カーディガン(はおりもの)を編んでみた

 
昨年、母から古毛糸をもらったので何か編むことにしました。
もらった時には、母が昔セーターを編みかけで挫折してほどこうとしたけど、もつばって毛糸がからまった状態…。
気長に時間をかけてほどき、いざ編み始めることに。
  
今回、編もうと思ったのは、はおりもの。
手作り物はやはり既製品の洗練さにはとても及ばない(私が作った物は)ので、「ハンドメイドならではの素朴なデザインで暖かく着ることができるもの」という目標で取り組んでみました。

作りたいデザインをネットショップで眺めながら考え、毎度のごとく編み図も適当な自己流での作製。
毛糸が足りるかどうかもわかりませんし、同じ毛糸も買えません。
なので、編んでは何度もほどきなおしで、多分2着分ぐらいは編めているだろう労力を費やしましたね…(ふぅ)

デザインの参考にしたのは「ichi」のカーディガンです。
もう売りきれていたのでリンクできませんし、仕上がりはスタイルも随分違うものになっていると思いますが。

  
   
  前身頃を背中下でつなげました

  
  肩落ちで後ろを長めにした変形スタイルです 

   
  前身頃はガーター編み 後ろ身頃と袖はメリヤス(表)編み

  
  後ろ裾は目を拾って一目ゴム編みで編んでいます
    
  


この毛糸を見た時に、羊だぁ(ウール100%)と感じたので、羊っぽい?はおりものにしたいと思っていました。

編んでいるより、ほどいている時間の方が長かったような気もする毛糸との生活でしたが、何とか形にすることができてよかった…。 
まあ、苦労したぶん達成感も味わえましたし、毛糸も全部きっちりと使いきって古毛糸を再生させた気分です。

仕上がった今はもう、春が待たれる季節となっておりますが。
やっぱり羊毛は軽いし暖かくていいですね。