになるのを見守りましょう。


保坂展人さん、頑張ってください。心より応援申し上げます。

2010-02-09

[][]Twitterを使ったもろもろ。

Twitterを始めてから3か月ぐらいたったでしょうか…

まだ完璧ではないと思いますが、Twitterを使いこなせるようになったと思います。

bit.lyの使い方や、メール投稿の方法などもだいぶ分かってきましたし、

はてなハイクよりもTwitterを使っている時間の方が長くなりました。


私のTLを見ていただければ分かると思いますが、

Twitterでつぶやく内容は、趣味のことだったり、政治問題だったり、

雑談だったり、ほんとうにひとりごとだったりします…


先ほど申し上げた通り、政治問題についてもしばしば取り上げます。

もちろん、表現規制問題についてもです。

@samarourizさんや、@fr_toenさんのように、表現規制問題について詳しい方も

いますが、もし相手が答えてくれるのであれば、政治家や有名人などにも

質問できないものかと考えておりますが、現実的には難しいでしょう…


表現規制の問題については、こんなエピソードもありました。

外国人参政権反対派の地方議員の方2人に、

「人権擁護法案、外国人参政権と並ぶ反日法案だと言われている」という趣旨

言葉を添えて、児童ポルノ法改定についての見解を聞いたところ、

@slpolient  遅くにすみません、僕も悪法だと考えます。美名に内容を関知せず、これって大変危険です。RT@slpolient @kamiyadaisuke 初めまして。児童ポルノ法改定も、人権擁護法案、外国人参政権と並ぶ売国・反日法案だとネット上では騒がれています

http://twitter.com/kamiyadaisuke/status/8639763741

というレスが朝霞市議の神谷大輔氏(無所属)から返ってきました。

また、荒川区議の小坂英二氏(無所属)からは、

@slpolient 児童ポルノ法改正について、「児童買収春」や「児童ポルノ」を根絶させることは必須だと思っています。ただ、規制の範囲が「落書き」までも含まれかねないといった不明確さや単純所持といった冤罪すら生みかねないことも処罰対象にすることには疑問を感じます。

http://twitter.com/kosakaeiji/status/8801286640

という回答をいただきました。

お二人には、「是非とも知り合いの議員の方にお伝えください」と返事を書きました。

本当にありがとうございました。

今後、また質問に答えていただけるご奇特な議員(国政・地方問わず)がいらっしゃいましたら、

是非とも見解を聞いてみたいと思います。


シンガポールの方(中国語と英語のバイリンガルで日本語も分かる方)が、私のツイートに

興味を持ったので、表現規制問題などについて簡単に話したりしました。


はてなハイクを通じてネット上で知り合った*1人も多くTwitterをしているので、

その方ともやり取りを行なっています。

id:noiehoieさん(@noiehoie)、id:y_arimさん(@y_arim)、id:sionsuzukazeさん(@sionsuzukaze)

としばしば雑談や意見を聞くなどといったことをします。

大手ニュースサイトのゴルゴ31のゴルゴさん(@golgo31_news)や、

カトゆー家断絶のカトゆーさん(@katoyuu1)さんなどともやり取りしたことがあります。


他に政治的なことについては、中国当局がブロックしていること、

および、多くの中国人ユーザーが検閲をかいくぐって書きこむというのもありますし、

田中宇氏が、「政権転覆の道具」*2としているように、

諜報機関などの諜報活動や情報操作の道具としてTwitterが使われているという話もあるようです。

逆に、世論操作・世論誘導をかいくぐるツールとしての側面もあるという話もあります。


要するに、インターネットの特性、少し前だったらWeb2.0とか何とか言われていたような代物を

さらに強化したようなものなのではないでしょうか。



さて、まだまだ私は使いこなせていません。まだまだ新たなオプションも出てくるでしょうし、

津田大介氏(@tsuda)の1%の影響力もないでしょうからね…



Twitterの過去ログをチェックするツールや、TwitterのTLをブログに投稿するツールもあるので、

場合によってはメモ代わりにこのダイアリーで使っていくこともあるのではないかと思います。

よって、今回からTwitterタグを追加しました。

*1:もちろん、実際に面と向かって会ったことはありませんが…

*2:例えば、イスラエルの諜報機関には、Twitterを利用して、敵対国家の政権転覆を図る部署があるらしい。