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2012-09-06

[]ぼくのかんがえたさいきょうの Markdown かんきょう

ここしばらく鬼のように忙しかったのですが、実は縁あって技術本を執筆していました。えぇ。そうです。Titanium Mobileの本です。この僕が本とか書いちゃってました。

本はもう少しで発売なのでおいおい告知しようと思いますが、今日は執筆しているときにMacで使っていた、Markdownのエディタ・ツールについて書いてみようと思います。


最近よく聞くMarkdown、GithubでもおなじみのMarkdown、エンジニア大好きMarkdownです。


Markdownとはいってもただのテキストなので、どんなエディタを使っても書くことができます。その中で僕が求めたのは・・・

  • 見出し(H1タグなど)やコードブロックが色付けされること
  • 必要なときにプレビューできること
  • プレビューのスタイルがカスタマイズできること
  • プレビューをHTMLまたはPDFで出力できること

・・・でした。


ただMarkdownへの習熟度によって、使うエディタ・ツールはかなり移り変わってます。


まだあまりMarkdownに慣れていないときは、書いたそばから結果が表示されるエディタとプレビューが一体となったエディタを愛用してました。でもMarkdownに慣れてくると、書いていればどういう風に表示されるか容易に想像できるようになるので、それほどプレビューを見なくなってきます。むしろ保存する度にプレビューエリアが切り替わるのが目につくようになってきたりしました。


ここでご紹介するのは、「Markdownを書き慣れた状態」で、僕が愛用しているエディタとツール達です。かなり独断と偏見に満ちているので、参考までに考えてくださいね。


愛用しているエディタとツール


CotEditor + Marked

はい。これをメインに使っています。

日本のMacユーザーにはお馴染み(?)のテキストエディタ「CotEditor」と、Mac App Storeで入手できるMarkdownビューワー「Marked」(350円)の組合せです。

f:id:sngmr:20120907013604p:image:w700

もともとCotEditorは普通のテキストエディタとしてたまに使っていたのですが、Markdownを書くときにも使うようになったのは、この方のブログがきっかけでした。このブログに書かれていることが素晴らしく、そのままの組合せで使わせて頂いてます。



提供して頂いている、CotEditor用のMarkdownカラーリング・シンタックス定義もとても使い勝手がよく、またCotEditorからCommand + RでMarkedを開けるAppleScriptが最高です。


よいところ

  • 見出しなどの色付けができます。配布されているplistをカスタマイズして好みの色に変更することもできます。
  • 見出しにジャンプできるアウトラインメニュー。これは最高です。

   f:id:sngmr:20120907013605p:image:w300

  • AppleScriptをCotEditorに登録することで、ショートカットキーひとつでMarkedを起動できます。
  • エディタを保存すればMarkedは自動で更新されます。そのときに先頭へ移動したりしません。見ていた場所にいます。しかも変更箇所がマークされて分かりやすいです。
  • Markedにもアウトラインがあります。校正作業のときにこれは助かりました。
  • CotEditorは英語だらけの行に日本語をタイプしても行の高さが変わらないです(分かりにくい?)。
  • 本来のMarkdownは改行しても段落は変わりませんが、Markedはオプションで強制改行をいれることができます。

残念なところ

  • 行頭のインデントで表現するコードブロックは問題無いのですが、Github Flavored Markdownのコードブロック(```で囲まれたコードブロック)をMarkedで表示するとかなり重いです。オプションでOn/Offできるけど(標準はOff)そのオプションに「重いよ!」と書いてあるほど重いです。

Byword

ちょっとしたメモとか、こういうブログの下書きには「Byword」(450円)を使っています。技術的なことをあまり書かないときは、こちらをメインに使っています。

f:id:sngmr:20120907013606p:image:w700


よいところ

  • とてもインタフェースがキレイでシンプルです。
  • リスト記号などを改行で自動入力してくれます。
  • プレビューが常に表示されません。メニューからまたはOption + Command + Pで表示されます。

残念なところ

  • シンプルの裏返しですが、カスタマイズがほとんどできません。
  • アウトラインが表示されないので、長い文書にはあまり向いてない気がします。

あまり使わなくなってしまったエディタ

これはあまり使わなくなってしまったエディタです。主にMarkdownへ慣れてきたことによって、あまり使わなくなりました。ただまだマシンには入ってますし、たまに使うこともあります。


Mou

エディタとプレビューが一体になっている、Markdown専用エディタ「Mou」です。しばらく愛用させて頂いたのですが、プレビュー一体型の宿命なのか動作が重たく感じてしまい、あまり使わなくなってしまいました。

f:id:sngmr:20120907013607p:image:w700


よいところ

  • Markdownを書いたらすぐにプレビュー部分に表示されます。
  • エディタ部分・プレビュー部分ともに色々カスタマイズできます。
  • 不要であればエディタ部分は隠すことができます。
  • そうそう。かなり高機能なのにフリーです。無料です。

残念なところ

  • プレビューを隠すことはできますがメモリ上には展開されているようで、大きなMarkdownファイルだと動作が若干重いです。
  • 製本用に非圧縮TIFF画像を貼り付けると、その分とても重たくなりました。最高で1.3GBのメモリを消費したこともあります。ただ普段使いでそこまでいくことは無いです。

アンインストールしてしまったエディタ

残念ながら僕との相性がよくなかったため、試しはしたもののアンインストールしたものです。


Markdown Pro

名前のとおりのMarkdown専用エディタ「Markdown Pro」(850円)です。こちらもエディタとプレビューが一体となったタイプです。基本はどちらも常に表示されています。

インタフェースが少し好みで無かったのと、貼りつけた画像が表示されないバグのあるバージョンに当たってしまい、これが致命傷でアンインストールしてしまいました。今は直っているとの噂を見たことがあります。(確認はしていません)


MarkdownNote

こちらも名前のとおりのMarkdown専用エディタ「MarkdownNote」(350円)です。これもエディタとプレビューが一体になっており、基本はどちらも常に表示されています。

これは僕にとって機能が中途半端で使わなくなり、アンインストールしてしまいました。


まとめ


いかがでしたでしょうか。

個人的なMarkdownエディタ・ツール論ですが、かなり長い時間Markdownに触れた上で選んだので、しばらくはこのエディタ・ツールを愛用していくことになると思います。(もちろん新しいものが出れば試します。それと最近Sublime Text 2を使い始めていい感じなので、これとMarkedを連携させれないかも調べてみたいです)

現時点でマシンに残っているエディタ・ツールを別の角度から見てみると・・・

  • エディタ・ビューワ別体 → CotEditor + Marked
  • エディタ・プレビュー一体(切り替え式) → Byword
  • エディタ・プレビュー一体(常時表示式) → Mou

という感じになっているので、最終的に用途に応じた使い分けをしている、そんな感じの布陣で落ち着いたとも言えそうです。


Markdownを書くためのツール選び、ご参考になれば。

ではでは。


追記:

Markedからボーナスパックとやらがリリースされてました。Sublime Text 2の拡張もあるぞ!すごい!

(どなたかのブクマコメントで教えて頂いたと思ったんだけど、いま探しても見当たらない。俺は何を見たのだ…)