今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

やつれた私にカレーを作る妻の愛情

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 今日はカレーよ。そんな妻の言葉を胸に帰ってきた。

 昨日は夜遅くまで残業で、疲れが累積した木曜日、疲れているであろうと食べやすいカレーにしたのだと妻。妻の思いやりが感じられた。

 どうやら私はやつれ顔のようだ。美味しく頂いた。元気が出た。

 美味しかった。

 古代米を配合したご飯は、なんかよくカレーに合う。

ソフトうどんの朝は「アガる」

 スーパーで売っている安めの、少しお湯で戻せば食べられる、3個一パックで売っていたりするうどん玉。私は勝手にソフトうどんとか言っているのだが、結構好きだ。

 妻も好きなので、なんか鍋の締めにとか、焼きうどんにとかで買いおいておいてくれることもままあるが、比較的賞味期限が短かめなので週末使おうかと思っていたんだがと買いおいておいてくれたものが賞味期限近くなってしまうこともある。

 多分そう言うものだろう。今朝の朝食はうどん。

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 なんか気分が上がる。

 駅で立ち食いうどんをかき込むのは必要性に迫られてだからワクワクもしないが、家で今日もパンかなと思っているところでの意外なうどん朝食はサプライズ効果満点だ。

 美味しかったし嬉しかった。玉子と青菜は妻の愛情だろう。

小人さんがイワシを煮付けてくれた気分

小人さんの話があるよね。靴屋さんだったかな、寝ている間に靴を作ってもらっていた、実は小人さんが。

 

週末にマイワシ仕入れてさっさと捌いたんだ。

それは以前語った通りだ

 

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急に寒くなったせいか妻が元気をなくしてぐったり寝ていたので、その間に捌いていた。いつもならもう鍋に入れておいたからさっさと煮付けてねと煮付け担当の妻に手綱を任せるところだが、そんな状況だったので頼めず。

とりあえず冷蔵庫保管。

その後忘れてしまっていたんだ。妻によろしくと声をかけるのさえ。

 

そうしたら今日の弁当にマイワシが。

すごい。いつの間に。

きっと妻が気を利かせて煮付けてくれたんだろうが、私としては小人さんが寝ている間に作ってくれたように感じつつ美味しくいただいた次第。

今日の愛妻弁当は古代米弁当

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近年、白米そのままで食べずに、他の穀類を入れて食べるようにしている。精米過程で削ぎ落とされている栄養素の補給を妻は考えているらしい。私も協力してその仕入れに付き合ったりしているんだが。

この前茨城に出かけた時に、那珂市の直売所で古代米を買ってきた。それを混ぜて炊くとこんな感じで赤飯のような色になり、栄養素的にも良いらしい。

古代米弁当だね。

結構美味いよ。

鋼の日本剃刀を手に入れて、ヒゲをあたってみた

 さて、最近ウェットシェービング、濡れた状態でのヒゲ剃りに頑張っていることは以前語った。

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 やりながら・・・ウェットシェービングでの最高峰の機材はどれかって興味が出てくる。

 

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 こちらで語ったのは、両刃カミソリが最高峰みたいなのだが、いいものだと2万円近くもするのでどうしようかなぁと逡巡していた。

 

 よくよく考えてみると、やはり理容室(床屋)で使っているような一枚刃のカミソリ、いわゆる日本剃刀が最高峰じゃないかなと思い至った。

 コロナ禍以降、理容室(床屋)には行っておらず業務用のバリカンを手にい入れて、妻にバリッと角刈りにしてもらっているのはここでもよく語っているとおりだ。

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 そうなると、やはり理容室の業務用で使われている一枚刃の日本剃刀を手に入れようと決意した。

 以前の記憶からすると、一枚刃でも錆びなくて刃を替えられるステンレス刃の一枚刃の剃刀を理容室では使っていた記憶がある。血液感染が起こるエイズとかが問題になってからステンレスの替刃式の一枚刃剃刀が普及したのだろうが、以前は、鋼の研いで使う日本剃刀でヒゲをあたってもらっていた記憶がある。

 

 やはり、鋼の方が切れると思うんだよね。魚捌きをするために手に入れた鋼の包丁は、錆びたりするし、研いだりする手間はあるものの、その切れ味は抜群で手放せなくなっているからね。

 

 では、鋼の日本剃刀を手に入れようと決意。

f:id:small_editor:20240324203930j:image届いた。うむ、長期保存品なんだろうな。最近は鋼の日本剃刀は使われていないようで、新品はえらく高いので、格安のを買った次第。長期保存品でもよいではないかと。
f:id:small_editor:20240324203934j:imageうむ、紙を外すと、綺麗な刃。

早速、使ってみた。

自分で剃るとなると刃を当てる角度を自分でやるので、なかなか難しい。修練が必要そうだ。
f:id:small_editor:20240324203927j:image今回はこんな感じで剃れた。

鋼の日本剃刀は、武士が月代を剃る時とかにきっと使ったに違いない。自分でやることも多かったろう。

武士になった気分で、毎日修練していこう。なんとか、できるようになるんじゃないかな。がんばりたい。

マイワシ買えて良かった、捌いてアラは冷凍保存

 週末にイワシを買いに行くのは恒例の行事となっている。

 先週はイワシイワシでも小型のカタクチイワシを買ったんだけどね。

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 カタクチイワシなら近くで釣れることもあるんだけど、三寒四温の候、気温に2ヵ月くらい遅れる水温は戻っていないようでなかなか釣れないので、購入している。

 購入しても食べたいのがイワシ。加工されていない鮮魚で買えれば安いのと、貴重な魚系タンパク質であるのと、割に美味しいから。

 

 さて、まだあったから買ったよ、今度はマイワシ。というか鮮魚のイワシはマイワシしかなかった。

 4匹で一パック、298円だからまぁまぁ安いかな。釣りをしていて分かるのだが、イワシは群れで移動するから獲れるときにはたくさん獲れるが、群れがいなくなったらまったくだったりする。だから、獲れる時期は長くはないだろうから、買えるときには買いたい。毎週末、お、今週もあった、イワシ、よかった。そんな感じ。

 鳥取県産だって、あっちにいるのかぁ。

 

 釣りを始めて修練して会得した包丁捌きで捌いた。まぁ、魚捌きは練習を怠れないよね。

 

 そして、ゴミの日までイワシの切り落とした頭とか内臓とかを冷凍庫に保管する。以前はゴミの日まででしょう?と常温でごみ箱に入れていたが、どうしても腐臭がすごい。妻には冷凍庫に入れてと言われている。そして、今は私が砥石で研ぐから使っていないが、魚型の包丁研ぎをれいとうこの入れた部分に付けておく。

 これで妻が、あ、これで捨てるイワシのアラがあるなと分かるという寸法。

 ちょっとかわいい。

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ほどほどに

先日は映画に触発されてコロッケを食べたくて、なかったからハムフライを買ってきて食べたが。

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その翌日、コロッケを買ってきた。

なんかえらい安くて半額どころじゃなく安くなっていたから4個買ってきた。

妻と2個づつ食べた。

二人で思ったこと、食べすぎた(萎え)。

年取ったからして揚げ物はほどほどにという次第。

家、ついて行ってイイですか? を見て、バスセンターのカレーを食べた

テレ東の番組、家、ついて行ってイイですか? を見ていて私も妻もカレーを食べたくなって、ちょうど昼時だったのでカレー、買ってあったじゃんと食べたのがこちら。

f:id:small_editor:20240321061516j:imageバスセンターのカレー。新潟のソウルフードになり今や有名だが、新潟市の万代バスセンターのそば屋が出しているカレー。美味いんだよね。というか、実際には食べたことがない。新婚旅行が佐渡島だったから万代バスセンターを通ったし、蕎麦屋も記憶にあるんだが飯時じゃなくて食べなかったし今ほど有名じゃなかったから。だからこのレトルトでだけだね。そのうち行った時にはきっと食べよう実物をと決意している。

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美味かった。和風とも言える味かな、黄色っぽい色はウコン感が強い。でも美味い。それが素晴らしい。

 

家、ついて行ってイイですか? では、妻と離別して前妻の元に行った娘が成人してから自分の住むアパートの上階に住んでくれて、カレーを作って持って行ってあげることに喜びを感じている40代後半の自動車整備士の男性が描かれていて、そのストーリーと共に夫婦2人でカレーの口になっていたのは面白い。

 

そしてこのレトルトカレー、昨年夏に新潟の岩室温泉に行った時に、燕三条の物産館で買ったものだが、確か、500円ちょっとだったと思うんだが今調べると通販では600円越えで高く感じた。人気もあろうが物価高か。でもすごく美味しいのでなかなかいいよ、これ。

ウェブ上に公開すると、論文もメンテが必要になるのだなぁ

 自分が研究したことを論文にして発表することで、初めて研究が形になるわけである。大学とかでは単純に知識を吸収するだけではなく、研究をして論文を作ることまで訓練されることが多くいわけだ。そうやって知識を作り出すことができるのは大学行こうかなぁと。

 

 私もいくつか論文を上梓したことはあるわけだが、論文も作り上げて発表までしても、昔の紙ベースだとそのまま死蔵されることも多かろう。

 

 インターネットが普及した今は、ネットに上げておくだけで、みんなに読んでもらえる可能性が生まれるのでとても良いわけだが、紙の論文は完成させてしかるべきところに提出すれば死蔵されるにしろ終わりなわけだが、ネットに上げる形で発表されている論文ではメンテナンスが必要になったりする。

 

 いやね、今じゃ知らない人も多かろうが、Adobe Flashという技術がホームページ作成で席巻していた時代があった。

ja.wikipedia.org

 動画や画像をHTML上でうまく扱えるので、普及していたのだ。

 私もFlashで図表のデータを作って論文をウェブ公開していたのであるが、数年前、セキュリティホールがあること等でこのAdobe Flashが使えなくなったら、それらの図表もウェブ上で見られなくなってしまって、論文の体をなさなくなってしまったのである。

 さほど読まれている論文でもないし、仕事も忙しかったので、数年放っておいたのだが、せっかくの論文、きちんと見られる状況にしておいた方がよいかなと重い腰を上げて祝日の今日、論文のメンテナンスをした。

 閲覧不可能なFlashの画像データの原データを探してきて、jpegなりpngなりの今のブラウザでも表示可能な画像データを作成して、論文のHTMLデータを修正して、画像データとHTMLデータをサーバーに転送するという感じだが、結構細かいメンテナンス作業で疲れたな。午前中一杯かかってしまったかな。

 

webnikki.org

 こちらの論文である。2004年のウェブ日記界の現状をまとめたものであり、本当に20年前のことになるわけだが、せっかく見られるようにしたのでよろしければご覧頂きたい。

 

 紙の論文であれば、見られることはないにしてもメンテは要らないが、見られる可能性が少しでもあるウェブ上では、技術の栄枯盛衰によりこういうメンテナンスも必要になるのだなと実感した次第。

 ウェブ上のメンテをするためにも印刷した論文と照合した方が作業が速いので、印刷したし、それを製本テープで形にしてみたりした。

 なんかやはり紙の方が落ち着くな(^-^)

映画に触発されてハムフライを買ってきた

 映画「私をくいとめて」を見た。

 まぁ、ひょんなことで朝ドラ「あまちゃん」を思い出し、妻と話しているうちに、あまちゃん で共演していた のん さんと橋本愛さんが久々に共演した映画がそれで、それが動画配信サービスで見られることがわかり見たんだよね。妻も一緒に見てくれた。

 

ja.m.wikipedia.org

 まぁこんな映画だというのはWikipediaの通りなんだが、史上最年少の芥川賞作家の綿谷りささんの近年の作品が原作。

 のんさんの綺麗さと共に目が離せなくなる展開ではあったが、この主人公は精神疾患なのか?とか思うような幻想的な話でもあり、なかなか奇妙な物語だったんだが、面白くないわけでもない。徹底的に叙情的な物語だろう。

 そんな理解ができたのは、私が綿谷さんの受賞作の「蹴りたい背中」を買って読んだことがあったからだ。正直叙情的に過ぎる、でも若い女性にしか描けない感性だなと感じたからだ。

 あまり受賞作だからと買ってまで読むことがない私が、買ってまで読んだのは、史上最年少芥川賞作家の作品に興味を持ったことはもちろんだが、当時非常話題になっていたのが綿谷さん自身非常に美少女のルックスだったことも影響がないと言ったら嘘になろう。

 

 まぁ、妻は観終わって「好きな美人女性作家の映画が見れてよかったね」と語っていた言葉に、夫が美人作家に「ほの字」になっていたことへの複雑な思いを感じるところだが、独身時代のことゆえ許してもらおう。

 

 さて、映画の中で主人公が年下の男性から下町の肉屋のコロッケをご馳走してもらって大変嬉しそうだったのが印象深かった。

それでなんかとても食べたくなって肉屋に行った。コロッケが売り切れていたからハムフライを買った。

 

妻は大変喜んでくれて、小躍りしていた。それは良かった。

別にすごく面白い映画でもなかったけど、こういう生活のアクセントを与えてくれた意味で良かったんだろうな。

やっぱりカタクチイワシ

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今日の弁当にはカタクチイワシが入った。

いつもなら無数に釣って、捌いて入る素材だが、今回は買った。だって釣れないんだもの。よほどの夜討ち朝駆けなら釣れなくもないようだが、まだまだ海水温は冬でカタクチイワシと言えど釣れないみたい。

だから、三重県さんとかだが買って捌いた。マイワシもあったが、やはりいつも釣っているカタクチイワシが出回ったとなれば買いたくなる。大きなマイワシよりも足が速いカタクチイワシはほとんどスーパーでは出回らないゆえ貴重だ。

ということで今日の妻の弁当にはカタクチイワシがはいり、久々に舌鼓を打つ。まぁマイワシの方が正直美味しいがこれはこれでありだよね。心情的にあり。

女優 篠原ゆき子さんは見たことがあった

 さて、夜ドラ [ユーミンストーリーズ]  第2週「冬の終り」にハマりこんだことは前述の通りだ。面白かった。

 中でも、主役級の篠原ゆき子さんの演技に釘付けだった次第だ。

もう一人の主演級の篠原ゆき子さんが気になった。 まぁ、私はほとんど見たことがなかったのだが、妻が画面を見ながら、あ?「相棒」(テレビ朝日系で放映の刑事ドラマ)で出ている女優さんだよ、トリオの刑事の一人にいるよーと。 そのへんの興味で目が釘付けになっていったわけだが。

NHK総合 夜ドラ [ユーミンストーリーズ] 第2週「冬の終り」 にハマりこんだ - 今日の一語り

 それで、僕はその篠原さんを見た記憶がなかったのだが、実は見たことがあった。

 私はマンガ原作の「深夜食堂」というドラマにハマりこんでいて見ていたのだが、その中でやはり主役級で出ていたのを見つけ出した。そしてその回を見ていたんだ。

 深夜食堂 第三部 第9話「レバにらとにらレバ」である。

www.meshiya.tv

 やはり名バイプレイヤーの光石研さんとバディを組む女性刑事役で出ていた。

 とても印象的な演技であったが、この回を見たときも、この女優さん印象的だなぁと思った思い出はあるが、夜ドラを見たときはすっかり忘れていた次第。

 もう一回、深夜食堂 第三部 第9話「レバにらとにらレバ」を見直したが、篠原ゆき子さんの女性刑事役は非常に良かったし印象的だった。

 ドラマ「相棒」で刑事役として抜擢されるのも納得である。

 

 ともあれ、とても印象的な女優さんだなぁと思った次第。

古墳を見に来ました〜くれふしの里古墳公園@茨城県水戸市

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 見事な前方後円墳が復元されていて、あぁこんな風に埴輪があったのかなと想像できてよかった。

結構空いていて、よかったよ。癒された。

NHK総合 夜ドラ [ユーミンストーリーズ] 第2週「冬の終り」 にハマりこんだ

 最近は職場が遠くなり早起きした方が良いし、加齢に伴い基本エネルギーの減少し、早く寝ないと次の日保たないという事情が顕在化して、22時前にさえ寝床に向かっていることもあるし、遅くとも22時半には寝床にいないとやばいぞというのが通常進行。

 

 明日休みだというこの前の金曜日は古い言葉で言うハナキン気分もあり、ちょっと夜遅くにまでテレビをつけていたんだ。中年おじさんらしくNHK総合を。うるさくないからね。

 

 そうしたら、NHK総合でなんか気になるドラマが始まった23時45分。

 月曜日から木曜日まで夜ドラ枠として放映されている夜のドラマの再放送だったらしい。

ja.m.wikipedia.org

 確かに22時45分くらいからNHK総合でドラマがやっていたのは知っていたが、もうそれなんかが始まるとこりゃ起きすぎたわ寝なきゃというシグナルで見ることはなかったのだがね。だって、22時半は余裕で過ぎたってことだからね。

 そっか、朝ドラ枠が朝の8時から15分間。これを録っておいて見る若者層が多くて、それを狙って、22時45分から15分枠でドラマを作っているのが夜ドラ枠なんだね。ほほう。

 しかし、先週の月曜日からの木曜日の回は私のような中年層にクリティカルヒットのテーマだったから目が釘付けになった。

www.nhk.jp

 なんて言ったってユーミンだからね。ユーミンこと松任谷由実さんは今や70歳。ユーミンさんの曲が50代の私の青春の歌であるしそれをテーマに描かれた物語であれば当然であろう。

 私が目が釘付けになったのは第2週、「冬の終わり」の3回もの。

youtu.be

 夜ドラ [ユーミンストーリーズ]  麻生久美子さん主演 第2週「冬の終り」 である。

 麻生久美子さん主演なのも気にはなる。麻生久美子さんは好きな女優さんだから。それ以上に、もう一人の主演級の篠原ゆき子さんが気になった。

 まぁ、私はほとんど見たことがなかったのだが、妻が画面を見ながら、あ?「相棒」(テレビ朝日系で放映の刑事ドラマ)で出ている女優さんだよ、トリオの刑事の一人にいるよーと。

 そのへんの興味で目が釘付けになっていったわけだが。

 

 内容が、「ワンオペ育児に苦しむ妻、高校中退少女、ひとり暮らしの息子に出て行かれた母、介護に悩む娘」そのへんをクローズアップして、ユーミンの「冬の終り」のメロディーに乗せて紡ぐストーリーで、興味深すぎて、NHK+で見直してしまったよ。

 

 実は、この「冬の終り」はあまり知らなかった、曲としてはね。ユーミンの曲は色々知っているつもりだったけどね。

 

 さて、だから、4話を一気に見直して、非常に面白かったし、でも人生の諸相のネガティブな面を浮き彫りにしているドラマだけに、妻は絶対見たくないと。

 ま、そうだろうね。と見ていたら面白かった。

 

 主演の麻生久美子さん演じるワンオペ育児に苦しむ妻もハードな現実なんだけど、もう一人の主演級の篠原ゆき子さん演じる介護に悩む娘の方が演技もさながらに気になってね。他人事に思えず。そして、篠原ゆき子さんの演技を見るべく妻が録りためていたドラマ「相棒」を見ようかと思い始めたよ。

 このストーリー建てを考えた原作者が柚木麻子さんという小説家なんだけど、思わず柚木麻子さんのエッセイを借りに行ってしまったくらいだよ。なかなか「えぐった」書きぶりの作家さんだなぁとか思った次第。