プラスマイナスゼロ

プラスマイナスゼロ

一話だけアンソロジーで読んでました。あとは未読ばかり。まあティーンズ向け!って感じの小説ですが若竹さん好きなら読んでおいて損はないかと。さくさくおもしろく読めるのでなんでもいいから読みたいときとかに読むといいかもね。
追想五断章

追想五断章

氷菓以来の米沢穂信。氷菓が苦手だったのであっさり苦手作家に位置づけられていたのだけれど知り合いの人がこの人の別の本をおもしろかったっていってたプラス何かの雑誌で去年のマイベストみたいな感じでこの本が紹介されてたので読んでみた。おもしろかったけどベストにはいるほどではないっていうのが私的な感想です。合間合間にさしはさまれるリドルストーリーと本編との語りがほぼ一緒というか、色が変わらないのでそこら辺はイマイチ。全体的にはオチなどもすっきりしてたしおもしろかったです。主人公もうちょっとがんばれ。
トロイメライ

トロイメライ

琉球!久しぶりの池上永一。おもしろいけど最初読みにくいわあ。漢字などを琉球語で読もうとするからなんだろうけれど、何度読み方を忘れて戻ったか。もう毎度ルビ振ってくれとさえ思いました。話は好き。池上さん!って感じの話。
吉祥寺の朝日奈くん

吉祥寺の朝日奈くん

苦手。出るやつ出るやついい男いい女で外見的魅力以外に魅力が伝わらない。一昔前の少女小説的お話。何であっさり許せるの?なんでこんなに浅いの?なんでこんなに考えるの?なんでこんなにうだうだうだうだうだうだうだ…!ってなる。最初のはよかった。それ以外はがっかり。
そのころ、白旗アパートでは

そのころ、白旗アパートでは

伊藤たかみ!久しぶり!ミカ!しか読んだことないけどね。いや、ほかにもあるかな?忘れた。これは良かった。おもしろかった。それぞれのキャラクターが生き生きしててそのくせなんかしっかり成長しちゃってるしそれぞれがそれぞれをきちんと認めてる三人の関係性が良い。がんばろうって思える。押しつけではなく、なんか頑張ろうって思える小説かと。