久住小春に罪はない

今回、すぐに思い浮かんだのは「モー娘。7期メンバー決定!久住小春さん」って
記事を、一般の人が見たら「へ〜」で終わるなぁ〜と思いました。
たぶん、後藤真希さんの時は「ほ〜、なんじゃ、この子は!」ってインパクトが
あったと思うんですがね。
ちょっと前に、モー娘。をプロレスと比較したんですけど、今回も、プロレスに
例えられるな〜と思いました。
う〜ん、もう、おいそれと世間に通用するエースなんて出てこないですよ。
大昔、プロレス界には、日本プロレス界の祖、そして、日本中をプロレスブームに
した”力道山”がいました。(これは、例えると1,2期モー娘。
その後、アントニオ猪木タイガーマスクという天才が出てきて、
また黄金期になりました。(例えると、後藤真希さん)
しかし、その後は、低迷し続けるプロレス界。
アントニオ猪木初代タイガーマスクがいなくなった後、プロレス界に求められて
いるのは、第二の猪木、タイガー。第二の猪木、タイガーになれる条件は、
「本当に強い、スター性がある、プロレスがうまい」(モー娘。的に言うと、
「唄、踊りがうまい、ルックスがいい、カリスマ性がある」かな)
猪木、タイガー以降、この条件を全て満たしたプロレスラーは、いない。
ちょい、昔だったら、「強い」って条件は、曖昧で良かったのですが、
「PRIDE」が出てきてから、それを計れる場が出てきちゃったので、
さらに複雑になってしまった。(これは、ガールポップ系のアイドルだか
アーティストだかわかんないけど、とりあえず唄はうまい人たちの乱立状況と、
モー娘。の関係に似てる)
だから、プロレス界は、1人では条件が満たせないなら、3人くらいを売り出して、
プロレス界をなんとかしようとした。
「全日四天王」「闘魂三銃士」「新闘魂三銃士」等々(5,6期に例えられる)
で、今のプロレスの状況は、どうか?書かなくても、だいたい、わかりますよね。
そして、7期メンの合格者は、一人。
久住小春さんを一人の人間として、考えた場合、この厳しい状況で、なんとか、
がんばって、”立派なアイドル”になってほしい。これは、純粋に思うこと。
しかし、対世間は、そんなこと、待ってくれない。考えてくれない。
単純に、今時”エース”を選ぶなら、ガンダム系の主題歌を唄えるような、
すぐソロアーティストになれるような人を選びませんか?
あっ!思い出した!モーニング娘。は、”アイドル”なんだよね!
じゃあ、久住さんで正解か!失礼しました。