今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

久留里のうまい酒と私的房総事始め

 私の房総にはまったのは、旅をするなら、温泉に入ろうということで千葉県は房総半島の君津の奥・・・内陸となるが、亀山湖畔の亀山温泉ホテルに投宿するため、久留里線に乗ったことにある。
 数年前の夏の日のことであった。
 亀山温泉に直行するのも、芸がないと思ったので、その途上にある古くからの城下町である久留里を散策しようと思ったのだ。
 小さい町であるが非常に風情のある町でありとても良いところであった。そこが非常に湧き水がいっぱい出て水が良いということがわかり、それがゆえに酒造も多くあるところがであるということが分かった。
 中でも、久留里の町の中心部にあり、その風格で一目で分かったのが吉崎酒造という所であった。
 その夜、亀山温泉にて地元のお酒をいっぱい飲もうかと地酒の冷酒を頼んだのだが、そこで出てきたのが吉崎酒造の吉寿というお酒であった。
 これが、旅の高揚感のせいか、とてもうまく感じたわけだが・・・。

 それ以降、たびたび久留里に行くようにもなり、そこにある酒造のお酒も飲むようになった。冷酒を買ってきて飲んだりしてね。やはり、久留里の酒はうまいなと感じたりしていたが、もともと、日本酒は私のお酒遍歴の中では専門外、専門はジャパニーズウイスキーであり、日本酒はよく分からないと言えばわからなかったが。

 しかし、亀山温泉で飲ませてもらった吉寿というお酒を醸造している吉崎酒造にはなかなか行けなかった。行っても、休みだったり、遅くて閉まっていたり。

 今回、初めて行って買えた。

 正直、専門外であり、わからないのだから、カップ酒が安くていいなと思いながら買ったわけで。

 うん、うまいと思ったよ(^-^)専門外ゆえよく分からない部分多かれど。冷やで飲んだが、うん。